JPH01310886A - 溶接ロボットのショック検出装置 - Google Patents

溶接ロボットのショック検出装置

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JPH01310886A
JPH01310886A JP14049988A JP14049988A JPH01310886A JP H01310886 A JPH01310886 A JP H01310886A JP 14049988 A JP14049988 A JP 14049988A JP 14049988 A JP14049988 A JP 14049988A JP H01310886 A JPH01310886 A JP H01310886A
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JP
Japan
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welding
robot
pressure
piston
coagulation
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Pending
Application number
JP14049988A
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English (en)
Inventor
Nobutoshi Torii
信利 鳥居
Hitoshi Mizuno
均 水野
Takashi Iwasaki
岩崎 恭士
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶接ロボットの溶接具が溶接工程の間に凝着
状態に陥ったことを迅速に検出してロボット動作を停止
させる等の安全策を取り得るようにするロボットのショ
ック検出装置に関し、特に、先端効果器としての溶接具
が、3次元空間内において複数軸方向に移動変位して溶
接工程を遂行する過程に凝着を発生したときに、その複
数軸方向の何れの方向に移動変位中であっても、凝着に
より発生するショックを検出して直ちにロボット動作を
停止させ、安全を図り得る溶接ロボットのショック検出
装置に関する。
〔従来の技術〕
溶接ロボットは、2枚の金属板を平面内で直線方向沿い
に溶接縫合したり、上下方向の線に沿って溶接縫合した
り、曲線に沿って溶接縫合したり或いは、金属管同志を
溶接結合する等種々の自動溶接作業に用いられている。
このような溶接工程では、何らかの原因で溶接ロボット
の手首先端に装着した先端効果器としての溶接具、つま
り、トーチの先端部が溶接部分に凝着を起こし、動きを
拘束されたとき、ロボット側が無理に溶接具を引っ張っ
たり、押圧して手首先端の破損や溶接具の破損を誘起す
る場合がある。このような破損事故を防止すべく、溶接
具の凝着によるショックを検出して、警報信号を発し、
ロボット動作を停止させる対策手段は従来より講じられ
ている。
〔発明が解決すべき課題〕
然しながら、従来のショック検出器は、溶接具ないしト
ーチが溶接を行う工程で、凝着が発生すると、それによ
って機械的部材、例えば、予め弾性的に偏位させた腕部
材でオン状態に常時は閉成されていたオンオフ式スイッ
チが、該機械的部材を偏位状態から移動させることによ
り、上記オンオフ式スイッチを開成させ、そのとき、オ
ンオフ式のスイッチから溶接凝着によるショックを検出
した電気的検出信号を送出させる構成になっているに過
ぎないため、必然的に、機械的部材の移動が生ずる一方
向におけるショックしか検出し得ないと言う問題点があ
った。
依って、本発明の目的は、溶接ロボットにおける固着が
3次元空間における複数軸方向の何れの移動変位中に凝
着を起こしても、容易にこれを検出してロボット動作を
迅速に停止させ、ロボット自体や溶接具の破損を防止す
ることのできるようにした有用性の高い溶接ロボットの
ショック検出装置を提供せんとするものである。
〔解決手段と作用〕
すなわち、本発明に依れば、溶接ロボットの手首先端と
溶接具との間に介挿され、該溶接具が3次元空間内の複
数軸方向に移動して溶接を行う溶接作用工程の間に移動
力の変化を流体圧の変化に変換する圧力変化部と、前記
圧力変化部内に設けられ、該圧力変化部の圧力変化を電
気信号に変換する圧電変換素子とを具備して構成され、
複数軸方向の任意の移動時に発生ずる前記溶接具の凝着
によるショックを検出するようにした溶接ロボソ1〜の
ショック検出装置を提供し、複数軸方向の何れの方向の
移動も流体圧の変化に変換させ得るようにしたから、限
られた一方向だけでなく、多種の方向にトーチが移動す
る溶接工程で溶接具の凝着が発生すると、その発生した
凝着によるショックを確実に検出することができる。以
下、本発明を、添付図面に示す実施例に基づいて、更に
詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は、本発明に係る溶接ロボットのショック検出装
置の一実施例を示す断面図であり、第2図は、ショック
検出回路の1例を示す回路図である。
第1図において、溶接ロボットのロボット手首6と溶接
具ないしトーチ9を着脱自在に把持する把持腕8との間
に介挿された構成により、本発明に係るショック検出装
置10が設けられている。
上記把持腕8に把持された1・−チ9は、ロボット制御
装置(図示なし)の制御により、ロボット手首6が3次
元空間内で所定のプログラムに従って所望の軌跡動作を
することにより、例えば、金属板同志、パイプの断面と
断面との間の溶接接合作用等を行うものである。このと
きに、上記ショック検出装置10は、ロボット手首6の
先端にボルトねじ等の取付手段により固定されるケーシ
ング12を有し、このケーシング12の内部には、大気
圧その他の一定圧の流体が密封充填されるシリンダ室1
4aと内壁12aにより隔てられたシリンダ室14bと
が設けられている。このケーシング12には第1のピス
トン16と第2のピストン30とが可動に設けられてお
り、第1のピストン16は中空部材の形状を有し、その
内端面18に、大径部32と小径部34とを有した第2
のピストン30の該大径部32がねじ手段により固定、
結合されている。第1のピストン16の上記内端面18
には小孔20が形成され、この小孔20を介して第1の
ピストン16の中空室22はケーシング12のシリンダ
室14aに連通している。また、第1ピストン16の前
面には開口24が形成されており、この開口24の内側
に再膨張材、例えばゴム材から成る皮膜部材26がその
周縁部を中空室22の内壁に接着された構造により取付
けられている。すなわち、該皮膜部材26により、中空
室22と開口24とは隔絶した構造に成っている。
更に、第1のピストン16はその外径がケーシング12
の内径に略等しく形成され、その外周面に○リング部材
等からなるピストンリング28を嵌着させて、ケーシン
グ12の内周壁に沿って軸方向に摺動々作が可能に嵌合
されている。つまり、第1ピストン16がケーシング1
2の内方に向けて摺動すると、シリンダ室14aの容積
が縮小されるように成っている。
他方、第2のピストン30ば、ケーシング12の内部に
形成された内壁12aを介してその小径部34が摺動可
能に配設され、このとき、上記内壁12aの摺動円周面
には0リング36が嵌着され、シリンダ室14aとシリ
ンダ室14bとを隔絶している。そして、シリンダ室1
4aの内部では、自然長のばね部材38が内壁12aと
第2ピストン30の大径部32との間に介挿されて、常
時、第2ピストン30を介して第1ピストン16をケー
シング12の外側へ向けて押し出す方向に付勢している
。また、シリンダ室14aの内部にはシリンダ室14a
の内部に充填、封入された流体の圧力変化を検出する圧
力センサ40が配設されている。この圧力センサ40は
、圧力の変化を検出すると電気的な信号、例えば、電気
抵抗の変化を示す信号を送出する圧・電変換要素から成
るもので、1例としては、商品名が圧力センサE8C−
R8C(オムロン社)で販売された市販の圧力センサ要
素が利用可能である。
更に、第1ピストン16の開口24から皮膜部材26に
向けて軸部材42が取付けられ、この軸部材42は両端
に内フランジ44と外フランジ46とを有し、該内フラ
ンジ44は皮膜部材26と第1ピストン16の前面との
間に介在し、外フランジ46は前記把持腕8にボルトね
し等の固定手段で結合されている。そして、この外フラ
ンジ46と第1ピストン16の最外面との間に予め圧縮
状態にされたばね48が介挿された構成と成っている。
上述した構成を有するショック検出装置10が設けられ
たことによる作用を以下に説明する。
まず、把持腕8により把持されたトーチ9がロボット手
首6の作用により、溶接作業を遂行する工程にあるもの
とする。このとき、トーチ9の先端は、第1図に矢印X
、矢印Yで示した直線的な2方向動作及び矢印θで示す
両向きの回転動作を行って溶接作用を遂行するものとす
る。
この溶接過程で矢印θて示す回転動作により例えば、パ
イプの溶接等を遂行しているときに、溶接凝着が生ずる
と、ロボット手首6は依然としてトーチ9を回転動作さ
せるように作用するが、トーチ9自体は凝着により、動
作不能になる。このとき、ロボット手首6とトーチ9を
把持した把持腕8との間に介在するショック検出装置1
0においては、ロボット手首6の動作に対応して軸部材
42と第1ピストン16との間で相対的な動きが許容さ
れ、この結果、皮膜部材26を変位させて中空室22の
内部容積を変化させる。この容積変化は小孔20を介し
てシリンダ室14aに充填流体を介して伝達されるから
該シリンダ室14.2における流体の圧力変化を誘起し
、この圧力変化に感応して圧力センサ40が凝着の発生
を示す電気的信号を送出するのである。
また、矢印Xで示す直線動作による溶接工程の間にトー
チ9が凝着を起こすと、ショック検出装置10において
は、ケーシング12と第1ピストン16との間に相対的
移動が生じ、シリンダ室14aの容積変化が生じてシリ
ンダ室14aの流体圧が変化し、圧カセンザ40は上述
の回転動作と場合と同様にショック検出の電気的信号を
発するのである。
更に、矢印Yで示す方向に直線動作することによりトー
チ9が溶接作用をしている工程の間にト−チ9が溶接凝
着を生ずると、ロボット手首6は相変わらずトーチ9を
矢印Y方向に動作させようとするから、このとき、ばね
48を介して第1ピストン16は急激に内方に押圧され
、シリンダ室14aの容積を縮小させる作用をする。こ
の結果として、シリンダ室14a内の流体圧が変化して
圧力センサ40は上述同様にショック検出を示す電気的
信号を発するのである。
上述のようにして溶接ロボットによる溶接作用工程の間
にショック検出の信号が発せられたときは、この信号を
例えば、第2図に1例として示す検出回路において、無
接点スイッチを形成するnpn型トランジスタTrの導
通により、リレーLを励磁し、このリレーLの接点(図
示なし)を閉成することにより、溶接ロボットの全動作
を停止させるようにすれば、溶接ロボットのロボット手
首6やトーチ9等の溶接具の破損等の事故を防止するこ
とができるのである。
〔発明の効果〕
以上の実施例の説明を介して明らかなように、本発明に
よれば、溶接ロボットにおいて、単に一方向の溶接作用
工程において発生した溶接凝着ばかりでなく、複数の方
向に溶接動作する溶接具において発生ずる溶接凝着を検
出し得るので、溶接ロボット自体の動作能力の拡大を図
ることが可能である。すなわち、溶接ロボットの作用を
プログラムにより教示する過程で、徒に溶接動作方向に
制限を付する必要がなくなり、故に溶接ロボットの溶接
作用における有用性を向」ニさせ、多用途に適応させる
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る溶接ロボットのショック検出装
置の一実施例を示す断面図であり、第2図は、ショック
検出回路の1例を示す回路図。 6・・・ロボット手首、  8・・・把持腕、9・・・
トーチ、     10・・・ショック検出装置、12
・・・ケーシング、 14a、14b・・・シリンダ室、 16・・・第1ピストン、26・・・皮膜部材、30・
・・第2ピストン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶接ロボットの手首先端と溶接具との間に介挿され
    、溶接具が複数軸方向に移動して溶接を行う溶接作用工
    程の間に移動力の変化を流体圧の変化に変換する圧力変
    化部と、前記圧力変化部内に設けられ、該圧力変化部の
    圧力変化を電気信号に変換する圧電変換素子とを具備し
    て構成され、複数軸方向の任意の移動時に発生する前記
    溶接具の凝着によるショックを電気検出信号から検出す
    ることを特徴とした溶接ロボットのショック検出装置。 2、前記圧力変化部は、一定量の流体を密封収納したシ
    リンダ室と前記シリンダ室内を摺動してシリンダ室容積
    を加減変化させるピストン装置とから構成された特許請
    求の範囲1項に記載の溶接ロボットのショック検出装置
JP14049988A 1988-06-09 1988-06-09 溶接ロボットのショック検出装置 Pending JPH01310886A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007532336A (ja) * 2004-04-19 2007-11-15 シュンク・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー・ファブリーク・フュール・シュパン−ウント・グライフヴェルクツォイゲ 電気的なスイッチ装置を備える過負荷防止装置

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