JPH0140326Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0140326Y2
JPH0140326Y2 JP1984068866U JP6886684U JPH0140326Y2 JP H0140326 Y2 JPH0140326 Y2 JP H0140326Y2 JP 1984068866 U JP1984068866 U JP 1984068866U JP 6886684 U JP6886684 U JP 6886684U JP H0140326 Y2 JPH0140326 Y2 JP H0140326Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
fluid
rod cover
cylinder
discharge port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984068866U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60180806U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6886684U priority Critical patent/JPS60180806U/ja
Publication of JPS60180806U publication Critical patent/JPS60180806U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0140326Y2 publication Critical patent/JPH0140326Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Actuator (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は空気や油などの流体圧によつて動作す
るシリンダ装置に関する。
[背景技術] 空気圧や油圧を駆動源とする作動シリンダは、
工作機械や産業機械、その他のアクチユエータ用
制御装置として広く用いられている。そして、か
かる用途では、作動部材の数が増加し、かつ形状
が複雑化するにつれて、これらの各作動部材を独
立した作動シリンダで駆動する必要が生じ、これ
ら複数の作動シリンダの設置空間を十分に確保す
るのが困難になつて来ており、取付作業も面倒に
なつて来ている。
また、かかる作動シリンダには、流体を導入お
よび導出するパイプやチユーブを独自に接続する
必要があり、これらのパイプやチユーブが多数入
り込んで、保守、点検を困難にしたりパイプの切
断事故を招き易くなるという問題があつた。さら
に、複数の作動シリンダの取付位置が異なる場合
に、取付部材の材料や厚み、形状によつて取付け
が不確実になるという問題があつた。
[考案の目的] 本考案の目的は、流体給排用配管および複数の
作動シリンダの機械等に対する取り付けを簡単か
つ容易に行えるシリンダ装置を提供することにあ
る。
[考案の概要] 本考案は、シリンダ本体と、このシリンダ本体
の少なくとも一端部のロツドカバーに嵌合する嵌
合孔を持つたホルダとを備えてなり、該ホルダに
は上記ロツドカバーに設けられた流体流通孔に連
通する流体給排用ポートを設けたことによつて、
シリンダの固定を該ホルダより容易に行うことが
できる。また、複数のシリンダ本体を一括保持し
たホルダを工作機械等に対して簡単にしかも占有
空間を小さく取り付けることができる他、流体給
排用ポートに対する流体給排用パイプの連結を整
然と行うことができる。
[実施例] 第1図は作動シリンダ装置の同一構成の2つの
シリンダ本体を並設したものを示し、1はシリン
ダ本体、2はシリンダ本体1内を2つの流体室
3,4に隔成するピストンユニツト、5はピスト
ンユニツト2を一端に取り付けたピストンロツド
である。
ピストンユニツト2は一対のピストン6,7
と、これらのピストン6,7の外周に嵌挿したピ
ストンパツキン8,9と、ワツシヤ10,11
と、バンパ12,13と各ワツシヤ10とバンパ
12との間およびワツシヤ11とバンパ13との
間にそれぞれ介装したゴム等の緩衝材14,15
とからなり、これらがピストンロツド5の端部に
ねじ込んだナツト15にて保持されている。
また、各シリンダ本体1の両開口端はロツドカ
バー16,17によつて閉塞され、一方のロツド
カバー16にはピストンロツド5が貫通してい
る。また、このピストンロツド5はロツドカバー
16内にあつて、シール27と含油ブツシユ27
Aで摺動自在に支承され、このシール27の内方
のロツドカバー16の内周とピストンロツド5の
外周とには、流体室3に連通する間隙通路18が
形成されている。
ロツドカバー16は外周の一部が他の部分より
も小径となつており、これの外周にリング溝1
9、このリング溝19と通路18に連通する通孔
20およびシールリング21,22を介装するシ
ール溝が設けられている。なお、上記リング溝1
9は後述のホルダ内周面に設けることもできる。
23は上記ロツドカバー16の各小径部に嵌合
する嵌合孔孔24,25を持つたホルダで、該ホ
ルダ23はスナツプリング26によつてロツドカ
バー16の小径部に脱落しなように固定されてい
る。ホルダ23には、各一の小径部のリング溝1
9に対向する流体給排用ポート31が穿設され、
これらのポート31にそれぞれチユーブ等を介し
て外部から流体圧が流体室3に給排されるように
なつている。
なお、必要に応じて、一方の流体給排用ポート
31を省いて、残る他方の流体給排用ポート31
から2つの流体室3に流体を同時に給排するよう
にすることもできる。この場合には上記他方の流
体給排用ポート31と流体室3とを結ぶ連絡通路
(鎖線で示す)をホルダ23内に別設する必要が
ある。
また、上記通孔20に連通するように、ロツド
カバー16の外周にリング溝19を設けたもの
は、流体給排用ポート31の端部に対する通孔2
0の整合を、組立時に容易化するためである。
さらに、上記ホルダ23のロツドカバー16に
対する固定には、スナツプリング26によるほ
か、ねじ止め、ピン止め、ナツト止め、その他周
知の締結手段を用いることができる。
一方、ヘツドカバー17にはシリンダ本体1に
臨む側(一端)に流体室4に連通する間隙28が
設けられ、さらにこの間隙28に連通するよう
に、流体室4に流体を給排する流体給排用ポート
29が設けられている。
次に、作用について述べる。
本実施例のシリンダにおいては、ポート31,
29の一方に流体を圧入供給し、他方から流体を
排出することによつて、流体室3または4のいず
れかの内圧を高め、ピストンユニツト2を左右の
設定位置に摺動させることが可能となる。
そして、かかるシリンダ装置においては、第2
図に示すホルダ23の嵌合孔24,25にロツド
カバー16の小径部を挿し込むように嵌合し、ス
ナツプリング26を取り付けることにより、2つ
のシリンダ本体がホルダ23に一体結合され、ま
たホルダ23を利用してシリンダ装置を被取付対
象に固定できる。
このため、これら一体化、コンパクト化したシ
リンダ装置の各種機械への取り付けが容易化で
き、その取付占有空間も小さく抑えられる。
また、上記一体結合によつて、特別な位置合わ
せ作業を要することなく各流体給排用ポート31
と流体室3との連通が可能となり、このポート3
1をシリンダ本体から離れた一定位置に整然と設
けることができ、これらの各ポートに継ぐチユー
ブも整列させ易くなる。したがつて、チユーブ等
の混雑が防止でき、保守、点検作業も安全に実行
できる。また、ホルダ23自体に流体給排用ポー
ト31を設けることにより、このホルダ23を配
管の一部として兼用することができる他、上記ポ
ート31に螺合する等により固定したチユーブ端
を安定かつ堅固に保持できる。
なお、シールリング21,22はロツドカバー
16とホルダ23との取付面間を気密的に塞ぎ、
リング溝19からシリンダ本体外部への流体の漏
出を防止している。
また、上記実施例においては、一方のロツドカ
バー16側にホルダ23を取り付けたものについ
て述べたが、ヘツドカバー17側に同様のホルダ
を取り付けることも可能である。
さらに、上記ホルダ23は1本または3本以上
の複数本のシリンダ本体1を被取付対象に取り付
けることのほか、送り速度制御装置やその他の部
材を取り付けるような形状、構造とすることがで
きる。
[効果] 本考案は流体給排用ポートを持つたホルダをシ
リンダ本体端部のロツドカバーに嵌合させた構成
としたことによつて、シリンダ本体はホルダを用
いて被取付対象に支持固定されるので、被取付対
象へのシリンダの取り付けが容易となり、その取
付占有空間も小さくすることができる。また、流
体給排用ポートをシリンダ本体の端部に位置させ
ることができ、各流体給排用ポートに対するチユ
ーブ等の接続が容易となる他、各チユーブの整列
化が図れ、各チユーブの混雑に基づく配管ミスを
防止できる。
さらに、ホルダの流体給排用ポートとロツドカ
バーの通孔とをロツドカバーの外周またはホルダ
の内周に形成したリング溝で連通させることによ
り、流体給排用ポートと通孔との整合が不要とな
り、組付けが容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシリンダ装置の一実施例を一
部切断して示す正面図、第2図はホルダの側面図
である。 1……シリンダ本体、2……ピストンユニツ
ト、3,4……流体室、5……ピストンロツド、
16……ロツドカバー、17……ヘツドカバー、
19……リング溝、20……通孔、23……ホル
ダ、24,25……嵌合孔、31……流体給排用
ポート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ピストンの両側に流体室を隔成するシリンダ
    本体と、このシリンダ本体の少なくとも一端部
    を塞ぐピストンロツド挿通用ロツドカバーに嵌
    合する嵌合孔を持つたホルダとを備えてなり、
    該ホルダには上記ロツドカバーに設けられた流
    体流通用の通孔に連通する流体給排用ポートを
    設けたことを特徴とするシリンダ装置。 (2) 流体室に連通するようロツドカバーに設けら
    れた流体流通用通孔とホルダに設けられた流体
    給排用ポートとに連通するリング溝が、ロツド
    カバーの外周またはホルダの内周に形成されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のシリンダ装置。
JP6886684U 1984-05-11 1984-05-11 シリンダ装置 Granted JPS60180806U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6886684U JPS60180806U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 シリンダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6886684U JPS60180806U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 シリンダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60180806U JPS60180806U (ja) 1985-11-30
JPH0140326Y2 true JPH0140326Y2 (ja) 1989-12-04

Family

ID=30604007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6886684U Granted JPS60180806U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 シリンダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60180806U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822403U (ja) * 1981-08-05 1983-02-12 日産自動車株式会社 内燃機関の冷却装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822403U (ja) * 1981-08-05 1983-02-12 日産自動車株式会社 内燃機関の冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60180806U (ja) 1985-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2704996A (en) Fluid operated cylinder with adjustable cushion
US2710595A (en) Fluid operated cylinder with adjustable cushion
CA1255552A (en) Pneumatic control assembly for a pneumatic cylinder
US4590846A (en) Piston and cylinder actuator
US5241896A (en) Pneumatic cylinder apparatus
US5014602A (en) Hydraulic cylinder unit capable of being set in three positions
US2415181A (en) Air cylinder
KR970007028A (ko) 파일럿형 변환밸브
JPH02130715U (ja)
US5255604A (en) Pressure fluid supply valve assembly
JPH0140326Y2 (ja)
US6470787B1 (en) Stroke adjustable fluid pressure cylinder
US3195422A (en) Cylinder construction
US4660810A (en) Change-over valve for air suspension
KR920003386B1 (ko) 유압 시스템용 4포트형 밸브 베이스
US4523515A (en) Valve operating cylinder unit
GB2261472A (en) Mounting actuators
KR20020005394A (ko) 인덱스테이블
KR20020020842A (ko) 개폐밸브
US20010047832A1 (en) Multiway valve (cap element fixing means)
US2923276A (en) Head structure for a piston and cylinder device
FI91015C (fi) Jakotukki
US4185543A (en) Piston cylinder assembly
JPS6244108U (ja)
JP2001132707A (ja) 集中配管形流体圧シリンダ