JPH01314701A - 流出体液漏れ止め用下着 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野］ 本発明は、防護用下着、特に防水性または耐水性股間部
を有する下着に関するものである。

［本発明の背景コ 失禁というものは特にその本人にとっては恥かしい生理
現数であるが、それか肉体的精神的衰弱を促かすもので
あってはなら／ぽい。完全かつ最適な下着を着用すれは
、失禁症患者は常に快適に活動でき、やっかいな尿の漏
れを絶えす気にする必要はなくなる。しかし、この問題
解決のために市販されている下着は、着心地の良さと液
出体液保留性の兼ね合いという重要な面が欠けている。

つまり、体液保留性と着用者の着心地の良さの両面で最
適ノよものとは言いかたい。

最適な失禁用下着の着心地の良さとしては、体にびフた
り合うこと、伸縮性、通気性および見立たないこととい
う４つの面かある。体にぴったり合った伸縮性の下着は
、適度に伸縮して着用者の身体に心地良くぴったり合っ
た６プてはなく、皮ふにぴったり張り付いて流出体液を
決して漏らさないものである。伸縮性は着用者にとって
は動きやすく、着心地を良くする他、激しく動いても下
着のずれを最小限に抑える働きをする。通気性は下着を
通して水蒸気を放出し着用者の身体の水分を排出てきる
（また同時に、防水性の下着の場合に液漏れを防止する
働きもする）他、股間部を乾燥させておくことにより衛
生状態を良くする。目立たないことは、可塑性のおむつ
や、不織紙おむつとは逆に、着用者か動いても音を立て
ないように、柔かさとドレープ性によりて得られる。さ
らにこの点に関しては、近くから見ても、外観上普通の
下着（たとえは、女性用の伸縮性のあるブリーフやパン
ティ）のように見えれば、魅力的でしかも目立たない下
着となる。

「従来の技術及び発明か解決しようとする課題］最適な
失禁用下着のａ、ｈ止め面としては、着心地の良さ、防
水性および股間部への吸収バットの取り付けやすさかあ
る。従来のこの神の下着はぴったり身体に合９ていない
ために、女性の生理用吸収バットヲ固定させるものと１
゜ての関連用途にもさして適したものではなかつｊご。

通常市販されている下着は上記の特性を１つまたは２つ
備えたものはあるが、最適の澗ね防止用下着としての必
要な特性をすへて兼ね備えたものは皆無である。

［発明の目的］ したがりて、本発明の目的は、下着、特に着心地か良く
、身体にぴったり合い、しかも目立たない流出体液漏れ
止め用の下半身着用下着を提供することである。

本発明のもう一つの目的は、防水性、伸縮性および通気
性を兼ね備えた流出体液漏れ止め用下着を提供すること
である。

本発明のさらにもう一つの目的は、着心地が良く、耐水
性または防水性を備え、股間部の吸収性遮へい物との併
用に適した、流出体液漏れ止め用下着を提供することで
ある。

本発明のさらにもう一つの目的は、耐久性を備え、機械
による洗濯や乾燥も含め、日常の使用時に劣化するおそ
れのない、流出体液漏れ止め用下着を提供することであ
る。

本発明のさらにもう一つの目的は、女性の月経下血吸収
用使い捨て遮へい物を取り付けられる下着を提供するこ
とである。

木明細書に使用されている「伸縮性」と「弾力性」とい
う用語は、互換性のあるものとみなすべきであることは
言うまでもない。

［課題を解決するための手段］ 本発明による下着は、流出体液漏れ止め用として下半身
に着用するもので、胴体部と股間部から成る。胴体部に
は服用開口部か設けられ、胴体部と股間部により脚部用
開口部か形成されている。少なくとも股間部には、流出
体液漏れ止め手段か配設されている。この手段は防水性
、通気性および伸縮性を備えている。

本発明の一実施形態である漏れ止め手段は、防水性、通
気性および伸縮性のある熱可塑性被膜層と、通気性と弾
力性のある繊維入り材質層から成る積層織物から成る。

被膜層は、着用時に下着の内側に置かれる。

特許請求の範囲には本発明要旨か示されているか、以下
の説明と添付図を参照すれば、木発明に対する理解はさ
らに深まるてあろう。

［実施例コ まず第１図には、胴体部１１と股間部１２から成る下着
１０が図示されている。胴体部１１はできればスパンデ
ックス繊維入りの伸縮性織物、通常は編物である。股間
部１２は、股間領域の外側が胴体部１１の伸縮性織物に
類似した織物で、下着の内側にある股間領域に熱可塑性
の伸縮被膜１６が張られている積層織物から成る。

下着には腰部１５と２つの脚部１３があり、下着の液漏
れ防止能力を向上させるために各脚部１３に伸縮性のバ
ンド１４が付いている。下着の通例として、腰部１５に
も伸縮性のバンドが付いている。

下着は、流出体液の漏れ止め能力を高めるとともに、全
体的な魅力を増すようにデザインされている。また、第
２図に示すような吸収パット２０を併用できるように、
最適利用のための特別デザインと構造を有している。

木下者の要部は股間部１２にある。この股間部は特に積
層構造になっていて、伸縮繊維入り材質（できれはニッ
ト材）から成る外側層１７を適当な接着剤により熱可塑
性の伸縮被膜１６に接着したものである。上記積層部は
伸縮性、通気性、耐水性または防水性を有するものであ
る。１９８７年６月２４日出願の米国特許出願番号第０
６８，９０７号には、適切な積層材が記載されているが
、ここては参考としてその出願の開示を行う。上記特許
出願に記載されている積層材は、かなり弾力性のある伸
縮材質層と厚さ１　、０ｍｍ未満の重合体被膜から成る
。この被膜は通気性と耐水性を備え、伸縮材に匹敵する
弾力性を有している。本発明による下着では、厚さ０．
８ｍｍのポリウレタン膜を使用するのが良い。

バットとしてはＩＣＤという会社がｒ　５ＩＩＲＥＴＹ
ＳＪという商標名で製造しているような、標準型吸収パ
ッドを使用する。股間領域はこのパッドのサイズに合い
、下着の漏れ止め性と着心地の良さを最高に発揮できる
ようにデザインされている。第３図は、着用時の下着１
０の股間領域にパッド２０を取り付けた状態を示す。

脚部バンド、股間部、パッドから成る部分の漏れ止め能
力は、適度の張力を有する脚部バントの使い方によって
変わってくる。脚部バンドがぴったり合フていなければ
、流出体液の漏れ止めは最適なものとはならない。また
、バンドがきつすぎれば、着用者にとっては着心地が悪
くなる。

木下者の製造に際しては、股間部と胴体部にそれぞれ異
質の２種の生地を使用するよう特に配慮する必要がある
。木下者の若干部分、特に股間領域にはギヤザーをよせ
る必要がある。股間部に使用した積層生地は特異な特性
を有しているので、この積層材のちぎれ防止のため先端
に小鋼球の付いた専用針を使用し、縫い自呼法を均等に
し、糸切れを少なくしなければならない。木下者に使用
するミシンは、従来の製造工程よりもかなり低速で運転
する必要がある。

この下着には、次の３種の糸が使用される：（１）強度
を増すための普通のナイロン糸。

（２）強度と柔軟性ならびに伸縮性を与えるための伸縮
ナイロン糸； （３）耐久性を与えるためのポリエステル糸。

さらに、ミシンの送り板とブレッサー送りは、股間部の
積層生地と胴体部の普通のナイロン／スパンデックス材
をつなぎ合わせるために、特殊テフロン（登録商標）被
覆を施こしたものでなければならない。

積層材の被膜層は、股間部に液漏れ防止機能を与える他
に、通常接着テープ（図示していない）が付いている遮
へい物の下面をより確実に固定する個所としての役割も
果たす。これにより、着用時に遮へい物がすれるのを防
止できる。

通常の生産会社では、中型、大型または超大型および２
ｘまたは３ｘ型という３種のサイズの下着が製造されて
いる。これらの下着の各規定寸法は以下の通りである。

（ａ）脚部間口部。

中　型　　　−２０ｃｍ（８インチ） 犬／超犬型　−２１，２５ｃｍ （８１７２インチ） ２Ｘ／３Ｘ型−２２，５ｃｍ　　（９インチ）（ｂ）サ
イズ縫合線； 中　型　　　−２３ｃｍ　　（９１７４インチ）犬／超
大型　−２４ｃｍ　　（９１／２インチ）２Ｘ／３Ｘ型
−２６Ｊｃｍ （１０１７２インチ） （ｃ）ｔｌ要　　　部　； 中　型　　　　−２７，５ｃｍ　（１１インチ）大／超
大型　−３０ｃｍ（１２インチ）２Ｘ／３Ｘ型−３２，
５ｃｍ　（１３インチ）股間部は、通常、３種のどのサ
イズでも同じである。第４図にＤ″て示す前後の好適寸
！去２８　ｃｍ　（＋１１／４　　インチ）である。第
４図に”　ｃ　”で示す中央部の好適寸法は１３．７ｃ
ｍ（５１／２インチ）である。第４図に”　Ａ　”で示
す下着の２点間長さは２Ｂ、６ｃｍ　（８３７４インチ
）カへ好適寸法である。第４図に゛′Ｂパて示す股間部
後部の寸法は２５ｃｍ（１０インチ）である。

［効　果コ 本発明による下着は、本発明の範囲を逸脱しないかぎり
、どのような構造のものでもよい。

たとえば、ヘルクロ（商標）のテープで固定した垂れ布
を股間部に取り付けてもよい。下着全体の優雅さを損な
うおそれがあるので女性用下着にはこの種の変型はふさ
れしくないかもしれないが、この種の男性用下着ては特
に役に立つ。

すてに述へたように、本発明による下着は本来失禁用下
着として意図されたものであるが、適当な女性生理用パ
ットと併用することもできる。

また、この下着は失禁症患者または高齢者用にデザイン
されたものであるが、寝小便をしたり、排尿をこらえる
ことのできない子供が着用してもよい。

上述の説明および添付図面は本発明の好適実流側を示す
ものであるが、本発明の要旨を逸脱しないかぎり、いか
なる変更も変形も加えることができることは、技術者の
眼から見ても明らかであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による下着の正面図である。 第２図は、第１図の下着と併用する吸収パッドの説明図
である。 第３図は、第１図の３−３線に沿った側面断面図である
。 第４図は、第１図に示す下着の股間部の平面図である。 １０・・・下着　　　　　１１・・・胴体部１２・・・
股間部　　　　１３・・・脚部１４・・・脚部バンド　
　１５・・・腰部１６・・・熱可塑性伸縮被膜 １７・・・外側層　　　　２０・・・吸収バット手続補
正書（方式）　゛ 平成１年５月１７日 １、事件の表示 平成１年特許願第２５５９７号 ２、発明の名称 流出体液漏れ止め用下着 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 ４、代理人 平成１年４月２５日 ６、補正の対象

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　胴体部と股間部から成る下半身用下着において、上
   記胴体部に腰部用開口部が設けら れ、上記胴体部と上記股間部により２つの脚部用開口部
   が形成され、少なくとも上記股間部に防水性、通気性お
   よび伸縮性のある流出体液漏れ止め手段が配設されてい
   る、流出体液漏れ止め用下着。 ２　上記液漏れ防止手段が、防水性、通気性および伸縮
   性のある熱可塑性被膜層と、通気性のある弾性繊維入り
   材質層の積層織物から成ることを特徴とする請求項１に
   記載の下 着。 ３　上記弾性繊維入り材質層がニット地であることを特
   徴とする、請求項２に記載の下 着。 ４　上記被膜層が着用時の下着の内側に置かれることを
   特徴とする請求項２に記載の下 着。 ５　上記股間部に、流出体液吸収用の使い捨て遮へい手
   段が付いていることを特徴とする請求項１に記載の下着
   。 ６　上記下着を着用時に上記脚部用開口部を脚部に固定
   して脚部用開口部から流出体液が漏れるのを防ぐための
   伸縮バンドが上記脚部用開口部に沿って取り付けられて
   いることを特徴とする請求項１に記載の下着。 ７　上記胴体部がニット地の伸縮織物であることを特徴
   とする請求項１に記載の下着。