JPH0139956Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0139956Y2 JPH0139956Y2 JP16674685U JP16674685U JPH0139956Y2 JP H0139956 Y2 JPH0139956 Y2 JP H0139956Y2 JP 16674685 U JP16674685 U JP 16674685U JP 16674685 U JP16674685 U JP 16674685U JP H0139956 Y2 JPH0139956 Y2 JP H0139956Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- link
- outermost
- link plates
- link plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、いわゆるCVT(Continuously
Variable Transmission)用の摩擦伝動チエーン
の改良に関する。
Variable Transmission)用の摩擦伝動チエーン
の改良に関する。
従来技術及びその問題点
第4図に従来の摩擦伝動チエーンの例を示す。
対をなす略コ字型のストラツト片1,1′の中央
の空洞部に無端状のチエーンのリンクプレート2
がブシユ3を圧入されてピン4で連結されてい
る。
対をなす略コ字型のストラツト片1,1′の中央
の空洞部に無端状のチエーンのリンクプレート2
がブシユ3を圧入されてピン4で連結されてい
る。
同図に示されるように、従来はローラチエーン
の考え方を適用して内リンクと外リンクの枚数を
等しくしていたか、もしくは特開昭59−226729号
に示されるように、単にチエーン中心線に対して
左右対称にするため、「外リンクプレートの枚数
=内リンクプレートの枚数+1」としていた。
の考え方を適用して内リンクと外リンクの枚数を
等しくしていたか、もしくは特開昭59−226729号
に示されるように、単にチエーン中心線に対して
左右対称にするため、「外リンクプレートの枚数
=内リンクプレートの枚数+1」としていた。
しかしながら、いずれの場合も各プレートの厚
さは一定であつたので、最も大なる荷重を受ける
最も外側のリンクプレートより破断が起こり、チ
エーンの寿命を決定していた。
さは一定であつたので、最も大なる荷重を受ける
最も外側のリンクプレートより破断が起こり、チ
エーンの寿命を決定していた。
すなわち、CVT用チエーンではローラチエー
ンと異なり、シーブからストラツトを介して側面
から力を受け、これをチエーンで分担するが、力
の作用関係から最外側のリンクに最も大きな力が
作用する。
ンと異なり、シーブからストラツトを介して側面
から力を受け、これをチエーンで分担するが、力
の作用関係から最外側のリンクに最も大きな力が
作用する。
具体的には、特にシーブの片側だけを動かす変
速方式の場合、中心線のずれが生じ、チエーンに
は静的引張荷重の外に曲げによる繰り返し荷重が
加えられることになるが、曲げによる繰り返し応
力は最外側のリンクにおいて最大になるので、最
も外側のリンクから破断が生じやすくなるのであ
る。
速方式の場合、中心線のずれが生じ、チエーンに
は静的引張荷重の外に曲げによる繰り返し荷重が
加えられることになるが、曲げによる繰り返し応
力は最外側のリンクにおいて最大になるので、最
も外側のリンクから破断が生じやすくなるのであ
る。
問題点を解決するための手段及び作用
本考案は、最外側のリンクプレートを他のリン
クプレートに比べ厚さを増すことにより前記問題
点を解決した。
クプレートに比べ厚さを増すことにより前記問題
点を解決した。
なお、リンクプレートの枚数を増すことも厚さ
を増すことに含まれる。
を増すことに含まれる。
前記のとおり、CVT用チエーンでは最外側の
リンクに最も大なる力が作用するが、本考案では
最も外側のリンクプレートが他のリンクプレート
より厚くしてあるのでその断面積が相対的に大き
くなり、より大きい荷重に対抗することができ
る。
リンクに最も大なる力が作用するが、本考案では
最も外側のリンクプレートが他のリンクプレート
より厚くしてあるのでその断面積が相対的に大き
くなり、より大きい荷重に対抗することができ
る。
実施例
第1図乃至第3図に本考案の実施例を示す。第
4図の場合に比べると、最外側のリンクプレート
2Aは他のリンクプレート2Bより厚さが約1.5
倍になつている。その他の構成は、従来と同様で
ある。
4図の場合に比べると、最外側のリンクプレート
2Aは他のリンクプレート2Bより厚さが約1.5
倍になつている。その他の構成は、従来と同様で
ある。
なお、どの程度厚さを増すか(又は枚数を増や
すか)は、使用態様により異なりうるので一概に
はいえないが、通常は他のリンクプレートの2倍
以下で足りるものと考えられる。
すか)は、使用態様により異なりうるので一概に
はいえないが、通常は他のリンクプレートの2倍
以下で足りるものと考えられる。
なお、枚数を増す方式は部品の種類を増す必要
がない点で有利といえる。
がない点で有利といえる。
考案の効果
最も大なる荷重のかかる最も外側のリンクプレ
ートの厚さを増やすだけでチエーン全体の強度を
向上することができる。
ートの厚さを増やすだけでチエーン全体の強度を
向上することができる。
これは、従来の静的強度バランスのみを考慮し
たものに対し、動的疲労強度のバランスを考慮し
たものということができる。
たものに対し、動的疲労強度のバランスを考慮し
たものということができる。
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、第
1図は一部を断面で示した上面図、第2図は一部
を断面で示した正面図、第3図は縦断面図、第4
図は従来の第1図に対応する図である。 1,1′……ストラツト片、2A……最外側リ
ンクプレート、2B……他のリンクプレート、4
……ピン。
1図は一部を断面で示した上面図、第2図は一部
を断面で示した正面図、第3図は縦断面図、第4
図は従来の第1図に対応する図である。 1,1′……ストラツト片、2A……最外側リ
ンクプレート、2B……他のリンクプレート、4
……ピン。
Claims (1)
- 対をなす略コ字型のストラツト片の中央空洞部
にピンで連結される多数のリンクプレートを配す
る摩擦伝動チエーンにおいて、最外側のリンクプ
レートの厚さを他のリンクプレートの厚さより大
としたことを特徴とする摩擦伝動チエーン。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16674685U JPH0139956Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 | |
DE8686101675T DE3664669D1 (en) | 1985-02-12 | 1986-02-10 | Frictional transmission chain |
US06/828,201 US4718881A (en) | 1985-02-12 | 1986-02-10 | Frictional transmission chain |
EP86101675A EP0191449B1 (en) | 1985-02-12 | 1986-02-10 | Frictional transmission chain |
KR1019860000978A KR900001634B1 (ko) | 1985-02-12 | 1986-02-12 | 마찰 전동 체인 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16674685U JPH0139956Y2 (ja) | 1985-10-31 | 1985-10-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6275248U JPS6275248U (ja) | 1987-05-14 |
JPH0139956Y2 true JPH0139956Y2 (ja) | 1989-11-30 |
Family
ID=31098016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16674685U Expired JPH0139956Y2 (ja) | 1985-02-12 | 1985-10-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0139956Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-31 JP JP16674685U patent/JPH0139956Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6275248U (ja) | 1987-05-14 |
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