JPH0135990Y2 - - Google Patents
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- JPH0135990Y2 JPH0135990Y2 JP19383682U JP19383682U JPH0135990Y2 JP H0135990 Y2 JPH0135990 Y2 JP H0135990Y2 JP 19383682 U JP19383682 U JP 19383682U JP 19383682 U JP19383682 U JP 19383682U JP H0135990 Y2 JPH0135990 Y2 JP H0135990Y2
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- JP
- Japan
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- manual
- manual shaft
- shaft
- rotation
- solenoid valve
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Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁弁の手動切換装置の改良に関す
る。電磁弁は試運転時や故障時、停電時等におい
て手動操作により回路を切換えることが必要な場
合がある。この手動切換装置として、従来より
種々のものが提案されている。例えば、手動軸の
弁体接触部に凹欠部を設け、その回動によつて弁
体を上下させるもの、回動可能な手動軸軸端の偏
心突部によつて弁体を移動させるもの、前記偏心
突部の回動によつて、てこ部材を作動させて弁体
を押上げるもの、往復動可能な手動軸のテーパ部
上におかれた球体の上下動によつて弁体を移動さ
せるもの、弁体を直接又は間接に押圧し移動させ
るもの等がある。しかし、従来の手動切換装置
は、構造複雑で操作がしにくく、コストが高く、
小型化しにくく、組付が因難である。また、手動
切換操作停止後に自動的に原切換状態に復帰させ
るようになつていない場合も多く、手動切換操作
状態で通電して誤動作させるなどのおそれがあつ
た。一方、手動切換操作停止後、自動的に原切換
状態に復帰させるようにすると、別個に復帰用ば
ねなどが必要となり構造が複雑になるなどの問題
点があつた。
る。電磁弁は試運転時や故障時、停電時等におい
て手動操作により回路を切換えることが必要な場
合がある。この手動切換装置として、従来より
種々のものが提案されている。例えば、手動軸の
弁体接触部に凹欠部を設け、その回動によつて弁
体を上下させるもの、回動可能な手動軸軸端の偏
心突部によつて弁体を移動させるもの、前記偏心
突部の回動によつて、てこ部材を作動させて弁体
を押上げるもの、往復動可能な手動軸のテーパ部
上におかれた球体の上下動によつて弁体を移動さ
せるもの、弁体を直接又は間接に押圧し移動させ
るもの等がある。しかし、従来の手動切換装置
は、構造複雑で操作がしにくく、コストが高く、
小型化しにくく、組付が因難である。また、手動
切換操作停止後に自動的に原切換状態に復帰させ
るようになつていない場合も多く、手動切換操作
状態で通電して誤動作させるなどのおそれがあつ
た。一方、手動切換操作停止後、自動的に原切換
状態に復帰させるようにすると、別個に復帰用ば
ねなどが必要となり構造が複雑になるなどの問題
点があつた。
本考案はこのような事情を背景としてなされた
ものであり、本考案の目的とするところは、操作
が簡単であり、構造簡単で組付容易であり、小形
化し易く、かつ手動切換操作停止後は、原切換状
態に自動的に復元し得る電磁弁の手動切換装置を
提供することにある。
ものであり、本考案の目的とするところは、操作
が簡単であり、構造簡単で組付容易であり、小形
化し易く、かつ手動切換操作停止後は、原切換状
態に自動的に復元し得る電磁弁の手動切換装置を
提供することにある。
そして、本考案の要旨とするところは、電磁装
置に通電、非通電させることにより流体回路を切
換えるようにした電磁弁において、 自身を回動させることにより、電磁気装置の通
電時と同様に流体回路を切換えるようにしたカム
部を有する手動軸と、前記手動軸を回動させるた
めに前記手動軸の一端部に設けられた手動回動操
作手段と、手動軸の前記一端部にその半径方向に
突設され自身の先端部の回動が規制されることに
よつて、手動軸回動操作停止後は回動させられた
前記手動軸を原位置に復帰させる弾力性復帰部と
を設けて構成したことにある。
置に通電、非通電させることにより流体回路を切
換えるようにした電磁弁において、 自身を回動させることにより、電磁気装置の通
電時と同様に流体回路を切換えるようにしたカム
部を有する手動軸と、前記手動軸を回動させるた
めに前記手動軸の一端部に設けられた手動回動操
作手段と、手動軸の前記一端部にその半径方向に
突設され自身の先端部の回動が規制されることに
よつて、手動軸回動操作停止後は回動させられた
前記手動軸を原位置に復帰させる弾力性復帰部と
を設けて構成したことにある。
本考案によれば、手動軸に手動回動操作手段、
弾力性復帰部、カム部等を設ける構成で構造簡
単、組付容易、小形化容易であり、コストも低減
させ得る。また、手動切換操作は手動軸を回動さ
せるだけでよいので操作が簡単である。
弾力性復帰部、カム部等を設ける構成で構造簡
単、組付容易、小形化容易であり、コストも低減
させ得る。また、手動切換操作は手動軸を回動さ
せるだけでよいので操作が簡単である。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。拡大断面図である第1図において、10
は3ポート空圧電磁弁1の弁本体であり、収装孔
12には電磁装置14が緩挿されている。電磁装
置14は有底円筒状の継鉄16の内部にコイル1
8が配設され、上端部には排気通路20を有する
固定鉄心22が圧入されて、取り付けられ、下端
側中央部には可動鉄心24が摺動可能に嵌合され
て構成されている。そして、継鉄16に設けた切
欠き孔23から、コイル18へ外部配線を接続す
るためのリード線25の基部をブロツク状に型成
形して固化したリード線包持ブロツク27を半径
方向に突出形成している。可動鉄心24は非通電
時には、圧縮コイルばね26によつて、流路2
8,30に連通する弁室32内に突出するよう付
勢され、中心部に流路28を有する隆起部34上
端面を押圧し流路28を閉塞するようにされてい
る。可動鉄心24の上下方向の貫通孔には、下端
部側にパツキン材36が圧入固定され、上端側に
パツキン材38が摺動可能に嵌合され圧縮コイル
ばね40により上端側に向つて付勢されている。
非通電時には可動鉄心24は下方に押し下げられ
パツキン材36が隆起部34先端に当接し、流路
28と流路30との連通が断たれると共に、流路
30は弁室32を介して可動鉄心24に刻設され
た縦条溝41と可動鉄心24上端の隙間をへて、
一端が大気中に解放された排気通路20に連通さ
れる。通電時には、可動鉄心24は固定鉄心22
に吸引されて上昇し、パツキン材38が固定鉄心
22下端部に設けられた弁座42に当接し排気通
路20が閉塞されると共に、パツキン材36が隆
起部34から離れ、流路28と流路30とが連通
する。パツキン材38は、可動鉄心24内に緩挿
さればね40で押圧されているので、当接時の衝
撃を吸収し得る。可動鉄心24にはエア抜き孔4
3が設けられ、貫通孔を弁室32に連通させるこ
とによつてパツキン材38の摺動を阻害しないよ
うになつている。
明する。拡大断面図である第1図において、10
は3ポート空圧電磁弁1の弁本体であり、収装孔
12には電磁装置14が緩挿されている。電磁装
置14は有底円筒状の継鉄16の内部にコイル1
8が配設され、上端部には排気通路20を有する
固定鉄心22が圧入されて、取り付けられ、下端
側中央部には可動鉄心24が摺動可能に嵌合され
て構成されている。そして、継鉄16に設けた切
欠き孔23から、コイル18へ外部配線を接続す
るためのリード線25の基部をブロツク状に型成
形して固化したリード線包持ブロツク27を半径
方向に突出形成している。可動鉄心24は非通電
時には、圧縮コイルばね26によつて、流路2
8,30に連通する弁室32内に突出するよう付
勢され、中心部に流路28を有する隆起部34上
端面を押圧し流路28を閉塞するようにされてい
る。可動鉄心24の上下方向の貫通孔には、下端
部側にパツキン材36が圧入固定され、上端側に
パツキン材38が摺動可能に嵌合され圧縮コイル
ばね40により上端側に向つて付勢されている。
非通電時には可動鉄心24は下方に押し下げられ
パツキン材36が隆起部34先端に当接し、流路
28と流路30との連通が断たれると共に、流路
30は弁室32を介して可動鉄心24に刻設され
た縦条溝41と可動鉄心24上端の隙間をへて、
一端が大気中に解放された排気通路20に連通さ
れる。通電時には、可動鉄心24は固定鉄心22
に吸引されて上昇し、パツキン材38が固定鉄心
22下端部に設けられた弁座42に当接し排気通
路20が閉塞されると共に、パツキン材36が隆
起部34から離れ、流路28と流路30とが連通
する。パツキン材38は、可動鉄心24内に緩挿
さればね40で押圧されているので、当接時の衝
撃を吸収し得る。可動鉄心24にはエア抜き孔4
3が設けられ、貫通孔を弁室32に連通させるこ
とによつてパツキン材38の摺動を阻害しないよ
うになつている。
そして、収装孔12に緩挿された電磁装置14
は、カバー46により押し付けられて弁本体10
に取り付けられ、電磁装置14の下端部で押圧さ
れたOリング48により弁室32の気密が保持さ
れる。カバー46は第2図に示すように箱状部材
の一方が開放された形状をなし、その相対向する
両端部内側に係合突部50が形成されたものであ
り、弾性を有する合成樹脂(商品名 ジユラコン
(登録商標))で一体形成されている。一方弁本体
10両側には第3図に示すように係合凹部52が
形成され、これに係合突部50が嵌め込まれてカ
バー46が取り付けられる。
は、カバー46により押し付けられて弁本体10
に取り付けられ、電磁装置14の下端部で押圧さ
れたOリング48により弁室32の気密が保持さ
れる。カバー46は第2図に示すように箱状部材
の一方が開放された形状をなし、その相対向する
両端部内側に係合突部50が形成されたものであ
り、弾性を有する合成樹脂(商品名 ジユラコン
(登録商標))で一体形成されている。一方弁本体
10両側には第3図に示すように係合凹部52が
形成され、これに係合突部50が嵌め込まれてカ
バー46が取り付けられる。
弁本体10には、隆起部34の側方位置に手動
軸58を回動可能に嵌合する収装孔60が設けら
れ、その先端部は弁室32と連通するようになつ
ている。手動軸58は第4図に示すように収装孔
60に嵌合し得る軸部の一端部に手動回転操作手
段としての回動作動片62と弾力性を有する弾力
性復帰片64が一体成形によりそれぞれ突設させ
られ、軸部の他端部には側面部が平坦にされたカ
ム部66が形成されている。尚、一体成形された
弾力性復帰片64に代えて、別部材である弾力性
復帰部材を手動軸58に取付けてもよい。また、
手動回動操作手段として、回動作動片62に代え
て、手動軸軸端にドライバ先端と係合し得る係合
溝を設けたり、六角棒レンチに係合し得る六角孔
等を設けるなど回転工具の係合部を設け、ドライ
バ等の回転工具により、手動軸の回動させること
も可能である。そして、手動軸58の回動によつ
て、カム部66がばね26の付勢力に抗して可動
鉄心24の下端部を押し上げるようになつてい
る。一方、弁本体10側方には、第1図、第5図
に示すように回動作動片62、弾力性復帰片64
を収容し得る凹部68が形成され、かつ第3図に
示すように回動作動片62を外部上側から押し付
けて操作するための切欠部70が設けられてい
る。弾力性復帰片64の先端部65は凹部68内
壁に当接し、その時計方向の回動移動が規制され
ているので、回動作動片62の回動操作時には弾
力性復帰片64は屈曲させられ、回動させられた
手動軸58を原位置に復帰させる弾性エネルギが
蓄積される。なお、回動作動片62の回動操作に
よつて、手動軸58が回動し、可動鉄心24が押
し上げられるが、所定押上げ量が得られる範囲内
に回動作動片62が回動し得るように、回動作動
片62先端部が当接する凹部68の内壁間寸法が
決定されている。従つて、手動軸58の回動を原
位置に復帰させる弾力性復帰片64に必要以上の
曲げ応力が加えられることを回避でき、その疲
労、破損等を防止できる。手動軸58には、Oリ
ング溝72にOリング74が装着されて、弁室3
2の気密が保たれると共に外周部に設けられた溝
76に止ねじ78の先端部が嵌合されて、手動軸
58の軸方向移動が規制される。
軸58を回動可能に嵌合する収装孔60が設けら
れ、その先端部は弁室32と連通するようになつ
ている。手動軸58は第4図に示すように収装孔
60に嵌合し得る軸部の一端部に手動回転操作手
段としての回動作動片62と弾力性を有する弾力
性復帰片64が一体成形によりそれぞれ突設させ
られ、軸部の他端部には側面部が平坦にされたカ
ム部66が形成されている。尚、一体成形された
弾力性復帰片64に代えて、別部材である弾力性
復帰部材を手動軸58に取付けてもよい。また、
手動回動操作手段として、回動作動片62に代え
て、手動軸軸端にドライバ先端と係合し得る係合
溝を設けたり、六角棒レンチに係合し得る六角孔
等を設けるなど回転工具の係合部を設け、ドライ
バ等の回転工具により、手動軸の回動させること
も可能である。そして、手動軸58の回動によつ
て、カム部66がばね26の付勢力に抗して可動
鉄心24の下端部を押し上げるようになつてい
る。一方、弁本体10側方には、第1図、第5図
に示すように回動作動片62、弾力性復帰片64
を収容し得る凹部68が形成され、かつ第3図に
示すように回動作動片62を外部上側から押し付
けて操作するための切欠部70が設けられてい
る。弾力性復帰片64の先端部65は凹部68内
壁に当接し、その時計方向の回動移動が規制され
ているので、回動作動片62の回動操作時には弾
力性復帰片64は屈曲させられ、回動させられた
手動軸58を原位置に復帰させる弾性エネルギが
蓄積される。なお、回動作動片62の回動操作に
よつて、手動軸58が回動し、可動鉄心24が押
し上げられるが、所定押上げ量が得られる範囲内
に回動作動片62が回動し得るように、回動作動
片62先端部が当接する凹部68の内壁間寸法が
決定されている。従つて、手動軸58の回動を原
位置に復帰させる弾力性復帰片64に必要以上の
曲げ応力が加えられることを回避でき、その疲
労、破損等を防止できる。手動軸58には、Oリ
ング溝72にOリング74が装着されて、弁室3
2の気密が保たれると共に外周部に設けられた溝
76に止ねじ78の先端部が嵌合されて、手動軸
58の軸方向移動が規制される。
次に本実施例装置の作動を説明する。
非通電時には、前述した如く、第1図に示すよ
うに流路28と流路30との連通が断たれる。な
お、弁室32は可動鉄心24の縦条溝41、排気
通路20により大気と連通している。通電時に
は、固定鉄心22の磁化により可動鉄心24が上
方に吸引され排気通路20を閉塞すると共に、流
路28と流路30とは弁室32を介して連通され
る。停電時、故障時等の非通電状態時において、
切欠部70の間からドライバ等の棒状部材で回動
作動片62が押し下げられると手動軸58が回動
させられ、カム部66の径方向外側端部が上方に
変位し、可動鉄心24を押し上げ、流路30と流
路28とを連通させると共に排気通路20はパツ
キン材38によつて弁室32との連通が断たれる
こととなり、電磁弁の手動切換が行なわれる。な
お、手動軸58により可動鉄心24の押上げ量が
パツキン材38と弁座42との隙間より大きい場
合にはばね40が圧縮されて、パツキン材38が
弁座42を強圧することによつて生ずるトラブル
を回避できる。回動作動片62の押付けが中止さ
れると、手動軸58は弾力性復帰片64の弾性に
より原位置に戻され、手動切換前の状態となる。
このように手動軸58の回動操作により直接可動
鉄心を押し上げるので、切換が確実に行なわれ
る。また、回動させられた回動作動片62と凹部
68内壁との間に小片等を挟持させることにより
手動切換状態を持続させることも可能である。回
動作動片62には凹部80が設けられ、切換操作
時のドライバ等の先端がスリツプしにくくされて
いる。また、回動作動片62は弁本体の凹部68
内に収容されているので、部外者が何気なく誤つ
て操作し、誤動作、けが等のおそれを回避でき
る。手動軸58は合成樹脂製であるから、各接触
部分の摩擦を減少でき摩耗による金属粉の混入に
よりシール部材等が損傷することを防止できる。
うに流路28と流路30との連通が断たれる。な
お、弁室32は可動鉄心24の縦条溝41、排気
通路20により大気と連通している。通電時に
は、固定鉄心22の磁化により可動鉄心24が上
方に吸引され排気通路20を閉塞すると共に、流
路28と流路30とは弁室32を介して連通され
る。停電時、故障時等の非通電状態時において、
切欠部70の間からドライバ等の棒状部材で回動
作動片62が押し下げられると手動軸58が回動
させられ、カム部66の径方向外側端部が上方に
変位し、可動鉄心24を押し上げ、流路30と流
路28とを連通させると共に排気通路20はパツ
キン材38によつて弁室32との連通が断たれる
こととなり、電磁弁の手動切換が行なわれる。な
お、手動軸58により可動鉄心24の押上げ量が
パツキン材38と弁座42との隙間より大きい場
合にはばね40が圧縮されて、パツキン材38が
弁座42を強圧することによつて生ずるトラブル
を回避できる。回動作動片62の押付けが中止さ
れると、手動軸58は弾力性復帰片64の弾性に
より原位置に戻され、手動切換前の状態となる。
このように手動軸58の回動操作により直接可動
鉄心を押し上げるので、切換が確実に行なわれ
る。また、回動させられた回動作動片62と凹部
68内壁との間に小片等を挟持させることにより
手動切換状態を持続させることも可能である。回
動作動片62には凹部80が設けられ、切換操作
時のドライバ等の先端がスリツプしにくくされて
いる。また、回動作動片62は弁本体の凹部68
内に収容されているので、部外者が何気なく誤つ
て操作し、誤動作、けが等のおそれを回避でき
る。手動軸58は合成樹脂製であるから、各接触
部分の摩擦を減少でき摩耗による金属粉の混入に
よりシール部材等が損傷することを防止できる。
第6図は3ポート空圧電磁弁1を主弁82の補
助切換弁として使用した空圧電磁パイロツト切換
弁を示す。第7図はこれをJISシンボルで表示し
たものである。電磁弁1が通電されていないとき
には、第6図に示すように流路28と流路30と
は閉塞され主弁82のスプール84は図示のよう
な切換位置にあるが、手動軸58が手動操作によ
り回動させられると流路28と流路30とが連通
する。図示は省略されているが流路28はPポー
トに連通されているので、流路30に送られた圧
力空気はスプール84の端面を押圧移動させ、主
弁82は第7図右側ポジシヨンの位置に切換られ
る。すなわち、試運転時、停電時等の手動切換が
可能となる。
助切換弁として使用した空圧電磁パイロツト切換
弁を示す。第7図はこれをJISシンボルで表示し
たものである。電磁弁1が通電されていないとき
には、第6図に示すように流路28と流路30と
は閉塞され主弁82のスプール84は図示のよう
な切換位置にあるが、手動軸58が手動操作によ
り回動させられると流路28と流路30とが連通
する。図示は省略されているが流路28はPポー
トに連通されているので、流路30に送られた圧
力空気はスプール84の端面を押圧移動させ、主
弁82は第7図右側ポジシヨンの位置に切換られ
る。すなわち、試運転時、停電時等の手動切換が
可能となる。
以上本考案の一実施例について説明したが、本
考案はこのようなポペツト弁等の実施例に何等限
定されるものではなく、スプール弁、液圧電磁弁
等に適用するなど本考案の要旨を逸脱しない範囲
内において種々なる態様で実施し得ることは勿論
である。
考案はこのようなポペツト弁等の実施例に何等限
定されるものではなく、スプール弁、液圧電磁弁
等に適用するなど本考案の要旨を逸脱しない範囲
内において種々なる態様で実施し得ることは勿論
である。
以上詳記したように、本考案によれば、弾力性
復帰部の弾性によつて手動軸を原位置に回動させ
るようになつているので流路切換後の復帰が確実
である。また、手動回動操作手段によつて手動軸
を回動させるだけで流体回路の切換ができるので
操作が簡単である。更に、一端部に弾力性復帰部
を設けた手動軸を用いる簡易な構成であり、構造
簡単、組付容易で小形化でき、コストの高騰をお
さえることができる。
復帰部の弾性によつて手動軸を原位置に回動させ
るようになつているので流路切換後の復帰が確実
である。また、手動回動操作手段によつて手動軸
を回動させるだけで流体回路の切換ができるので
操作が簡単である。更に、一端部に弾力性復帰部
を設けた手動軸を用いる簡易な構成であり、構造
簡単、組付容易で小形化でき、コストの高騰をお
さえることができる。
第1図は本考案の一実施例である空圧電磁弁の
拡大断面図であり、第2図は同実施例に使用され
るカバーの斜視図であり、第3図は同実施例のカ
バーを取り外した状態を示す斜視図、第4図は同
実施例の手動軸と可動鉄心を示す斜視図、第5図
は同実施例の側面図である。第6図は同実施例の
空圧電磁弁が補助切換弁として使用された電磁パ
イロツト切換弁の部分断面正面図であり、第7図
はJISシンボルで表示したものである。 1……空圧電磁弁、24……可動鉄心、28,
30……流路、58……手動軸、62……回動作
動片(回動操作手段)、64……弾力性復帰片、
66……カム部。
拡大断面図であり、第2図は同実施例に使用され
るカバーの斜視図であり、第3図は同実施例のカ
バーを取り外した状態を示す斜視図、第4図は同
実施例の手動軸と可動鉄心を示す斜視図、第5図
は同実施例の側面図である。第6図は同実施例の
空圧電磁弁が補助切換弁として使用された電磁パ
イロツト切換弁の部分断面正面図であり、第7図
はJISシンボルで表示したものである。 1……空圧電磁弁、24……可動鉄心、28,
30……流路、58……手動軸、62……回動作
動片(回動操作手段)、64……弾力性復帰片、
66……カム部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 電磁装置に通電、非通電させることにより流
体回路を切換えるようにした電磁弁において、 自身を回動させることにより、電磁気装置の
通電時と同様に流体回路を切換えるようにした
カム部を有する手動軸と、前記手動軸を回動さ
せるために前記手動軸の一端部に設けられた手
動回動操作手段と、手動軸の前記一端部にその
半径方向に突設され自身の先端部の回動が規制
されることによつて、手動軸回動操作停止後は
回動させられた前記手動軸を原位置に復帰させ
る弾力性復帰部とを設けたことを特徴とする電
磁弁の手動切換装置。 2 手動回動操作手段は、前記手動軸の一端部に
その半径方向に突設され自身が押圧されること
によつて手動軸を回動させ得る回動作動片であ
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の電磁弁
の手動切換装置。 3 手動回動操作手段は、手動軸々端部にドライ
バ、六角棒レンチ等の回転工具に係合し得る係
合部を設け手動軸を回動可能としたものである
実用新案登録請求の範囲第1項記載の電磁弁の
手動切換装置。 4 カム部は、手動軸の軸端部側方が切欠かれて
平坦面を形成するようにされたものである実用
新案登録請求の範囲第1項記載の電磁弁の手動
切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19383682U JPS5996475U (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 電磁弁の手動切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19383682U JPS5996475U (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 電磁弁の手動切換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5996475U JPS5996475U (ja) | 1984-06-30 |
JPH0135990Y2 true JPH0135990Y2 (ja) | 1989-11-01 |
Family
ID=30416805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19383682U Granted JPS5996475U (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 電磁弁の手動切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5996475U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20230133598A1 (en) * | 2021-11-04 | 2023-05-04 | Ckd Corporation | Electromagnetic valve manifold |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6147486U (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-29 | いすゞ自動車株式会社 | 燃料噴射ノズル |
-
1982
- 1982-12-20 JP JP19383682U patent/JPS5996475U/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20230133598A1 (en) * | 2021-11-04 | 2023-05-04 | Ckd Corporation | Electromagnetic valve manifold |
US12066115B2 (en) * | 2021-11-04 | 2024-08-20 | Ckd Corporation | Electromagnetic valve manifold |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5996475U (ja) | 1984-06-30 |
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