JPH0133300Y2 - - Google Patents

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JPH0133300Y2
JPH0133300Y2 JP11877482U JP11877482U JPH0133300Y2 JP H0133300 Y2 JPH0133300 Y2 JP H0133300Y2 JP 11877482 U JP11877482 U JP 11877482U JP 11877482 U JP11877482 U JP 11877482U JP H0133300 Y2 JPH0133300 Y2 JP H0133300Y2
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JP
Japan
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resin liquid
cylinder
cylindrical
bag body
material supply
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JP11877482U
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JPS5921924U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は遠心成形装置に関するものである。
従来の遠心成形装置は、筒型内に挿入した筒軸
の先端材料供給部から樹脂液やフアイバーなどの
材料を該筒型内周面上に供給する構成であつた。
かかる従来の構成によると、筒軸は片持ち状態で
あることから遠心成形時に振れ、先端の材料供給
部においては大きく振れることになる。その結
果、該材料供給部を破損したり、或いは成形中の
樹脂管を乱してしまう。特に小径で長尺の樹脂管
を製作する場合に問題となる。
本考案はかかる問題点を解決することを目的と
している。
すなわち本考案は、水平軸心の周りに回転可能
な筒型と、この筒型内において前記水平軸心上で
移動可能な筒軸とを有し、この筒軸の先端に材料
供給部を配設してなる遠心成形装置において、前
記筒軸に、その外周面が筒型内周面に摺接可能な
長尺袋体を外嵌した遠心成形装置を提案するもの
である。かかる構成によると、前記筒軸が長尺袋
体を介して筒型側に軸受されることになり、した
がつて材料供給部側が振れることを皆無にでき
る。これにより、例え小径で長尺の樹脂管であつ
たとしても、何ら支障なく製作することができ
る。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。1は筒型で、複数の輪体2に支持されて水
平軸心3の周りに回転可能に構成してあり、両端
には端面治具4が取付けてある。5は前記筒型1
内に耐食樹脂液6と樹脂液7とフアイバー8とを
供給する材料供給装置で、前記水平軸心3に沿つ
て配設した第1樹脂液供給管9と、同じく第2樹
脂液供給管10と、同じくエアー供給管11と、
前記第1樹脂液供給管9の基端にポンプ12を介
して連通する耐食樹脂液タンク13と、前記第2
樹脂液供給管10の基端にポンプ14を介して連
通する樹脂液タンク15と、前記第2樹脂液供給
管10の先端に連通し且つ樹脂液7を周方向に分
散する樹脂液分散具16と、この樹脂液分散具1
6の外側に取付けた環状チユーブ体17と、各供
給管9,10,11に外嵌し且つ基端がこれら供
給管9,10,11に一体化された筒軸18と、
この筒軸18の先端外周に取付けられ且つ筒型1
の内周面に摺接可能な環状袋体19とから構成さ
れる。前記フアイバー8は予め筒状に形成され、
前記第2樹脂液供給管10に外嵌し且つうず巻き
状にして筒軸18内に収納してある。前記樹脂液
分散具16は外向きの分散器20を形成する内側
分散板16Aと外側分散板16Bとからなり、前
記分散路20は環状チユーブ体17に対して環状
袋体19側において開口している。前記環状チユ
ーブ体17は、そのチユーブ軸心21の周りに回
転可能になるように樹脂液分散具16側に支持さ
れている。ポンプ22に連通する前記エアー供給
管11の先端は前記環状袋体19内に連通し、ま
た第1樹脂液供給管9の先端は環状袋体19の近
くに開口して、筒型1の内周面に耐食樹脂液6を
供給可能としている。前記樹脂液分散具16や環
状袋体19などの部分が材料供給部23となる。
前記筒軸18には、その外周面が筒型1の内周面
に接当可能な長尺袋体24が外嵌してある。この
長尺袋体24は、筒軸18の先端に取付けた固定
リング25と、筒軸18の中間に外嵌した可動リ
ング26との間に配設され、また可動リング26
はシリンダ27によつて押圧付勢されている。こ
こで長尺袋体24はエアー供給などにより筒軸1
8から浮かしてもよい。
以下に作用を説明する。材料供給装置5を筒型
1に対して最も突入させた状態で、フアイバー8
の先端を筒型1の内周面上に定着(固定)させ
る。この定着は端面治具4側から行なわれる。そ
して筒型1と競給装置5とを水平軸心3の周りで
一体回転させながら、耐食樹脂液6と樹脂液7と
を供給しつつ材料供給装置5を抜出動させる。す
ると先ず筒型1の内周面上に耐食樹脂液6が供給
されて遠心成形される。そして筒軸18からフア
イバー8が引出され、耐食樹脂外層上に押付け供
給される。そして押付けられたフアイバー8上に
樹脂液分散具16から樹脂液7が供給される。こ
の樹脂液7は供給と同時に環状チユーブ体17に
よつて押付けられるが、その際に環状チユーブ体
17はチユーブ軸心21の周りで回転し、以つて
ここでの摺接は生じない。なお樹脂液7は耐食樹
脂液であつてもよい。このような遠心成形中にお
いて筒軸18は長尺袋体24により筒型1側に支
持されており、したがつて材料供給部23側の振
れは生じない。また筒軸18の抜出時において長
尺袋体24は第1図イで示すように自ら回動する
ことになり、ここでの摺接は生じない。また長尺
袋体24は筒型1からの抜出時に端面治具4をそ
の弾性変形によつて乗り越えることになり、該抜
出時において遠心成形作用に悪影響を及ぼさな
い。なおシリンダ27は長尺袋体24による筒型
1の内周面に対する面圧制御を行なうもので、可
動リング26を固定したときには不要にし得る。
以上述べた本考案における遠心成形装置による
と、筒軸が長尺袋体を介して筒型側に軸受される
ことになり、したがつて材料供給部側が振れるこ
とを皆無にできる。これにより、例え小径で長尺
の樹脂管であつたとしても、何ら支障なく製作す
ることができる。また長尺袋体は端面治具をその
弾性変形によつて乗り越えることができ、この長
尺袋体が製作作業に邪魔になることはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断
側面図、第2図は第1図におけるA−A断面図、
第3図は同B−B断面図、第4図は同C−C断面
図である。 1……筒型、3……水平軸心、5……材料供給
装置、6……耐食樹脂液、7……樹脂液、8……
フアイバー、16……樹脂液分散具、17……環
状チユーブ体、18……筒軸、19……環状袋
体、23……材料供給部、24……長尺袋体、2
5……固定リング、26……可動リング、27…
…シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平軸心の周りに回転可能な筒型と、この筒型
    内において前記水平軸心上で移動可能な筒軸とを
    有し、この筒軸の先端に材料供給部を配設してな
    る遠心成形装置において、前記筒軸にその外周面
    が筒型内周面に摺接可能な長尺袋体を外嵌したこ
    とを特徴とする遠心成形装置。
JP11877482U 1982-08-03 1982-08-03 遠心成形装置 Granted JPS5921924U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11877482U JPS5921924U (ja) 1982-08-03 1982-08-03 遠心成形装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11877482U JPS5921924U (ja) 1982-08-03 1982-08-03 遠心成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5921924U JPS5921924U (ja) 1984-02-10
JPH0133300Y2 true JPH0133300Y2 (ja) 1989-10-09

Family

ID=30272861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11877482U Granted JPS5921924U (ja) 1982-08-03 1982-08-03 遠心成形装置

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Publication number Publication date
JPS5921924U (ja) 1984-02-10

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