JPH0140277Y2 - - Google Patents

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JPH0140277Y2
JPH0140277Y2 JP2718383U JP2718383U JPH0140277Y2 JP H0140277 Y2 JPH0140277 Y2 JP H0140277Y2 JP 2718383 U JP2718383 U JP 2718383U JP 2718383 U JP2718383 U JP 2718383U JP H0140277 Y2 JPH0140277 Y2 JP H0140277Y2
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JP
Japan
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binding
trough
binding band
band
rings
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JP2718383U
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JPS59135019U (ja
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  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、超高圧電力ケーブルを収容するトラ
フの結束部に関するものである。
超高圧電力ケーブルを収容するトラフは難燃性
のトラフ本体と蓋体とから成つており、その結束
部はトラフの内部に外気が侵入することがないよ
うに蓋体をトラフ本体に堅固に接合している。従
来技術の結束部はステンレススチールの如き非磁
性材料の金属テープをトラフ本体と蓋体とのまわ
りに取付けその両端を緊縛具で緊縛して形成され
ていた。この結束部はトラフ内のケーブル地絡時
のガス圧に耐えなければならないので1000〜3000
Kg以上の強度を必要とし、金属テープは50〜100
Kgの張力で緊縛する必要がある。しかし、金属テ
ープ、特にステンレススチールテープは抗張力が
小さい上に滑り易く高い張力で緊縛することが難
しく、切込み式の特殊な緊縛具を特殊な工具でか
しめていたので作業性が低い上に結束部の強度が
低下する欠点があつた。
本考案の目的は、結束テープに大きな張力をか
けることなくトラフになじませることができ、結
束部においてもテープ本体と同等の強度を有し高
い張力で結束バンドを緊縛することができるトラ
フの結束部を提供することにある。
本考案の実施例を図面を参照してのべると、第
1図は本考案に係る結束部10を有する防災トラ
フ12を示し、防災トラフ12はコンクリート又
は難燃性プラスチツク製のトラフ本体14とこの
トラフ本体14に被せられた難燃性プラスチツク
製の蓋体16とから成つている。
結束部10は、このトラフ本体14と蓋体16
とのまわりに取付けられた結束バンド18とこの
結束バンドを緊縛する緊縛具20とから成つてい
る。
結束バンド18はポリアラミドテープから成つ
ている。一般にトラフ内でケーブルが地絡する
と、燃焼ガスによるトラフ内の圧力は最大で20
Kg/cm2程度になるが、この圧力に耐えるためには
結束部が500〜700mm間隔で設けられるとすると、
結束バンド18は2000〜3000Kgの抗張力が必要と
なることが実験によつて確かめられている。この
ような抗張力を鉄又はステンレススチールの金属
テープで得るためにはバンド幅40mm以上、厚さ
1.2mm以上とすることが必要であり、また従来の
切込式かしめの方法ではそのノツチ効果によつて
金属テープの抗張力が半分程度になるのでバンド
幅80mm以上、厚さ2.4mm以上とすることが要求さ
れるので緊縛作業が困難となる。これに対しポリ
アラミドテープは300Kg/mm2の抗張力を有し金属
テープに比べて大きく、また10000Kg/mm2の縦弾
性率を有し金属テープに充分に匹敵するので幅及
び厚みとも充分小さくてよく作業性が向上する。
しかし、バンド幅が小さいと、トラフの一部に応
力が集中するのでバンド幅は25mm以上であるのが
好ましく、また厚みは0.5mm以上であるのが好ま
しい。
緊縛具20は、第2図及び第3図に示すよう
に、上下1対の角形リング22,24から成つて
おり、結束バンド18は、第2図に示すように、
その両端18a,18aを角形リング22,24
の下方から内側を通り上方に折返し上下の角形リ
ング22と24の間を通つて外側に引張つて緊縛
される。これらの角形リング22,24は、第3
図に示すように、その両端18a,18aが外側
に引張られた時上方の角形リング22が下方の角
形リング24の内側に楔状に喰込んで結束バンド
18をこれらの角形リング22,24の間に堅固
に緊縛するような寸法に設定されている。第3図
Aの実施例では、上下の角形リング22,24を
構成する棒状体が同じ外径を有するが、上方の角
形リング22の四角形は下方の角形リング24の
四角形より各辺の長さが短かく小さい投影面積を
有し、第3図Bの実施例では、上方の角形リング
22を構成する棒状体が下方の角形リング24を
構成する棒状体より小さい外径を有することによ
り、上方の角形リング22の四角形は下方の角形
リング24の四角形より小さい投影面積を有す
る。いずれの場合も結束バンド18を通してその
両端を外側に引張ると、上方の角形リング22が
下方の角形リング24の内側に喰込んで結束バン
ドが緊縛される。
尚、この結束バンド18の両端を引張る際に上
下の角形リング22,24に若干の間隙を保つた
め上下の角形リング22,24の相対する面に楔
治具26を挿入するテーパ部22a,24aを設
けるのが好ましく、この楔治具はその後引抜かれ
て両端18aにかける張力によつて上下の角形リ
ング22,24が密着する。
本考案によれば、上記のように、結束バンドは
ポリアラミドテープから成つているのでその大き
な抗張力によつて薄く幅狭でよいためトラフによ
くなじんでトラフに容易にめぐらせることができ
る上に緊縛具は上下1対の角形リングから成つて
いて結束バンドはこれらの角形リングに通して引
張るだけでよいので緊縛が容易であり、従つてト
ラフ本体と蓋体とを高い作業性と大きな強度で結
束することができる実益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る結束部を有する防災トラ
フの概略斜視図、第2図は本考案の要部の拡大斜
視図、第3図A,Bは緊縛具の2つの例を示す横
断面図である。 10……結束部、12……防災トラフ、14…
…トラフ本体、16……蓋体、18……結束バン
ド、18a……結束バンドの両端、20……緊縛
具、22,24……上下の角形リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラフ本体とこのトラフ本体に被せられた蓋体
    とのまわりに取付けられた結束バンドと前記結束
    バンドを緊縛する緊縛具とから成るトラフの結束
    部において、前記結束バンドはポリアラミドテー
    プから成り、前記緊縛具は上下1対の角形リング
    から成り、前記結束バンドの両端は前記1対の角
    形リングの下方から内側を通り上方で折返されて
    上下の角形リングの間を通つて外側に引張られて
    緊縛され、前記上方の角形リングは前記結束バン
    ドの両端の引張で前記下方の角形リングの内側に
    喰込まれるような寸法を有することを特徴とする
    トラフの結束部。
JP2718383U 1983-02-28 1983-02-28 トラフの結束部 Granted JPS59135019U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2718383U JPS59135019U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 トラフの結束部

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JP2718383U JPS59135019U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 トラフの結束部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59135019U JPS59135019U (ja) 1984-09-10
JPH0140277Y2 true JPH0140277Y2 (ja) 1989-12-01

Family

ID=30158077

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JP2718383U Granted JPS59135019U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 トラフの結束部

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JPS59135019U (ja) 1984-09-10

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