JPH0138690Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0138690Y2 JPH0138690Y2 JP1985087054U JP8705485U JPH0138690Y2 JP H0138690 Y2 JPH0138690 Y2 JP H0138690Y2 JP 1985087054 U JP1985087054 U JP 1985087054U JP 8705485 U JP8705485 U JP 8705485U JP H0138690 Y2 JPH0138690 Y2 JP H0138690Y2
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は透明タツチ式入力装置、特には着色し
た透明材料で作られたスペーサーを使用してなる
透明性の高いタツチ式入力装置に関するものであ
る。
た透明材料で作られたスペーサーを使用してなる
透明性の高いタツチ式入力装置に関するものであ
る。
(従来の技術)
透明で可撓性の絶縁性フイルムに線状導電部を
設けた第1電極体と透明で可撓性またはリジツト
な絶縁性基板に線状導電部を設けた第2電極体と
をこれらの電極部が直交するようにスペーサーを
介して重積し、可撓性の第1電極体を押圧したと
きにその押圧部をX−Y座標で検出できるように
した透明タツチ式入力装置はすでに公知とされて
いるが、この入力装置にはその透明性を利用して
この装置の下方にコンピユーター端末用のCRT,
LCD,ELなどの表示体を設置し、操作者がこの
表示体を上方から透視しながら第1電極体を押圧
して入力するものであることから、特に高い透明
性が要求されている。
設けた第1電極体と透明で可撓性またはリジツト
な絶縁性基板に線状導電部を設けた第2電極体と
をこれらの電極部が直交するようにスペーサーを
介して重積し、可撓性の第1電極体を押圧したと
きにその押圧部をX−Y座標で検出できるように
した透明タツチ式入力装置はすでに公知とされて
いるが、この入力装置にはその透明性を利用して
この装置の下方にコンピユーター端末用のCRT,
LCD,ELなどの表示体を設置し、操作者がこの
表示体を上方から透視しながら第1電極体を押圧
して入力するものであることから、特に高い透明
性が要求されている。
他方、この第1電極体と第2電極体とを離間す
るためのスペーサーについては、通常この装置の
下部に設置される表示体に対応する部分を打抜き
加工した窓枠状絶縁フイルムからなるもの、また
はフイルム状あるいは板状の電極材料の上に絶縁
性材料でドツト状あるいは線状あるいは網目状の
突起物を接着形成させたもの、さらには繊維や織
物をメツシユ状に一体化してなるものなどが多用
されており、この入力装置が特に透明性の要求さ
れるものである場合には、このスペーサーも透明
なプラスチツク、ゴムなどで作られたものとされ
ている。
るためのスペーサーについては、通常この装置の
下部に設置される表示体に対応する部分を打抜き
加工した窓枠状絶縁フイルムからなるもの、また
はフイルム状あるいは板状の電極材料の上に絶縁
性材料でドツト状あるいは線状あるいは網目状の
突起物を接着形成させたもの、さらには繊維や織
物をメツシユ状に一体化してなるものなどが多用
されており、この入力装置が特に透明性の要求さ
れるものである場合には、このスペーサーも透明
なプラスチツク、ゴムなどで作られたものとされ
ている。
しかし、この種の透明タツチ式入力装置におけ
るスペーサーは前記したように透明材質のもの、
例えばアクリル樹脂、シリコーンゴムなどで作ら
れるもので目立つことがなく、通常はこの入力装
置の透明性を害することもないが、例えばこの入
力装置が表示体としてのCRTデイスプレイのよ
うな発光表示素子と組合せて使用される場合には
このスペーサーが光を反射散乱させ、このスペー
サーがこの種の装置で汎用されている微細な点形
状のものである場合には、その点スペーサーにお
ける光の反射散乱によつて表示体画面が著しく見
えにくいものとなつたり、この点の存在が光の中
に浮き上つて表示体画面を見えなくするという欠
点があり、これによつて操作者による表示体画面
の認識性が著しく妨げられるという不利がある。
るスペーサーは前記したように透明材質のもの、
例えばアクリル樹脂、シリコーンゴムなどで作ら
れるもので目立つことがなく、通常はこの入力装
置の透明性を害することもないが、例えばこの入
力装置が表示体としてのCRTデイスプレイのよ
うな発光表示素子と組合せて使用される場合には
このスペーサーが光を反射散乱させ、このスペー
サーがこの種の装置で汎用されている微細な点形
状のものである場合には、その点スペーサーにお
ける光の反射散乱によつて表示体画面が著しく見
えにくいものとなつたり、この点の存在が光の中
に浮き上つて表示体画面を見えなくするという欠
点があり、これによつて操作者による表示体画面
の認識性が著しく妨げられるという不利がある。
(考案の構成)
本考案はこのような不利を解決した透明タツチ
式入力装置に関するものであり、これは2種の透
明電極板をその導電部が直交するように着色した
透明材料で作られたスペーサーを介して重積して
なることを特徴とするものである。
式入力装置に関するものであり、これは2種の透
明電極板をその導電部が直交するように着色した
透明材料で作られたスペーサーを介して重積して
なることを特徴とするものである。
すなわち、本考案者らは透明スペーサーによる
光の反射散乱防止策について種々検討した結果、
この表示体が通常輝度の高い着色体とされること
から、こゝに使用するスペーサーを表示体と同系
統の色またはこの補色となる色に着色したものと
すれば表示体からの色がスペーサーに吸収されて
スペーサー部で反射散乱することがなく、したが
つて表示体が見にくくなつたり、見えなくなると
いうことが完全に防止されるということを見出
し、これについてさらに研究を進め、このスペー
サーについては透明ではあるが表示体と同系統の
色またはこの補色となる色であるが、しかし表示
体の色よりも薄く着色したものとすればよいとい
うことを確認して本考案を完成させた。
光の反射散乱防止策について種々検討した結果、
この表示体が通常輝度の高い着色体とされること
から、こゝに使用するスペーサーを表示体と同系
統の色またはこの補色となる色に着色したものと
すれば表示体からの色がスペーサーに吸収されて
スペーサー部で反射散乱することがなく、したが
つて表示体が見にくくなつたり、見えなくなると
いうことが完全に防止されるということを見出
し、これについてさらに研究を進め、このスペー
サーについては透明ではあるが表示体と同系統の
色またはこの補色となる色であるが、しかし表示
体の色よりも薄く着色したものとすればよいとい
うことを確認して本考案を完成させた。
つぎに、これを添付の図面にもとづいて説明す
る。第1図は本考案の透明タツチ式入力装置の縦
断面を図示したものであり、これは透明な絶縁性
フイルム1に線状導電部2を設けてなる2種の電
極体3をこの線状導電部2を直交するようにスペ
ーサー4を介して重複させたものであるが、この
スペーサー4はこの入力装置の下部に設置されて
いるCRT,LCD,ELなどを含む表示体5と同系
統の色またはこの補色となる色に着色されている
ので、この表示体5からの発光はこのスペーサー
4に吸収されてこゝで反射散乱することがなく、
したがつて操作者は表示体を容易に認識すること
ができ、誤動作を起すことがないという有利性が
与えられ、この着色が特に補色とされたときには
スペーサー自体が白くなり、表示体がこのスペー
サーの間に浮き出してくるので一層表示体が認識
し易くなるという効果も付加される。なお、この
図面ではスペーサー4は点字状のものとして示さ
れているが、これは透明な絶縁性フイルムに表示
体配置に対応して窓を設けた窓枠状のものでもま
た棒状のものであつてもよい。
る。第1図は本考案の透明タツチ式入力装置の縦
断面を図示したものであり、これは透明な絶縁性
フイルム1に線状導電部2を設けてなる2種の電
極体3をこの線状導電部2を直交するようにスペ
ーサー4を介して重複させたものであるが、この
スペーサー4はこの入力装置の下部に設置されて
いるCRT,LCD,ELなどを含む表示体5と同系
統の色またはこの補色となる色に着色されている
ので、この表示体5からの発光はこのスペーサー
4に吸収されてこゝで反射散乱することがなく、
したがつて操作者は表示体を容易に認識すること
ができ、誤動作を起すことがないという有利性が
与えられ、この着色が特に補色とされたときには
スペーサー自体が白くなり、表示体がこのスペー
サーの間に浮き出してくるので一層表示体が認識
し易くなるという効果も付加される。なお、この
図面ではスペーサー4は点字状のものとして示さ
れているが、これは透明な絶縁性フイルムに表示
体配置に対応して窓を設けた窓枠状のものでもま
た棒状のものであつてもよい。
このスペーサーは透明性が要求されることから
ポリエステル、ポリカーボネート、ポリプロプレ
ン、塩化ビニル、ポリイミドなどの絶縁性フイル
ム、棒状体またはアクリル樹脂、シリコーンゴム
などを点状にスクリーン印刷したものとすればよ
いが、これは表示体と同系統の色かこれと補色の
関係になる色でしかも薄く着色したものとする必
要がある。したがつて、これは表示体の地色が青
色のときには薄青または薄紫色とし、地色が緑の
ときは薄緑色、表示体がLCDパネルのときは薄
灰色、またプラズマ発光デイスプレイのときには
薄黄色または薄橙色かあるいはこれらを補色の関
係にある色とすることが必要とされるが、この着
色方法は予め着色された材料を用いてもよいし、
スペーサー形成後にこれを顔料などで着色しても
よい。
ポリエステル、ポリカーボネート、ポリプロプレ
ン、塩化ビニル、ポリイミドなどの絶縁性フイル
ム、棒状体またはアクリル樹脂、シリコーンゴム
などを点状にスクリーン印刷したものとすればよ
いが、これは表示体と同系統の色かこれと補色の
関係になる色でしかも薄く着色したものとする必
要がある。したがつて、これは表示体の地色が青
色のときには薄青または薄紫色とし、地色が緑の
ときは薄緑色、表示体がLCDパネルのときは薄
灰色、またプラズマ発光デイスプレイのときには
薄黄色または薄橙色かあるいはこれらを補色の関
係にある色とすることが必要とされるが、この着
色方法は予め着色された材料を用いてもよいし、
スペーサー形成後にこれを顔料などで着色しても
よい。
なお、このスペーサーの配置については例えば
これが点字状のものである場合においてこれが指
でタツチ入力されるものであればこの点字状スペ
ーサーの間隔を5〜25mmとし、これがペンによる
タツチ入力とされるときにはこの間隔を1〜10mm
とすればよい。また、この点字状スペーサーの配
置は平行でも対角線状でもさらには円周状として
もよいが、ここに使用される表示体がLCD,
CRTなどのデイスプレイパネルとされる場合に
はこの点字状の配置をこのデイスプレイを構成す
る表示体のドツトピツチに対応したものとするこ
とがよく、これによればスペーサーの存在が隠蔽
されて見せかけ上の透明性が向上されるので、こ
れについては表示体のドツトピツチと同一とする
か、あるいはその整数倍の間隔でこれを配置する
ことがよい。
これが点字状のものである場合においてこれが指
でタツチ入力されるものであればこの点字状スペ
ーサーの間隔を5〜25mmとし、これがペンによる
タツチ入力とされるときにはこの間隔を1〜10mm
とすればよい。また、この点字状スペーサーの配
置は平行でも対角線状でもさらには円周状として
もよいが、ここに使用される表示体がLCD,
CRTなどのデイスプレイパネルとされる場合に
はこの点字状の配置をこのデイスプレイを構成す
る表示体のドツトピツチに対応したものとするこ
とがよく、これによればスペーサーの存在が隠蔽
されて見せかけ上の透明性が向上されるので、こ
れについては表示体のドツトピツチと同一とする
か、あるいはその整数倍の間隔でこれを配置する
ことがよい。
第1図は本発明の透明タツチ式入力装置の縦断
面図を示したものである。 1……透明絶縁性フイルム、2……線状導電
層、3……電極体、4……スペーサー、5……表
示体。
面図を示したものである。 1……透明絶縁性フイルム、2……線状導電
層、3……電極体、4……スペーサー、5……表
示体。
Claims (1)
- 二種の透明電極板をその導電部が直交するよう
に着色した透明材料で作られたスペーサーを介し
て重積してなることを特徴とする透明タツチ式入
力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985087054U JPH0138690Y2 (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985087054U JPH0138690Y2 (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61204240U JPS61204240U (ja) | 1986-12-23 |
JPH0138690Y2 true JPH0138690Y2 (ja) | 1989-11-20 |
Family
ID=30638920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985087054U Expired JPH0138690Y2 (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0138690Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3962579B2 (ja) * | 2001-03-19 | 2007-08-22 | シャープ株式会社 | 照明装置およびそれを備える反射型液晶表示装置 |
-
1985
- 1985-06-10 JP JP1985087054U patent/JPH0138690Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61204240U (ja) | 1986-12-23 |
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