JPH01314676A - 自動車の車体構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車の車体構造に関し、更に詳細には同一
の自動車の車体色を多種多様の色又は模様に自由に変更
できるようにして、自動車にファツション性を持たせた
全く新規な車体構造に関する。

従来の技術 乗用車等の自動車においては、一般に、その車体は幾つ
かの大きな部分に区分されている。例えば、第１図に示
す自動車においては、その車体は、ルーフパネル１の部
分、フードパネル２の部分、フロントフェンダパネル３
の部分、ドアパネル４の部分及びクォータパネルアクタ
５の部分に大きく区分されている。

そして、従来は、これら車体のルーフパネル１、フード
パネル２、フロントフェンダパネル３、ドアパネル４及
びクォータパネルアウタ５の各部分を車体塗装によりす
べて同一の色、例えば白、黒、赤、黄等の色に塗装され
、したがって車体全体は特定の一色とされ、その後車体
色は変更できないようになっている。

発明が解決しようとする課題 このように、従来の自動車は、車体色を変更できないよ
うになっているので、最近とみに強まっているユーザの
車体色変更願望に応じきれないでいる。

すなわち、ユーザは、一般に、自動車の購入時には、そ
の時点での自分の好みの車体色を選んで自動車を購入し
ている。しかし、人は誰しも変身願望をもっており、自
動車のユーザもいつも同じ色の車を運転しているのでは
飽きがき、たまには他の色をした車を運転したい願望に
かられることがある。例えば、同一の自動車を仕事で使
用する時とレジャーて使用する時では、その車体色を変
えて使用し、気分転換をはかりたいことがある。

しかるに、従来の自動車は、前述した如く、車体色を変
更できないようになっているので、このようなユーザの
車体色変更願望に応じきれないでいる。

本発明は、したがって、このような自動車のユーザの車
体色変更願望を満たすべきなされたものて、同一の自動
車の車体色を多種多様の色又は模様に自由に変更できる
ようにし、これにより自動車にこれまでの観念では全く
なかったファツション性を持たせ得るようにすることを
目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は、この目的を達成するために、自動車の車体構
造において、幾つかの大きなパーツに区分されたボデー
外板の各パーツ又はその一部のパーツに車体色となる多
種多様の色又は模様の樹脂パネルを交換自在に取付ける
ことができるようにしたものである。

作用 このような手段によれば、したがって、樹脂パネルを交
換するだけで、同一の自動車の車体色を必要に応じて多
種多様の色又は模様に自由に変更することかできる。

実施例 以下図面を参照して本発明の実施例について詳述する。

第１図に例示した自動車は、前述したように、その車体
がルーフパネルｌの部分、フードパネル２の部分、フロ
ントフェンダパネル３の部分、ドアパネル４の部分及び
クォータパネルアウタ５の部分に大きく区分されている
。

しかして、本発明によれば、これら車体のルーフパネル
１、フードパネル２、フロントフェンダパネル３、ドア
パネル４及びクォータパネルアウタ５の各部分のボデー
外板を構成する各パーツと同一形状にした多種多様の色
又は模様の樹脂パネル、例えば第２図及び第３図に白色
及び黒色の２種類の例を示すように、ルーフ用樹脂パネ
ルＩａ。

ｌｂ、フード用樹脂パネル２ａ、２ｂ、フロントフェン
ダ用樹脂パネル３ａ、３ｂ、　　ドア用樹脂パネル４ａ
。

４ｂ及びクォータ用樹脂パネル５　ａ、　５　ｂが予め
成形されて用意されている。

そして、これらの各樹脂パネルは、その関連する同一形
状のボデー外板の各パーツに交換自在に取付けることが
できるようになっている。したがって、ボデー外板の各
パーツにいま例えば第２図に示したような白色の各樹脂
パネル１８〜５ａが取付けられていても、これらの白色
の各樹脂パネルＩａ〜５ａをボデー外板の各パーツから
取外し、代りに例えば第３図に示したような黒色の各樹
脂パネルＩｂ〜５ｂをボデー外板の各パーツに取付け、
これにより車体色を白から黒に変えることができる。

また、ユーザの好みによっては、その一部分例えばドア
用樹脂パネルのみを交換することもてきる。

なお、各樹脂パネルをボデー外板の各パーツに交換自在
に取付ける手段は周知の適当な手段を採用することがで
き、例えばボルト締め、クリップ止め又はＴスタッド、
成板、マグネット、モールなどを使用する手段とするこ
とができ、これら以外にも、場合によっては接着剤で取
付け、取外し時には溶剤で接着剤を溶かすような手段を
採用することもできる。

また、樹脂パネルは、第２図に示した白色のもの１ａ〜
５ａ、第３図に示した黒色のもの１ｂ〜５ｂ以外にも、
赤色、黄色等の他の多くの色のものを用意しておくこと
ができる。更にこれら一色の無模様の樹脂パネル以外に
も、例えば第４〜９図に示すような模様付きの樹脂パネ
ル１ｃ〜１ｅ、２ｃｍ２ｈ、３ｃｍ３ｆ、４ｃｍ４ｆ、
５ｃ〜５ｅを多数パネルを自動車のユーザが自分で保管
するには、スペースなどの問題から困難が多いと思われ
る。

そこで、販売店などが多数の樹脂パネルを用意し、ユー
ザはこれらの樹脂パネルのうち好みのものをキープ契約
しておき、希望によりいつでも自分のキープした樹脂パ
ネルに販売店などで交換してもらえるようにしておくと
よい。

発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば、自動車の車体構
造において、幾つかの大きなパーツに区分されたポデー
外板の各パーツ又はその一部のパーツに車体色となる多
種多様の色又は模様の樹脂パネルを交換自在に取付ける
ことができるようにしているので、同一の自動車の車体
色を必要に応して多種多様の色又は模様に自由に変更す
ることかでき、したがって自動車にこれまでの観念では
全くなかったファツション性を持たせて、ユーザの車体
色変更願望を十分に満してやることができる効果がある
。

その上、本発明によれば、自動車の事故などによって樹
脂パネルか損傷しても、その損傷が軽微な場合には樹脂
パネルを交換するだけで簡単に復元することができ、ま
た、パネル塗装となるので車体塗装よりも作業が簡単と
なり、塗装工程の合一７＝ 理化を図って、コストダウン化に寄与できるなどの効果
もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用される自動車の一例を示す概略外
観図、第２図ないし第９図は本発明にしたがって、幾つ
かの大きなパーツに区分されているポデー外板の各パー
ツ又は一部のパーツに交換自在に取付けられる多種多様
の色又は模様の樹脂パネルを示す図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 幾つかの大きなパーツに区分されたボデー外板の各パー
   ツ又はその一部のパーツに車体色となる多種多様の色又
   は模様の樹脂パネルを交換自在に取付けることができる
   ようにしたことを特徴とする自動車の車体構造。