JPH01318758A

JPH01318758A - 燃料噴射ポンプ装置

Info

Publication number: JPH01318758A
Application number: JP1007551A
Authority: JP
Inventors: Godfrey Greeves; ゴドフレイ　グリーブス; Kenneth Maxwell Harris; ケネス　マクスウェル　ハリス
Original assignee: Lucas Industries Ltd
Current assignee: ZF International UK Ltd
Priority date: 1988-05-27
Filing date: 1989-01-13
Publication date: 1989-12-25
Also published as: EP0343759A1; GB8812651D0; BR8900158A; US4936755A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、本体部に取り付けられ協働するエンジンと時
間的に関係して駆動される回転ディストリビュータ部材
と、ディストリビュータ部材に設番ノられたプランジャ
孔と、孔中を摺動する１対のプランジャと、プランジャ
に内向き方向の運動を行なわせるカム手段と、内向き方
向運動中のプランジャにより押し出される燃料を複数の
出口ポートへ給送し、プランジャに外向き方向の運動を
行なわせるよう加ル燃料源からの燃料を供給する通路手
段と、前記ブランシトにより画成され、出口への燃料流
を止めるようプランジャが内向き方向の運動をする間に
所定位置で開放する弁手段とからなる、燃料を内燃エン
ジンへ供給する燃料噴射ポンプ装置に関する。

従来の技術前述の如き装置は英国特許明細ＩＪ９９０６９５から公
知であるが、一方のプランジャは他方のプランジャより
径が小さく、他方のプランジャに形成された行き止まり
孔中をピストンのように摺動してなる。プランジャの内
向き方向運動中に燃料を放出するポンプ室は、孔の閉鎖
端により画成され、前記一方のプランジャの壁に設けら
れるポートと連通ずる。このポートは、ディストリビュ
ータ部材に形成されポンプ室に出入りする燃料流を通す
通路と常に連通している。また、前記一方のプランジャ
には、ポンプ室と連通し眞記一方のプランジャの周囲に
設けられる第１の溝に連通する行き止まり孔が形成され
る。第１の溝は、プランジャの内向き運動中の所定位置
において他方のプランジャの壁に設けられるポートと整
列し、このボー１〜は他方のプランジャの周囲に設Ｃノ
られる第２の溝によりディストリビュータ部材中の流出
通路と連通ずる。

発明が解決しようとする問題点所与の行程及びディストリビュータ部材の孔の直径に対
しては、プランジャにより押し出される燃料体積が適宜
のプランジャ対の押しのけ容積より大幅に少ない。これ
は他方のプランジャ中の行き止まり孔の径がディストリ
ビュータ部材の孔の径より他方のプランジャの壁厚の２
倍だけ小さいことによる。壁圧はそれほど簿（すること
はできないから、プランジャにより押し出される燃料体
積を増やすにはディストリごユータの孔の直径を増大す
る必要がある。

本発明の目的は、前記の種類の装置を改良することにあ
る。

問題点を解決するための手段本発明によれば前記の種類であって、前記プランジャの
うちの一方のプランジャは、他方の１ランジ１１に一体
的にピストンが内部を摺動するプランジャ孔を画成し、
プランジャの内端とピストンの周囲及びディストリビュ
ータ部材の孔により画形される環状空間とは、プランジ
ャの内向き方向運動中燃料が出口へ押し出されるポンプ
室と、プランジ１ν孔の壁に形成され前記ポンプ室から
流出する燃料が通るポート手段と、プランジャに隣りあ
って設けられる前記ピストンの縮小部とを画成し、前記
縮小部はプランジャ孔の壁とともに前記ポンプ室から発
しプランジャの内向き方向運動中の所定の相対的位置で
前記ポート手段へ通じる流路を形成する燃料の噴射ポン
プ装置が提供される。

実施例第１図を参照するに、ポンプＶ装置は本体１１に取り付
けられた回転ディストリビュータ部材１０よりなる。デ
ィストリビュータ部材は拡大部１２を有し、拡大部１２
の周囲には、使用時協働するエンジンの回転要素に接続
される回転駆動シャフト１４の端部に取り付けられるカ
ップ状駆動部材１３が設けられる。ディストリビュータ
部材はともに回転するようカップ状部材に接続される。

カップ状部材１３には、直径上対向して配置される１対
のスロット１５が設けられ、スロット１５中にはそれぞ
れがローラ１７及びシュー１８よりなるカムフォロア１
６が設けられる。ローラは環状カムリング１９の内周面
と係合し、カムリング１つには複数対の直径上対向して
配置されるカムローブ対（図示せず）が設けられる。シ
ューは、ディストリビュータ部材内に形成される孔２２
内に暦動可能にそれぞれ取り付けられる１対のプランジ
ャ２０及び２１の外端に係合する。

プランジャは、デイストサビ１−タ部材内に形成され吐
出通路２５に接続された通路２４に常に連通ずるポンプ
室２３を画成する。吐出通路２５は、本体１１内に形成
される複数の出口２６に整列するよう位置決めされる。

使用時出口は、協働するエンジンの噴射ノズルにそれぞ
れ接続される。

通路２４は、本体１１内に形成される複数の入口ポート
２８に整列しえ調整可能スロットル２９を介して加圧燃
料１１１３０に接続される入口通路２７とも連通する。

使用時プランジャが内向き方向に移動すると燃料はポン
プ室２３から流出して、通路２４及び吐出通路２５を通
って出口２６へ流れる。ディストリビュータ部材がさら
に回転し続けると、通路２５は出口２６との整列からは
ずれ、入口通路２７が入口ポート２８と整列するように
なる。すると燃料はポンプ室２３へ流れてプランジャを
外向き方向へ運動せしめる。流れる燃料の吊は、実際に
は調速ＦＲ構と協働する調整可能スロットル２９により
決定される。ディストリビュータ部材がさらに回転し続
Ｇノる間燃料は出口２６へ供給される。

前述の如く、ローラがカムローブの頂部を通過するまで
燃料は出口２６を通って流れる。このためカムローブを
形成する材料及びローラに望ましくない応力が発生しつ
るので、装置はプランジャの内向き方向の運動中は燃料
がポンプ室２３から流出する所定位ぎをとるようにされ
る。

プランジャ２０は、内端が１対のポート３２により装式
内部と連通ずるプランジャ孔３１を画成する。プランジ
ャ孔内には、プランジャ２１から内向きに延出するよう
一体的に形成されるピストン３３が摺動可能に設けられ
る。従って、ポンプ室２３は環状となり、ディストリビ
ュータ部材内の孔２２により画成される。プランジャ２
０の壁には、溝４４と、ディストリビュータ部材の孔２
２に形成される周方向溝と連通ずる１対のポート３４と
が形成される。満３４は常に、ディストリビュータ部材
に形成される通路３５と連通する。

）古４４はポートの内端でピストン３３に覆われる。

ピストン３３は、プランジャ２１に隣りあって縮小部を
有する。この縮小部は孔３１の壁とともにポンプ室２３
と連通ずる環状流路３６を形成する。

流路３６は、ローラがカムローブの頂部を乗り越える以
前のプランジャの内向き方向移動中での所定位置におい
てポート３４と連通ずるようになる。

すると燃料はポンプ室から流出する。ポンプ室から流出
する燃料全てがポート３４及び通路３５を通っ−Ｃドレ
ンに流れるよう流路３６を充分広くとることもできるが
、ポンプ室からの流出通路を制御する付加的弁構成を設
けるのが好ましい。

第１図を参照して、通路３５は、延出部１２の端面に形
成されるシリンダ３７の内端と連通ずる。

シリンダ内には、圧縮コイルバネ３９によりシリンダ３
７の内端方向へ付勢されるカップ状ピストン３８が配置
される。ピストンには、第１図に示される如くポンプ室
２３と直接連通する流出通路４２周囲に形成される座４
１と協働する突出部４０が設けられる。バネ３９は、燃
料がエンジンへ供給される間突出部４０が座４１と係合
するよう保持する充分な強さを有する。しかしポート３
４がポンプ室に対し露出されると、シリンダ内端への燃
料流によりピストンがバネの働きに抗して移動し、この
移動により突出部４０が座から持ち上がるため燃料がポ
ンプ室からシリンダ３７の内端へ直接流れ込む。このた
めポンプ室及び出口において燃料のＢカが急速に低下す
る。さらに、流出した燃料はシリンダ３７内に留まり、
カムローブによりプランジャが外向き方向へ移動しうる
ようになるとポンプ室へ戻される。

第２図は、段差４３がプランジャの内向き方向の運動中
の所定位置で間ｇＡ３６を、プランジＶ２０内の孔３１
の内面に形成される環状溝４４に対し露出されるプラン
ジＶの変形例を示す。満４４は、プランジャ２０の外面
に形成される満４５に連通ずる。２つの満は、プランジ
ャの壁に形成されるポート４６により相互接続される。

プランジｔ２０は開放端近傍に外径縮小部を有し、ｖ２
３での圧力上昇の結果である開放端の膨張を相殺する。

従って、プランジャ２０の寸法はポンプで送られる燃料
の最のみにより、室の圧力には係らない。

第３図は、燃料の流出が、プランジャ４７に形成される
ポート５０に接続される拡大したプランジャ孔４９の内
端を通じて行なわれる変形例のプランジャ４７及び４８
を示す。段差５２はビス［−ン５１とピストン５１の縮
小部との間に形成され、プランジャの内向き方向の運動
中の所定位置で、孔４９の拡大した内端内へ入るので、
燃料はポンプ室２３からボーｉ・５０を通って装置内部
へ流出する。

第３図に示される装置では、出口ポート２６は入口ポー
ト２８と交互に配置され、ポンプ室に接続される里−の
ｔＭ５３が出口及び人口ポートと整列するよう設けられ
る。

ポンプ室２３が環状であるということは、ディストリビ
ュータ部材内の所与の直径の孔及びプランジャの所与の
工程に対してはプランジャにより押し出される燃料の体
積が前記の特許明ａ書に記載される例におけるより大き
いことを意味する。

第４図に示される装置の変形例は、第１図の装置の特徴
の大部分を有し、対応する特徴には同一の参照？Ｉ号が
付されている。第１図と異なるのは、流出通路４２及び
バネ装着ピストン３８が省略されていることである。通
路３５は、通路３５内の所定圧力で上昇してその圧力を
低圧戻りライン６２を通じて装置内部へ逃がすボール制
御素子６１を有するバネ装看汁力逃し弁６０の入口に直
接連通する。

以上を要約するに、本発明による内燃エンジンへの回転
ディストリビュータ燃料ポンプ装置は、ディストリビュ
ータ部材内の形成される直径に沿う孔２２内に収容され
る１対のポンププランジャ２０及び２１を有する。プラ
ンジャは、内向き方向運動中の所定位置で、燃料の出口
を通る流出を止めるよう流出路を開放する。一方の１ラ
ンジヤ２０はプランジャ孔３１を画成し、他方のプラン
ジャ２１はプランジャ孔３１内を摺動する一体的ピスト
ン３３をｈする。ビス１〜ンは他方のプランジャに隣り
あってプランジャ孔の壁とともにポンプ７２３から出る
流路３６を形成する削減部を有し、流路は内向き方向運
動中の所定位置でポート３４と連通する。ポンプ室２３
は環状であり、プランジャとディストリビュータ部材と
ピストン３３内の孔の壁との間に形成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による装置の一実施例の一部を示す側断
面図、第２図は第１図に示された装置の一部の拡大図、
第３図は装置の別の実施例を示す第１図と同様の図、第
４図は第１図の装置の変形例を示す図である。１０・・・ディストリピコ、−タ部材、１１・・・本体
、１２・・・拡大部、１３−・・駆動部材、１４・・・
駆動シャフト、１５・・・フロツｌ−１１６・・・ｈム
フォＯア、１７・・・ローラ、１８・・・シュー、１９
・・・カムリング、２０．２１．４７．４８・・・プラ
ンジャ、２２・・・孔、２３・・・ポンプ室、２４．３
５・・・通路、２５・・・吐出通路、２６・・・出口、
２７・・・入口通路、２８・・・入口ポート、２９・・
・スロットル、３０・・・燃料源、３１゜４９・・・プ
ランジャ孔、３２．３４．４６．５０・・・ポート、３
３．３８．５１・・・ピストン、３６・・・流路、３７
・・・シリンダ、３９・・・バネ、４０・・・突出部、
４１・・・座、４２・・・流出通路、４３．　５２・・
・段差、４／１．４５．５３・・・溝、６０・・・圧力
逃し弁、６１・・・ボール制御素子、６２・・・戻りラ
イン。特許出願人　ルーカス　インダストリーズパブリック　
リミテッドカンパニーＦＩＧ、２ＦＩＧ３゜

Claims

【特許請求の範囲】（１）本体部（１１）に収容され協働するエンジンと時
間的に関連して駆動される回転ディストリビュータ部材
（１０）と、孔中を摺動する１対のプランジャ（２０，
２１，４７，４８）と、プランジャに内向き方向の運動
を行なわせるカム手段（１９）と、内向き方向運動中の
プランジャにより押し出される燃料を出口ポート（２６
）へ給送し、プランジャに外向き方向の運動を行なわせ
るよう加圧燃料源（３０）からの燃料を供給する通路手
段と（２４，２５，２７）と、該プランジャにより画成
される弁手段とからなる、燃料を内燃エンジンヘ供給す
る燃料噴射ポンプ装置であつて、該プランジャのうちの
一方のプランジャ（２０，４７）は、他方のプランジャ
（２１，４８）に一体的なピストン（３３，５１）が内
部を摺動するプランジャ孔（３１，４９）を画成し、プ
ランジャの内端とピストン（３１，５１）の周囲及びデ
ィストリビュータ部材の孔（２２）により画成される環
状空間とは、プランジャの内向き方向運動中燃料が出口
（２６）へ押し出されるポンプ室（２３）と、プランジ
ャ孔の壁に形成され該ポンプ室（２３）から流出する燃
料が通るポート手段（３４，５０）と、プランジャに隣
りあって設けられる該ピストン（３３，５１）の縮小部
とを画成し、該縮小部はプランジャ孔（３１，５１）の
壁とともに該ポンプ室（２３）から発しプランジャの内
向き方向運動中の所定の相対的位置で該ポート手段（３
４，５０）へ通じる流路（３６）を形成することを特徴
とする燃料噴射ポンプ装置。（２）該ポート手段（５０
）は、本体部の内部へ通じることを特徴とする請求項１
記載の燃料噴射ポンプ装置。（３）該ポート手段（３４，４６）は、ディストリビュ
ータ部材（１０）に形成される通路に連通することを特
徴とする請求項１記載の燃料噴射ポンプ装置。（４）該通路（３５）は、ディストリビュータ部材に形
成されるシリンダ（３７）の内端、シリンダ内を摺動す
るピストン（３８）、ピストン上の突出部（４０）、該
ポンプ室（２３）に接続されるポート（４２）及び突出
部を座と係合するよう付勢するよう該ピストン（３８）
に働くバネ（３９）と連通することを特徴とする請求項
３記載の燃料噴射ポンプ装置。（５）該通路（３５）は、該通路（３５）内の所定圧力
に応じて燃料を該通路から低圧戻りライン（６２）へ逃
すバネ装着逃し弁（６０）と連通することを特徴とする
請求項１乃至３のいずれか一項記載の燃料噴射ポンプ装
置。（６）該プランジャ（２０）は、該流路（３６）近傍で
外径が縮小してなることを特徴とする請求項１記載の燃
料噴射ポンプ装置。