JPH0140059Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0140059Y2 JPH0140059Y2 JP8317083U JP8317083U JPH0140059Y2 JP H0140059 Y2 JPH0140059 Y2 JP H0140059Y2 JP 8317083 U JP8317083 U JP 8317083U JP 8317083 U JP8317083 U JP 8317083U JP H0140059 Y2 JPH0140059 Y2 JP H0140059Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- conductor
- diameter portion
- small diameter
- effect element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 13
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 11
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 4
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、磁気光学効果素子を用いた光学式
電流変成装置に関するものである。
電流変成装置に関するものである。
周知の通り、磁気光学効果素子たとえば、フア
ラデー素子を用いたこの種電流変成装置が種々提
案されている。たとえば、SF6ガスなどの絶縁媒
体を充填した密閉容器内に配設された高圧導体の
電流を計測するのに、前記高圧導体をとりまくよ
うに磁性体からなるリング状のコアを設け、この
コアに設けられたギヤツプ内にフアラデー素子を
配設して前記コアに誘起された磁界を与え、この
フアラデー素子に密閉容器外から引込まれた光ケ
ーブルを接続するとともに偏光子を介して光を供
給し、前記磁界の強さに比例してフアラデー素子
の偏光角が変化する原理を用い、前記高圧導体に
流れる電流変化を光の偏光角の変化に変え、更に
検光子を介して光の強弱に変えて光ケーブルをも
つて前記密閉容器外に導き、たとえば電気所内で
光−電気変換器により電気信号に変換するよう構
成するものが提案されている。
ラデー素子を用いたこの種電流変成装置が種々提
案されている。たとえば、SF6ガスなどの絶縁媒
体を充填した密閉容器内に配設された高圧導体の
電流を計測するのに、前記高圧導体をとりまくよ
うに磁性体からなるリング状のコアを設け、この
コアに設けられたギヤツプ内にフアラデー素子を
配設して前記コアに誘起された磁界を与え、この
フアラデー素子に密閉容器外から引込まれた光ケ
ーブルを接続するとともに偏光子を介して光を供
給し、前記磁界の強さに比例してフアラデー素子
の偏光角が変化する原理を用い、前記高圧導体に
流れる電流変化を光の偏光角の変化に変え、更に
検光子を介して光の強弱に変えて光ケーブルをも
つて前記密閉容器外に導き、たとえば電気所内で
光−電気変換器により電気信号に変換するよう構
成するものが提案されている。
ところが、この光学式電流変成装置は、そのリ
ングコアを3相の高圧導体にそれぞれ嵌合して計
測使用した場合、コアの一部にフアラデー素子が
配置されるギヤツプ部が設けられているため、高
圧導体により誘起される磁界がギヤツプ部で変歪
し、コアの中心軸に対して磁力線が不平衡となり
他相電流の磁界との相互作用によりリングコアが
中心軸に対して回転力を受けるという問題があ
る。リングコアがこの回転力により回転するとギ
ヤツプ部に配置された磁気光学効果素子の位置が
ずれて他相の高圧導体との相互位置もずれる結果
となる。このため他相の磁界による影響度が変化
し、変成器出力の特性に変化を生じるほか、極端
にずれると素子に接続した光フアイバが切断した
りするおそれがある。
ングコアを3相の高圧導体にそれぞれ嵌合して計
測使用した場合、コアの一部にフアラデー素子が
配置されるギヤツプ部が設けられているため、高
圧導体により誘起される磁界がギヤツプ部で変歪
し、コアの中心軸に対して磁力線が不平衡となり
他相電流の磁界との相互作用によりリングコアが
中心軸に対して回転力を受けるという問題があ
る。リングコアがこの回転力により回転するとギ
ヤツプ部に配置された磁気光学効果素子の位置が
ずれて他相の高圧導体との相互位置もずれる結果
となる。このため他相の磁界による影響度が変化
し、変成器出力の特性に変化を生じるほか、極端
にずれると素子に接続した光フアイバが切断した
りするおそれがある。
したがつて、この考案の目的は、簡単な構成に
よりコアの回転を防止することができる光学式電
流変成装置を提供することである。
よりコアの回転を防止することができる光学式電
流変成装置を提供することである。
この考案の一実施例を第1図ないし第8図に示
す。すなわち、この光学式電流変成装置は、リン
グコア1のギヤツプ部2(第4図)にフアラデー
効果素子3を配置し、エポキシ樹脂、ポリウレタ
ン樹脂等の合成樹脂の非磁性固着体4を一体注形
することにより、フアラデー効果素子3をギヤツ
プ部2に埋込み固着するとともにリングコア1の
軸方向の一方向に突起部5を形成する。一方、線
路に接続される高圧導体6(第3図)を小径部7
と大径部8とで形成し、その連続部の段面9に凹
部10を形成する。前記リングコア1はその高圧
導体6の小径部7に嵌合されて前記突起部5を凹
部10に嵌合し、リングコア1の突起部5側の端
面を段面9に支持させる。さらに小径部7にねじ
を設け、ねじリング11をねじ込んでリングコア
1を段面9に対して締め込むようにする。
す。すなわち、この光学式電流変成装置は、リン
グコア1のギヤツプ部2(第4図)にフアラデー
効果素子3を配置し、エポキシ樹脂、ポリウレタ
ン樹脂等の合成樹脂の非磁性固着体4を一体注形
することにより、フアラデー効果素子3をギヤツ
プ部2に埋込み固着するとともにリングコア1の
軸方向の一方向に突起部5を形成する。一方、線
路に接続される高圧導体6(第3図)を小径部7
と大径部8とで形成し、その連続部の段面9に凹
部10を形成する。前記リングコア1はその高圧
導体6の小径部7に嵌合されて前記突起部5を凹
部10に嵌合し、リングコア1の突起部5側の端
面を段面9に支持させる。さらに小径部7にねじ
を設け、ねじリング11をねじ込んでリングコア
1を段面9に対して締め込むようにする。
図において、12,13は光コネクタ、14,
15は光フアイバ、16は大径部8に取付けられ
てリングコア1を被覆する磁気シールド、17は
絶縁スペーサ導体部である。また第1図および第
2図において、18はガス絶縁開閉用容器、19
はSF6ガスであり、たとえば77kV三相一括形の
ガス絶縁開閉器用容器内に適用される場合、三相
の各高圧導体6,6′,6″に光学式電流変成装置
が備えられ、第1図の1,1′,1″は各コアを示
す。第2図において、発光回路から光フアイバ1
4を通しかつ偏光子(図示省略)を介してフアラ
デー効果素子3に光が供給され、高圧導体6に流
れる電流と比例した磁界がフアラデー効果素子3
に供給されるとその磁界の強さに比例して光の偏
光角が変化し、この光を検光子(図示省略)を介
して光フアイバ15により導き、光の強弱を電気
信号に変換する。この信号はデジタル保護制御シ
ステムに伝送され所定の制御が行われる。
15は光フアイバ、16は大径部8に取付けられ
てリングコア1を被覆する磁気シールド、17は
絶縁スペーサ導体部である。また第1図および第
2図において、18はガス絶縁開閉用容器、19
はSF6ガスであり、たとえば77kV三相一括形の
ガス絶縁開閉器用容器内に適用される場合、三相
の各高圧導体6,6′,6″に光学式電流変成装置
が備えられ、第1図の1,1′,1″は各コアを示
す。第2図において、発光回路から光フアイバ1
4を通しかつ偏光子(図示省略)を介してフアラ
デー効果素子3に光が供給され、高圧導体6に流
れる電流と比例した磁界がフアラデー効果素子3
に供給されるとその磁界の強さに比例して光の偏
光角が変化し、この光を検光子(図示省略)を介
して光フアイバ15により導き、光の強弱を電気
信号に変換する。この信号はデジタル保護制御シ
ステムに伝送され所定の制御が行われる。
このように構成したため、固着体4に設けた突
起部5と高圧導体6に設けた凹部10との嵌合に
より、コア1の回転止めが達成でき、信頼性を高
めることができる。また構成が簡単であり、製作
容易なため安価にすることができる。またねじリ
ング11でコア1を押えることにより電流変成装
置部分の外径を大幅に縮小できるので、前記容器
18に適用される場合は好都合である。
起部5と高圧導体6に設けた凹部10との嵌合に
より、コア1の回転止めが達成でき、信頼性を高
めることができる。また構成が簡単であり、製作
容易なため安価にすることができる。またねじリ
ング11でコア1を押えることにより電流変成装
置部分の外径を大幅に縮小できるので、前記容器
18に適用される場合は好都合である。
コア1を段面9に押える固定手段の変形例とし
て、第8図のように、高圧導体6の小径部7に押
え輪20を通し、ボルト21で段面9にねじ込む
ようにしてもよい。この場合、変成装置部の外径
が大きくなるが、その他の構成および効果は前記
実施例と同様である。
て、第8図のように、高圧導体6の小径部7に押
え輪20を通し、ボルト21で段面9にねじ込む
ようにしてもよい。この場合、変成装置部の外径
が大きくなるが、その他の構成および効果は前記
実施例と同様である。
以上のように、この考案の光学式電流変成装置
は、導体の大径部と小径部の連続する段面に回転
止め用凹部を形成し、コアのギヤツプ部の磁気光
学効果素子を固定する固着体に前記凹部に嵌合す
る突起を設ける構成としたため、コアの固定手段
を簡単にできてしかも回転止めを確実にすること
ができ、安価で高信頼性のある光学式電流変成装
置を提供することができるという効果がある。
は、導体の大径部と小径部の連続する段面に回転
止め用凹部を形成し、コアのギヤツプ部の磁気光
学効果素子を固定する固着体に前記凹部に嵌合す
る突起を設ける構成としたため、コアの固定手段
を簡単にできてしかも回転止めを確実にすること
ができ、安価で高信頼性のある光学式電流変成装
置を提供することができるという効果がある。
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図
はその軸方向断面図、第3図は部分詳細断面図、
第4図はコアの正面図、第5図はフアラデー素子
を含んだコアの斜視図、第6図はその平面図、第
7図は断面図、第8図は固定手段の変形例を示す
断面図である。 1,1′,1″……コア、2……ギヤツプ部、3
……フアラデー効果素子(電気光学効果素子)、
4……固着体、5……突起部、6……高圧導体、
7……小径部、8……大径部、9……段面、10
……凹部、11……ねじリング(固定手段)、2
0……押え輪(固定手段)。
はその軸方向断面図、第3図は部分詳細断面図、
第4図はコアの正面図、第5図はフアラデー素子
を含んだコアの斜視図、第6図はその平面図、第
7図は断面図、第8図は固定手段の変形例を示す
断面図である。 1,1′,1″……コア、2……ギヤツプ部、3
……フアラデー効果素子(電気光学効果素子)、
4……固着体、5……突起部、6……高圧導体、
7……小径部、8……大径部、9……段面、10
……凹部、11……ねじリング(固定手段)、2
0……押え輪(固定手段)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 大径部と小径部が連続する段部に回転止め用
凹部を形成した導体と、前記小径部に嵌められ
てその一端面を前記段部に支持させるギヤツプ
付リングコアと、前記ギヤツプ部に固着されて
前記回転止め用凹部に嵌合する突部を設けた非
磁性固着体と、この固着体に埋設された磁気光
学効果素子と、前記リングコアを前記段部に押
え固定する固定手段とを備えた光学式電流変成
装置。 (2) 前記固定手段は、前記導体の小径部に螺合さ
れたねじリングである実用新案登録請求の範囲
第(1)項記載の光学式電流変成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8317083U JPS59187771U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 光学式電流変成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8317083U JPS59187771U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 光学式電流変成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59187771U JPS59187771U (ja) | 1984-12-13 |
JPH0140059Y2 true JPH0140059Y2 (ja) | 1989-12-01 |
Family
ID=30213129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8317083U Granted JPS59187771U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 光学式電流変成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59187771U (ja) |
-
1983
- 1983-05-31 JP JP8317083U patent/JPS59187771U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59187771U (ja) | 1984-12-13 |
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