JPH0136508Y2 - - Google Patents

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JPH0136508Y2
JPH0136508Y2 JP1985154268U JP15426885U JPH0136508Y2 JP H0136508 Y2 JPH0136508 Y2 JP H0136508Y2 JP 1985154268 U JP1985154268 U JP 1985154268U JP 15426885 U JP15426885 U JP 15426885U JP H0136508 Y2 JPH0136508 Y2 JP H0136508Y2
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JP
Japan
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backrest
holder
push rod
ratchet mechanism
locking groove
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JP1985154268U
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JPS6261224U (ja
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、傾斜姿勢可変用のラチエツト機構
を設けた片側リクライニング式ストレツチヤに関
する。
[従来の技術] 病人や寝たきりの老人或は手術後の患者等を病
棟内で移動するのに用いるストレツチヤには、患
者等を乗せたまま簡単な入浴が行えるよう、溶室
の床面に設置された昇降式浴槽をまたぐことがで
きるような構造をとるものがある。第5図に示す
リクライニング式ストレツチヤ1は、側面からみ
て大略M字形状のフレーム構造をとつており、キ
ヤスタ2aに支えられた4本の脚部2によつて、
座部3aと背もたれ部3bからなる支持板3が支
持されている。
背もたれ部3bは、水平な状態と水平に対し40
度に傾斜する2つの姿勢をとることができ、その
姿勢は傾斜角度ロツクピン(図示せず)の抜き差
しによりロツクするようになつている。
ストレツチヤ1上に患者を乗せる場合、まずフ
レーム4に係止された背もたれ部3bを水平に寝
かせ、次にフレーム4を手前側に倒す。こうして
座部3aと背もたれ部3bが面一になり、その上
面の障害が無くなつたならば、ベツド或は担架上
の患者を横移動して乗せる。
ストレツチヤ1に乗せられた患者は、背もたれ
部3bを起こした状態で昇降式浴槽(図示せず)
の真上に搬ばれ、そこで下から上昇してくる浴槽
内に、横になつたままの姿勢で入浴することがで
きる。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来の片側リクライニング式ストレツチヤ
1は、背もたれ部3bの傾斜角度が水平と40度の
2段階にしか変えることができず、しかも傾斜角
度を40度に設定したい場合には、傾斜角度ロツク
ピンを差し換える必要があり、そのための作業が
非常に面倒である等の問題点があり、さらに、患
者の乗り降りに際しては、背もたれ部3b側方の
フレーム4を手前側に倒さなければならず、フレ
ーム4の取り扱いにも注意を払わなければならな
い等の問題点があつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上記問題点を解決したものであ
り、キヤスタ付きの脚部により両側から支持さ
れ、下半身を支える座部と上半身を支える背もた
れ部からなる支持板と、前記背もたれ部の傾斜姿
勢を複数箇所でロツクするラチエツト機構とを設
けて構成したことを要旨とするものである。
[作用] この考案は、両側の脚部に支持された支持板を
構成する座部と背もたれ部のうち、背もたれ部の
傾斜姿勢をラチエツト機構により複数箇所でロツ
クできるようにし、傾斜姿勢の変更及び患者の移
動等を簡単化する。
[実施例] 以下、この考案の実施例について、第1図ない
し4図を参照して説明する。第1,2図は、それ
ぞれこの考案の片側リクライニング式ストレツチ
ヤの一実施例を示す平面図及び側面図、第3,4
図は、それぞれ第1,2図に示したラチエツト機
構の一部断面平面図及び断面側面図である。
第1,2図中、片側リクライニング式ストレツ
チヤ11は、キヤスタ12a付きの4本の脚部1
2が支持板13を支持しており、支持板13は、
患者の下半身を支える座部13aと傾斜角度を随
意変えることができる背もたれ部13bからな
る。背もたれ部13bは、座部13aに対し回動
自在に連結されており、その左側部に傾斜角度を
変えるためのロツド14が固定されている。この
ロツド14の端部には、ガイドバー15に対する
係止状態を保持するためのラチエツト機構16が
組み付けてある。
ガイドカバー15は、前記背もたれ部13bの
座部13aに対する連結部を中心に弧を描く湾曲
部15aが、脚部12の上方に延びており、この
湾曲部15aの頂部から真横に延びる水平部15
bが、連結部の近傍に始端をもつ傾斜部15cに
連なる形状を有する。湾曲部15aには、一定間
隔を有して係止溝17a付きのブロツク17が組
み付けてあり、前記ラチエツト機構16の爪部1
8を任意の係止溝17aに係止させることができ
るようになつている。
すなわち、ラチエツト機構16は、第3,4図
に示す如く、ロツド14の先端に固着されたホル
ダ19内をガイドバー15の湾曲部15aが貫通
しており、ホルダ19内に組み込まれた爪部18
を、プツシユロツド20によつて移動できるよう
にしてある。プツシユロツド20は、ホルダ19
の端部に固着した筒状の把持部21を挿通してお
り、プツシユロツド20の先端部に被せたキヤツ
プ22が、把持部21の外方に突出している。把
持部21内には、ばね23が嵌装しており、キヤ
ツプ22に対し爪部18が係止溝17aに係合す
る方向に力を附勢している。
なお、この実施例では、座部13aの両側に落
下防止用の手摺り24が着脱自在に取り付けてあ
り、座部13aの先端部には、着脱自在の足掛け
25が取り付けてある。
ここで、背もたれ部13bの傾斜角度を変える
場合、まず、キヤツプ22に掌を押し付け、プツ
シユロツド20を押し込みながら、把持部21を
握りしめる。プツシユロツド20の押し込みとと
もに爪部18が係止溝17aから離脱するため、
ホルダ19は湾曲部15aに対して自由に位置を
変えることができるようになる。従つて、把持部
21を握つている手でロツド14全体を動かすこ
とにより、ロツド14とともに背もたれ部13b
の傾斜角度を変えることができる。
背もたれ部13bが所望の傾斜角度に達したな
らば、プツシユロツド20の押し込みを解除し、
ばね23の復元力により爪部18を係止溝17a
に係止させる。
なお、背もたれ部13bに患者の体重をかけた
まま傾斜角度を大とする場合には、プツシユロツ
ド20を押し込むことなく、把持部21をもつ手
をそのまま引き上げればよい。こうすることによ
り、爪部18は係止溝17aの内壁に沿つて自然
に係止溝17aから離脱し、適当な位置で他の係
止溝17aに係合して停止する。また、これとは
逆にプツシユロツド20を押し込すことなく把持
部21を押し下げようとした場合は、爪部18を
係止溝17aから離脱させることはできないの
で、背もたれ部13bの落下事故等を防止するこ
とができる。
このように、上記片側リクライニング式ストレ
ツチヤ11は、支持板13を構成する座部13a
と背もたれ部13bのうち、背もたれ部13bの
傾斜姿勢をラチエツト機構16により複数箇所で
ロツクできるように構成したから、背もたれ部1
3bに患者等の体重がかかつたままでも、楽に背
もたれ部13bの傾斜を変えることができ、従来
のように背もたれ部3bを傾斜位置に保つために
必要としたフレーム4等も不要であるから、患者
等の傾斜姿勢変更作業がきわめて楽である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、支持
板を構成する座部と背もたれ部のうち、背もたれ
部の傾斜姿勢をラチエツト機構により複数箇所で
ロツクできるように構成したから、背もたれ部に
患者等の体重がかかつたままでも、楽に背もたれ
部の傾斜を変えることができ、従来背もたれ部を
傾斜位置に保つために必要としたフレーム等も不
要であるから、患者等の傾斜姿勢変更作業がきわ
めて楽である等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は、それぞれこの考案の片側リクラ
イニング式ストレツチヤの一実施例を示す平面図
及び側面図、第3,4図は、それぞれ第1,2図
を示したラチエツト機構の一部断面平面図及び断
面側面図、第5図は、従来のリクライニング式ス
トレツチヤの一例を示す斜視図である。 11……片側リクライニング式ストレツチヤ、
12……脚部、12a……キヤスタ、13……支
持板、13a……座部、13b……背もたれ部、
16……ラチエツト機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤスタ付きの脚部により両側から支持され、
    下半身を支える座部と上半身を支える背もたれ部
    からなる支持板と、前記背もたれ部の傾斜姿勢を
    複数箇所でロツクするラチエツト機構とを設け、
    このラチエツト機構は、前記背もたれ部の側部に
    設けたロツドの先端に固定されたホルダと、この
    ホルダ内を貫通するガイドバーの湾曲部と、この
    湾曲部に組み付けられ、一定間隔を有して係止溝
    付きのブロツクと、前記ホルダの端部に固着され
    た箇状の把持部と、この把持部内に挿通されるプ
    ツシユロツドと、前記ホルダ内に組み込まれ、前
    記プツシユロツドによつて移動される爪部と、前
    記把持部より外方に突出し、かつ前記プツシユロ
    ツドの先端部に被せたキヤツプと、前記把持部内
    に嵌装され、前記爪部が前記係止溝に係合する方
    向に力を付勢するばねとから構成されてなる片側
    リクライニング式ストレツチヤ。
JP1985154268U 1985-10-08 1985-10-08 Expired JPH0136508Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985154268U JPH0136508Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

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JP1985154268U JPH0136508Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

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Publication Number Publication Date
JPS6261224U JPS6261224U (ja) 1987-04-16
JPH0136508Y2 true JPH0136508Y2 (ja) 1989-11-07

Family

ID=31073909

Family Applications (1)

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JP1985154268U Expired JPH0136508Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588125Y2 (ja) * 1980-11-05 1983-02-14 株式会社 ドリ−ム総合研究所 ベッドの傾斜調節金具
JPS60149629U (ja) * 1984-03-16 1985-10-04 オ−ジ−技研株式会社 入浴用患者搬送車

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6261224U (ja) 1987-04-16

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