JPH0139515Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はトイレツトペーパー、ペーパータオル
等を壁面に支持するペーパーホルダーに関するも
のである。

(ロ) 従来の技術 従来、この種のペーパーホルダーは壁面取付板
の一側縁に突出片を設けて取付板と平行にホルダ
ーアームを固定し側方からペーパーロールを装着
するもの、一側下端縁に突出アームを介してＬ字
状にホルダーアームを固定し突出アーム自体を回
動させ、ペーパーロール装着時にホルダーアーム
を上向きにして上方からペーパーロールを装着す
る構成のものが存在する。

(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ペーパーロールを側方から装着するのが装着し
難いのは勿論であるが、突出アーム自体を回動さ
せるものにおいても、上蓋との間隔が狭いため装
着がし難く、更にペーパーロールの装着時にその
半径分だけ取付板の側方にスペースがなければ装
着できないという問題点がある。

(ニ) 問題点を解決するための手段 壁面取付板の中央部に回動片の一端を枢支し、
他端に突出アームを介してホルダーアームを取付
け、壁面取付板の側部にストツパーを設けて、ア
ームを固定するようにした。

(ホ) 作用 ホルダーアームが上向きになるように回動片を
回動した場合、回動片に長さだけ上蓋との間に間
隔ができて装着がし易くなると共に、壁面取付板
の中央部でホルダーアームが垂直上向きになるの
で、取付板の巾だけのスペースがあれば、上方か
らペーパーロールの装着が可能となる。

(ヘ) 実施例 以下図面に従つて実施例を説明する。

１は壁面取付板で、上縁には上蓋２が回動自在
に軸支され、下端縁中央部に回動片３が枢支４さ
れている。回動片３の先端には突出アーム５を介
してホルダーアーム６が取付けられ、取付板１の
両側に段部に構成されたストツパー７によつてホ
ルダーアーム６の水平位置で回動が停止されると
共にペーパータオル８の重力によつて水平位置に
アーム６が固定される。９はロール８がずれ落ち
ないためのロールストツパーである。

(ト) 考案の効果 本考案は以上のように構成したので、取付板１
の巾だけスペースがあれば、ペーパーロールの着
脱を自由に行なうことができ、狭いスペースの活
用と整理に極めて有効である。更にロールの着脱
が容易であり、構造的に突出アーム自体を回動さ
せるものに比して単純なので製作面でも有利であ
る。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の実施例を示すもので、第１図はホ
ルダーアームの作動状態を示す斜視図、第２図は
ペーパーロールを着装した状態を示す側面図であ
る。 １……壁面取付板、２……上蓋、３……回動
片、４……枢支部、５……突出アーム、６……ホ
ルダーアーム、７……ストツパー、８……ペーパ
ーロール、９……ロールストツパー。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 上縁に上蓋を回動自在に軸支した壁面取付板の
   下端縁中央部に一端を回動可能に枢支した回動片
   の先端に突出アームを介して回動片と平行にホル
   ダーアームを取付けると共に前記取付板の回動片
   の水平軌跡位置にストツパーを設けて成るペーパ
   ーホルダー。