JPH01306530A - エレクトロスラグ再溶解炉等における電極位置の調整装置 - Google Patents

エレクトロスラグ再溶解炉等における電極位置の調整装置

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JPH01306530A
JPH01306530A JP63135089A JP13508988A JPH01306530A JP H01306530 A JPH01306530 A JP H01306530A JP 63135089 A JP63135089 A JP 63135089A JP 13508988 A JP13508988 A JP 13508988A JP H01306530 A JPH01306530 A JP H01306530A
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JP
Japan
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electrode
water
cooled
crucible
current values
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Pending
Application number
JP63135089A
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English (en)
Inventor
Takeji Okada
岡田 竹司
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
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Publication of JPH01306530A publication Critical patent/JPH01306530A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はエレクトロスラグ再溶解炉(ESR)等におけ
る電極位置の調整装置、更に具体的には溶解るつぼに臨
ませて昇降自在に吊持する電極の中心を溶解るつぼに対
して正確に一致させる装置に関する。
従来の技術 一般に再溶解炉においては、例えばエレクトロスラグ再
溶解炉(E S R)においては第3図に表わす様に水
冷るっぽaと水冷定盤b、消耗電極Cと電極昇降機構d
、交流電源設備e等の主要部から構成され、水冷るつぼ
内において消耗電極を溶融スラグ中に浸漬させ、溶融ス
ラグ中に生成されるジュール熱によって溶解を行なうと
共に、この溶滴を凝固させる事によってインゴットを得
る様に設けられる。即ち、水冷るつぼa内においてCa
F2−Ca0−A Q 20.  を主成分とする溶融
スラグの電気抵抗熱(ジュール熱)によって消耗電極C
が溶解し、この溶滴が溶融スラグ中を溶滴粒となって滴
Fする過程において溶滴粒が溶融スラグと反応して脱硫
、脱酸等の精練が行なわれると共に、水冷るつぼaに滴
下した溶滴粒は円弧状の溶融プールを形成し、水冷るつ
ぼa而に形成される凝固スラグ薄層に包まれて順次凝固
し、インゴットが形成される。
発明が解決しようとする課題 しかして上記の様なエレクトロスラグ再溶解炉による精
練方法においては、溶滴粒を凝固させる過程において、
溶融プールの円弧面より放射方向に向けて(即ち、中心
部より周縁部に向けて)−定の速度で均等に凝固させる
事が要求されるのであるが、そしてそのためには溶融る
つぼに対して電極の中心を正確に一致させる必要がある
のであるが、従来、溶解るつぼの周縁部に配線されるケ
ーブルより発生する磁界の影響を受は易い°IS、に加
えて、その調整作業は所謂作業音の経験に頼って行なっ
ているために電極の中心を正確に一致させる1tが非常
に難しいのが実情である。
本発明は上記の様な従来の問題点を解決するためにその
改良を試みたものであって、本発明の目的は溶解るつぼ
に対して電極の中心を正確に、11つ、自動的に一致さ
せる事が出来る様にする点にある。即ち、本発明は溶解
るつぼの周縁部に一定間扁毎に配設する分岐導体の電流
値を測定し、各電流値が同一となる様に電極を移動させ
る2JLによって電極中心を一致させる様にした事を特
徴とするものであって、その具体的な手段と作用は次の
通りである。
課題を解決するための手段 ■ 電源設備と水冷定盤間を繋ぐ電気配線に介在させて
複数本の分岐導体を設け、同分岐導体を水冷定盤の周縁
部より水冷るつぼの外周部に沿って一定間隔毎に立設さ
せると共に、各分岐導体には電流の検出機構を取付ける
■ 先端部に電極把持器を具備する電極支腕を基部、同
基部に対して水冷若しくは上下方向に回動自在に枢結す
る中間部、同中間部に対して上下若しくは水冷方向に回
動自在に枢結する先端部に三分割させて設け、同中間部
と先端部の回動を介して各分岐導体の電流値が一致する
位置迄電極を移動させる様にする。
作用 各分岐導体の電流値が一致しない場合において、電極支
腕を前後左右方向に回動させて各導体の電流値が同一と
なる位置迄電極を移動させる事により、水冷るつぼルこ
対して電極中心を一致させる作用が得られる。
実施例 以下に本発明の具体的な実施例について説明する。
第1図及び第2図の両図面において、1は溶解るつぼ、
5は電極昇降機構を示す。溶解るつぼ1において、2は
水冷定盤、3は同水冷定盤2より一体にヴち上がらせて
筒状に形成する水冷るつぼであって、同水冷定盤2の底
部と水冷るつぼ3の外周部はウォータージャケット2’
 、3’ によって囲繞される。水冷定盤2は水冷るつ
ぼ3よりも大径寸法を存して形成され、その周縁部には
水冷るつぼ3の外周面に沿って四本の分岐導体4a、4
b、4c、4dが相互に同一の変位角を存して(即ち、
90°間隔毎に)立設される。そして、各分岐導体4a
、4b、4c、4dには電流検出コイル15a、15b
、15c、15dが取り付けられ、此により各分岐導体
4a、4b、4C14dの電流値をピックアップする様
に設けられる。
電極昇降機構5において、6は支柱、7は同支柱6に沿
って昇降自在に懸架するスライダー、8は同スライダー
7より水冷方向に延設するfl %支腕を示す。同電極
支腕8はその先端部が上記水冷るつぼ3の上方位置に臨
む如く設けられると共に、同先端部には把持器9が取り
付けられ、同把持器9には電極10が下向きに吊持され
る。又、同電極支腕8はスライダー7に固着する基部8
A、基部8Aに対してヒンジ11を介して水平方向に回
動自在に枢結する中間部8B、中間部8Bに対してヒン
ジ12を介して上下方向に回動自在に枢結する先端部8
Cに三分割される。そして基部8Aと中間部8Bとの枢
結部には同中間部8Bの回動方向と対応させてシリンダ
ー機構13が、又、中間部8Bと先端部8Cとの枢結部
には同先端部8Cの回動力向と対応させてシリンダー機
構14が夫々取り付けられ、前述の電流検出コイル] 
5 a、L5b、15c、15dによってピックアップ
された電流値に基ずいて両シリンダー機構13,14を
伸縮させる様に設けられる。
又、16A、161’3は交流電源設備より延出する水
冷ケーブルであって、一方の水冷ケーブル16Aは各分
岐導体4a、4b、4c、4dの上端部(水冷定盤2側
)に、又、他方の水冷ケーブル16Bは電極把持器9(
電極10側)に夫々接続される。
次に作用について説明する。
水冷るつぼ3内の溶融スラグ17中に電極10の先端部
を浸漬させた状態にて、電源設備において操作盤のスイ
ッチをONさせる事により、水冷ケーブル16B、電極
10、溶融スラグ17、溶融ブール18、インゴット1
9、水冷定盤2.各分岐導体4a、4b、4c、4d、
水冷ケーブル16八間に亘って電流が流れ、溶融スラグ
17中にジュール熱が生成されると共に、このジュール
熱によって電極1oが溶解し、この溶滴が溶融スラグ1
7中を溶滴粒となって滴下する。そしてこの様に溶融ス
ラグ17中を滴下する過程において、溶滴粒が溶融スラ
グ17と反応して脱硫、脱酸等の精練作用が得られると
共に、水冷るっぽ3内に滴下した溶滴粒は円弧状の溶融
プール18を形成し乍ら順次凝固し、インゴット19が
形成される事は前述の通りであるが、上記の様に水冷ケ
ーブル16B、電極10、溶融スラグ17、溶融ブール
18、インゴット19、水冷定盤2、各分岐導体4a、
4b、4c、4d、水冷ケーブル16A間に亘って電流
が流れ、電極1oの溶解が行なわれている状態において
各電流検出コイル15a、15b、15c、15dによ
って常時各分岐導体4a、4b、4c、4dの電流値が
ピックアップされる。そして各分岐導体4a、4b、4
c、4dの電流値が一致しない場合、例えば相対面する
両分岐導体4a、4bにおいてその電流値が4a<4b
の状態にある場合にはシリンダー機構14においてピス
トンロッドの伸長作用を介して電極支腕8の先端部8C
を下向に回動させる事により、電極10の先端部を分岐
導体48方向に移動させて両分岐導体4a、4bの電流
値を一致させる作用、即ち1前後方向のずれを調整する
作用が得られる。又、相対面する両分岐導体4c、4d
においてその電流値が4c<4dの状態にある場合には
シリンダー機構13においてピストンロッドの収縮作用
を介して電極支腕8の中間部8Cを左方に向けて回動さ
せる事により、電極10の先端部を分岐導体40方向に
移動させて両分岐導体4c、4dの電流値を一致させる
作用、即ち、左右方向のずれを゛調整する作用が得られ
る。
尚、上記実施例においては四本の分岐導体を使用してい
るがその本数はこれに限定されるものではない。又、上
記実施例はエレクトロスラグ再溶解炉について説明して
いるが、真空アーク再溶解炉(VAR)に適用する事も
可能である。
発明の効果 本発明は上記の様に水冷るつぼの外周部に水冷定盤より
立ち上がらせて複数本の分岐導体を一定間隔毎に配列さ
せ、各分岐導体の電流値を測定する41(が出来る様に
する一方、電極昇降機構において電極支腕を前後左右方
向に回動自在に設け、同電極支腕の回動操作を介して各
分岐導体の電流値が一致する位置まで電極を前後左右方
向に回動させる事によって電極中心の調整を行なう様に
した事により、操業中においてその調整を自動的に且つ
正確に行なう事が出来るに至った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るエレクトロスラグ再溶解炉の概略
を表わす断面図、第2図は同平面図である。第3図は従
来のエレクトロスラグ再溶解炉の概略を表わす断面図で
ある。 1・・・溶解るつぼ、2・・・水冷定盤、3・・・水冷
るつぼ、2’ 、3’・・・ウォータジャケット、4・
・・分岐導体、5・・・電極昇降機構、6・・・支柱、
7・・・スライダー、8・・・電極支腕、8A・・・基
部、8B・・・中間部、8C・・・先端部、9・・・把
持器、10・・・電極、11゜12・・・ヒンジ、13
.14・・・シリンダー機構、15・・・電流検出コイ
ル、16A、16B・・・水冷ケーブル、17・・・溶
融スラグ、18・・・溶融プール、19・・・インボッ
1〜。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電源設備と水冷定盤間を繋ぐ電気配線に介在させ
    て複数本の分岐導体を設け、同分岐導体を水冷定盤の周
    縁部より水冷るつぼの外周面に沿って一定間隔毎に立設
    させると共に、各分岐導体には電流の検出機構を取付け
    る一方、先端部に把持器を具備する電極支腕を基部、中
    間部、先端部に三分割させて上下及び左右方向に回動自
    在に設け、同中間部と先端部の回動を介して把持器に吊
    持する電極の先端を各分岐導体の電流値が一致する位置
    迄移動させる様に設けて成るエレクトロスラグ再溶解炉
    等における電極位置の調整装置
JP63135089A 1988-06-01 1988-06-01 エレクトロスラグ再溶解炉等における電極位置の調整装置 Pending JPH01306530A (ja)

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JP63135089A JPH01306530A (ja) 1988-06-01 1988-06-01 エレクトロスラグ再溶解炉等における電極位置の調整装置

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JPH01306530A true JPH01306530A (ja) 1989-12-11

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ID=15143575

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JP63135089A Pending JPH01306530A (ja) 1988-06-01 1988-06-01 エレクトロスラグ再溶解炉等における電極位置の調整装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109047687A (zh) * 2018-10-18 2018-12-21 东北大学 一种双合金同步重熔制备大型均匀铸锭的装置及方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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