JPH01316619A - 分光蛍光装置 - Google Patents
分光蛍光装置Info
- Publication number
- JPH01316619A JPH01316619A JP14827188A JP14827188A JPH01316619A JP H01316619 A JPH01316619 A JP H01316619A JP 14827188 A JP14827188 A JP 14827188A JP 14827188 A JP14827188 A JP 14827188A JP H01316619 A JPH01316619 A JP H01316619A
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- Japan
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- light source
- sample
- diffraction grating
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- Pending
Links
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Landscapes
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、極微弱発光のための分光蛍光装置に係り、特
に、生体試料等にみられる微弱発光蛍光の分光検出に適
した透過型回折格子を用いた分光蛍光装置に関する。
に、生体試料等にみられる微弱発光蛍光の分光検出に適
した透過型回折格子を用いた分光蛍光装置に関する。
(従来の技術)
近年、バイオルミネッセンス、ケミルミネッセンス、生
体試料からの蛍光等、生体試料等にみられる極微弱発光
現象が注目されている。従来、これらの極微弱発光を分
光検出するには、色ガラスフィルターを用いる分光法が
一般に用いられていた。このような色ガラスフィルター
を用いる分光法は、明るさの点では、試料からの光を全
面的に検出するため、回折格子分光器に比較して優れて
いるが5色ガラスフィルターを複数枚用いる必要があり
、そのためにH温時間が非常に長くなる欠点がある。
体試料からの蛍光等、生体試料等にみられる極微弱発光
現象が注目されている。従来、これらの極微弱発光を分
光検出するには、色ガラスフィルターを用いる分光法が
一般に用いられていた。このような色ガラスフィルター
を用いる分光法は、明るさの点では、試料からの光を全
面的に検出するため、回折格子分光器に比較して優れて
いるが5色ガラスフィルターを複数枚用いる必要があり
、そのためにH温時間が非常に長くなる欠点がある。
一方、回折格子を用いた分光器は、特定の次数の回折光
に光エネルギーを集中できることから。
に光エネルギーを集中できることから。
反射型の回折格子°が用いられているが、明るさが小さ
く、微弱な発光を検出するのに用いるのは困難であると
共に、分光装置が大型になるのを避けることが出来なか
った。
く、微弱な発光を検出するのに用いるのは困難であると
共に、分光装置が大型になるのを避けることが出来なか
った。
ところで、最近ダイオードアレイを用いたフーリエ分光
が種々なされるようになった。しかし、これは分光する
光が比較的強い場合に行われるもので、極微弱な生物フ
ォトンの分光等に用いることは、ダイオードの雑音が大
きく、不可能であった。
が種々なされるようになった。しかし、これは分光する
光が比較的強い場合に行われるもので、極微弱な生物フ
ォトンの分光等に用いることは、ダイオードの雑音が大
きく、不可能であった。
(発明が解決しようとする問題点)
近年、透過型回折格子においおいても、格子溝形状に精
密にブレーズ角を持たせ1反射型と変わらない回折効率
を得ることが出来るようになってきた。さらに、光像の
実用に耐える二次元検出装置が利用できるようになり、
これを用いた分光装置が検討されるようになってきた。
密にブレーズ角を持たせ1反射型と変わらない回折効率
を得ることが出来るようになってきた。さらに、光像の
実用に耐える二次元検出装置が利用できるようになり、
これを用いた分光装置が検討されるようになってきた。
本発明者等は、このような透過型回折格子を用い、極微
弱発光物体の像を得る装置として二次元光子計数装置を
組合せることにより従来の分光装置の欠点を克服し。
弱発光物体の像を得る装置として二次元光子計数装置を
組合せることにより従来の分光装置の欠点を克服し。
極めて明るい、小型の極微弱発光の分光に使用可能な分
光装置を開発した。 本発明は、これを更に発展させ、
同一装置によって分光蛍光光度計としても使用可能な分
光装置を得ることを目的とする。
光装置を開発した。 本発明は、これを更に発展させ、
同一装置によって分光蛍光光度計としても使用可能な分
光装置を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明の高感度分光装置は、励起光光源ESからの励起
光を試料Sに照射し、励起され、上記励起光とは異なる
方向に射出された光をピンホールPその他の手段によっ
て点状光源または線状光源として取り出し、該光源位置
に焦点を有する開口数の小さいレンズ上工で平行光束と
し、透過型回折格子Gで分光した後、レンズL2で集光
し、その焦点位置で光強度の波長分布を検出するように
したものである。燐光の分析を行う場合等、必要に応じ
てチョッパーCを用いても良い。
光を試料Sに照射し、励起され、上記励起光とは異なる
方向に射出された光をピンホールPその他の手段によっ
て点状光源または線状光源として取り出し、該光源位置
に焦点を有する開口数の小さいレンズ上工で平行光束と
し、透過型回折格子Gで分光した後、レンズL2で集光
し、その焦点位置で光強度の波長分布を検出するように
したものである。燐光の分析を行う場合等、必要に応じ
てチョッパーCを用いても良い。
(作用)
励起光光源ESからの励起光を試料Sに照射し、励起さ
れ、上記励起光゛とは異なる方向に射出された光を分光
することにより、試料Sの蛍光のみを取り出して分析す
ることが出来る。また、チョッパー〇を使用し、励起光
の照射後に射出される光を分光することによって、燐光
のみを分析することが出来る。
れ、上記励起光゛とは異なる方向に射出された光を分光
することにより、試料Sの蛍光のみを取り出して分析す
ることが出来る。また、チョッパー〇を使用し、励起光
の照射後に射出される光を分光することによって、燐光
のみを分析することが出来る。
光子放出源を絞ることによって点状光源または線状光源
とし、これをレンズによって平行光束としたので、回折
格子に入射する光束は高い平行度を有することとなり、
回折格子の分解能を十分に発押出来ることとなる。
とし、これをレンズによって平行光束としたので、回折
格子に入射する光束は高い平行度を有することとなり、
回折格子の分解能を十分に発押出来ることとなる。
そして、平行光束であることが要求されるのは、回折格
子への入射、出射の部分だけであり、レンズL1. L
、は回折格子Gの挿入を許す程度に接近配置出来るので
、分光装置自体を極めて小型に構成することが出来る。
子への入射、出射の部分だけであり、レンズL1. L
、は回折格子Gの挿入を許す程度に接近配置出来るので
、分光装置自体を極めて小型に構成することが出来る。
また、レンズLいL2は、明るいレンズとすることが容
易であり、光学系としての明るさは1両レンズの合成系
としての明るさとなるので更に明るさが増大する。
易であり、光学系としての明るさは1両レンズの合成系
としての明るさとなるので更に明るさが増大する。
(実施例)
実施例1
第1図に示す実施例において、微弱蛍光発光物体Sの特
定部分にピンホールPを合わせ、分光すべき発光部分を
特定する。
定部分にピンホールPを合わせ、分光すべき発光部分を
特定する。
このピンホールの位置合わせは1回折格子Gを外したレ
ンズ系りいL2で発光物体Sの像を観察しながら、目的
とする部分の位置にピンホールを重ねあわせる。これは
、物体SをXY可動テーブルに載置し、回折格子Gを抜
き、ディテクターDを接眼レンズと交換したwfl察系
で、目的位置を十字線の交点に持ち来たした後、ピンホ
ールを十字線の交点に合わせることで容易に行なうこと
が出来る。
ンズ系りいL2で発光物体Sの像を観察しながら、目的
とする部分の位置にピンホールを重ねあわせる。これは
、物体SをXY可動テーブルに載置し、回折格子Gを抜
き、ディテクターDを接眼レンズと交換したwfl察系
で、目的位置を十字線の交点に持ち来たした後、ピンホ
ールを十字線の交点に合わせることで容易に行なうこと
が出来る。
キセノンランプ等の光源の光から、フィルター或いはモ
ノクロメータ等で目的の波長域の励起光を取り出す励起
光光gESは、周知であるが、その1例を示せば第3図
のようである。図中、1は光源、2は入口スリット、3
はコリメータ、4は回折格子、5はカメラミラー、6は
出口スリットであり、回折格子4を適宜回転することに
よって所定波長の光を出口スリットを経て試料セルSに
照射できる。
ノクロメータ等で目的の波長域の励起光を取り出す励起
光光gESは、周知であるが、その1例を示せば第3図
のようである。図中、1は光源、2は入口スリット、3
はコリメータ、4は回折格子、5はカメラミラー、6は
出口スリットであり、回折格子4を適宜回転することに
よって所定波長の光を出口スリットを経て試料セルSに
照射できる。
回折格子Gは、検出すべき回折光が二次元ディテクタD
の中心に入射するように適宜の角度だけ傾斜して配置さ
れている。
の中心に入射するように適宜の角度だけ傾斜して配置さ
れている。
極微弱発光物体の画像を得るために用いる装置として二
次元光子計数装置があるが、本実施例で使用されるのは
、これと同様の2次元ディテクターである。この中には
、二次元光子計数管と低残像ビジコンを組み合わせたも
の(VIMS)と、光子計数型画伶計i1+g装置(r
’IAS)が含まれる。
次元光子計数装置があるが、本実施例で使用されるのは
、これと同様の2次元ディテクターである。この中には
、二次元光子計数管と低残像ビジコンを組み合わせたも
の(VIMS)と、光子計数型画伶計i1+g装置(r
’IAS)が含まれる。
また、第1図中のMCはミニコンピユータで、これらの
信号処理を行なうためのものである。
信号処理を行なうためのものである。
チョッパーCを作動させず、励起光の照射下で分析を行
えば、蛍光分析が出来、チョッパーによって照射光を遮
断後に分光を行えば燐光による分析が可能となる。更に
、励起光を一切照射しなければ、試料S自体の発光光の
分光分析を行うことが出来る。
えば、蛍光分析が出来、チョッパーによって照射光を遮
断後に分光を行えば燐光による分析が可能となる。更に
、励起光を一切照射しなければ、試料S自体の発光光の
分光分析を行うことが出来る。
実施例2
また、第2図は別の実施例を示し、実施例1と同じ部材
は同じ符号が附されている。
は同じ符号が附されている。
この実施例においては、試料Sからの光は、ライトコレ
クターLCによって葉先される。、このように、ライト
コネクターを用いた場合には、底面から入射した光は、
内面で反射を繰返し、その底部がカバーする範囲内の総
ての発光を混合し、その射出孔から点光源からの光のよ
うに射出する。
クターLCによって葉先される。、このように、ライト
コネクターを用いた場合には、底面から入射した光は、
内面で反射を繰返し、その底部がカバーする範囲内の総
ての発光を混合し、その射出孔から点光源からの光のよ
うに射出する。
細かい部分ごとの発光状況は検出出来ないが、光量は増
えるので、ある範囲の平均的な発光の分光を行なう場合
には都合が良い。また、レンズ系で構成された集光系を
ライトコレクターLCとして用いても良い。
えるので、ある範囲の平均的な発光の分光を行なう場合
には都合が良い。また、レンズ系で構成された集光系を
ライトコレクターLCとして用いても良い。
(発明の効果)
上記のように、本発明は、同一装置で、試料の蛍光、燐
光のみならず、それ自体の発光光までの分光分析が可能
である。そして、極めて小さい射出孔からの光をレンズ
で平行光束とし、その平行光束中に透過型の回折格子を
配置したので、光の平行度が高く1回折格子の分解能を
一杯に発汗させることが出来る。また、2枚のレンズを
使うのでF値が小さく、その両レンズの間には回折格子
を挿入し得る空間を設ければ良く分光装置を極めて小型
に構成することが出来る。
光のみならず、それ自体の発光光までの分光分析が可能
である。そして、極めて小さい射出孔からの光をレンズ
で平行光束とし、その平行光束中に透過型の回折格子を
配置したので、光の平行度が高く1回折格子の分解能を
一杯に発汗させることが出来る。また、2枚のレンズを
使うのでF値が小さく、その両レンズの間には回折格子
を挿入し得る空間を設ければ良く分光装置を極めて小型
に構成することが出来る。
第1図は本発明の分光蛍光装置の1実施例の光学配置図
、第2図はライトコレクターを用いた実施例の光学12
百図、第3図は励起用分光器の1例の光学配置図である
。 S:微弱蛍光発光物体 P:ビンホールG:回折格
子 Ll、L2:レンズ系D=ディテクター
ES:励起光光源MC:ミニコンピユータ C:
チョッパーLCニライトコレクター 1:光源 2:入口スリット3:コリ
メータ 4:回折格子5:カメラミラ−6:
出口スリット 特許出願人 新技術開発事業団 (他1名) 出願人代理人 弁理士 佐藤文男 第 I 図 第2図 第3図
、第2図はライトコレクターを用いた実施例の光学12
百図、第3図は励起用分光器の1例の光学配置図である
。 S:微弱蛍光発光物体 P:ビンホールG:回折格
子 Ll、L2:レンズ系D=ディテクター
ES:励起光光源MC:ミニコンピユータ C:
チョッパーLCニライトコレクター 1:光源 2:入口スリット3:コリ
メータ 4:回折格子5:カメラミラ−6:
出口スリット 特許出願人 新技術開発事業団 (他1名) 出願人代理人 弁理士 佐藤文男 第 I 図 第2図 第3図
Claims (4)
- (1)励起光光源、該光源からの励起光とは異なる方向
に射出された試料からの光を点状あるいは線状光源とす
る部材、該光源位置に焦点を有する開口数の小さいレン
ズ、透過型回折格子、該回折格子を透過した光を集光す
る集光レンズ、その焦点位置に配置された二次元ディテ
クタからなることを特徴とする分光蛍光装置。 - (2)上記試料からの光を点状あるいは線状光源とする
部材がピンホールあるいはスリットであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の分光蛍光装置。 - (3)上記試料からの光を点状あるいは線状光源とする
部材がライトコレクタであることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の分光蛍光装置。 - (4)上記励起光を断続するチョッパーを有することを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
かに記載された分光蛍光装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14827188A JPH01316619A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 分光蛍光装置 |
EP19890305168 EP0343018A3 (en) | 1988-05-20 | 1989-05-22 | Spectroscopes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14827188A JPH01316619A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 分光蛍光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01316619A true JPH01316619A (ja) | 1989-12-21 |
Family
ID=15449034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14827188A Pending JPH01316619A (ja) | 1988-05-20 | 1988-06-17 | 分光蛍光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01316619A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6218667B1 (en) | 1997-09-09 | 2001-04-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Sensor element with small area light detecting section of bridge structure |
JP2010538326A (ja) * | 2007-08-31 | 2010-12-09 | ザ ジェネラル ホスピタル コーポレイション | 自己干渉蛍光顕微鏡検査のためのシステムと方法、及び、それに関連するコンピュータがアクセス可能な媒体 |
-
1988
- 1988-06-17 JP JP14827188A patent/JPH01316619A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6218667B1 (en) | 1997-09-09 | 2001-04-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Sensor element with small area light detecting section of bridge structure |
JP2010538326A (ja) * | 2007-08-31 | 2010-12-09 | ザ ジェネラル ホスピタル コーポレイション | 自己干渉蛍光顕微鏡検査のためのシステムと方法、及び、それに関連するコンピュータがアクセス可能な媒体 |
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