JPH0134958Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0134958Y2
JPH0134958Y2 JP8291584U JP8291584U JPH0134958Y2 JP H0134958 Y2 JPH0134958 Y2 JP H0134958Y2 JP 8291584 U JP8291584 U JP 8291584U JP 8291584 U JP8291584 U JP 8291584U JP H0134958 Y2 JPH0134958 Y2 JP H0134958Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lashing
recess
container
plate
partition wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8291584U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60195291U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8291584U priority Critical patent/JPS60195291U/ja
Publication of JPS60195291U publication Critical patent/JPS60195291U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0134958Y2 publication Critical patent/JPH0134958Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンテナ固縛装置に関する。
バラ積船等の艙内にコンテナを積重ねる場合、
上層或は中層のコンテナを船体構造物に固縛する
必要がある。
従来のこの種コンテナ固縛装置の1例が第6図
及び第7図に示され、1は船体、2は甲板、3は
船艙、4は艙口、5はコンテナである。艙口4の
輪郭線の直下に液体槽6が位置する場合には、液
体槽6の強度及び液密性を損なわないように、そ
の艙口4を限界する隔壁6aにアイプレート7を
溶接し、このアイプレート7に固定板10を立設
して、この固定板10に螺糸付ピン9により固縛
金物8の基端のヨーク8aを枢着し、固縛金物8
の先端に突設した突起8bをコンテナ5の上面端
縁に設けられた固定孔に嵌合することによつてコ
ンテナ5を固縛する。
上記従来の装置においては液体槽6の艙口4を
限界する隔壁6aにアイプレート7を溶接し、こ
のアイプレート7の外面に固定板10を立設し
て、この固定板10に螺糸付ピン9により固縛金
物8の基端を枢着しているので、上記アイプレー
ト7、固定板10、固縛金物8等が液体槽6の艙
口4を限界する隔壁6aより突出し、この突出す
る寸法分だけ艙口4の巾を狭くするので船艙3内
に塔載しうるコンテナ5の列数を減少させるとい
う問題があつた。
本考案は上記問題を解消するために提案された
ものであつて、その要旨とするところは艙口輪郭
線の直下に位置する液体槽の艙口を限界する隔壁
に充分近接して船艙内に配置されたコンテナを係
止する固縛金物が貫通する窓を上記隔壁に穿設
し、この固縛金物の殆んど全部を収容するに充分
な奥行きを持つ液密構造の凹所を上記液体槽の内
部に上記隔壁より凹入して設けたことを特徴とす
るコンテナ固縛装置にある。
本考案においては上記構成を具えているので、
固縛金物の殆んど全部が凹所内に収容され、艙口
を限界する隔壁から艙口に突出しないので、対向
する隔壁同志の間隔即ち艙口の開口巾を有効に利
用できる。従つて、船艙内に塔載しうるコンテナ
の列数が増大する。しかも固縛金物は隔壁に穿設
された窓を貫通してその基端は液密構造の凹所内
において液体槽の強度及び液密性を損なわないよ
うに容易に支持することが可能となる。
以下、本考案を第1図ないし第3図に示す1実
施例を参照しながら具体的に説明する。
第2図において、1は船体、2は甲板、3は船
艙、4は艙口、5はコンテナ、6は液体槽で、以
上は第6図及び第7図に示す従来のものと同様で
ある。20は液体槽6内に形成された液密構造の
凹所で、艙口4を限界する液体槽6の隔壁6aに
穿設された窓11を介して外部に開口せしめられ
ている。この凹所20は第1図及び第3図に示す
ように、隔壁6aと頂板12と、底板16と、側
板15と、後面板17を相互に溶接することによ
り液密構造の箱形とされている。窓11を貫通す
る固縛金物8の基端のヨーク8aが螺糸付ピン9
を介して後面板17に立設された固定板12に枢
着され、この固縛金物8の先端に突設した突起8
bはコンテナ5の上面端縁に設けられた固定孔に
嵌合せしめられる。この凹所20は隔壁6aに充
分に近接して配置されたコンテナ5を固縛金物8
により固縛したとき、この固縛金物8の殆んど全
部を収容するに充分な奥行きを持つようにされて
いる。
この凹所20を組み立てるには、先ずコンテナ
5の固定位置に対応する隔壁6aの位置に窓11
を穿設する。次いで、第3図に示すように側板1
5、固定板12、頂板14、底板16を相互に溶
接して組み立て、これを隔壁6aの所定位置に
溶接により固着する。その後、後面板17を頂
板14及び底板16に凹所20の外側より溶接
して固定した後凹所20内より溶接する。しか
る後、後面板17と固定板12とを溶接により
固着する。なお、側板15と底板16は連続する
板を折り曲げることにより一体に製作しても良
い。
凹所20を甲板2に近接して設置する場合には
第4図及び第5図に示すように、側板15、底板
16及び固定板12を相互に溶接してブロツク
に組み立て、次いで、このブロツクの側板15及
び底板16の側端を隔壁6aの所定位置に溶接
した後、固定板12の上端を甲板2に溶接す
る。しかる後後面板17を嵌合してその周囲を凹
所20の外側から甲板2、底板16及び側板15
に溶接し、次いで凹所20の内側から後面板1
7の周囲を甲板2、底板16及び側板15に溶接
すると同時に固定板12の上端を甲板2に溶接
する。しかる後凹所20の内側から固定板12
の後端を後面板17に溶接する。
以上、上層のコンテナ5を固縛する装置につい
て述べたが、中層のコンテナ5を固縛する装置も
同様に組み立てることができる。
しかして、艙口4の輪郭線の直下に位置する液
体槽6の艙口4を限界する隔壁6aに充分近接し
て船艙3内に配置されたコンテナ5を係止する固
縛金物8が貫通する窓11を上記隔壁6aに穿設
し、この固縛金物8の殆んど全部を収容するに充
分な奥行きを持つ液密構造の凹所20を上記液体
槽6の内部に上記隔壁6aより凹入して設けてい
るので、固縛金物8の殆んど全部が凹所20内に
収容され、艙口4を限界する隔壁6aから艙口4
に突出しないので、対向する隔壁6a同志の間隔
即ち艙口4の開口巾を有効に利用できる。従つ
て、船艙3内に塔載しうるコンテナ5の列数が増
大する。しかも固縛金物8は隔壁6aに穿設され
た窓11を貫通してその基端は液密構造の凹所2
0内において液体槽6の強度及び液密性を損なわ
ないように容易に支持することが可能となる。そ
して、第3図及び第5図にギリシヤ数字で示した
順序に溶接することにより、凹所20を充分な強
度を持つて容易に液密構造に組み立てることがで
きる。
なお、固縛金物は種々の形状、構造のものを採
用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の1実施例を示
し、第1図は部分的に破断して示す斜視図、第2
図は固縛装置の取付位置を示す船舶の略示的横断
面図、第3図は凹所の組立て手順を示す縦断面図
である。第4図及び第5図は本考案の他の実施例
を示し、第4図は部分的に破断して示す凹所の斜
視図、第5図は凹所の組み立て手順を示す縦断面
図である。第6図及び第7図は従来のコンテナ固
縛装置の1例を示し、第6図は固縛装置の取付位
置を示す船舶の略示的横断面図、第7図は固縛装
置の斜視図である。 艙口……4、液体槽……6、隔壁……6a、船
艙……3、コンテナ……5、固縛金物……8、凹
所……20。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 艙口輪郭線の直下に位置する液体槽の艙口を限
    界する隔壁に充分近接して船艙内に配置されたコ
    ンテナを係止する固縛金物が貫通する窓を上記隔
    壁に穿設し、この固縛金物の殆んど全部を収容す
    るに充分な奥行きを持つ液密構造の凹所を上記液
    体槽の内部に上記隔壁より凹入して設けたことを
    特徴とするコンテナ固縛装置。
JP8291584U 1984-06-06 1984-06-06 コンテナ固縛装置 Granted JPS60195291U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8291584U JPS60195291U (ja) 1984-06-06 1984-06-06 コンテナ固縛装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8291584U JPS60195291U (ja) 1984-06-06 1984-06-06 コンテナ固縛装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60195291U JPS60195291U (ja) 1985-12-26
JPH0134958Y2 true JPH0134958Y2 (ja) 1989-10-24

Family

ID=30631067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8291584U Granted JPS60195291U (ja) 1984-06-06 1984-06-06 コンテナ固縛装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60195291U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60195291U (ja) 1985-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0134958Y2 (ja)
CA2115995C (en) Lift fitting for cargo containers
JPH0534264Y2 (ja)
JP2597350Y2 (ja) ダブルハルタンカーのタンクコーナー部の構造
JPS59192495U (ja) コンテナ運搬船
JPS6027120Y2 (ja) 船尾管取付部の構造
JPS6327036Y2 (ja)
JPS625908Y2 (ja)
JPS6139010Y2 (ja)
JPS59137892U (ja) 船体構造
JPS6062398U (ja) 船舶の錨鎖庫
JP2534368Y2 (ja) エンジンの燃料タンク
JPH0113034Y2 (ja)
JPS5924712Y2 (ja) オ−プントツプコンテナ用ル−フボウ
JPH0635095U (ja) コンテナ船のセルガイド構造
JPS63172797U (ja)
JPS6344893U (ja)
JPH0198474U (ja)
JPS6045709U (ja) アスファルト溶液の貯蔵タンク
JPS61106500U (ja)
JPS6173495U (ja)
JPS61138699U (ja)
JPS6191491U (ja)
JPS59167793U (ja) 溶融貨物運搬船
JPS58185113U (ja) 反転開閉式容器