JPH01313782A - 電池の残存使用時間を算出する方法および装置 - Google Patents
電池の残存使用時間を算出する方法および装置Info
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- JPH01313782A JPH01313782A JP63146110A JP14611088A JPH01313782A JP H01313782 A JPH01313782 A JP H01313782A JP 63146110 A JP63146110 A JP 63146110A JP 14611088 A JP14611088 A JP 14611088A JP H01313782 A JPH01313782 A JP H01313782A
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- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、電池の残存使用時間を算出する方法および
そのような方法を使用して残存使用時間を算出する装置
に間する。
そのような方法を使用して残存使用時間を算出する装置
に間する。
[従来の技術]
可充電型の電池(二次電池)が電源として組み込まれた
電子/を気機器、例、えば充電型電気かみそり、におい
ては、その機器が次の充電までにどの程度の時間使用で
きるかが使用者にとっては気になる事項である。このよ
うな残存使用時間を間接的に知るための従来の装置とし
て、電池の残存容量を表示するものが知られている。例
えば、特許出願公開第62−272827号公報には、
電池の充電/放電量を、充電時r:f/放電時間を計測
することにより求め、このようにして求められた電池の
残存容量を棒グラフとして表示する装置が記載されてい
る。また、西ドイツ特許出願公開第2,313,566
号には、電池の充電電流/放電電流を計測し、この計測
結果に基づいて電池の充電/放電量を求める装置が記載
されている。
電子/を気機器、例、えば充電型電気かみそり、におい
ては、その機器が次の充電までにどの程度の時間使用で
きるかが使用者にとっては気になる事項である。このよ
うな残存使用時間を間接的に知るための従来の装置とし
て、電池の残存容量を表示するものが知られている。例
えば、特許出願公開第62−272827号公報には、
電池の充電/放電量を、充電時r:f/放電時間を計測
することにより求め、このようにして求められた電池の
残存容量を棒グラフとして表示する装置が記載されてい
る。また、西ドイツ特許出願公開第2,313,566
号には、電池の充電電流/放電電流を計測し、この計測
結果に基づいて電池の充電/放電量を求める装置が記載
されている。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、この様な機器の使用者にとっては、電池の残
存容量が分かっても、その残存容量により当該機器が後
どのくらいの時間使用できるかを予測することはなかな
か困難である。この場合、残存容量から経験等に基づい
て残存使用時間を予測したとしても、その値はあまり正
確ではない。
存容量が分かっても、その残存容量により当該機器が後
どのくらいの時間使用できるかを予測することはなかな
か困難である。この場合、残存容量から経験等に基づい
て残存使用時間を予測したとしても、その値はあまり正
確ではない。
したがって、使用者にとっては、電池の残存使用可能時
間が自動的に、かつかなりの精度で分かれば非常に都合
がよい。この場合、既知の方法で求められた残存容量を
、予め決められた係数で除算することによって残存使用
可能時間を求めることが考えられる。しかしながら、電
気かみそりのような機器においては、使用状況に応じて
そのモータ電流、すなわち電池の放電電流、が大きく変
動するという問題がある。例えば、トリマ付き電気かみ
そりの場合、通常のひげそり時のモータ電流に比べて、
トリマ使用時のモータ電流は約1.5倍、またクリーニ
ング時のように刃に負荷が掛からない時のモータ電流は
約半分となる。この場合、通常のひげそり時でも、刃に
掛かる負荷の変動に伴いモータ電流は変化する。また、
トリマの使用頻度あるいは1回当りのひげそり時間等の
使用パターンには、−船釣にかなりの個人差がある。
間が自動的に、かつかなりの精度で分かれば非常に都合
がよい。この場合、既知の方法で求められた残存容量を
、予め決められた係数で除算することによって残存使用
可能時間を求めることが考えられる。しかしながら、電
気かみそりのような機器においては、使用状況に応じて
そのモータ電流、すなわち電池の放電電流、が大きく変
動するという問題がある。例えば、トリマ付き電気かみ
そりの場合、通常のひげそり時のモータ電流に比べて、
トリマ使用時のモータ電流は約1.5倍、またクリーニ
ング時のように刃に負荷が掛からない時のモータ電流は
約半分となる。この場合、通常のひげそり時でも、刃に
掛かる負荷の変動に伴いモータ電流は変化する。また、
トリマの使用頻度あるいは1回当りのひげそり時間等の
使用パターンには、−船釣にかなりの個人差がある。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、電池の放電電流が変動しても、またそ
の変動パターンが変化しても、電池の残存使用可能時間
をかなりの正確さで予測算出することができる、電池の
残存使用時間を算出する方法を提供することにある。
とするところは、電池の放電電流が変動しても、またそ
の変動パターンが変化しても、電池の残存使用可能時間
をかなりの正確さで予測算出することができる、電池の
残存使用時間を算出する方法を提供することにある。
また、この発明の他の目的は、上記のような方法を用い
て電池の残存使用時間を算出する装置を提供することに
ある。
て電池の残存使用時間を算出する装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段及び作用]この発明による
電池の残存使用時間を算出する方法によれば、電池の充
電完了後の実使用時間を積算すると共に該電池の実使用
時の放電電流を積算し、前記電池の充電完了時の電池容
量から前記放電電流積算値を減算することによって該電
池の残存電池容量を算出し、前記放電電流積算値を前記
実使用時閉積算値で除算することにより該電池の実使用
時における平均放電電流を算出し、前記残存電池容量を
前記平均放電電流で除算することによって前記電池の予
測残存使用時間を算出する、ことを特徴としている。
電池の残存使用時間を算出する方法によれば、電池の充
電完了後の実使用時間を積算すると共に該電池の実使用
時の放電電流を積算し、前記電池の充電完了時の電池容
量から前記放電電流積算値を減算することによって該電
池の残存電池容量を算出し、前記放電電流積算値を前記
実使用時閉積算値で除算することにより該電池の実使用
時における平均放電電流を算出し、前記残存電池容量を
前記平均放電電流で除算することによって前記電池の予
測残存使用時間を算出する、ことを特徴としている。
この方法によれば、現時点塩の電池の放電電流の平均値
を現時点以降における電池の放電電流の平均値として電
池の残存使用可能時間が求められる。
を現時点以降における電池の放電電流の平均値として電
池の残存使用可能時間が求められる。
また、この発明によれば、上記方法における各演算工程
を行う手段を設けた電池の予測残存使用時間を算出する
装置が提供される。
を行う手段を設けた電池の予測残存使用時間を算出する
装置が提供される。
[実施例]
まず、この発明の詳細な説明する。
今、使用中の機器の電池の残存容量をCREMとし、現
時点以降、次の再充電までの該電池の実使用時における
予測平均放電電流をI PREとすれば、この電池の残
存使用可能時間T R11は、T REll =CaE
n/ I PRE −−−(1)である。本発
明においては、上記予測平均放電電流r PREを、前
回の充電完了後、現時点までの実使用時における平均放
電電流I GIUEと仮定する。
時点以降、次の再充電までの該電池の実使用時における
予測平均放電電流をI PREとすれば、この電池の残
存使用可能時間T R11は、T REll =CaE
n/ I PRE −−−(1)である。本発
明においては、上記予測平均放電電流r PREを、前
回の充電完了後、現時点までの実使用時における平均放
電電流I GIUEと仮定する。
この平均放電電流111uεは、前回の充電完了以降の
実使用時における全放電fJcsun、すなわち積算電
流値、を前回の充電完了後の積算実使用時間T sur
+で除算することにより求める。また、前記残存容fl
cREnは1、該電池の完全充電時における電池容量の
下限値CFuLから上記積算電流値C5urI(全放電
i!l)を減算すれば求められる。すなわち、 CREM := CFIIL −C5ur+また
はs C5un ”: CFUL −CREllであ
る。したがって、前記(1)式は、TRE門 : CR
Erl/ (C5ui/ TSurl)= CREn
IITsur+/ (CFUL −CREn)とな
る。
実使用時における全放電fJcsun、すなわち積算電
流値、を前回の充電完了後の積算実使用時間T sur
+で除算することにより求める。また、前記残存容fl
cREnは1、該電池の完全充電時における電池容量の
下限値CFuLから上記積算電流値C5urI(全放電
i!l)を減算すれば求められる。すなわち、 CREM := CFIIL −C5ur+また
はs C5un ”: CFUL −CREllであ
る。したがって、前記(1)式は、TRE門 : CR
Erl/ (C5ui/ TSurl)= CREn
IITsur+/ (CFUL −CREn)とな
る。
上記値C5unおよびT SLIMは常時得られるから
、所望の時点て、上記(2)式の演算を行うことにより
、その時点での電池の残存使用可能時間T REllを
算出することができる。
、所望の時点て、上記(2)式の演算を行うことにより
、その時点での電池の残存使用可能時間T REllを
算出することができる。
以下、この発明による電池の残存使用時間を求める方法
を、充電式電気かみそりの残存使用時間表示装置に適用
した場合の一実施例について図面を参照しながら詳細に
説明する。
を、充電式電気かみそりの残存使用時間表示装置に適用
した場合の一実施例について図面を参照しながら詳細に
説明する。
第1図に示す残存使用時間表示装置において、電池10
は、Ni−Cd電池のような可充電型電池で、その負側
出力端子は接地され、正側出力端子は当該電気かみそり
の刃駆動モータUの一端と該モータの0N10FF用ス
イツチ12の一端とに接続されている。上記モータ11
の他端は、FET 13とモータ電流検出用低抵抗14
との直列接続を介して接地されている。また、FET
13のゲートは、抵抗15を介して前記スイッチ12の
他端に接続されている。
は、Ni−Cd電池のような可充電型電池で、その負側
出力端子は接地され、正側出力端子は当該電気かみそり
の刃駆動モータUの一端と該モータの0N10FF用ス
イツチ12の一端とに接続されている。上記モータ11
の他端は、FET 13とモータ電流検出用低抵抗14
との直列接続を介して接地されている。また、FET
13のゲートは、抵抗15を介して前記スイッチ12の
他端に接続されている。
前記モータ電流検出用抵抗14の両端間電圧は、V/F
変換器16に印加される。このV/F変換器16は、入
力端子に比例した繰り返し周波数のパルス信号を出力し
、カウンタ17に供給する。一方、符号18て示すもの
はタイマで、このタイマは前記スイッチ12が閉成され
ている時間を積算する。
変換器16に印加される。このV/F変換器16は、入
力端子に比例した繰り返し周波数のパルス信号を出力し
、カウンタ17に供給する。一方、符号18て示すもの
はタイマで、このタイマは前記スイッチ12が閉成され
ている時間を積算する。
前記カウンタ17が出力する計数値と前記タイマ18が
出力する計時データとは、人力ボートを介してマイクロ
プロセッサ20に供給される。このマイクロプロセッサ
20のメモリには、前記(2)式の演算を行う演算プロ
グラム、電池lOの完全充電時の容量の下限値CFuL
およびその他の必要なプログラムあるいはデータが予め
記憶されている。このマイクロプロセッサ20の出力ボ
ートには、駆動回路21および22が接続されている。
出力する計時データとは、人力ボートを介してマイクロ
プロセッサ20に供給される。このマイクロプロセッサ
20のメモリには、前記(2)式の演算を行う演算プロ
グラム、電池lOの完全充電時の容量の下限値CFuL
およびその他の必要なプログラムあるいはデータが予め
記憶されている。このマイクロプロセッサ20の出力ボ
ートには、駆動回路21および22が接続されている。
駆動回路21は、前記マイクロプロセッサ20の制御の
下で、当該電気かみそりの本体に設けられた液晶表示器
23の表示用電極24および251 ないし255を選
択的に駆動する。この場合、電極24は、文字群”Ft
JLL”を表す複数の電極からなり、また電極25+な
いし255は5個の表示セグメントからなる棒グラフを
構成している。一方、駆動回路22は、前記マイクロプ
ロセッサ20の制御の下で、液晶表示器23の数値表示
部26を駆動して、例えば2桁の数値を表示する。
下で、当該電気かみそりの本体に設けられた液晶表示器
23の表示用電極24および251 ないし255を選
択的に駆動する。この場合、電極24は、文字群”Ft
JLL”を表す複数の電極からなり、また電極25+な
いし255は5個の表示セグメントからなる棒グラフを
構成している。一方、駆動回路22は、前記マイクロプ
ロセッサ20の制御の下で、液晶表示器23の数値表示
部26を駆動して、例えば2桁の数値を表示する。
次に、上記実施例の動作を説明する。
第1図において、使用者によってスイッチ12が閉成さ
れると、FET 13が導通し、これによってモータ1
1が回転する。この結果、モータ電流に比例した電圧が
抵抗14の両端間に現れる。V/F変換器16は、この
電圧に比例した(すなわちモータ電流に比例した)周波
数のパルス信号を発生し、このパルス信号はカウンタ1
7により計数される。このようにして、カウンタ17に
は、電池10の放電電流の積算値C9unが得られる。
れると、FET 13が導通し、これによってモータ1
1が回転する。この結果、モータ電流に比例した電圧が
抵抗14の両端間に現れる。V/F変換器16は、この
電圧に比例した(すなわちモータ電流に比例した)周波
数のパルス信号を発生し、このパルス信号はカウンタ1
7により計数される。このようにして、カウンタ17に
は、電池10の放電電流の積算値C9unが得られる。
一方、前記スイッチ12が閉成されている時間は、タイ
マ18により積算される。しかして、タイマ18には、
当該電気かみそりの積算実使用時間T 5lllが得ら
れる。
マ18により積算される。しかして、タイマ18には、
当該電気かみそりの積算実使用時間T 5lllが得ら
れる。
マイクロプロセッサ20は、前記スイッチ12がオフさ
れる時点のような所望のタイミングで、前記カウンタ1
7の出力Csυハとタイマ18の出力T sunとを読
み込み、これら値と前記値CFIJLとに基づいて前記
(2)式の演算を行うことにより、電池10の残存使用
可能時間TRE11を求める。次いで、マイクロプロセ
ッサ20は、所定の期間(例えば、4秒間)にわたりこ
の値”r’a+’:nを駆動回路22を介して数値表示
部26に送出する。この結果、数値表示部26には、E
記残存使用可能時閏TRE、+1が、例えば”′残xX
分”、のように表示される。
れる時点のような所望のタイミングで、前記カウンタ1
7の出力Csυハとタイマ18の出力T sunとを読
み込み、これら値と前記値CFIJLとに基づいて前記
(2)式の演算を行うことにより、電池10の残存使用
可能時間TRE11を求める。次いで、マイクロプロセ
ッサ20は、所定の期間(例えば、4秒間)にわたりこ
の値”r’a+’:nを駆動回路22を介して数値表示
部26に送出する。この結果、数値表示部26には、E
記残存使用可能時閏TRE、+1が、例えば”′残xX
分”、のように表示される。
なお、上記マイクロプロセッサ2oは、前記値CFIL
からC5unを減算することにより常時電池の残存容f
lLcREnを算出し、この値を駆動回路21を介して
液晶表示器23に供給する。したがって、表示器23に
は、電池IOの残存容量が常時棒グラフとして表示され
る。
からC5unを減算することにより常時電池の残存容f
lLcREnを算出し、この値を駆動回路21を介して
液晶表示器23に供給する。したがって、表示器23に
は、電池IOの残存容量が常時棒グラフとして表示され
る。
次に、表1は、上記実施例により残存使用可能時間TR
EMを当該電気かみそりのある使用パターンにつき求め
た結果を示す。なお、この例におけるC FILの値は
、500mAHである。また、第2図は、上記使用パタ
ーンを図示したもので、この図において実線および点線
で示す波形Pはモータ電流に、また−点鎖線は平均放電
電流I auEに、また波形Pの下側領域は積W、電流
値C5unに各々対応する。
EMを当該電気かみそりのある使用パターンにつき求め
た結果を示す。なお、この例におけるC FILの値は
、500mAHである。また、第2図は、上記使用パタ
ーンを図示したもので、この図において実線および点線
で示す波形Pはモータ電流に、また−点鎖線は平均放電
電流I auEに、また波形Pの下側領域は積W、電流
値C5unに各々対応する。
この第2図からは、電池の充電完了後の最初の数回の使
用においては、平均放電電流11)LIEがかなり大き
く変動することが分゛かる。
用においては、平均放電電流11)LIEがかなり大き
く変動することが分゛かる。
(以下余白)
表1において、第1回目の使用直後に表示される残存使
用時間T REllは41分となっているが、第2回目
の使用直後の表示は50分と第1回目の表示より長くな
っている。これは、第1回目の使用時(T1)にモータ
に対する負荷の重いきわぞり(トリミング)が行われた
結果予測平均放電電流■ρR[が非常に大きくなったの
に対し、第2回目の使用時(T2)には通常のひげそり
(シェービング)が行われた結果予測平均放電電流■ρ
REが少ない方向に大幅に修正されたためである。しか
しながら、第8回目および第9回目の使用時(T8およ
びT9)においては、モータ負荷電流が大きく変動して
いるにも拘らず、表示された残存使用時間TR[:Mは
逆転していない。これは、実使用時間あるいは使用回数
が増加すると、負荷電流の変動に伴う予測平均放電電流
1ρRεの修正量が減少するからである。
用時間T REllは41分となっているが、第2回目
の使用直後の表示は50分と第1回目の表示より長くな
っている。これは、第1回目の使用時(T1)にモータ
に対する負荷の重いきわぞり(トリミング)が行われた
結果予測平均放電電流■ρR[が非常に大きくなったの
に対し、第2回目の使用時(T2)には通常のひげそり
(シェービング)が行われた結果予測平均放電電流■ρ
REが少ない方向に大幅に修正されたためである。しか
しながら、第8回目および第9回目の使用時(T8およ
びT9)においては、モータ負荷電流が大きく変動して
いるにも拘らず、表示された残存使用時間TR[:Mは
逆転していない。これは、実使用時間あるいは使用回数
が増加すると、負荷電流の変動に伴う予測平均放電電流
1ρRεの修正量が減少するからである。
表1の最右欄の残存使用時間T ’RE11は、前記実
施例を上記のような現象を除去すべく変形した場合の結
果を示している。すなわち、この変形例においては、残
存使用時間T ’RE+1の最小表示単位を5分とし、
また今回求められた残存使用時間が前回求められたもの
に比べて大きい場合は前回求められた値を今回の残存使
用時間とするような処理を施している。以下、この変形
例における動作を第3図のフローチャートを参照して説
明する。なお、この図において、値CEutおよびT
noxは各々500 (n+AH)および45(分)、
また、値T’Rch+。
施例を上記のような現象を除去すべく変形した場合の結
果を示している。すなわち、この変形例においては、残
存使用時間T ’RE+1の最小表示単位を5分とし、
また今回求められた残存使用時間が前回求められたもの
に比べて大きい場合は前回求められた値を今回の残存使
用時間とするような処理を施している。以下、この変形
例における動作を第3図のフローチャートを参照して説
明する。なお、この図において、値CEutおよびT
noxは各々500 (n+AH)および45(分)、
また、値T’Rch+。
−1) およびnの初期値は共にゼロであるとする。
第3図において、例えば当該電気かみそりの今回の使用
が終了すると、前記マイクロプロセッサ20は積算電流
値C5unおよび積算実使用時間Tsunを順次人力す
る(ステップS1およびS2)。次いで、マイクロプロ
セッサ20は、予め記憶されている値CFLILから上
記積算電流値C3u11を減算して残存電池容量CRE
Mを求める(ステップS3)。次ぎに、前記(2)式に
示した演算が行われ、残存使用時間T REllが求め
られる(ステップS4)。この値T REMは、次のス
テップS5で5分車位で量子化される。次ぎに、この量
子化された値T ’RE+1が、予め決められた上限値
TMlIM=45(分)を超えているか否か判定される
(ステップS6)。もし、超えていたらこの上限値をT
’RE+1とする(ステップS7)。これらステップ
S6およびS7は、例えば清掃の為にモータ11が無負
荷で長時間口された場合のような例外的な操作により、
値C3lIIIがTsunに比べて極端に小さくなり、
この結果T ’REMが極端に大きくなるのを防止する
。次ぎに、値T’Rε門は、前回の値T ’REffl
fn−11があれば(ステップS8)その値を超えてい
るか否かが判定され(ステップS9)、もし超えていれ
ば前回の値を今回の値とする(ステップStO>。これ
らステップS9およびSlOは、平均放電電流の大きな
変動により今回の予測残存使用時間が前回の予測残存使
用時間より大となるのを防止する。次ぎに、値T ’R
E11が零より小か否かが判定され(ステップSll
)、もし小さければT′R〔1は零とされる(ステップ
S12 )。これらステップ511および512は、T
’REMが負になるのを防止する。
が終了すると、前記マイクロプロセッサ20は積算電流
値C5unおよび積算実使用時間Tsunを順次人力す
る(ステップS1およびS2)。次いで、マイクロプロ
セッサ20は、予め記憶されている値CFLILから上
記積算電流値C3u11を減算して残存電池容量CRE
Mを求める(ステップS3)。次ぎに、前記(2)式に
示した演算が行われ、残存使用時間T REllが求め
られる(ステップS4)。この値T REMは、次のス
テップS5で5分車位で量子化される。次ぎに、この量
子化された値T ’RE+1が、予め決められた上限値
TMlIM=45(分)を超えているか否か判定される
(ステップS6)。もし、超えていたらこの上限値をT
’RE+1とする(ステップS7)。これらステップ
S6およびS7は、例えば清掃の為にモータ11が無負
荷で長時間口された場合のような例外的な操作により、
値C3lIIIがTsunに比べて極端に小さくなり、
この結果T ’REMが極端に大きくなるのを防止する
。次ぎに、値T’Rε門は、前回の値T ’REffl
fn−11があれば(ステップS8)その値を超えてい
るか否かが判定され(ステップS9)、もし超えていれ
ば前回の値を今回の値とする(ステップStO>。これ
らステップS9およびSlOは、平均放電電流の大きな
変動により今回の予測残存使用時間が前回の予測残存使
用時間より大となるのを防止する。次ぎに、値T ’R
E11が零より小か否かが判定され(ステップSll
)、もし小さければT′R〔1は零とされる(ステップ
S12 )。これらステップ511および512は、T
’REMが負になるのを防止する。
次ぎに、この様にして求められた残存使用時間T ’R
Erlは、例えば4秒間液晶表示器23に表示され(ス
テップ513および514)、次いで値T ’REMが
前回の値として記憶された後(ステップ515)、一連
の処理が終了する。
Erlは、例えば4秒間液晶表示器23に表示され(ス
テップ513および514)、次いで値T ’REMが
前回の値として記憶された後(ステップ515)、一連
の処理が終了する。
なお、充電完了後の平均放電電流が大きく変動する初め
の期間を残存使用時間の算出に使用したくない場合は、
例えばステップS2と53との間に、破線で示すように
、積算実使用時間T SUMが例えば6分を超えていな
ければ表示を行わないようなステップS20を追加すれ
ばよい。
の期間を残存使用時間の算出に使用したくない場合は、
例えばステップS2と53との間に、破線で示すように
、積算実使用時間T SUMが例えば6分を超えていな
ければ表示を行わないようなステップS20を追加すれ
ばよい。
また、充電後の最初の数回の使用を残存使用時間の算出
に用いたくない場合は、例えばステップS2と53との
間に、−点鎖線で示すように、使用回数が例えば4回未
溝の場合は表示を行わないようなステップ530および
531を追加すればよい。
に用いたくない場合は、例えばステップS2と53との
間に、−点鎖線で示すように、使用回数が例えば4回未
溝の場合は表示を行わないようなステップ530および
531を追加すればよい。
また、残存電池容量がある値以下に減少しなければ残存
使用時間を算出したくない場合は、例えばステップS3
とS4との間に、点線で示すように、CREllが40
On+AH以上の場合は表示を行わないようなステップ
540を追加すればよい。
使用時間を算出したくない場合は、例えばステップS3
とS4との間に、点線で示すように、CREllが40
On+AH以上の場合は表示を行わないようなステップ
540を追加すればよい。
更に、電池の残存使用可能時間は、もっと短い時間単位
で、例えば1分車位で、表示するようにしてもよい。
で、例えば1分車位で、表示するようにしてもよい。
なお、上記の実施例およびその変形例においては、電池
の残存使用時間を電池の使用が終わる度に算出し表示す
るように構成したが、これに限らず、例えば、使用者が
希望する任意の時点で残存使用時間を算出し表示するよ
うにしてもよい。
の残存使用時間を電池の使用が終わる度に算出し表示す
るように構成したが、これに限らず、例えば、使用者が
希望する任意の時点で残存使用時間を算出し表示するよ
うにしてもよい。
また、電池の残存容JICREnを、電池の自然放電量
を減算することによりその都度補正しておけは、より正
確な残存使用時間を算出することができる。
を減算することによりその都度補正しておけは、より正
確な残存使用時間を算出することができる。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、この発明による電池の
残存使用時間の算出方法によれば、充電完了後の積算放
電電流と積算実使用時間とを求め、これら積算値から実
使用時における平均放電電流を求め、この平均放電電流
を現時点以降の予測平均放電電流と見なして残存使用時
間を算出するので、電池の使用パターンが異なっても、
かなりの正確さで、残存使用時間を求めることができる
。
残存使用時間の算出方法によれば、充電完了後の積算放
電電流と積算実使用時間とを求め、これら積算値から実
使用時における平均放電電流を求め、この平均放電電流
を現時点以降の予測平均放電電流と見なして残存使用時
間を算出するので、電池の使用パターンが異なっても、
かなりの正確さで、残存使用時間を求めることができる
。
第1図は、本発明による電池の残存使用時間を求める方
法を充電式電気かみそりの残存使用時間表示装置に適用
した場合の一実施例のブロック図、第2図は、同実施例
の電気かみそりにおけるある使用パターンをモータ電流
と電池の平均放電電流とについて示すタイムチャート、 第3図は、同実施例の一変形例の動作を説明するための
フローチャートである。 lO・・・電池、11・・・モータ、14−・・電流検
出用抵抗、16・・・V/F変換器、17・・・カウン
タ(計数手段)、18・・・タイマ、20・・・マイク
ロプロセッサ、23・・・液晶表示器(表示手段)。 出願人 フィリップス株式会社 代理人 弁理士 沢 1)雅 男
法を充電式電気かみそりの残存使用時間表示装置に適用
した場合の一実施例のブロック図、第2図は、同実施例
の電気かみそりにおけるある使用パターンをモータ電流
と電池の平均放電電流とについて示すタイムチャート、 第3図は、同実施例の一変形例の動作を説明するための
フローチャートである。 lO・・・電池、11・・・モータ、14−・・電流検
出用抵抗、16・・・V/F変換器、17・・・カウン
タ(計数手段)、18・・・タイマ、20・・・マイク
ロプロセッサ、23・・・液晶表示器(表示手段)。 出願人 フィリップス株式会社 代理人 弁理士 沢 1)雅 男
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電池の充電完了後の実使用時間を積算すると共に該
電池の実使用時の放電電流を積算し、前記電池の充電完
了時の電池容量から前記放電電流の積算値を減算するこ
とによって該電池の残存電池容量を算出し、 前記放電電流の積算値を前記実使用時間の積算値で除算
することにより該電池の実使用時における平均放電電流
を算出し、 前記残存電池容量を前記平均放電電流で除算することに
よって前記電池の予測残存使用時間を算出する、 ことを特徴とする電池の残存使用時間を算出する方法。 2、電池の充電完了後の実使用時間を積算する手段と、 前記電池の実使用時の放電電流を積算する手段と、 前記電池の充電完了時の電池容量から前記放電電流の積
算値を減算することによって該電池の残存電池容量を算
出する手段と、 前記放電電流の積算値を前記実使用時間の積算値で除算
することにより該電池の実使用時における平均放電電流
を算出する手段と、前記残存電池容量を前記平均放電電
流で除算することによって前記電池の予測残存使用時間
を算出する手段と、 を具備することを特徴とする電池の残存使用時間を算出
する装置。 3、前記放電電流積算手段が、 前記電池に直列に介挿された抵抗と、 上記抵抗の両端間に発生する電圧を該電圧に対応する周
波数を持つ信号に変換する変換器と、 上記信号の周波数を計数する計数手段と、 を有し、前記放電電流の積算値が、前記計数手段に計数
値として得られるようにしたことを特徴とする請求項2
に記載の電池の残存使用時間を算出する装置。 4、算出された前記予測残存使用時間を表示する表示手
段を更に有していることを特徴とする請求項2または3
に記載の電池の残存使用時間を算出する装置。 5、前記表示手段が、前記実使用時間の積算値が所定の
値より大きい場合にのみ動作されるように構成されてい
ることを特徴とする請求項4に記載の電池の残存使用時
間を算出する装置。 6、前記表示手段が、前記残存電池容量が所定の値より
小さい場合にのみ動作されるように構成されていること
を特徴とする請求項4に記載の電池の残存使用時間を算
出する装置。 7、前記電池の充電完了後の実使用回数を計数する手段
を更に有し、 前記表示手段が、計数された前記実使用回数が所定の値
より大きい場合にのみ動作されるように構成されている
ことを特徴とする請求項4に記載の電池の残存使用時間
を算出する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63146110A JPH01313782A (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 電池の残存使用時間を算出する方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63146110A JPH01313782A (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 電池の残存使用時間を算出する方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01313782A true JPH01313782A (ja) | 1989-12-19 |
JPH0581870B2 JPH0581870B2 (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=15400379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63146110A Granted JPH01313782A (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 電池の残存使用時間を算出する方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01313782A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103383436A (zh) * | 2013-05-27 | 2013-11-06 | 中银(宁波)电池有限公司 | 一种便携式碱性电池测试装置 |
JP2021179397A (ja) * | 2020-05-15 | 2021-11-18 | 株式会社テイエルブイ | 電池寿命予測システム、装置及び電池寿命予測方法 |
-
1988
- 1988-06-14 JP JP63146110A patent/JPH01313782A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103383436A (zh) * | 2013-05-27 | 2013-11-06 | 中银(宁波)电池有限公司 | 一种便携式碱性电池测试装置 |
CN103383436B (zh) * | 2013-05-27 | 2015-07-29 | 中银(宁波)电池有限公司 | 一种便携式碱性电池测试装置 |
JP2021179397A (ja) * | 2020-05-15 | 2021-11-18 | 株式会社テイエルブイ | 電池寿命予測システム、装置及び電池寿命予測方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0581870B2 (ja) | 1993-11-16 |
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