JPH01304851A - 醸造廃棄物を原料とする配合飼料用飼料添加剤の合成方法 - Google Patents

醸造廃棄物を原料とする配合飼料用飼料添加剤の合成方法

Info

Publication number
JPH01304851A
JPH01304851A JP63098218A JP9821888A JPH01304851A JP H01304851 A JPH01304851 A JP H01304851A JP 63098218 A JP63098218 A JP 63098218A JP 9821888 A JP9821888 A JP 9821888A JP H01304851 A JPH01304851 A JP H01304851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lees
crude
shochu
whiskey
feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63098218A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakichi Iryo
井料 政吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASIA GIJUTSU CONSULTANT KK
Original Assignee
ASIA GIJUTSU CONSULTANT KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASIA GIJUTSU CONSULTANT KK filed Critical ASIA GIJUTSU CONSULTANT KK
Priority to JP63098218A priority Critical patent/JPH01304851A/ja
Publication of JPH01304851A publication Critical patent/JPH01304851A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

Landscapes

  • Fodder In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、焼酎醸造時蒸留して焼酎原液を製造する工程
て多量に発生し1強酸性(PH3,5〜4.5)て栄養
成分を多量に含む焼酎廃水と、コ激な需要増に伴い膨大
な発生量となっているビール粕とウィスキー粕を利用し
た配合飼料添加剤とその合成法に関する。
[従来の技術] 焼酎醸造時蒸留して焼酎原液を製造する工程では多量の
廃水が発生するが、それぞれPH3,5〜4.5の強酸
性であると共にBODとCODか30,000〜50.
000pp−と高く、浄化するには膨大な処理費がかか
るためやむなく海洋投棄を黙認されているか、それでも
海洋汚染の要因となっている。
一方、ビール粕やウィスキー粕は一部そのまま粗飼料と
して使用されてはいるものの、余剰粕は直ちに酸化腐敗
して悪臭を放ち、処理に困惑しているのか実状である。
以上の醸造廃棄物は何れも粗蛋白、粗脂肪、粗繊維、粗
灰分、可溶無窒素物を含み、さらにこれらの主要5成分
に含まれ不可避的に混入される確認成長因子(K、G、
F)及び未確認成長因子(U、G、F)等を含んでいる
焼酎醸造廃水は水分か約95%で、その中に前記の5成
分及び(K、G、F)、(U、G、F)等の成長因子か
溶解している。
現在配合飼料用原料は諸外国より大部分を輸入し、家畜
それぞれの要求を満たすように精製された、ビタミンA
、B、C,D、E並びにミネラル等の添加剤を配合して
給餌している。
[発明か解決しようとする課W4F このように海洋投棄によって海水汚染を招く焼酎廃液を
有効に処理する問題、ビール粕、ウィスキー粕中の未利
用分の腐敗により発生する悪臭に起因する環境汚染の解
決、ざらには高価な配合飼料用の精製添加剤をいかにし
て低価格で生産するかが要望されている。
[課題を解決するための手段] 諸外国から牛乳、乳製品輸入の圧力をかけられ市場自由
化をせまられている日本の畜産業界は。
その合理化を急かれている中で1本発明者は、特許顆間
60−210986号により家畜用配合飼料とその製造
法について特許出願した。
前述の合成法は、焼酎醸造廃水をソーラーデイスチレー
ションシステムで水分を5%程度減少させて、木質系材
料等を断熱、加圧、放冷して、リグニンの高分子構造を
破壊したものを添加し、原液に溶解している5成分及び
既知の未知成長因子を吸着させて、嗜好剤及び酸度調整
剤を添加混合、造粒乾燥して合成をしたものである。
ウィスキー粕については、その中に含まれる成長因子に
ついての動物試験に関し、精製されたミネラル、ビタミ
ン等を添加した飼料給飼との対比試験か行われ、その結
果が「科学工業」誌Vo1.48に「動物飼料添加剤と
しての役割J(I)(II)と題して発表された南 飾
部、牛丼 正の報告がある。それによれば、精製された
飼料用添加剤よりも、ウィスキー粕の方かむしろ優れて
いることが立証されている。
尚、ビール粕については、中央畜産全編の標準飼料表に
この組成及び消化率等のデータか既に公表されているば
かりでなく、長い間畜産業界て濃厚飼料に配合して飼料
として使用されている。
醸造廃棄物生鰻も困惑している焼酎醸造廃水は、前述の
通り水分が極めて高いので、二重効用缶(またはカラン
トリャ蒸発缶)等によって濃縮し、ビール粕またはウィ
スキー粕の1種または2種と組合わせて、それぞれに含
まれる成分を相互に補完混合して添加剤を合成する。
但し、焼酎廃水は強酸性であるので製造工程りこのまま
では問題があるので、中和し後に述べる造粒剤兼補完成
分材料たる嗜好剤を、予め用意して混合濃縮する。
ビール粕、ウィスキー粕は取扱いか容易な程度に予め乾
燥しておき、前述の予め混合した濃縮液と混合して多少
の湿分がある程度の混合体である半製品とする。この半
製品は押出成型材の最適条件たる水分25〜27%にな
るようにし°〔成型し、かび発生の臨界点である水分1
3%以下に乾燥して製品とする。
要約すれば、本発明は、ウィスキー粕に含まれていない
有機酸及びミネラル等の成分を焼酎廃水、ビール粕で更
に補完した添加剤を加えて合成して、従来の飼料配合添
加剤よりも栄養的にバランスのとれた添加剤として質的
向上を計ると共に、低価格で供給できるようにする6 現在、これら精製添加剤はそれぞれ価格が異るが、仮に
40T円/Tとすると、本合成品はIO万円/Tで販売
できるので、安価であるのて前記の精製添加剤の2倍量
の添加をしても20T円/Tとなり、従来製品より極め
て低廉でありしかも前述の通りに吸収効率かよく、目的
とする家畜などの動物の成長に寄与することが大きい。
[実施例] (1)以下添付の工程図を参照して1本発明の飼料用添
加剤の製造法につき説明する。
(2)使用原料 第1表に焼酎廃液中の有機酸組成を、 第2表に焼酎廃液中の金属台有料を。
第3表に焼酎廃液中の調味原料としての有効成分を。
第4表に焼酎廃液中の飼料組成成分を。
第5表にビール粕及び糖蜜の組1&成分を、第6表にビ
ール粕中の無機質成長因子を、第7表に焼酎廃液中の、
焼酎廃液中のアミノ酸類因子を示した。
このような原料を使用して第1図に示す製造フローチャ
ートに従って添加剤を合成する。
この製造法に従って、配合、着を算定して合成する。こ
の場合はビール粕のみを添加した。
l)焼酎醸造廃水  水分!14.42%、 3丁2)
ビール粕    水分80%、    2T乾物換算 
 0.4T 3)嗜好剤     水分26.8%   IT乾物換
算  0.7:12T 4)酸度調整剤   乾物換算  11.1’J2T合
成品は乾物で1.6789T、水分13%の製品で。
1.937ができる。そしてその組成は次に示す通り。
f5(3表に合成試作品の5成分の組成表を示す。
第9表に合成試作品の有機質成長因子組成を示す。
第10表に合成試作中の無機質(ミネラル)ビタミン知
、アミノ酸類の含有量の推定計算値を示す。
(3)合成経過 合成試験を具体的に詳述すると次の通りで、ここに事例
として少量の合成試験結果を示す。
11、1)、 2)を混合すると2第11表の通り。
21、この中間体の水分は42.58%である。
3]、製品は乾物で前述に示す通り、1.61897で
4Lこれを水分13%に乾燥して、 1.937とした
5]、各原料の分析値に基いてシミュレーションを行い
、その中から試作をして第8表に例を示したがこれらを
総合的に判断して製品の組成目標値を第14表に示す通
り設定した。
以上の水分濃縮脱水乾燥に必要な熱量は燈油量で下記の
ように、 11.5 iit +122.2 lit +39.3
1it=  173 litを必要とする。単価40円
/lft、熱効率の安全率を70%として10,000
円/製品Tの費用を必要とし、製品原価を算出すると、
4万円/Tとなり、前述の末端価格 100千円/Tで
充分販売できる。(製造利益2万円/T、流通経費s 
、 ooo円/T、服売費十同ロ銭ts、ooo円/T
、) 前述の通り安価であるので倍量使用しても単価が20T
円/Tの計算となり天然の結合体でミネラル、ビタミン
類、有機質、無機質成長因子を供給できることとなる。
以上は、焼酎醸造廃水+ビール粕を主原料とした合成計
算シミュレーション及び試験成果を示したが、焼酎醸造
廃水+ウィスキー粕の組み合わせ、更にこれら3原料の
各種組み合わせも同様にして5成分の組成、並びに成長
因子の組成を決定できる。
理論的に成長因子を好適に含んでいて極めて良好な飼料
添加剤であることが明白となったか、今後の問題は家畜
の動物試験で実証することである。
焼II!l醸造廃水は、原料によって成分組成か多少変
動するか第1表より第4表に集約される傾向かあり、第
12表に示す通り、原料の差異による有効成分の差を示
した。合成条件によって合成品の組成も多少変動する。
また第13表に示すように酸度もそれぞれ異なるので、
合成時に自動操作による酸度調整をして、品質を一定に
てきるプラント設計とした。
ビール粕中の繊維は爆砕して、微粉砕した。別法として
、空気分離をする方法もあるか、本合成法では空気分離
する場合随伴して有効成分か損失するのでそのまま使用
した。
前に述べた第1O表に成長因子の推定計算値を示したが
、精製されたビタミン剤やミネラル等は、高価で添加量
は極めて少ないのか実情で、本合成品はそれぞれの素子
は前述の「科学工業」誌Vol。
48に発表された動物の飼料試験と同様の成果が期待て
きる。天然化合物のままの形でしかも表示の通り各素子
か相当量台まれているばかりでなくバランスよ〈含まれ
ている。
また、酸度もそれぞれ異なるので、合成時、自動操作に
よる酸度調整をして1品質を一定にするようなプラント
設計とした。
[効果] このように1本発明によれば海洋投棄によって海水汚染
を招いている焼酎廃液な有効に処理する問題、ビール粕
、ウィスキー粕中の未利用分の腐敗により発生する悪臭
に起因する環境汚染の問題を解決でき、さらに配合飼料
用飼料添加剤として、従来の飼料配合用精製添加剤より
も栄養的にバランスのとれた添加剤として質的白玉が可
1@になると共に、低価格で供給できるので、配合飼料
添加剤の分野に寄与すること多大である。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本発明による配合飼料用飼料添加剤を製造
する工程の工程図である。 1旦コ本− 数イlI′1は%てボし、有機酸は乳酸として表した。 −」シ旦J− 合成試作品の有機質成長因子組成表 11 し− 配合結果 2−一

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸性の焼酎醸造廃水に酸度調整剤を加えて中和し
    、これに嗜好剤を加えて混合、濃縮された焼酎醸造廃水
    と;乾燥後爆砕などにより微粉砕されたビール粕、ウイ
    スキー粕の少なくとも1種の微粉と; が混合造粒されて乾燥され、重量基準で水分が13%以
    下、粗蛋白20〜30%、粗脂肪5〜10%、粗繊維1
    0〜15%、粗灰分4〜8%、可溶無窒素物30〜40
    %と、これらの主要5成分に随伴して含有される無機質
    、ミネラル、有機質およびアミノ酸類等の既知成長因子
    とがバランスよく含有されて成る配合飼料用飼料添加剤
  2. (2)酸性の焼酎醸造廃水に酸度調整剤を加えて中和し
    、これに予め準備した嗜好剤を加えて混合、濃縮し: ビール粕、ウイスキー粕の少なくとも1種を乾燥後爆砕
    などにより微粉砕して準備し; 前記の混合、濃縮済の焼酎醸造廃水と乾燥後微粉砕され
    た前記のビール粕、ウイスキー粕の少なくとも1種とを
    混合して造粒、乾燥して重量基準で水分が13%以下で
    、粗蛋白20〜30%、粗脂肪5〜10%、粗繊維10
    〜15%、粗灰分4〜8%、可溶無窒素物30〜40%
    と、これらの主要5成分に随伴して含有される無機質、
    ミネラル、有機質およびアミノ酸類等の既知成長因子と
    がバランスよく含有されて成る配合飼料用飼料添加剤の
    合成方法。
  3. (3)請求項1に記載の製造方法において、濃縮済の焼
    酎醸造廃水と乾燥後微粉砕された前記のビール粕、ウイ
    スキー粕の少なくとも1種との混合体を多少の水分があ
    る程度の半製品とし、この半製品を押出し成型に適した
    水分25〜27%に脱水乾燥して成型し、次にかび発生
    の臨界点である水分13%以下にさらに乾燥して製品と
    することを特徴とする配合飼料用飼料添加剤の合成方法
JP63098218A 1988-04-22 1988-04-22 醸造廃棄物を原料とする配合飼料用飼料添加剤の合成方法 Pending JPH01304851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63098218A JPH01304851A (ja) 1988-04-22 1988-04-22 醸造廃棄物を原料とする配合飼料用飼料添加剤の合成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63098218A JPH01304851A (ja) 1988-04-22 1988-04-22 醸造廃棄物を原料とする配合飼料用飼料添加剤の合成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01304851A true JPH01304851A (ja) 1989-12-08

Family

ID=14213832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63098218A Pending JPH01304851A (ja) 1988-04-22 1988-04-22 醸造廃棄物を原料とする配合飼料用飼料添加剤の合成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01304851A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001314159A (ja) * 2000-03-01 2001-11-13 Nishi Nippon Sangyo Kk 飼料添加物および飼料添加物の製造方法
JP2006211983A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 焼酎粕濃縮液の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001314159A (ja) * 2000-03-01 2001-11-13 Nishi Nippon Sangyo Kk 飼料添加物および飼料添加物の製造方法
JP2006211983A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 焼酎粕濃縮液の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1290454C (zh) 一种彩色造纸法烟草薄片的加工方法
JP2005509427A5 (ja)
US4212890A (en) Manufacture of pellets from feed meals
Alatyrev et al. Results of comparative studies of grain syrup quality
KR101494807B1 (ko) 칼슘옥사이드(CaO)를 활용한 무건조 감귤박펠렛의 제조방법
AU2618095A (en) Process for fractioning vinasse
CN100362906C (zh) 一种加工豆类饲料作物的方法
KR102010864B1 (ko) 축분을 이용한 고형연료의 제조방법 및 그 고형연료
KR20190115349A (ko) 우분을 이용한 고체연료의 제조방법
WO2005029974A1 (en) Method of isolating a protein concentrate and a fibre concentrate from fermentation residue
JPH01304851A (ja) 醸造廃棄物を原料とする配合飼料用飼料添加剤の合成方法
JPH0426816B2 (ja)
CA2413169A1 (en) Feed supplement and methods of making thereof
US20060093726A1 (en) Feed supplement and method of making thereof
JPS6041593A (ja) 焼酎廃液の処理法
RU2311224C2 (ru) Способ получения гранул из подсолнечной лузги
Wilson A cost analysis for the densification and transportation of cellulosic biomass for ethanol production.
JPS6274249A (ja) 焼酎醸造の廃スラリ−と爆砕脱水おが粉などを原料とする家畜の配合飼料とその製造方法
WO2008116278A1 (en) Animal food based on dehydrated vinasse and oil seed cake
RU2814264C1 (ru) Способ приготовления белково-минерального кормового продукта
Edah et al. Physical properties of defatted and extruded black soldier fly (Hermetia illucens) larvae-based aqua-feed using a twin-screw extruder
CN107936596A (zh) 一种力学性能好的环保塑料及其制备方法
Fahrenholz The effects of DDGS inclusion on pellet quality and pelleting performance
RU2245629C1 (ru) Способ приготовления кормовой добавки на основе послеспиртовой барды и сои
RU2141229C1 (ru) Способ переработки растительного сырья