JPH0134658B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0134658B2 JPH0134658B2 JP12082682A JP12082682A JPH0134658B2 JP H0134658 B2 JPH0134658 B2 JP H0134658B2 JP 12082682 A JP12082682 A JP 12082682A JP 12082682 A JP12082682 A JP 12082682A JP H0134658 B2 JPH0134658 B2 JP H0134658B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- surface treatment
- treatment agent
- crushed
- crushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はタルク、石灰あるいは硅石などの鉱
石粉体を、ステアリン酸あるいはシリコン油脂な
どの表面処理剤で包被する粉体の表面処理方法に
関する。
石粉体を、ステアリン酸あるいはシリコン油脂な
どの表面処理剤で包被する粉体の表面処理方法に
関する。
粉体の表面処理は、おもに粉体の流動性を良好
にするために施こされるもので、例えばホツパー
内でのブリツジ現象やフラツシユ現象を阻止する
ものである。ところで従来の処理方法は、鉱石を
粉砕機で粉砕し、次いで篩分けされた所要メツシ
ユの粉体を混合機に入れ、且つ表面処理剤を混入
すると同時に加熱して処理されている。しかし粉
体内に処理剤を混入した際に、撹拌が不完全なと
ころでは、粉体が処理剤で再凝固して粒度が大き
くなるので、処理後に改めて篩分けする手間がか
かるものであつた。
にするために施こされるもので、例えばホツパー
内でのブリツジ現象やフラツシユ現象を阻止する
ものである。ところで従来の処理方法は、鉱石を
粉砕機で粉砕し、次いで篩分けされた所要メツシ
ユの粉体を混合機に入れ、且つ表面処理剤を混入
すると同時に加熱して処理されている。しかし粉
体内に処理剤を混入した際に、撹拌が不完全なと
ころでは、粉体が処理剤で再凝固して粒度が大き
くなるので、処理後に改めて篩分けする手間がか
かるものであつた。
この発明は以上の改めて篩分けする手間が省か
れ、一挙に表面処理が出来ないものかと色々と研
究を重ねた結果、一つの解決方法が開発されたも
のである。そこで本発明の方法は、鉱石塊間に表
面処理剤を混入しておき、鉱石塊を所要のメツシ
ユにまで粉砕することによつて、粉体を得ると共
に表面処理を施こすものである。
れ、一挙に表面処理が出来ないものかと色々と研
究を重ねた結果、一つの解決方法が開発されたも
のである。そこで本発明の方法は、鉱石塊間に表
面処理剤を混入しておき、鉱石塊を所要のメツシ
ユにまで粉砕することによつて、粉体を得ると共
に表面処理を施こすものである。
レイモンドミルによる粉砕機に鉱石塊と表面処
理剤を投入して破砕し続けると、破砕時に摩擦熱
が発生し、その熱で表面処理剤が溶解され、更に
粉砕機内で磨砕、解砕及び撹拌されているので、
その撹拌作用によつて破砕粒に溶解した表面処理
剤が付着されて粉体粒が包被されるものである。
理剤を投入して破砕し続けると、破砕時に摩擦熱
が発生し、その熱で表面処理剤が溶解され、更に
粉砕機内で磨砕、解砕及び撹拌されているので、
その撹拌作用によつて破砕粒に溶解した表面処理
剤が付着されて粉体粒が包被されるものである。
そこで実験として、レイモンドミルによつて生
石灰の粉末を製造する過程に試た。即ち生石灰塊
にステアリン酸を約2%(重量比)を混入して粉
砕した。その結果得られた粉体には再凝固したも
のがなく、その中から所要メツシユのものを篩分
けて試料を取り、一方表面処理を施してない同メ
ツシユの生石灰の試料を用意し、各試料を別々の
コツプに充した水中に投入したところ、表面処理
された試料は総べて水に浮び水は清澄であつた。
一方、非処理の試料は水中に混渇し石灰乳となつ
た。この実験によつて、本発明の方法で処理され
た粉体は完全に表面処理されていることが判明さ
れる。
石灰の粉末を製造する過程に試た。即ち生石灰塊
にステアリン酸を約2%(重量比)を混入して粉
砕した。その結果得られた粉体には再凝固したも
のがなく、その中から所要メツシユのものを篩分
けて試料を取り、一方表面処理を施してない同メ
ツシユの生石灰の試料を用意し、各試料を別々の
コツプに充した水中に投入したところ、表面処理
された試料は総べて水に浮び水は清澄であつた。
一方、非処理の試料は水中に混渇し石灰乳となつ
た。この実験によつて、本発明の方法で処理され
た粉体は完全に表面処理されていることが判明さ
れる。
次に流動性を調査するため、平板上に処理粉体
と非処理粉体とを静かに落下して、平板上に出来
た山の安息角を調べた。その結果、非処理粉体の
安息角45〜60度もあるのに対し、処理した粉体で
は30〜40度程度と低く、流動性が良好であること
が判明された。
と非処理粉体とを静かに落下して、平板上に出来
た山の安息角を調べた。その結果、非処理粉体の
安息角45〜60度もあるのに対し、処理した粉体で
は30〜40度程度と低く、流動性が良好であること
が判明された。
尚、レイモンドミルは、粉砕室内にロールを固
定した輪に押しつけて旋回し、スクレツパーで下
に落ちた破砕片をすくい上げ、更に一方より空気
を吹き込み、上方より吹き上げられた粉を吸い出
すが粗大粒のものは再び落下され、微粉のものを
捕集室に誘導し、空気は再び粉砕室に送り込まれ
るものである。またその空気は80〜90℃となる。
定した輪に押しつけて旋回し、スクレツパーで下
に落ちた破砕片をすくい上げ、更に一方より空気
を吹き込み、上方より吹き上げられた粉を吸い出
すが粗大粒のものは再び落下され、微粉のものを
捕集室に誘導し、空気は再び粉砕室に送り込まれ
るものである。またその空気は80〜90℃となる。
以上のように、この発明による処理方法によれ
ば、実用に供される粉体として生産されるもので
あり、しかも鉱石をレイモンドミルにより粉砕す
る工程のみで表面処理まで行なわれるので、従来
の混合機で処理する工程が省かれると共に、処理
するための熱は、破砕する時の衝撃及び摩擦によ
る発熱を利用するものであるから、処理剤を溶解
する別途の熱源が不要となり、省エネルギー化を
図ることが出来る。更に粉砕すると同時に表面処
理することから、従来のような再凝固することが
なく、従つて再凝固したものを取除く篩分けする
操作も必要がなくなり、生産能率を飛躍的に向上
し得るものである。
ば、実用に供される粉体として生産されるもので
あり、しかも鉱石をレイモンドミルにより粉砕す
る工程のみで表面処理まで行なわれるので、従来
の混合機で処理する工程が省かれると共に、処理
するための熱は、破砕する時の衝撃及び摩擦によ
る発熱を利用するものであるから、処理剤を溶解
する別途の熱源が不要となり、省エネルギー化を
図ることが出来る。更に粉砕すると同時に表面処
理することから、従来のような再凝固することが
なく、従つて再凝固したものを取除く篩分けする
操作も必要がなくなり、生産能率を飛躍的に向上
し得るものである。
Claims (1)
- 1 鉱石を粉砕する際に、レイモンドミルに鉱石
塊と表面処理剤を重量比約2%の割合で混入し、
レイモンドミルの駆動により、破砕時に発生する
熱で表面処理剤を溶解すると同時に粉砕粒を撹拌
して、粉体の表面を表面処理剤で包被する粉体の
表面処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12082682A JPS5912751A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 粉体の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12082682A JPS5912751A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 粉体の表面処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5912751A JPS5912751A (ja) | 1984-01-23 |
JPH0134658B2 true JPH0134658B2 (ja) | 1989-07-20 |
Family
ID=14795915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12082682A Granted JPS5912751A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 粉体の表面処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912751A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113457609A (zh) * | 2021-08-16 | 2021-10-01 | 齐超美 | 一种化工粉末原料进料用的反应釜 |
-
1982
- 1982-07-12 JP JP12082682A patent/JPS5912751A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5912751A (ja) | 1984-01-23 |
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