JPH0136525Y2 - - Google Patents

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JPH0136525Y2
JPH0136525Y2 JP12026884U JP12026884U JPH0136525Y2 JP H0136525 Y2 JPH0136525 Y2 JP H0136525Y2 JP 12026884 U JP12026884 U JP 12026884U JP 12026884 U JP12026884 U JP 12026884U JP H0136525 Y2 JPH0136525 Y2 JP H0136525Y2
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audio signal
voltage
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audio
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気分解作用を応用して種々の物質
をイオン化し、そのイオンを媒介として有効成分
を皮下組織まで浸透させるイオン導入装置に関す
るものである。
イオン導入は、陽イオンと陰イオンとがそれぞ
れ正電圧及び負電圧によつて反発されて遠ざかる
という性質を利用して、イオン化した物質を皮膚
内に押込むものである。イオンが体内に浸透する
のはせいぜい皮下1〜2mm程度であるが、皮下1
mmには皮膚血管があるため、浸透したイオンは血
管に吸収され、血流にのつて全身に運ばれるよう
になる。
例えば皮膚病の治療薬や化粧品などは真皮乳頭
層まで、養毛剤などは毛乳頭までそれぞれ薬液が
浸透すればそれらの薬効を期待できるので、イオ
ン導入装置は美容、育毛に特に有効なものであ
る。
上記薬液には多くの種類があり、薬効のある物
質が陽イオン、陰イオンのいずれの状態で存在す
るかによつて、陽極通電と陰極通電が選択的に使
用される。陽極通電では、第4図aに示すよう
に、電極1の表面に固着したガーゼ又はスポンジ
2に薬液を浸し、このガーゼ又はスポンジ2を皮
膚3に接触し、この状態で電極1に正電圧を加え
て陽イオンの薬効成分を浸透させる。これに対
し、陰極電通では、第4図bに示すように、電極
1に負電圧を加えて陰イオンの薬効成分を浸透さ
せる。このイオン導入の際電極1に流す電流は、
僅かに通電感覚のある程度の2乃至4mAである。
〔従来技術及びその問題点〕
従来一般のイオン導入装置では、イオン導入を
図る導入電極と対極電極との一対の電極を備え、
この両電極を皮膚に接触した状態で両電極間に直
流電流或は低周波電流を流すことによつてイオン
導入を行つている。ところが、直流電流を流した
場合、生体の特性により分極が生じてイオン導入
が有効に行われなくなり、また低周波電流の場合
にも、生体の順応作用のためいずれ分極が生じる
ようになつて効果的なイオン導入ができなくな
る。
そこで本願出願人は先に、薬効成分を含むイオ
ン化した溶液或は物質を塗布又は含浸させた導入
電極に、周波数をとしたときパワースペクトル
が周波数に対して-0.5-1.5の特性をもつオーデ
イオ信号を直流に重点して加えるようにした第5
図に示すようなイオン導入装置を提案している。
図において、11はカセツトテーププレーヤ、
レコードプレーヤなどのオーデイオソースと、該
オーデイオソースからのオーデイオ信号を前置増
幅するプリアンプと、プリアンプで前置増幅した
オーデイオ信号を電力増幅するパワーアンプとを
有し、電力増幅されたオーデイオ信号を出力する
オーデイオ装置であり、該オーデイオ装置11は
更にプリアンプとパワーアンプの間に音量調整用
のボリユームを備え、該ボリユームの調整により
出力オーデイオ信号のレベルが可変されるように
なつている。
12は出力電流を20mAに制限するリミツタ作
用を有する増幅器であり、可変抵抗VR1を介して
オーデイオ装置11からのオーデイオ信号が入力
されるようになつている。13は直流安定化電源
であり、それが有する可変抵抗VR2の調整により
任意のレベルの直流電圧を出力しかつ図示しない
切換スイツチによりその極性を切換えることがで
きるようになつている。
14はミキサであり、該ミキサの一方の入力に
増幅器12から印加されるオーデイオ信号と、他
方の入力に直流安定化電源13から印加される直
流電圧とを混合し、その出力にオーデイオ信号を
直流に重畳した電圧を発生する。15は抵抗、コ
ンデンサ及びリレーによつて構成され電撃から人
体を保護する電撃保護回路であり、ミキサ14の
出力に設けられている。該電撃保護回路15の出
力は出力端子OT1を介して図示しない一対の電極
に接続される。16はオーデイオ装置11からの
オーデイオ信号が可変抵抗VR3を介して印加され
るバンドパスフイルタであり、オーデイオ信号を
100,200,400,800,1600,3200及び6400Hzの7
つの周波数帯に分離する7つのアクテイブフイル
タから構成される。17はバンドパスフイルタ1
6によつて分離された各周波数成分のレベルをバ
ー表示するスペクトルアナライザである。
SWはオーデイオ装置11の出力のオーデイオ
信号を出力端子OT2を介してスピーカSPに接続
するか、又は抵抗R、出力端子OT3を介してヘツ
ドホンHPに接続するかを選択する切換スイツチ
である。
上述した構成のイオン導入装置では、導入電極
にオーデイオ信号を重畳した電圧を加えることが
でき、生体の特性による分極を解消してイオン導
入を効率的に行うことができる。このとき心地良
い音楽などのオーデイオ信号を重畳した電圧を導
入電極に加えるようにしてやると、適度の緊張感
と爽やかさとを聴取者に与えると共に、意外性と
期待性も同時に与えることができるため、精神的
及び肉体的なバランスも保つことができる。
上述した従来の装置では、直流安定化電源13
が、正から負に至る範囲内の任意のレベルの直流
電圧を出力するように調整可能になつており、ま
たオーデイオ装置11から増幅器12へのオーデ
イオ信号のレベルを可変抵抗VR1により独立に調
整できるようになつている。従つて、ミキサ14
の出力には、直流成分と交流成分がそれぞれ任意
のレベルで混合されたものを発生させることがで
きる反面、オーデイオ信号レベルが大きすぎる
と、第6図に示すように交流成分のピークの極性
が変わつてしまい、イオン導入に支障をきたすよ
うになるという欠点があつた。
また、オーデイオ装置11内のボリユームを変
えると、直流に重畳される交流成分のレベルも一
緒に変動したり、直流と交流成分のレベル調整が
独立で操作が面倒であるなどの欠点もあつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述した従来のものの欠点を除去する
ためになされたもので、単一の操作によつて直流
と交流の両成分のレベルを比例的に調整できるよ
うにすることによつて、操作性がよくかつイオン
導入に支障をきたすことをなくし、しかもオーデ
イオ装置の出力レベル調整に影響の受けないよう
にしたイオン導入装置を提供することを目的して
いる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
るが、第5図について上述したものと同等の部分
には同一の符号を付してある。
第1図において、オーデイオ装置11は各種プ
レーヤからなるオーデイオ信号源11aと、該信
号源11aからのオーデイオ信号を前置増幅する
プリアンプ11bと、該プリアンプ11bからの
オーデイオ信号のレベルを調整するボリユーム1
1cと、該ボリユーム11cを介して入力される
オーデイオ信号を電力増幅するパワーアンプ11
dとを有し、電力増幅されたオーデイオ信号は切
換スイツチSWを介してスピーカSP又はヘツドホ
ンPHの一方に供給されると共に、可変抵抗VF3
を介してバンドパスフイルタ16に供給される。
オーデイオ装置11のプリアンプ11bの出力
に得られるボリユーム11cによつてレベル調整
される前のオーデイオ信号は増幅器12に供給さ
れる。増幅器12はオーデイオ信号を電力増幅す
る前にレベル調整するための可変抵抗VR4を有
し、該可変抵抗VR4は直流安定化電源13の電圧
調整手段である可変抵抗VR2と連動されるように
なつている。
第2図は本考案によるイオン導入装置の前面パ
ネルの一例を示し、図において、20ボリユーム
11cの操作摘み、20′は第1図には示されてい
ない、ヘツドホンボリユーム及びバランス摘みで
あり、ヘツドホンのボリユーム及びバランス調整
を行うためのものである。21は電源のオン・オ
フを行う電源スイツチボタン、22はイオン導入
電極である導子を接続するための電気信号出力端
子、23は出力端子22からの電気信号の極性を
切換える極性切換スイツチレバー、24は直流安
定化電源13の可変抵抗VR2,VR4の調整摘み
で、出力端子22からの出力レベルを調整する。
25はスペクトルアナライザの感度調整を行う可
変抵抗VR3の調整を行う感度調整摘み、26はオ
ーデイオ信号を出力するオーデイオ出力端子、2
7は電流出力レベルを表示するレベル表示器、2
8はスペクトルアナライザのグラフイツク表示器
である。なお、29はカセツトテープを装填する
ためのカセツト挿入口である。
第3図は第1図中の一部分の詳細な具体例を示
し、図において、30は変圧トランスT1によつ
て変圧された交流を整流ダイオードD1により半
波整流し、コンデンサCで平滑して得た直流電圧
を安定化する定電圧回路であり、該回路30によ
つて安定化された直流電圧は電圧調整回路31に
供給される。電圧調整回路31は可変抵抗VR2
調整により、その出力電圧レベルを変化させる。
電圧調整回路31の出力のアース端はミキサ14
を構成しているトランスT2の1次巻線L1の一端
に接続され、、正電圧端は2回路双投スイツチか
らなる極性切換スイツチSW1の一方の固定端子
a,a′に接続されている。極性切換スイツチSW1
の他方の固定接点b,b′は、トランスT2の一次
巻線L1の他端に接続されている。
増幅器12にはその入力にオーデイオ装置11
のプリアンプの出力からのオーデイオ信号が入力
される入力端子12aを有し、該端子12aに入
力されたオーデイオ信号は半固定抵抗VR5からな
る微調手段を介して第1の反転増幅器を構成して
いるオペアンプ12bの反転入力に加えられて増
幅される。その後、レベル調整手段としての可変
抵抗VR4によつてレベル調整され、レベル調整さ
れたオーデイオ信号は第2の反転増幅器を構成し
ているオペアンプ12cの反転入力に加えられて
再び増幅される。オペアンプ12cによつて増幅
されたオーデイオ信号は他端がアースされている
トランスT2の2次巻線L2の一端に加えられてい
る。
以上の構成により、トランスT2の2次巻線L2
に加えられるオーデイオ信号は1次巻線L1に加
えられている直流電圧に重畳されて出力端子OT1
からイオン導入電極に加えられる。そして可変抵
抗VR2,VR4の連動により、オーデイオ信号レベ
ルが大きくなつたときには直流電圧レベルも比例
的に大きくされることになり、オーデイオ信号の
ピークが直流電圧極性と反対の極性となることが
なくされると共に、レベル調整手段が1箇所しか
ないので操作もし易くなつている。
また、直流電圧と重畳するオーデイオ信号をオ
ーデイオ装置11のプリアンプ11bの出力から
直接得ているため、オーデイオ装置11のボリユ
ーム11cを調整してもイオン導入電極に印加さ
れる交流成分のレベルが変動することがない。
ところで、8個の発光ダイオードLD1〜LD8
コンパレータCP1〜CP8と共にレベル表示器27
を構成している。また、発光ダイオードLD9は電
源インジケータを構成し、ダイオードD2,D3
発光ダイオードLD1〜LD8のドライブ電圧を得る
全波整流回路を構成している。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、本考案は
上述したように、イオンを導入する電極に、オー
デイオ信号を直流に重畳した電流を加えるように
したもので、オーデイオ信号のもつパワースペク
トルが適当に変化するため、生体の特性による分
極が解消されるようになり、生体へのイオン導入
がより効果的に行われるようになる。
特に、本考案では、オーデイオ装置のボリユー
ムによりレベル調整される前のプリアンプの出力
からのオーデイオ信号と直流電圧とを混合してい
るため、オーデイオ装置のボリユームコントロー
ルによつて交流成分が変動することがなく、ま
た、互に混合されるオーデイオ信号と直流電圧の
レベルコントロールが連動して比例的に行われる
ようになつているため、調整操作が簡単でしかも
交流成分のピークが直流電圧の極性と反対の極性
となることがなくイオン導入に支障をきたすこと
がなくなつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるイオン導入装置のブロツ
ク図、第2図は同装置の前面パネルの正面図、第
3図は第1図中の一部分の詳細を示す回路図、第
4図はイオン導入の原理を説明するための説明
図、第5図は従来装置のブロル図、及び第6図は
第5図の装置の問題点を説明するための説明図で
ある。 11……オーデイオ装置、11b……プリアン
プ、11c……ボリユーム、13……直流安定化
電鍵、14……ミキサ、VR2,VR4……可変抵
抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プリアンプ、ボリユーム及びパワーアンプを有
    し、オーデイオ信号を出力するオーデイオ装置
    と、出力レベルを調整する調整手段を有し、該調
    整手段によりレベル設定された直流電圧を出力す
    る直流電圧源と、前記オーデイオ装置からのオー
    デイオ信号と直流電圧源からの直流電圧を混合し
    て直流電圧にオーデイオ信号を重畳するミキサ手
    段とを備え、オーデイオ信号を重畳した直流電圧
    をイオン導入電極に印加するようにしたイオン導
    入装置において、前記オーデイオ装置のボリユー
    ムによりレベル調整される前のオーデイオ信号を
    出力するプリアンプの出力をレベル調整手段を介
    して前記ミキサ手段の一方の入力に接続すると共
    に、該レベル調整手段と前記直流電圧源の調整手
    段とを連動させたことを特徴とするイオン導入装
    置。
JP12026884U 1984-08-06 1984-08-06 イオン導入装置 Granted JPS6136641U (ja)

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JPS6136641U JPS6136641U (ja) 1986-03-06
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