JPH01314938A - ガス濃度測定方法 - Google Patents
ガス濃度測定方法Info
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- JPH01314938A JPH01314938A JP14739988A JP14739988A JPH01314938A JP H01314938 A JPH01314938 A JP H01314938A JP 14739988 A JP14739988 A JP 14739988A JP 14739988 A JP14739988 A JP 14739988A JP H01314938 A JPH01314938 A JP H01314938A
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、■水などの液体や■泥水などのスラリー状
の液状体物質の中に溶存しているガスの、濃度測定方法
に関するものである。
の液状体物質の中に溶存しているガスの、濃度測定方法
に関するものである。
[従来の技術]
液体中、なかんずく水中の溶存ガス濃度(特に酸素濃度
)を測定するには、隔膜を電極上に張ったガルバニ−型
の酸素センサが一般に用いられている。
)を測定するには、隔膜を電極上に張ったガルバニ−型
の酸素センサが一般に用いられている。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、上記のガルバニ−型の酸素センサは、(1)寿
命が短い(劣化が激しい); (2)特に高温度下、および液体の種類によっては(特
に被検知液に直接接するため)、センサの隔膜に損傷を
およぼすおそれがあるため、使えない場合がある; などの欠点がある。
命が短い(劣化が激しい); (2)特に高温度下、および液体の種類によっては(特
に被検知液に直接接するため)、センサの隔膜に損傷を
およぼすおそれがあるため、使えない場合がある; などの欠点がある。
[発明の目的]
そこで、液体中に直接浸漬するのでなく、間接的に液体
中の目的ガスの濃度を測定する方法を提供する。
中の目的ガスの濃度を測定する方法を提供する。
[課題を解決するための手段]
第1図のように。
(1)液体または液状態物質の中に、下端14の開いた
パイプ12を立て、その上端部を水面の上に出しておき
、 (2)水面の上に出ているパイプ12の内部にガスセン
サ24を設け。
パイプ12を立て、その上端部を水面の上に出しておき
、 (2)水面の上に出ているパイプ12の内部にガスセン
サ24を設け。
(3)パイプ12の下端からバイブ12内に標準ガスを
吹きこんで、その標準ガスがパイプ12内を気泡30と
なって上昇するようにし、 (4)液体または液状態物質の中に溶存している測定対
象ガスが、上昇する前記気泡30内にとりこまれ、水面
上において放出されて、前記ガスセンサ24によって測
定されるようにする。
吹きこんで、その標準ガスがパイプ12内を気泡30と
なって上昇するようにし、 (4)液体または液状態物質の中に溶存している測定対
象ガスが、上昇する前記気泡30内にとりこまれ、水面
上において放出されて、前記ガスセンサ24によって測
定されるようにする。
[その説明]
水中に溶存する酸素濃度を測定する場合を例にとって説
明する。
明する。
水lOの中にパイプ12を直立させる。
パイプ12は、下端14が開いているものを用いる。
パイプ12の下端14近くに、標準ガス、たとえば窒素
ガスのガス吹込み口16を設ける。
ガスのガス吹込み口16を設ける。
また、パイプ12の上方(水面11の下)に水の出口1
8を設ける。
8を設ける。
パイプ12の上端部は水面11の上に出るようにする。
パイプ12の上端20は閉じていて、標準ガスの排出管
22が連結しである。この管22は細い方がよい。
22が連結しである。この管22は細い方がよい。
水面11から上のパイプ12内に形成される上部室23
内に、酸素センサ24を設ける。酸素センサ24には、
空中で使用できる任意の公知のものを用いることができ
る。
内に、酸素センサ24を設ける。酸素センサ24には、
空中で使用できる任意の公知のものを用いることができ
る。
酸素センサ24とパイプ12の内面との間に隙flJJ
26を形成し、ガスが通過できるようにする。
26を形成し、ガスが通過できるようにする。
28は標準ガスのボンベである。
[作 用]
標準ガスとして、たとえば窒素ガスを用いるものとして
説明する。
説明する。
ガスボンベ28内の窒素ガスを、ガス吹込み口16から
パイプ12内に吹きこむ、すると、窒素ガスは気泡30
となってパイプ12内を上昇する。
パイプ12内に吹きこむ、すると、窒素ガスは気泡30
となってパイプ12内を上昇する。
すると、次のようになる。
すなわち、一般的にみて(−先ず気泡の場合を離れて)
、水中に酸素が溶存して、平衡状態になっているとき、
巨視的には何の変化も見られないが、微視的には、酸素
分子が相の界面を横切って移動し、その正負方向の数の
割合は等しくなっている。
、水中に酸素が溶存して、平衡状態になっているとき、
巨視的には何の変化も見られないが、微視的には、酸素
分子が相の界面を横切って移動し、その正負方向の数の
割合は等しくなっている。
言いかえれば、水中にとらえられている酸素分子の一部
がふたたび空中にとび出し、それと同数の空中の酸素分
子が水中にとび込んで溶ける。
がふたたび空中にとび出し、それと同数の空中の酸素分
子が水中にとび込んで溶ける。
これを気泡30の場合にあてはめて見てみると、初め(
パイプ12の下端にあるとき)、気泡30内は窒素ガス
だけであり、その中に、回りの水中の酸素分子がとび込
んでくる。
パイプ12の下端にあるとき)、気泡30内は窒素ガス
だけであり、その中に、回りの水中の酸素分子がとび込
んでくる。
上記のように、とび込んできた酸素分子のなかには、ま
た水中に戻るものもあるが、しばらくの間は、とび込ん
でくる分子の数が、戻る数よりも多い。
た水中に戻るものもあるが、しばらくの間は、とび込ん
でくる分子の数が、戻る数よりも多い。
しかし、やがて両者の数が等しくなり、平衡状態になる
。
。
平衡状態になったときの、気泡30内の酸素分子の数(
酸素濃度に比例)は、水中に溶存している酸素の濃度に
依存する(温度が一定の場合)。
酸素濃度に比例)は、水中に溶存している酸素の濃度に
依存する(温度が一定の場合)。
以上のようになった気泡30が水面11に出ると破裂し
、内部にあった酸素は上部室23内に放出される。
、内部にあった酸素は上部室23内に放出される。
その酸素の濃度を酸素センサ24が測定する。
なお、窒素ガスを送りこむ前は、上部室23内には空気
が存在し、空気の中には酸素も存在するが、しばらく窒
素ガスを流すうちにパージされ、酸素センサ24には気
泡30が運んだ酸素だけが測定されるようになる。
が存在し、空気の中には酸素も存在するが、しばらく窒
素ガスを流すうちにパージされ、酸素センサ24には気
泡30が運んだ酸素だけが測定されるようになる。
実験によると、センサ24の出力は、当初は不安定であ
るが、吹込み口16への窒素ガスの送込みをしばらく続
けるうちに安定してくる。
るが、吹込み口16への窒素ガスの送込みをしばらく続
けるうちに安定してくる。
この安定値と、水中の溶存酸素の濃度との間には、ヘン
リーの法則による一定の関係がある。
リーの法則による一定の関係がある。
したがって、センサ24によって水中の溶存酸素の濃度
を、間接的に測定することができる。
を、間接的に測定することができる。
ただし、上記の、センサ出力と水中の溶存酸素の濃度と
の間の関係は、水の温度や窒素ガスの流量によっても変
化するので、補正が必要になる。
の間の関係は、水の温度や窒素ガスの流量によっても変
化するので、補正が必要になる。
測定のすんだ酸素窒素ガスは隙間26を通り排出管22
から外部に排出される。
から外部に排出される。
パイプ12内の木は、気泡30の上昇にともなって上方
に移動し、出口18から出る。それにともなって水が下
端14からパイプ12内に流入するので、パイプ12内
の水は常に新しく、パイプ内外の水の溶存酸素濃度は常
に等しい。
に移動し、出口18から出る。それにともなって水が下
端14からパイプ12内に流入するので、パイプ12内
の水は常に新しく、パイプ内外の水の溶存酸素濃度は常
に等しい。
[上記の例以外の場合]
(1)標準ガスについて:
この場合、標準ガスとして窒素ガスの代りに空気を用い
ることも原理的には可能である。しかし、そうすると、
酸素センサ24を通過する空気の酸素濃度の変化はきわ
めてわずかで、かつ水中溶存の窒素ガスの影響も受ける
ので、好ましくない。
ることも原理的には可能である。しかし、そうすると、
酸素センサ24を通過する空気の酸素濃度の変化はきわ
めてわずかで、かつ水中溶存の窒素ガスの影響も受ける
ので、好ましくない。
一般的にみて、標準ガスとしては、測定対象のガスを含
まない、単体のガスかの方がよい。
まない、単体のガスかの方がよい。
(2)以上は水中に溶存する酸素の場合について説明し
たが、もちろん測定対象は酸素に限らない。
たが、もちろん測定対象は酸素に限らない。
(3)また、測定対象ガスの溶存する溶媒が、水以外の
液体の場合や、スラリー状の液状体物質の場合にも、本
発明は適用できる。
液体の場合や、スラリー状の液状体物質の場合にも、本
発明は適用できる。
なお、スラリー状の液状体物質で、流れにくい場合は、
第1図に想像線で示したようにポンプ32により強制的
に送りこんでもよい(出口18のところでポンプにより
吸引してもよい)。
第1図に想像線で示したようにポンプ32により強制的
に送りこんでもよい(出口18のところでポンプにより
吸引してもよい)。
[発明の効果]
液体または液状態物質の中に、下端の開いたパイプを立
て、当該パイプの上端部を水面の上に出しておき、水面
の上に出ているパイプの内部にガスセンサを設け;前記
パイプ内に、下端から標準ガスを吹きこんで、その標準
ガスがパイプ内を気泡となって上昇するようにし;液体
または液状態物質の中に溶存している測定対象ガスが、
上昇する前記気泡内にとりこまれ、水面上において放出
されて、前記ガスセンサによって測定されるようにした
ので、 液体または液状態物質に直接ガスセンサを接触させない
で、溶存するガスの濃度を測定することができる。
て、当該パイプの上端部を水面の上に出しておき、水面
の上に出ているパイプの内部にガスセンサを設け;前記
パイプ内に、下端から標準ガスを吹きこんで、その標準
ガスがパイプ内を気泡となって上昇するようにし;液体
または液状態物質の中に溶存している測定対象ガスが、
上昇する前記気泡内にとりこまれ、水面上において放出
されて、前記ガスセンサによって測定されるようにした
ので、 液体または液状態物質に直接ガスセンサを接触させない
で、溶存するガスの濃度を測定することができる。
したがって、液体または液状態物質が、特に高温であっ
ても、また腐食性であっても、支障なく測定することが
できる。
ても、また腐食性であっても、支障なく測定することが
できる。
第1図は本発明の方法を実施する装置例の説明図。
10:水 11:水面
12:パイプ 14:下端
16:ガス吹込み口 18二出口
20:上端 22:排出管
23:上部室 24:ガスセンサ26:隙間
28:ガスポンベ30:気泡 32:ポ
ンプ
28:ガスポンベ30:気泡 32:ポ
ンプ
Claims (1)
- 液体または液状態物質の中に、下端の開いたパイプを立
て、当該パイプの上端部を水面の上に出しておき、水面
の上に出ているパイプの内部にガスセンサを設け;前記
パイプ内に、下端から標準ガスを吹きこんで、その標準
ガスがパイプ内を気泡となって上昇するようにし;液体
または液状態物質の中に溶存している測定対象ガスが、
上昇する前記気泡内にとりこまれ、水面上において放出
されて、前記ガスセンサによって測定されるようにする
、ガス濃度測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14739988A JPH01314938A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | ガス濃度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14739988A JPH01314938A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | ガス濃度測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01314938A true JPH01314938A (ja) | 1989-12-20 |
Family
ID=15429404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14739988A Pending JPH01314938A (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | ガス濃度測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01314938A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03264840A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-26 | Fuji Electric Co Ltd | 二酸化塩素計 |
US5218856A (en) * | 1992-03-06 | 1993-06-15 | Axiom Analytical, Inc. | Analysis of liquid-carried impurities by means of sparging |
-
1988
- 1988-06-15 JP JP14739988A patent/JPH01314938A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03264840A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-26 | Fuji Electric Co Ltd | 二酸化塩素計 |
US5218856A (en) * | 1992-03-06 | 1993-06-15 | Axiom Analytical, Inc. | Analysis of liquid-carried impurities by means of sparging |
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