JPH0139509B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0139509B2
JPH0139509B2 JP22651484A JP22651484A JPH0139509B2 JP H0139509 B2 JPH0139509 B2 JP H0139509B2 JP 22651484 A JP22651484 A JP 22651484A JP 22651484 A JP22651484 A JP 22651484A JP H0139509 B2 JPH0139509 B2 JP H0139509B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
graphite particles
knitting yarn
ptfe
fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP22651484A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61103062A (ja
Inventor
Takahisa Ueda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pillar Packing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pillar Packing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Pillar Packing Co Ltd filed Critical Nippon Pillar Packing Co Ltd
Priority to JP22651484A priority Critical patent/JPS61103062A/ja
Publication of JPS61103062A publication Critical patent/JPS61103062A/ja
Publication of JPH0139509B2 publication Critical patent/JPH0139509B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/18Sealings between relatively-moving surfaces with stuffing-boxes for elastic or plastic packings
    • F16J15/20Packing materials therefor
    • F16J15/22Packing materials therefor shaped as strands, ropes, threads, ribbons, or the like
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04CBRAIDING OR MANUFACTURE OF LACE, INCLUDING BOBBIN-NET OR CARBONISED LACE; BRAIDING MACHINES; BRAID; LACE
    • D04C1/00Braid or lace, e.g. pillow-lace; Processes for the manufacture thereof
    • D04C1/06Braid or lace serving particular purposes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 発明の分野 本発明は、グランドパツキンの如き、流体機械
の軸封部などへ好適に使用される耐圧性の良好な
パツキンに関する。
(ロ) 発明の背景 従来より、耐薬品性を必要とする条件下に使用
されるパツキンとして、多数本の四弗化エチレン
樹脂繊維(以下、PTFE繊維と記す。)を緊密に
集束して編み糸となし、この編み糸を複数本でも
つて編組して製造したパツキンが一般に知られて
いる。しかしながら、このパツキンは昇温時に熱
収縮を生じ、しかも熱伝導性が悪くまた潤滑剤の
保持性にも乏しい等の欠点を有しており、パツキ
ンとしての性能は決して好ましいものでなかつ
た。
斯く欠点を改良したパツキンとして、特公昭55
−17261号公報に開示された発明にあるように、
黒鉛粒子を均一に配合させたPTFE繊維からなる
編み糸でもつて編組したパツキンがあり、前述し
た欠点を解消できパツキン性能を著じるしく高め
ている。そしてこの黒鉛粒子を均一に配合させた
PTFE繊維は、純枠なPTFE繊維に比して基本的
に性質の異なる繊維となるが、黒鉛粒子の配合量
を変えることによつても或る範囲においてその性
質も変化することがその後の研究でわかつた。即
ち、黒鉛粒子を均一に配合させたPTFE繊維は、
黒鉛粒子配合量を次第に増加してゆくと、それに
伴なつて熱伝導性と潤滑性とはより良くなる一
方、繊維強度が次第に低下し、伸びも大きくなる
傾向を示す。従つて、例えば、黒鉛粒子を多量に
配合させたPTFE繊維からなる編み糸で編組した
パツキンを高負荷条件下のポンプの軸封装置に使
用すると、編み糸自体が圧力歪を生じ易い特性の
ため、パツキンの変形を生じて軸との接触面積が
増加し、寿命があまり伸びない憾みを有する。よ
つて、このような高負荷条件下では、パツキンの
変形を防止するために、パツキンの両端に硬質の
アダプターパツキンを配置したり、パツキン相互
間に硬質のスペーサーリングを挾んだりする必要
が、なおかつあつた。
(ハ) 発明の目的 本発明は、黒鉛粒子を均一に配合させたPTFE
繊維本来の優れた熱的特性と摺動特性を備えつ
つ、同時にパツキンとしての強度特性を大巾に向
上された耐圧性の良好なパツキンの提供を第1の
目的とする。
さらに、本発明は、ポンプ、撹拌機、バルブ等
の流体機械の軸封部へ装着使用される際に軸封部
における、軸とケーシングとの隙間や軸とパツキ
ン押え板との隙間等からパツキンのはみ出しが生
じないパツキンの提供を第2の目的とする。
(ニ) 発明の要約 本発明は、編み糸(多数本の繊維を集束)を複
数本でもつて編組したいわゆる編組タイプのパツ
キンに係り、黒鉛粒子を均一に配合させた四弗化
エチレン樹脂繊維からなる編み糸で編組して形成
されるパツキンにおいて、そのパツキン角部を通
る編み糸の黒鉛粒子配合量が、パツキン角部を通
らない編み糸の黒鉛粒子配合量よりも少ない構成
のパツキンであることを特徴とする。
(ホ) 発明の効果 本発明によれば、次の効果を発揮する。
(i) この種のパツキンの場合、パツキン角部が最
も損耗しやすく、この部位から崩壊してゆく欠
点を、本発明の如く、パツキン角度を通る編み
糸(即ち、パツキン角部を構成する編み糸)に
黒鉛粒子配合量の少ない(20重量%〜55重量%
の範囲にて配合)PTFE繊維を用いているの
で、繊維強度が強く、パツキン角部が補強され
たパツキンとなり、係る欠点を解消することが
できる。
(2) パツキン角部を通らない編み糸(即ち、パツ
キン角部以外を構成する編み糸)に黒鉛粒子配
合量の多い(60重量%〜80重量%の範囲にて配
合)PTFE繊維を用いているため、パツキン自
体は、熱的特性と摺動特性とに優れたものとな
る。
(3) 黒鉛粒子を均一に配合させたPTFE繊維から
なる編み糸を黒鉛粒子配合量の相違によつて、
性質の異なる二種類の編み糸でもつて構成され
ているため、耐圧性の良好なパツキンとなる。
(4) また流体機械のケーシングと軸との隙間や軸
とパツキン押え板との隙間等からパツキンのは
み出しがなくなるので、パツキンの変形を防止
するために用いられていたアダプターパツキン
や2ペーサーリングは、一切不要となる。
(ヘ) 発明の実施例 本発明の実施例を以下図面に基づいて詳述す
る。
第1図は、本発明に係るパツキンの一実施例を
示す部分側面図、第2図は同実施例における編み
糸の通過径路の説明図であつて、例示のパツキン
は、二種類の編み糸1a,1bを合計12〜36本使
用して格子編したものであり、その編み糸通過径
路がパツキン角部を通る第一径路21及び第二径
路22と、パツキン角部を通らずにパツキン中央
部を通る第三径路23の合計三径路から構成され
ている。
この第三径路23を通る編み糸1aは、黒鉛粒
子配合量として、70重量%(好ましい範囲として
は60〜80重量%)をPTFEの樹脂粒と混合し繊維
化して得られるところの黒鉛粒子を均一に配合さ
せたPTFE繊維を多数本緊密に集束したもので、
この編み糸1aは、黒鉛粒子を配合させたPTFE
繊維本来の優れた時性、即ち、摺動性、熱伝導
性、耐熱性、耐薬品性などのパツキンにとつてプ
ラス因子となる特性を具備しているが、唯一のマ
イナス因子として、繊維強度がやや低下している
憾みがある。
これに対し、第一径路21及び第二径路22を
通る編み糸1bは、黒鉛粒子配合量として、50重
量%(好ましい範囲としては20〜55重量%)を
PTFEの樹脂粒と混合し繊維化して得られるとこ
ろの黒鉛粒子を均一に配合させたPTFE繊維を多
数本緊密に集束したもので、この編み糸1bは、
軟質の上記編み糸1aに較べると遥かに硬質で応
力歪みを生じにくく耐圧性に優れている。
また第3図及び第4図は、本発明に係るパツキ
ンの他の実施例を示す部分側面図及び編み糸の通
過径路の説明図であつて、ここに例示のパツキン
は、パツキン角部を通る第一径路21及び第二径
路22と、パツキン角部を通らない第三径路23
及び第四径路24の合計四径路で格子編されてお
り、第三径路23及び第四径路24の編み糸に
は、前述の編み糸1aが、第二径路21及び第二
径路22の編み糸には前述の編み糸1bが、それ
ぞれ用いられている。
以上の実施例から理解できるように、本発明に
係るパツキンは、パツキン角部を通る編み糸とし
て繊維強度(引張強度)が大きく硬質で応力歪み
の生じにくい編み糸1bを使用しているため、従
来の如く、黒鉛粒子を充填したPTFE繊維からな
る編み糸を1種類用いて編組されたパツキンに較
べると、耐圧性、保形性が極めて良好であり、従
つて使用流体圧力20Kg/cm2もの条件下の回転ポン
プ等の軸封装置に使用しても、パツキンのいわゆ
るはみ出し現象もなく、しかも性質の異なる二種
類の繊維にて編組されているためパツキン寿命も
約2倍近く伸びた。そして従来のように、パツキ
ン両端やパツキン相互間に硬質のアダプターパツ
キンの挿入やスペーサリングを配置して、パツキ
ンの変形を防止するという繁雑な手間も全く不要
となつた。
因みに、本発明の実験例を挙げると、 実験例 1 回転試験 黒鉛粒子を30重量%配合のPTFE繊維を用いて
編み糸1bとなし、この編み糸1bと黒鉛粒子を
70重量%配合のPTFE繊維の編み糸1aとを用い
て、この編み糸1bがパツキン角部を通るように
編組することにより、パツキンを得た。係るパツ
キンのみを複数個(4リング)用いて、回転ポン
プの軸封を行ない、流体圧力15Kg/cm2、速度10
m/sの条件下でテストを実施したが、パツキン
の変形などは一切なく、長時間にわたつて良好な
シール性能を示した。
実験例 2 繊維特性 本発明に供される編み糸の繊維特性を第5図に
示した。第5図を説明すれば、横軸に繊維伸び率
(単位;%)、縦軸に繊維強度(単位;グラム/デ
ニール)を表わす。横軸とE線で囲まれた領域A
は、繊維強度が0.1g/dのとき伸び率が13%以
上ある繊維であつて、パツキン材として好ましく
ない領域を示す。なおE線は、黒鉛粒子を80wt
%配合したPTFE繊維の特性線である。同様に縦
軸とG線で囲まれた領或Bも、パツキン材として
好ましくない領或を示し、繊維強度が0.85g/d
以上でも伸び率が6%以下である繊維を示す。な
おG線は、黒鉛粒子を20wt%配合したPTFE繊
維の特性を示す。第5図中、〇印、△印、□印で
示した各プロツトは、実測値であり、〇印は黒鉛
粒子を30wt%配合、△印は黒鉛粒子を50wt%配
合、□印は黒鉛粒子を70wt%配合した各々の黒
鉛粒子配合のPTFE繊維を示す。またF線は、黒
鉛粒子を55wt%配合したPTFE繊維の特性線で
あり、F線とG線とで囲まれた範囲Dが、繊維強
度に比して伸び率の少ない範囲の繊維であり、本
発明のパツキン角部を構成するのに適しており、
またF線とE線とで囲まれた範囲Cは、本発明の
パツキン角部以外の部分を構成するのに適してお
り、特に範囲Cの中で、配合せしめる黒鉛粒子と
して60〜80wt%の配合量が好ましいという理由
が理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るパツキンの一実施例を
示す部分側面図、第2図は同実施例の編み糸の通
過径路の説明図、第3図は、本発明に係るパツキ
ンの他の一実施例を示す部分側面図、第4図は同
実施例の編み糸の通過径路の説明図、第5図は、
本発明に供される編み糸の繊維強度と繊維伸び率
の関係を示す特性図である。 1a,1b……編み糸、21……第一径路、2
2……第二径路、23……第三径路、24……第
四径路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 黒鉛粒子を均一に配合させた四弗化エチレン
    樹脂繊維からなる編み糸を複数本でもつて編組し
    て形成されるパツキンにおいて、そのパツキン角
    部を通る編み糸の黒鉛粒子配合量がパツキン角部
    を通らない編み糸の黒鉛粒子配合量よりも少ない
    ことを特徴とするパツキン。
JP22651484A 1984-10-26 1984-10-26 パツキン Granted JPS61103062A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22651484A JPS61103062A (ja) 1984-10-26 1984-10-26 パツキン

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JP22651484A JPS61103062A (ja) 1984-10-26 1984-10-26 パツキン

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JPS61103062A JPS61103062A (ja) 1986-05-21
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63135653A (ja) * 1986-11-25 1988-06-08 Nippon Pillar Packing Co Ltd パツキン材料
JPH0684787B2 (ja) * 1987-07-20 1994-10-26 日本ピラー工業株式会社 グランドパッキン
JPH02209675A (ja) * 1989-02-08 1990-08-21 Nippon Pillar Packing Co Ltd グランドパッキン及びその製造方法
US7621285B2 (en) 2005-09-15 2009-11-24 Steris Inc. Tunnel washer system with improved cleaning efficiency

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