JPH01312371A - 人工降雪氷方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、屋外や屋内の人工ゲレンデ、或いは雪害のシ
ミュレーション実験装置等に適用する人工降雪氷方法に
関するものである。

（従来の技術） 従来の屋内人工ゲレンデで使用されている人工降雪水装
置を第４．５．６図により説明すると。

第４図の（ａ）がゲレンデ、（ｂ）が氷柱搬入用トラッ
ク、（Ｃ）が氷柱搬送コンベア、（ｄ）がクラッシャ、
（ｅ）がスクレーパーコンベア、　（ｆ）　（ｆ）が雪
氷振分は装７７　、　（ｇ）　（ｇ）が急勾配スクレー
パーコンベア、第４゜５図の（ｈ）が複数個の雪氷散布
機で、同各雪氷散布機（ｈ）が上記ゲレンデ（ａ）の両
側に間隔を置き設置されている。また第５図の（ｉ）が
上記雪氷散布機（ｈ）のモータ、第５，６図の（ｋ）が
上記雪氷散布機（ｈ）のケーシング、（ｇ）が同ケーシ
ング（ｋ）内に設けた羽根車で１図羽根車（ｇ）が上記
モータ（ｉ）により駆動されるようになっている。また
（１）が上記ケーシング（ｋ）に設けた雪氷投入口。

（ｍ）が上記ケーシング（ｋ）から接線方向に延びたビ
ニールホース、第４図の（ｎ）が上記各雪氷振分は装置
（ｆ）間に設置したベルトコンベア、（０）が上記各雪
氷振分は装置（ｆ）から上記各雪氷散布機（ｈ）に沿い
設けたベルトコンベア、　（ｐ）　（ｐ）がリフト乗り
場、（ｑ）が上記ゲレンデ（ａ）の各所に配置したテレ
ビカメラ、（ｒ）がテレビ監視システム、（Ｓ）が屋内
人工ゲレンデ全体の操作盤で、氷柱をトラック（ｂ）に
より搬入し、氷柱搬送コンベアベア（ｃ）によりクラッ
シャ（ｄ）へ搬送して、ここで砕いて。

雪氷（砕氷片）にし１次いでスクレーパーコンベア（ｅ
）−右側の雪氷振分は装置（ｆ）−右側のベルトコンベ
ア（０）を経て右側の各雪氷散布機（ｈ）の雪氷投入口
（１）へ投入し、モータ（ｉ）により駆動されている羽
根車（ｇ）により接線方向のビニールホース（ｍ）を経
てゲレンデ（ａ）へ散布する。また上記クラッシャ（ｄ
）により砕いた雪氷（砕氷片）を右側の雪氷振分は装置
（ｆ）−ベルトコンベア（ｎ）−左側の雪氷振分は装置
（ｆ）−左側のベルトコンベア（ｏ）を経て左側の各雪
氷散布機（ｈ）の雪氷投入口（１）へ投入し、モータ（
ｉ）により駆動されている羽根車（ｇ）により接線方向
のビニールホース（ｍ）を経てゲレンデ（ａ）へ散布す
るようになっている。

（発明が解決しようとする課題） 前記第４．５．６図に示す従来の人工降雪水装置では、
氷柱をクラッシャ（ｄ）により砕くだけなので、氷雪と
いっても氷片に近い上に１粒子径が均一にならず、天然
の雪の感触からはほど遠（て。

スキャーに満足感を与えることができない。また氷柱を
クラッシャ（ｄ）により砕くだけなので、雪氷（砕氷片
）にエツジが残って、これがスキャーや作業員に当たっ
た場合、痛い思いをさせる。しかも雪氷（砕氷片）が大
型で１重量が大きければ。

傷つく危険があった。

本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり、その
目的とする処は、略球形で粒径が略均−な天然の雪に近
い雪氷を散布することができで。

天然に近い積雪状態を現出できる上に、エツジのある大
型の雪氷（砕氷片）により発生していた傷害を防止でき
る人工降雪氷方法を提供しようとする点にある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために９本発明の人工降雪氷方法は
、冷凍機とクーラーとにより得られた一３０°Ｃ〜−４
０°Ｃ程度の冷気を雪氷成長チャンバー内へ導いて、同
雪氷成長チャンバー内に冷気流を生じさせるとともに、
同雪氷成長チャンバー内に設けたノズルから冷水を高圧
空気とともに噴霧し、１０μ〜数十μ程度の液滴にして
、これを上記冷気流により略球形の微粒子状に凍らせ。

この凍った微粒子どうしを結合、成長させて、天然の雪
に近い比重と硬度とを有する人工雪氷にした後、上記雪
氷成長チャンバーの散布口から大気中へ冷気流とともに
散布する。

（作用） 本発明の人工降雪氷方法は前記のように構成されており
、冷凍機とクーラーとにより得られた一３０６Ｃ〜−４
０”Ｃ程度の冷気を雪水成長チャンバー内へ導いて、同
雪氷成長チャンバー内に冷気流を生じさせる。またこの
とき、同雪氷成長チャンバー内に設けたノズルから冷水
を高圧空気とともに噴霧し、１０μ〜数十μ程度の液滴
にして。

これを上記冷気流により略球形の微粒子状に凍らせ、こ
の凍った微粒子どうしを結合、成長させて。

天然の雪に近い比重と硬度とを有する人工雪氷にする。

またこの人工雪氷を上記雪氷成長チャンバーの散布口か
ら大気中へ冷気流とともに散布する。

（実施例） 次に本発明の人工降雪氷方法の実施に適用する人工降雪
水装置の構成例を第１，２図により説明すると、　（ｌ
ａ）がコンプレッサ、　（ｌｂ）が空気槽、（２）が除
湿機、　（３ａ）が冷凍機、　（３ｂ）がクーラー、　
（４ａ）が上記空気槽（１ｂ）と上記除湿機（２）とを
接続する配管に設けた制御弁、　（４ｂ）が上記冷凍機
（３ａ）と上記クーラー（３ｂ）とを接続する配管に設
けた制御弁。

（４ｃ）が上記冷凍機（３ａ）の出口と上記除湿機（２
）とを接続する配管に設けた制御弁、（５）が上記除湿
機（２）及び上記クーラー（３ｂ）に接続した混合機。

（６）が同混合機（５）内に設けた気流温度計、（７）
が同混合機（５）の出口側に設は整流板、（８）が上記
混合機（５）に接続した雪氷成長チャンバー、第１゜２
図の（９）が同雪氷成長チャンバー（８）内に設けたノ
ズル、　（１０）が同ノズル（９）の冷水供給管、（１
１）が同ノズル（９）の高圧空気供給管、　（１２）が
同ノズル（９）の制御空気供給管、第１図の（１３）　
（１３）が上記雪氷成長チャンバー（８）内に設けた気
流温度計、　（１５）が上記雪氷成長チャンバー（８）
の散布口、　（１４）が同散布口（１５）と上記雪氷成
長チャンバー（８）とを接続する自在継手、　（１６）
が上記散布口（１５）の散布方向を制御するアクチュエ
ータ、　（１７）が人工降雪水装置全体を制御する制御
装置である。

次に前記人工降雪水装置の作用を具体的に説明する。冷
媒を冷凍機（３ａ）とクーラー（３ｂ）との間に循環さ
せて、クーラー（３ｂ）により得られた低温空気を混合
機（５）へ導く。またコンプレッサ（１ａ）を駆動して
空気を空気槽（ｌｂ）内に貯え、同空気槽（１ｂ）内に
貯えた空気を制御弁（４ａ）を経て除湿機（２）へ導く
一方、冷凍機（３ａ）から出る冷媒の一部を制御弁（４
ｃ）を経て除湿機（２）へ導いて、空気槽（１ｂ）から
の空気を除湿した後、ａ合機（５）へ導き、上記クーラ
ー（３ｂ）から送られる低温空気と混合して。

所定流量の冷気を得る。このとき、気流温度計（６）を
見ながら上記制御弁（４ａ）　（４ｂ）　（４ｃ）の開
度を調整して１冷気の温度を一３０℃〜−４０６Ｃ程度
に制御する。またこの冷気を混合機（５）の整流板（７
）から雪水成長チャンバー（８）内へ導いて。

同雪氷成長チャンバー（８）内に冷気流（Ａ）を生じさ
せるとともに、冷水を給水ポンプ（図示せず）−冷水供
給管（１０）−ノズル（９）内へ供給する一方。

高圧空気を高圧空気供給管（１１）−上記ノズル（９）
内へ供給し、同ノズル（９）から冷水を高圧空気ととも
に雪水成長チャンバー（８）内へ噴霧して（第２図の（
２）参照）、１０μ〜数十μ程度の液滴（Ｂ）にし、こ
れを上記冷気流（Ａ）により凍らせるとともに、凍った
液滴どうしを結合させて、天然の雪に近い比重と硬度と
を有する略球形で粒径が略均−な人工雪氷に成長させた
後、雪水成長チャンバー（８）の散布口（１５）から大
気中へ冷気流（Ａ）とともに散布する。第３図は、液滴
数と粒径との関係を示している。このときにも、気流温
度計（１３）　（１３）を見ながら制御弁（４ａ）　（
４ｂ）の開度を調整して、冷気流（Ａ）の流量、温度を
制御する。またアクチュエータ（１６）を操作し、散布
口（１５）の散布方向を制御して、雪氷及び冷気流（Ａ
）を任意の方向に散布する。なお制御空気供給管（１２
）からノズル（９）内へ供給される制御空気は３上記の
ように冷水供給管（１０）からノズル（９）内へ供給さ
れる冷水の０Ｎ−ＯＦＦ制御を行う。

（発明の効果） 本発明の人工降雪氷方法は前記のように冷凍機とクーラ
ーとにより得られた一３０６Ｃ〜−４０°Ｃ程度の冷気
を雪水成長チャンバー内へ導いて。

同雪氷成長チャンバー内に冷気流を生じさせるとともに
、同雪氷成長チャンバー内に設けたノズルから冷水を高
圧空気とともに噴霧し、１０μ〜数十μ程度の液滴にし
て、これを上記冷気流により略球形の微粒子状に凍らせ
、この凍った微粒子どうしを結合、成長させて、天然の
雪に近い比重と硬度とを有する人工雪氷に成長させるの
で、略球形で粒径が略均−な天然の雪に近い人工雪氷を
雪氷成長チャンバーの散布口から大気中へ散布すること
ができて、天然に近い積雪状態を現出できる上に、エツ
ジのある大型の雪氷（砕氷片）により発生していた傷害
を防止できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の人工降雪氷方法の実施に使用する人工
降雪水装置の構成例を示す系統図、第２図はノズルの作
用説明図、第３図は液滴数と粒径との関係を示す説明図
、第４図は従来の人工降雪水装置を示す斜視図、第５図
は雪氷散布機を示し斜視図、第６図は同雪氷敗布機の羽
根車を示す斜視図である。 （ｌａ）・・・コンプレッサ、　（ｌｂ）　　・・・空
気槽、（３ａ）・・・冷凍機、（３ｂ）　　・−・クー
ラ、　（４ａ）　（４ｂ）（４ｃ）・・・制御弁、（５
）・・・混合機、（６）・・・気流温度計、（７）・・
・整流板、（８）・・・雪氷成長チャンバー、（９）・
・・ノズル、　（１０）　　・・・冷水供給管、　（１
１）　　・・・高圧空気供給管、　（１２）　　・・・
制御空気供給管、　（１３）　　・・・気流温度計、　
（１４）　　・・・自在継手、　（１５）　　・・・散
布口、　（１６）　　・・・散布口（１５）の散布方向
制御用アクチュエータ、　（１７）　　・・・制御装置
、（Ａ）・・・冷気流、（Ｂ）・・・ノズル（９）から
の液滴。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷凍機とクーラーとにより得られた−３０℃〜−４０℃
   程度の冷気を雪氷成長チャンバー内へ導いて、同雪氷成
   長チャンバー内に冷気流を生じさせるとともに、同雪氷
   成長チャンバー内に設けたノズルから冷水を高圧空気と
   ともに噴霧し、１０μ〜数十μ程度の液滴にして、これ
   を上記冷気流により略球形の微粒子状に凍らせ、この凍
   った微粒子どうしを結合、成長させて、天然の雪に近い
   比重と硬度とを有する人工雪氷にした後、上記雪氷成長
   チャンバーの散布口から大気中へ冷気流とともに散布す
   ることを特徴とした人工降雪氷方法。