JPH01309890A - 二重反転駆動装置 - Google Patents
二重反転駆動装置Info
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- JPH01309890A JPH01309890A JP63139522A JP13952288A JPH01309890A JP H01309890 A JPH01309890 A JP H01309890A JP 63139522 A JP63139522 A JP 63139522A JP 13952288 A JP13952288 A JP 13952288A JP H01309890 A JPH01309890 A JP H01309890A
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- shift
- gear
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- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 11
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 241001247986 Calotropis procera Species 0.000 description 1
- 230000036772 blood pressure Effects 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、船外機、船内外機等に用いられる二重反転駆
動装置に関する。
動装置に関する。
(従来の技術)
従来のこの種の装置の一つとして特開昭60−2595
94に示されるものが知られている。この装置は、第2
図(a) (b)に示すように2個の駆動軸1゜2とピ
ニオン3.4を備え、内軸5と外軸6を同芯に支承し、
内軸5に逆方向に駆動される第1、第2ギヤ7.8を遊
嵌し、内軸5に第1、第2クラッチ9.lOを移動自在
に設けそれらの第1、第2シフトビン11.12を1個
のシフトロッド13で連結し、第2シフトピン12は、
第2クラッチi。
94に示されるものが知られている。この装置は、第2
図(a) (b)に示すように2個の駆動軸1゜2とピ
ニオン3.4を備え、内軸5と外軸6を同芯に支承し、
内軸5に逆方向に駆動される第1、第2ギヤ7.8を遊
嵌し、内軸5に第1、第2クラッチ9.lOを移動自在
に設けそれらの第1、第2シフトビン11.12を1個
のシフトロッド13で連結し、第2シフトピン12は、
第2クラッチi。
の前部内周の段差tの段部14に係合し、第2クラッチ
10と外軸6がスプラインI5で連結されている。
10と外軸6がスプラインI5で連結されている。
そして、内軸5の前端にはシフトロッド13の端部に接
するプランジャ16が挿入され、これにシフトカム■7
が当接しており、該カム17を上下方向に操作すること
により、シフトロッド13を軸方向に移動させ、該ロッ
ド13と一体のシフトピン11.12を同時に移動させ
、クラッチ9.10を、ギヤ7.8に係脱させるように
なっている。
するプランジャ16が挿入され、これにシフトカム■7
が当接しており、該カム17を上下方向に操作すること
により、シフトロッド13を軸方向に移動させ、該ロッ
ド13と一体のシフトピン11.12を同時に移動させ
、クラッチ9.10を、ギヤ7.8に係脱させるように
なっている。
(発明が解決しようとする課題)
2重反転型の駆動装置では、−第1クラッチと第2クラ
ッチを同時に操作するため、両クラッチが一体に連結さ
れていると、一方のクラッチが噛合わないときは他方の
クラッチも噛合うことはできない。この現象を避けるた
め前記従来技術においては、第2クラッチ10に段部1
4を設け、該段部14にシフトピン12を分離可能に当
接させている。
ッチを同時に操作するため、両クラッチが一体に連結さ
れていると、一方のクラッチが噛合わないときは他方の
クラッチも噛合うことはできない。この現象を避けるた
め前記従来技術においては、第2クラッチ10に段部1
4を設け、該段部14にシフトピン12を分離可能に当
接させている。
内外の軸5.6が回転すると、シフトピンI2が内軸5
と一体回転し、クラッチ10が外軸6と共に逆回転する
ため、段部14とシフトピン12の接触部分においては
、両軸5,6の回転速度の絶対値の和で両部材が相対運
動することになり、両部材間に摩耗が生じ易い。
と一体回転し、クラッチ10が外軸6と共に逆回転する
ため、段部14とシフトピン12の接触部分においては
、両軸5,6の回転速度の絶対値の和で両部材が相対運
動することになり、両部材間に摩耗が生じ易い。
ところが、クラッチIOの係合歯の高さTを充分にとる
必要があるため段部14の段差tを充分にとることがで
きず、この部分における接触圧力が大きく摩耗を防止す
ることが困難である。
必要があるため段部14の段差tを充分にとることがで
きず、この部分における接触圧力が大きく摩耗を防止す
ることが困難である。
したがって、本発明は、クラッチの係合歯の寸法を小さ
くすることなく、ガイド部材とクラッチの接触部におけ
る摩耗を低減することを課題とする。
くすることなく、ガイド部材とクラッチの接触部におけ
る摩耗を低減することを課題とする。
(課題を解決するための手段)
本発明の前記課題の解決手段は、ハウジング内で支承さ
れ、かつハウジングから突出する部分にプロペラを固定
された同志の内軸及び外軸と、内軸に遊嵌して反対方向
に駆動される第1ギヤ及び第2ギヤと、内軸のガイド孔
に径方向に係合するシフトピンで軸方向に動かされ、か
つ第1ギヤ又は第2ギヤと係脱する第1クラッチ及び第
2クラッチと、第2クラッチの回転を外軸に伝える係合
手段と、内軸に軸方向に挿入され前記ガイド部材を移動
させるシフトロッドとを備えた二重反転駆動装置におい
て、シフトロッドが複数の分割ロッドからなり、第2ク
ラッチのシフトピンが該クラッチの背面側に係合してい
ることを特徴とすること、又はこれに加えてシフトピン
と第2クラッチの間に減摩部材を介設したことにある。
れ、かつハウジングから突出する部分にプロペラを固定
された同志の内軸及び外軸と、内軸に遊嵌して反対方向
に駆動される第1ギヤ及び第2ギヤと、内軸のガイド孔
に径方向に係合するシフトピンで軸方向に動かされ、か
つ第1ギヤ又は第2ギヤと係脱する第1クラッチ及び第
2クラッチと、第2クラッチの回転を外軸に伝える係合
手段と、内軸に軸方向に挿入され前記ガイド部材を移動
させるシフトロッドとを備えた二重反転駆動装置におい
て、シフトロッドが複数の分割ロッドからなり、第2ク
ラッチのシフトピンが該クラッチの背面側に係合してい
ることを特徴とすること、又はこれに加えてシフトピン
と第2クラッチの間に減摩部材を介設したことにある。
(作 用)
上記の手段を備えるから、第2クラッチにおけるシフト
ピンとの係合部の半径を充分な大きさにすることができ
、両部材の接触圧力を低く抑えることができる。また、
シフトロッドが分断されているから、第1クラッチと第
2クラッチは独立して動くことができ干渉することがな
い。
ピンとの係合部の半径を充分な大きさにすることができ
、両部材の接触圧力を低く抑えることができる。また、
シフトロッドが分断されているから、第1クラッチと第
2クラッチは独立して動くことができ干渉することがな
い。
(実施例)
以下、図面を参照して実施例を説明する。第1図は船外
機又は船内外機のいずれにも用いられる2Ifi反転式
駆動装置で、2oはハウジング、21はハウジング2o
に支承された駆動軸で先端にビニオン22が固定されて
いる。ハウジング2oにはまた正転ギヤ23(第1ギヤ
)と反転ギヤ24(第2ギヤ)が支承されており、正転
ギヤ23の前面には正転係合歯23aが設けられ、反転
ギヤ24には背面に反転係合歯24a1前面に後退用係
合歯24bが設けられる。
機又は船内外機のいずれにも用いられる2Ifi反転式
駆動装置で、2oはハウジング、21はハウジング2o
に支承された駆動軸で先端にビニオン22が固定されて
いる。ハウジング2oにはまた正転ギヤ23(第1ギヤ
)と反転ギヤ24(第2ギヤ)が支承されており、正転
ギヤ23の前面には正転係合歯23aが設けられ、反転
ギヤ24には背面に反転係合歯24a1前面に後退用係
合歯24bが設けられる。
両ギヤ23.24は、ハウジングに軸受25.26で支
承され、両ギヤ23.24のボス部及び外軸27内の軸
受28で内軸30が回転自在に支承されている。
承され、両ギヤ23.24のボス部及び外軸27内の軸
受28で内軸30が回転自在に支承されている。
内軸30には、該軸を直径方向に貫通し、軸方向に長径
をもつ長円形のガイド穴31.32が穿設され、また中
心に軸方向のシフト穴33が穿設されている。
をもつ長円形のガイド穴31.32が穿設され、また中
心に軸方向のシフト穴33が穿設されている。
シフト穴33内には、3個の分割ロッド34a。
34b、34cからなるシフトロッド34が挿入され、
分割ロッド34aと34bの間及び34cの背面にばば
ね35.38が挿入されている。
分割ロッド34aと34bの間及び34cの背面にばば
ね35.38が挿入されている。
また、シフト穴33にはプランジャ37が挿入され、そ
の先端が制御ロッド38aに取付けた制御カム38に接
している。制御カム38の斜面におけるF、N、I?位
置がプラジャ37に接することにより、シフトロッド3
4は前進、中立、後退位置に移動する。
の先端が制御ロッド38aに取付けた制御カム38に接
している。制御カム38の斜面におけるF、N、I?位
置がプラジャ37に接することにより、シフトロッド3
4は前進、中立、後退位置に移動する。
ギヤ23.24間において内軸30に両面クラッチ40
(第1クラッチ)が嵌合され、分割ロッド34a1ガイ
ド穴31を通るシフトピン41が固定されており、反転
ギヤ24の背面には反転クラッチ42(第2クラッチ)
、シフトリング43が遊嵌され、該クラッチ42の挿入
穴44を通してガイドピン45が挿入されてシフトリン
グ43と分割ロッド34cが連結されいる。反転クラッ
チ42の背面とシフトリング43の前端の間にはメタル
式のスラストベアリング46が介装され、該クラッチ4
2の延長部後端に係止したサークリップ47により、ス
ラストワッシャ48を介してシフトリング43を保持し
ている。
(第1クラッチ)が嵌合され、分割ロッド34a1ガイ
ド穴31を通るシフトピン41が固定されており、反転
ギヤ24の背面には反転クラッチ42(第2クラッチ)
、シフトリング43が遊嵌され、該クラッチ42の挿入
穴44を通してガイドピン45が挿入されてシフトリン
グ43と分割ロッド34cが連結されいる。反転クラッ
チ42の背面とシフトリング43の前端の間にはメタル
式のスラストベアリング46が介装され、該クラッチ4
2の延長部後端に係止したサークリップ47により、ス
ラストワッシャ48を介してシフトリング43を保持し
ている。
これらのギヤ23.24及びクラッチ40.42の係合
歯の係合面には、係合時に伝達トルクによって軸方向の
引込力を生じさせて噛合いを深めるための傾斜が付され
ている。また正転係合歯23とクラッチ40との間隔に
比し、反転係合g424aと反転クラッチ42の間隔を
大にしている。
歯の係合面には、係合時に伝達トルクによって軸方向の
引込力を生じさせて噛合いを深めるための傾斜が付され
ている。また正転係合歯23とクラッチ40との間隔に
比し、反転係合g424aと反転クラッチ42の間隔を
大にしている。
外軸27は、ハウジング20にベアリング50.51
。
。
スラストベアリング52で支承されると共に係合手段と
してのスプライン42aで反転クラッチ42に摺動自在
に結合されており、足部はケーシング外に突出し、内軸
30は更に後方に突出している。各突出部分にスリーブ
53.54 、ゴムブツシュ55.58が嵌合されこれ
らを介してスクリュー57.58が取付けられている。
してのスプライン42aで反転クラッチ42に摺動自在
に結合されており、足部はケーシング外に突出し、内軸
30は更に後方に突出している。各突出部分にスリーブ
53.54 、ゴムブツシュ55.58が嵌合されこれ
らを介してスクリュー57.58が取付けられている。
なお、60は冷却水取入口、61は排気出口である。
以上の構成を備えるから、図示の中立位置から制御ロッ
ド38aを引き上げて制御カム38のF点をプランジャ
35に接触させる前進シフトを行なうと、シフトロッド
34、シフトピン45.41 。
ド38aを引き上げて制御カム38のF点をプランジャ
35に接触させる前進シフトを行なうと、シフトロッド
34、シフトピン45.41 。
クラッチ42.40はばね3Bに押されて前進する。
これにより両面クラッチ40は正転ギヤ23の正転係合
m 23aに係合し、反転クラッチ42は正転ギヤ24
の反転係合歯24aに係合し、内軸30、プロペラ57
は正転し、外軸27、プロペラ58は反転する。
m 23aに係合し、反転クラッチ42は正転ギヤ24
の反転係合歯24aに係合し、内軸30、プロペラ57
は正転し、外軸27、プロペラ58は反転する。
また、制御カム38をN位置からR位置に押下げると、
両面クラッチ40の後方の係合歯が反転ギヤ24の逆転
係合@24bに係合して内軸30を逆転駆動するが、反
転クラッチ42は、中立位置から更に後退して外軸27
への伝達は行なわれない。
両面クラッチ40の後方の係合歯が反転ギヤ24の逆転
係合@24bに係合して内軸30を逆転駆動するが、反
転クラッチ42は、中立位置から更に後退して外軸27
への伝達は行なわれない。
したがって、後方のプロペラ57のみが逆転されて船舶
を後進させる。
を後進させる。
上記の前進シフト時に、クラッチ間隔の相違により両面
クラッチ40が先に係合し、反転クラッチ42が遅れて
係合するが、反転クラッチ42の山が反転係合歯24a
の山に衝突して該クラッチ42が前進不能になっても、
分割ロッド34aはばね35に押されて単独で前進でき
るから、クラッチ40の係合は支承なく行なわれる。
クラッチ40が先に係合し、反転クラッチ42が遅れて
係合するが、反転クラッチ42の山が反転係合歯24a
の山に衝突して該クラッチ42が前進不能になっても、
分割ロッド34aはばね35に押されて単独で前進でき
るから、クラッチ40の係合は支承なく行なわれる。
そして、係合面に付された傾斜による引込力が作用して
も、その力は分割ロッド34b以下には作用せず、した
がって反転クラッチ42と反転係合歯24aの山同志が
圧接された状態で両面クラッチ40の動きが阻止される
という現象は生ぜず、反転クラッチ42が内軸30を介
して回転され適正相対角度になると、ばね36で反転係
合歯24aに自動的に係合する。
も、その力は分割ロッド34b以下には作用せず、した
がって反転クラッチ42と反転係合歯24aの山同志が
圧接された状態で両面クラッチ40の動きが阻止される
という現象は生ぜず、反転クラッチ42が内軸30を介
して回転され適正相対角度になると、ばね36で反転係
合歯24aに自動的に係合する。
この係合により、シフトリング43が内軸3oと共に正
転するのに対し、反転クラッチ42は逆方向に回転する
から、両部材42.43間には2倍の相対速度が生じる
。しかし、シフトリング43の肉厚は大きく、クラッチ
42に対する接触面積も大きいので、ばね36の力が作
用しても血圧は小さい値であり、接触面の相対速度が大
きくても両部材又はスラストベアリング4Bが摩耗する
ことはない。
転するのに対し、反転クラッチ42は逆方向に回転する
から、両部材42.43間には2倍の相対速度が生じる
。しかし、シフトリング43の肉厚は大きく、クラッチ
42に対する接触面積も大きいので、ばね36の力が作
用しても血圧は小さい値であり、接触面の相対速度が大
きくても両部材又はスラストベアリング4Bが摩耗する
ことはない。
後進駆動時には、反転クラッチ42は後退した非駆動位
置にあって外軸27を介してプロペラ5Bから制動力を
受け、シフトリング43が内軸3oがら反転方向に回転
されて両部材42.43間に相対回転が生じるが、この
場合もシフトリング43の前端又は後端のいずれも端面
の受圧面接が広いことと、スラストベアリング46又は
スラストワッシャ48を介設したことにより摩耗は生じ
ない。
置にあって外軸27を介してプロペラ5Bから制動力を
受け、シフトリング43が内軸3oがら反転方向に回転
されて両部材42.43間に相対回転が生じるが、この
場合もシフトリング43の前端又は後端のいずれも端面
の受圧面接が広いことと、スラストベアリング46又は
スラストワッシャ48を介設したことにより摩耗は生じ
ない。
上記実施例は、シフトピン45にシフトリング43を取
付けているが、反転クラッチ42の背面を係合面とした
ことにより係合面の高さを充分にとることができるから
、シフトリング43を及びスラストベアリング48用い
ることなくシフトピン45を反転クラッチ42の背面に
直接接触するようにしても、実用上差支えない接触面積
を得ることができる。
付けているが、反転クラッチ42の背面を係合面とした
ことにより係合面の高さを充分にとることができるから
、シフトリング43を及びスラストベアリング48用い
ることなくシフトピン45を反転クラッチ42の背面に
直接接触するようにしても、実用上差支えない接触面積
を得ることができる。
(発明の効果)
本発明は、以上のようにシフトロッドを第1クラッチと
第2クラッチの間で分割したので、第2クラッチが山同
志の衝突によって第2クラッチの前進が阻まれても、第
1クラッチはこれに干渉されることなく前進して第1ギ
ヤに噛合い、その回転は内軸を介して第2ギヤに伝わる
ので第2クラッチの位相がずれて噛合いが遂行される。
第2クラッチの間で分割したので、第2クラッチが山同
志の衝突によって第2クラッチの前進が阻まれても、第
1クラッチはこれに干渉されることなく前進して第1ギ
ヤに噛合い、その回転は内軸を介して第2ギヤに伝わる
ので第2クラッチの位相がずれて噛合いが遂行される。
また、シフトロッドが分割されているため、クラッチの
噛合面に引込み用の傾斜が付されていても、第1クラッ
チの引込みにより第2クラッチがシフトロッドを介して
引込まれることはないから、シフトピンを第2クラッチ
の背面に位置させることが可能になり、これにより両部
材の係合部分の長さを充分にとることができる。
噛合面に引込み用の傾斜が付されていても、第1クラッ
チの引込みにより第2クラッチがシフトロッドを介して
引込まれることはないから、シフトピンを第2クラッチ
の背面に位置させることが可能になり、これにより両部
材の係合部分の長さを充分にとることができる。
そして、このシフトピンと第2クラ・ソチは、互いに逆
方向に駆動されて大きな相対速度をもつが、上記のよう
に係合部分の長さが大きいので、両部材が直接接触する
場合又は減摩部材を介して接触する場合のいずれにおい
ても面圧を低く抑えることができ、耐摩性が大きい利点
を有する。
方向に駆動されて大きな相対速度をもつが、上記のよう
に係合部分の長さが大きいので、両部材が直接接触する
場合又は減摩部材を介して接触する場合のいずれにおい
ても面圧を低く抑えることができ、耐摩性が大きい利点
を有する。
第1図は本発明の実施例の縦断面図、第2図(a)は従
来例の縦断面図、同(b)は(a)の一部拡大図である
。 20・・・ハウジング、23・・・第1ギヤ、24・・
・第2ギヤ、27・・・外軸、30・・・内軸、31.
32・・・ガイド穴、34・・・シフトロッド、34a
、34b、34c・・・分割ロッド、40・・・第1ク
ラッチ、41.45・・・シフトピン、42・・・第2
クラッチ、46・・・減摩部材。
来例の縦断面図、同(b)は(a)の一部拡大図である
。 20・・・ハウジング、23・・・第1ギヤ、24・・
・第2ギヤ、27・・・外軸、30・・・内軸、31.
32・・・ガイド穴、34・・・シフトロッド、34a
、34b、34c・・・分割ロッド、40・・・第1ク
ラッチ、41.45・・・シフトピン、42・・・第2
クラッチ、46・・・減摩部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ハウジング内で支承され、かつハウジングから突出
する部分にプロペラを固定された同芯の内軸及び外軸と
、内軸に遊嵌して反対方向に駆動される第1ギヤ及び第
2ギヤと、内軸のガイド孔に径方向に係合するシフトピ
ンで軸方向に動かされ、かつ第1ギヤ又は第2ギヤと係
脱する第1クラッチ及び第2クラッチと、第2クラッチ
の回転を外軸に伝える係合手段と、内軸に軸方向に挿入
され前記シフトピンを移動させるシフトロッドとを備え
た二重反転駆動装置において、シフトロッドが複数の分
割ロッドからなり、第2クラッチのシフトピンが該クラ
ッチの背面側に係合していることを特徴とする、二重反
転駆動装置。 2、シフトピンと第2クラッチの間に減摩部材を介設し
たことを特徴とする、請求項1記載の二重反転駆動装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63139522A JP2884409B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 二重反転駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63139522A JP2884409B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 二重反転駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01309890A true JPH01309890A (ja) | 1989-12-14 |
JP2884409B2 JP2884409B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=15247249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63139522A Expired - Fee Related JP2884409B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 二重反転駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2884409B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5449306A (en) * | 1992-11-28 | 1995-09-12 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Shifting mechanism for outboard drive |
US5558498A (en) * | 1994-05-31 | 1996-09-24 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Propeller shaft assembly for marine propulsion system |
US5575698A (en) * | 1993-11-29 | 1996-11-19 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Outboard drive transmission system |
US5716247A (en) * | 1994-05-31 | 1998-02-10 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Bearing arrangement for marine transmission |
US5788546A (en) * | 1995-07-20 | 1998-08-04 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Shift assistor for marine transmission |
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US6123591A (en) * | 1997-10-28 | 2000-09-26 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Shifting mechanism for marine transmission |
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JPS63103792A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-09 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 舟艇の推進装置 |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP63139522A patent/JP2884409B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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