JPH01320477A - 異常過熱検出装置 - Google Patents
異常過熱検出装置Info
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- JPH01320477A JPH01320477A JP63153140A JP15314088A JPH01320477A JP H01320477 A JPH01320477 A JP H01320477A JP 63153140 A JP63153140 A JP 63153140A JP 15314088 A JP15314088 A JP 15314088A JP H01320477 A JPH01320477 A JP H01320477A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明はたとえば導体接続部分における接触不良その
他による異常過熱を検出する装置に関する。
他による異常過熱を検出する装置に関する。
（従来の技術）
導体接続部分における接触不良などによる異常加熱を検
出するのに、ポリエチレンなどの比較的融点の低いプラ
スチックフィルムで密封した容器の中に、炭酸塩などの
ガス発生剤を入れたものを、導体接続部分に固定するこ
とが行なわれている。
出するのに、ポリエチレンなどの比較的融点の低いプラ
スチックフィルムで密封した容器の中に、炭酸塩などの
ガス発生剤を入れたものを、導体接続部分に固定するこ
とが行なわれている。
これによれば異常過熱温度に到達すると、ガス発生剤が
熱分解し、容器中にガスが充満して内圧が増加する。温
度がプラスチックフィルムの融点を越えると、そのフィ
ルムは内圧に耐えきれず、裂けてガスを放出する。この
ガスをガス検出器によって検出することにより、異常過
熱の発生が検出できるようになる。
熱分解し、容器中にガスが充満して内圧が増加する。温
度がプラスチックフィルムの融点を越えると、そのフィ
ルムは内圧に耐えきれず、裂けてガスを放出する。この
ガスをガス検出器によって検出することにより、異常過
熱の発生が検出できるようになる。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしこの構成によると、ガスが発生するまでに容器の
内圧が上昇するのを待ち、続いてプラスチックフィルム
の融点まで温度が上昇するのを待つ必要がある。そのた
めガスが容器から外部に放出されるまで、かなりの時間
ムラが生じるのは避けられなかった。
内圧が上昇するのを待ち、続いてプラスチックフィルム
の融点まで温度が上昇するのを待つ必要がある。そのた
めガスが容器から外部に放出されるまで、かなりの時間
ムラが生じるのは避けられなかった。
この発明は導体接続部その他発熱の恐れのある個所の異
常過熱を、ガスの発生から検出するにあたりの、その検
出精度の向上を図ることを目的とする。
常過熱を、ガスの発生から検出するにあたりの、その検
出精度の向上を図ることを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
この発明はガス発生剤と形状記憶合金からなる刃物とを
内部に入れ、フィルムで密封してなる容器を、異常過熱
の検出対象個所に配置したことを特徴とする。
内部に入れ、フィルムで密封してなる容器を、異常過熱
の検出対象個所に配置したことを特徴とする。
（作用）
異常過熱が発生したときに、そのときの熱によって刃物
が記憶していた形状に戻る。この戻る過程で刃物はフィ
ルムを切り裂く。これによってそれまでに熱分解してい
るガス発生剤からのガスを外部に放出する。このガスを
検出することによって異常過熱の発生が検出できるよう
になる。
が記憶していた形状に戻る。この戻る過程で刃物はフィ
ルムを切り裂く。これによってそれまでに熱分解してい
るガス発生剤からのガスを外部に放出する。このガスを
検出することによって異常過熱の発生が検出できるよう
になる。
（実施例）
この発明の実施例を図によって説明する。図において１
，２は異常過熱の検出対象個所、たとえば互いに接続さ
れる導体で、これはボルト３によって締めつけられるな
どして接続される。この導体はたとえば閉鎖配電盤の内
部の導体とする。
，２は異常過熱の検出対象個所、たとえば互いに接続さ
れる導体で、これはボルト３によって締めつけられるな
どして接続される。この導体はたとえば閉鎖配電盤の内
部の導体とする。
４はプラスチック（たとえばテフロン）、金属（たとえ
ばステンレス）などからなる容器、５は容器４の中に入
れられである、導体の異常過熱によってガスを発生する
ガス発生剤、たとえば炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシ
ウムとマレイン酸との混合物である。
ばステンレス）などからなる容器、５は容器４の中に入
れられである、導体の異常過熱によってガスを発生する
ガス発生剤、たとえば炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシ
ウムとマレイン酸との混合物である。
６は過熱を検知したい温度で直立するように形状が記憶
されである。形状記憶合金からなる刃物で、これも容器
４内に設置されである。７は容器４を密封する、ナイロ
ン、テフロンのようなプラスチック製のフィルムである
。
されである。形状記憶合金からなる刃物で、これも容器
４内に設置されである。７は容器４を密封する、ナイロ
ン、テフロンのようなプラスチック製のフィルムである
。
刃物６は前記のように過熱検出温度で記憶していた形状
、すなわち直立形状に戻るとき、その直立過程でフィル
ム７を切り裂くことができるように、その設置位置が選
定されである。
、すなわち直立形状に戻るとき、その直立過程でフィル
ム７を切り裂くことができるように、その設置位置が選
定されである。
導体１，２の接触不良などによって過熱が生じてくると
、その熱によってまずガス発生剤５が熱分解されて、ガ
ス（たとえば炭酸ガス）を発生する。これによって容器
４の内部の内圧が、導体の温度上昇と共に増加する。こ
のときの状態を示したのが第２図である。
、その熱によってまずガス発生剤５が熱分解されて、ガ
ス（たとえば炭酸ガス）を発生する。これによって容器
４の内部の内圧が、導体の温度上昇と共に増加する。こ
のときの状態を示したのが第２図である。
更に過熱が進行して導体温度が異常検出温度（たとえば
１３０℃）に到達すると、そのときの熱によって刃物６
が記憶されていた形状、すなわち直立する形状に戻る。
１３０℃）に到達すると、そのときの熱によって刃物６
が記憶されていた形状、すなわち直立する形状に戻る。
この戻りの過程でフィルム７が刃物６によって切り裂か
れる。このときの状態を示したのが第３図である。
れる。このときの状態を示したのが第３図である。
この切り裂きによってガスが容器４の外部に放出される
。このガスを適当なガス検知器で検知すれば、導体１，
２が過熱温度まで上昇したことが検知される。
。このガスを適当なガス検知器で検知すれば、導体１，
２が過熱温度まで上昇したことが検知される。
なお図の例では刃物６の記憶形状を直立形状としたが、
刃物６を容器４の側壁に設置するときは。
刃物６を容器４の側壁に設置するときは。
常時は直立（容器４の底壁と平行する方向）形状として
おくとともに、その記憶形状を上方に屈曲する屈曲形状
としておいてもよい。
おくとともに、その記憶形状を上方に屈曲する屈曲形状
としておいてもよい。
これによるときは、導体が過熱状態となった場合、刃物
６が上方に屈曲して、フィルム７を切り裂くようになる
。
６が上方に屈曲して、フィルム７を切り裂くようになる
。
（発明の効果）
以上詳述したようにこの発明によれば、異常過熱をガス
の発生によって検出するにあたり、形状記憶合金を使用
し、これによってガス発生剤を封入していたフィルムを
切り裂くことによって、ガスを放出するようにしたので
、従来のようにフィルムの溶融をまってガスを放出する
のに比較して。
の発生によって検出するにあたり、形状記憶合金を使用
し、これによってガス発生剤を封入していたフィルムを
切り裂くことによって、ガスを放出するようにしたので
、従来のようにフィルムの溶融をまってガスを放出する
のに比較して。
高精度に異常過熱の発生が検出できるようになるといっ
た効果を奏する。
た効果を奏する。
第１図はこの発明の実施例を示す断面図、第２図、第３
図は動作説明用の断面図である。 １．２・・・導体、４・・・容器、５・・・ガス発生剤
、６・・・刃物、７・・・フィルム。 特許出願人 日新電機株式会社 −１
図は動作説明用の断面図である。 １．２・・・導体、４・・・容器、５・・・ガス発生剤
、６・・・刃物、７・・・フィルム。 特許出願人 日新電機株式会社 −１
Claims (1)
- 内部に過熱温度によってガスを発生するガス発生剤を収
納し、フィルムで封入してなる容器を、過熱検出対象個
所に設置するとともに、記憶形状合金からなり、過熱検
出温度に対応して、記憶していた形状に戻るとともに、
その戻りの過程で前記フィルムを切り裂く刃物を、前記
容器の内部に設置してなる異常過熱検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63153140A JPH01320477A (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 異常過熱検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63153140A JPH01320477A (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 異常過熱検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01320477A true JPH01320477A (ja) | 1989-12-26 |
Family
ID=15555886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63153140A Pending JPH01320477A (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 異常過熱検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01320477A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001048498A1 (en) * | 1999-11-24 | 2001-07-05 | Udaya Shankar, Srikantiaha, Rama, Rao | ELECTRICAL FLASHOVER MONITOR-E FOM?x+¿ |
| US7445616B2 (en) * | 2001-03-23 | 2008-11-04 | Petrakis Dennis N | Temperature responsive systems |
| US7476224B2 (en) | 2003-03-17 | 2009-01-13 | Petrakis Dennis N | Temperature responsive systems |
| US7607402B2 (en) * | 2001-03-23 | 2009-10-27 | Petrakis Dennis N | Temperature responsive systems |
| US7655001B2 (en) * | 2001-03-23 | 2010-02-02 | Petrakis Dennis N | Temperature responsive systems |
| CN102403655A (zh) * | 2010-09-14 | 2012-04-04 | 河南省电力公司焦作供电公司 | 基于电子鼻技术的中高压开关柜温度监测系统 |
| CN103630794A (zh) * | 2013-12-04 | 2014-03-12 | 国网上海市电力公司 | 一种电力设备一次回路接触不良的报警方法 |
-
1988
- 1988-06-21 JP JP63153140A patent/JPH01320477A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001048498A1 (en) * | 1999-11-24 | 2001-07-05 | Udaya Shankar, Srikantiaha, Rama, Rao | ELECTRICAL FLASHOVER MONITOR-E FOM?x+¿ |
| US7445616B2 (en) * | 2001-03-23 | 2008-11-04 | Petrakis Dennis N | Temperature responsive systems |
| US7607402B2 (en) * | 2001-03-23 | 2009-10-27 | Petrakis Dennis N | Temperature responsive systems |
| US7655001B2 (en) * | 2001-03-23 | 2010-02-02 | Petrakis Dennis N | Temperature responsive systems |
| US8172458B2 (en) | 2001-03-23 | 2012-05-08 | Petrakis Dennis N | Temperature responsive systems |
| US7476224B2 (en) | 2003-03-17 | 2009-01-13 | Petrakis Dennis N | Temperature responsive systems |
| CN102403655A (zh) * | 2010-09-14 | 2012-04-04 | 河南省电力公司焦作供电公司 | 基于电子鼻技术的中高压开关柜温度监测系统 |
| CN103630794A (zh) * | 2013-12-04 | 2014-03-12 | 国网上海市电力公司 | 一种电力设备一次回路接触不良的报警方法 |
| CN103630794B (zh) * | 2013-12-04 | 2016-03-30 | 国网上海市电力公司 | 一种电力设备一次回路接触不良的报警方法 |
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