JPH0137726B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137726B2 JPH0137726B2 JP53122880A JP12288078A JPH0137726B2 JP H0137726 B2 JPH0137726 B2 JP H0137726B2 JP 53122880 A JP53122880 A JP 53122880A JP 12288078 A JP12288078 A JP 12288078A JP H0137726 B2 JPH0137726 B2 JP H0137726B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiation
- stimulable phosphor
- energy
- accumulated
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 34
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 32
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims description 4
- 238000004146 energy storage Methods 0.000 claims description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 3
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims 1
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Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、蓄積性螢光体材料に放射線画像を記
録する際に蓄積性螢光体材料から発光する光（い
わゆる「瞬時発光光」）を検出するようにした放
射線エネルギー蓄積量検出方法に関するものであ
る。
録する際に蓄積性螢光体材料から発光する光（い
わゆる「瞬時発光光」）を検出するようにした放
射線エネルギー蓄積量検出方法に関するものであ
る。
従来、放射線画像の記録においては、放射線エ
ネルギーを非蓄積性螢光体材料により光エネルギ
ーに変換し、これを写真感光材料上に記録すると
いうことが行なわれているが、最近、放射線画像
の記録に蓄積性螢光体材料が応用されるようにな
つた。
ネルギーを非蓄積性螢光体材料により光エネルギ
ーに変換し、これを写真感光材料上に記録すると
いうことが行なわれているが、最近、放射線画像
の記録に蓄積性螢光体材料が応用されるようにな
つた。
例えば米国特許第3859527号明細書には、蓄積
性螢光体に放射線画像をいつたん蓄積記録し、し
かる後熱線、レーザ光等で励起して、先の放射線
画像を読み出し、これを写真感光材料上に記録す
るようにした方式が開示されている。このような
場合に、適正な放射線画像を得るためには、蓄積
性螢光体に放射線エネルギーを適正な量だけ蓄積
することが必要となるが、これはなかなか困難な
問題とされていた。というのは、蓄積性螢光体は
放射線が照射されるとそのエネルギーの一部を蓄
積するが、厳密に蓄積されたエネルギーを検出し
ようとすれば、蓄積されたエネルギーを放出させ
る、いわゆる破壊検査を行なわなければならない
ということになる。
性螢光体に放射線画像をいつたん蓄積記録し、し
かる後熱線、レーザ光等で励起して、先の放射線
画像を読み出し、これを写真感光材料上に記録す
るようにした方式が開示されている。このような
場合に、適正な放射線画像を得るためには、蓄積
性螢光体に放射線エネルギーを適正な量だけ蓄積
することが必要となるが、これはなかなか困難な
問題とされていた。というのは、蓄積性螢光体は
放射線が照射されるとそのエネルギーの一部を蓄
積するが、厳密に蓄積されたエネルギーを検出し
ようとすれば、蓄積されたエネルギーを放出させ
る、いわゆる破壊検査を行なわなければならない
ということになる。
ところで蓄積性螢光体は、吸収した放射線エネ
ルギーの一部を蓄積すると同時に、他の部分はこ
れを非蓄積性の光（前述の「瞬時発光光」）とし
て放出するという性質がある。
ルギーの一部を蓄積すると同時に、他の部分はこ
れを非蓄積性の光（前述の「瞬時発光光」）とし
て放出するという性質がある。
本発明者等は、この非蓄積性発光に着目して研
究した結果、この発光が蓄積されたエネルギーに
正確に比例していることを見出した。そこで、こ
の非蓄積性発光を検出することにより、エネルギ
ー蓄積量のモニター、エネルギー蓄積量制御、放
射線画像の解析等を行なうことができる。例え
ば、被写体の特に観察したい部分の放射線画像が
記録される位置に光検出器を配してこの部分の放
射線蓄積量を検出することにより、蓄積エネルギ
ーが所望の値に達したときに、放射線の照射を停
止してエネルギー蓄積量を自動的に制御すること
ができる。
究した結果、この発光が蓄積されたエネルギーに
正確に比例していることを見出した。そこで、こ
の非蓄積性発光を検出することにより、エネルギ
ー蓄積量のモニター、エネルギー蓄積量制御、放
射線画像の解析等を行なうことができる。例え
ば、被写体の特に観察したい部分の放射線画像が
記録される位置に光検出器を配してこの部分の放
射線蓄積量を検出することにより、蓄積エネルギ
ーが所望の値に達したときに、放射線の照射を停
止してエネルギー蓄積量を自動的に制御すること
ができる。
本発明は蓄積性螢光体を用いる放射線画像記録
方式において、放射線照射時に蓄積性螢光体が発
する瞬時発光光を検出することにより、放射線蓄
積量を検出するようにした放射線蓄積量検出方法
である。
方式において、放射線照射時に蓄積性螢光体が発
する瞬時発光光を検出することにより、放射線蓄
積量を検出するようにした放射線蓄積量検出方法
である。
本発明において蓄積性螢光体とは、最初の放射
線（Ｘ線、α線、β線、γ線、紫外線等）が照射
された後に、光的、熱的、機械的、化学的または
電気的等の刺激により、最初の放射線の照射量に
対応した光を再発光せしめる、いわゆる輝尽性を
示す螢光体をいう。
線（Ｘ線、α線、β線、γ線、紫外線等）が照射
された後に、光的、熱的、機械的、化学的または
電気的等の刺激により、最初の放射線の照射量に
対応した光を再発光せしめる、いわゆる輝尽性を
示す螢光体をいう。
蓄積性螢光体の瞬時発光光を発光するための光
検出器の配置の仕方およびその利用法は以下の各
種の方法がある。
検出器の配置の仕方およびその利用法は以下の各
種の方法がある。
(i) 被写体の特に観察したい部分に相当する位置
に光検出器を配して、瞬時発光光を直接モニタ
ーする。
に光検出器を配して、瞬時発光光を直接モニタ
ーする。
(ii) ある広さの平均的な情報を必要とする場合は
レンズ等で集光した光検出器に導いてモニター
する。
レンズ等で集光した光検出器に導いてモニター
する。
(iii) 一般には入射放射線は被写体を通りぬけた透
過光であり、被写体の厚さ、密度等によつて量
が変化するため、光検出器を置く位置によつて
検出量が変化する。そこで複数個の光検出器を
必要個所に配置してそれぞれの位置での瞬時発
光光を検出して、それから最大値、最小値、平
均値を求めてモニターする。
過光であり、被写体の厚さ、密度等によつて量
が変化するため、光検出器を置く位置によつて
検出量が変化する。そこで複数個の光検出器を
必要個所に配置してそれぞれの位置での瞬時発
光光を検出して、それから最大値、最小値、平
均値を求めてモニターする。
(iv) 光検出器をマトリクス状に配して蓄積性螢光
体の各部の発光を検出し、それをもとにして画
像の特性をモニターする。例えば光検出器の出
力を横軸にとり、縦軸にその頻度をとつたヒス
トグラムから、その画像がローキー、ハイキー
のいずれか、コントラストは大きいか小さいか
等の画像の特性の解析に応用する。
体の各部の発光を検出し、それをもとにして画
像の特性をモニターする。例えば光検出器の出
力を横軸にとり、縦軸にその頻度をとつたヒス
トグラムから、その画像がローキー、ハイキー
のいずれか、コントラストは大きいか小さいか
等の画像の特性の解析に応用する。
これらの光検出器から得られた出力を積分し
て、これが「蓄積エネルギーが所望の値に達した
ときに相当する値」に達したときに画像が適切に
蓄積されたと判断したり、これにより放射線の照
射を停止したりすることができる。
て、これが「蓄積エネルギーが所望の値に達した
ときに相当する値」に達したときに画像が適切に
蓄積されたと判断したり、これにより放射線の照
射を停止したりすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
説明する。
図面は本発明の実施態様であるＸ線蓄積量制御
装置を示すブロツク図である。Ｘ線源１０から放
出されたＸ線を被検物体例えば人体１１に照射す
る。人体１１の各部はＸ線透過光が異なつている
から、その構造に応じてＸ線が透過する。
装置を示すブロツク図である。Ｘ線源１０から放
出されたＸ線を被検物体例えば人体１１に照射す
る。人体１１の各部はＸ線透過光が異なつている
から、その構造に応じてＸ線が透過する。
人体１１を透過したＸ線は蓄積性螢光体板１２
に入射する。この蓄積性螢光体板１２は、支持体
上に蓄積性螢光体例えば｛ZnS（0.8）、CaS
（0.2）｝：Ag、｛BaO、SiO2）、BaFBr：Eu、
BaFCl：Eu等をバインダと共に層設したもので
ある。蓄積性螢光体は、入射したＸ線のエネルギ
ーの一部を蓄積するから、この蓄積性螢光体板１
２に、人体のＸ線透過光が蓄積記録される。記録
されたＸ線画像は、走査装置を用いて、レーザ
光、熱線等で励起して、その発光を検出すること
により読み取ることができる。
に入射する。この蓄積性螢光体板１２は、支持体
上に蓄積性螢光体例えば｛ZnS（0.8）、CaS
（0.2）｝：Ag、｛BaO、SiO2）、BaFBr：Eu、
BaFCl：Eu等をバインダと共に層設したもので
ある。蓄積性螢光体は、入射したＸ線のエネルギ
ーの一部を蓄積するから、この蓄積性螢光体板１
２に、人体のＸ線透過光が蓄積記録される。記録
されたＸ線画像は、走査装置を用いて、レーザ
光、熱線等で励起して、その発光を検出すること
により読み取ることができる。
蓄積性螢光体板１２にＸ線が入射した時に、蓄
積性螢光体板１２は、Ｘ線蓄積量に応じて発光す
る。この発光は、蓄積性螢光体板１２の背後に配
した光検出器１３で測定される。光検出器１３と
しては、光電子増倍管、シリコン検出器、太陽電
池、テレビカメラ等を使用することができる。
積性螢光体板１２は、Ｘ線蓄積量に応じて発光す
る。この発光は、蓄積性螢光体板１２の背後に配
した光検出器１３で測定される。光検出器１３と
しては、光電子増倍管、シリコン検出器、太陽電
池、テレビカメラ等を使用することができる。
前記光検出器１３の出力は、増幅器１４で増幅
されてから、積分回路１５に送られて積分され
る。この積分回路１５の出力が基準電位Ｖに達す
ると、コンパレータ１６がスイツチング回路１７
をOFFにする。このスイツチング回路１７が
OFFになると、Ｘ線源１０は、Ｘ線の照射を停
止する。
されてから、積分回路１５に送られて積分され
る。この積分回路１５の出力が基準電位Ｖに達す
ると、コンパレータ１６がスイツチング回路１７
をOFFにする。このスイツチング回路１７が
OFFになると、Ｘ線源１０は、Ｘ線の照射を停
止する。
上記基準電位Ｖは、蓄積性螢光体のエネルギー
蓄積特性、被写体の放射線吸収特性等種々の条件
によつて決定されるものであるが、実用上は特定
の蓄積性螢光体について、被写体の種類ごとに予
め試行錯誤法により決定しておけば良い。
蓄積特性、被写体の放射線吸収特性等種々の条件
によつて決定されるものであるが、実用上は特定
の蓄積性螢光体について、被写体の種類ごとに予
め試行錯誤法により決定しておけば良い。
上述の実施態様の説明にも詳細に述べた如く、
本発明によれば、放射線の入射時に、蓄積性螢光
体材料から発光する瞬時発光光を光検出器で検出
するようにしているから、蓄積性螢光体材料に蓄
積される放射線エネルギーの量を簡単にかつ正確
に検出することができる。したがつてこの光検出
器の出力を利用することにより、放射線エネルギ
ー蓄積量を制御したり、あるいは画像解析を行な
うことができる。
本発明によれば、放射線の入射時に、蓄積性螢光
体材料から発光する瞬時発光光を光検出器で検出
するようにしているから、蓄積性螢光体材料に蓄
積される放射線エネルギーの量を簡単にかつ正確
に検出することができる。したがつてこの光検出
器の出力を利用することにより、放射線エネルギ
ー蓄積量を制御したり、あるいは画像解析を行な
うことができる。
図面は本発明の実施態様であるＸ線蓄積量制御
装置を示すブロツク図である。 １２……蓄積性螢光体板、１３……光検出器、
１４……増幅器、１５……積分回路、１６……コ
ンパレータ、１７……スイツチング回路。
装置を示すブロツク図である。 １２……蓄積性螢光体板、１３……光検出器、
１４……増幅器、１５……積分回路、１６……コ
ンパレータ、１７……スイツチング回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 蓄積性螢光体に放射線を照射して該放射線の
エネルギーを該蓄積性螢光体に蓄積せしめ、その
後該蓄積性螢光体を励起することにより蓄積され
たエネルギーを光として放出させ、この光を読み
取ることにより蓄積された放射線情報の読取りを
可能にした放射線記録方法において、放射線照射
時に前記蓄積性螢光体が発する瞬時発光光の量を
検出することにより蓄積された前記放射線エネル
ギーの量を検出することを特徴とする放射線エネ
ルギー蓄積量検出方法。 ２ 前記蓄積性螢光体が発する瞬時発光光を、複
数個の点で検出するようにしたことを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の放射線エネルギー蓄
積量検出方法。 ３ 前記蓄積性螢光体が発する瞬時発光光を、集
光光学系で光検出器に集光して広い範囲に亘つた
平均的な放射線エネルギー蓄積量を検出するよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の放射線エネルギー蓄積量検出方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12288078A JPS5548672A (en) | 1978-10-05 | 1978-10-05 | Detecting method for radiation energy storage quantity |
| US06/080,310 US4284889A (en) | 1978-10-05 | 1979-10-01 | Method for recording radiation image using stimulable phosphor |
| FR7924685A FR2438856A1 (fr) | 1978-10-05 | 1979-10-04 | Procede d'enregistrement d'une image de radiations |
| DE2940454A DE2940454C2 (de) | 1978-10-05 | 1979-10-05 | Verfahren zur Aufzeichnung eines Strahlungsbildes auf einem Aufzeichnungsmaterial |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12288078A JPS5548672A (en) | 1978-10-05 | 1978-10-05 | Detecting method for radiation energy storage quantity |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5548672A JPS5548672A (en) | 1980-04-07 |
| JPH0137726B2 true JPH0137726B2 (ja) | 1989-08-09 |
Family
ID=14846914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12288078A Granted JPS5548672A (en) | 1978-10-05 | 1978-10-05 | Detecting method for radiation energy storage quantity |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5548672A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5863931A (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | Ｘ線画像の形成方法 |
| JPS5914842A (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-25 | 富士写真フイルム株式会社 | 任意断層撮影方法および装置 |
| US7211818B2 (en) | 1999-03-24 | 2007-05-01 | Fujifilm Corporation | Image read-out method and system, solid image sensor, and image detecting sheet |
-
1978
- 1978-10-05 JP JP12288078A patent/JPS5548672A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5548672A (en) | 1980-04-07 |
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