JP2005509427A5

JP2005509427A5 -

Info

Publication number: JP2005509427A5
Application number: JP2003545127A
Authority: JP
Filing date: 2002-11-14
Publication date: 2006-01-12
Anticipated expiration: 2022-11-14

Claims

脱脂オイルシードを処理する方法であって、
(a)脱脂オイルシードを、pH３〜９で、水中にてスラリー化し、スラリーを生成すること、
(b) スラリーを第１固体生成物と第１の主に液体の分画に分離すること、
(c) 十分量のアルカリ化合物を第１の主に液体の分画に添加し、pHをpH9以上に高め、それによって、第２固体生成物が前記主液体残留物から沈殿し、第2アルカリ液体分画を残すこと、から成る方法。
以下の追加段階を含む請求項１記載の方法：
(d) 前記沈殿物を主に液体の分画から分離し、それによって第２固体生成物と第２液体分画を入手すること、
(e) 水と十分量の酸性化合物を前記の第２固体生成物に添加して第２固体生成物をpH１〜５まで酸性化し、それによって、前記の第２固体生成物の一部は水に溶解して第３液体を生成し、第２固体生成物の残部は溶解しないこと。
十分量の酸性化合物を添加し、前記の第２固体生成物をpH２〜４に酸性化することを特徴とする請求項２に記載の方法。
第２固体生成物の非溶解部分を酸性化混合物から分離し、第３固体生成物を得ることを特徴とする請求項２または３に記載の方法。
動物飼料または食品として使用するために、第３固体生成物を回収することを特徴とする請求項４に記載の方法。
第３液体をフィターゼと反応させ、反応混合液からイノシトールを回収することを特徴とする請求項２または３に記載の方法。
以下の追加段階を含む請求項１〜６のいずれかに記載の方法；
(f) 前記のアルカリ性第２液体分画からタンパク質を沈殿させ、それによって、タンパク質が豊富な第４固体沈殿物と沈殿後に残った第４液体を得ること。
第４液体を限外濾過し、高タンパク第１保持液および高糖分第１透過液を得ることを特徴とする請求項７記載の方法。
高糖分第１透過液をナノ濾過し、高糖分第２保持液と第２透過液を得ることを特徴とする請求項８記載の方法。
高タンパク第１保持液を乾燥し、固体とすることを特徴とする請求項７又は８記載の方法。
脱脂オイルシードから得られる生成物であって、少なくとも５重量%フィチン酸塩および50重量%までのタンパク質を含む新規物質組成物。
少なくとも10重量%フィチン酸塩を含む請求項１１記載の新規物質組成物。
脱脂オイルシードがカノーラフレークであることを特徴とする請求項１１または１２記載の新規物質組成物。
脱脂オイルシードから得られる生成物であって、少なくとも80重量%タンパク質、１重量%未満フィチン酸塩を含み、タンパク分散性指数が５%未満である新規物質組成物。
該生成物が少なくとも50重量%タンパク質を含むことを特徴とする請求項１４記載の新規物質組成物。
脱脂オイルシードがカノーラフレークであることを特徴とする請求項１４または１５記載の新規物質組成物。
脱脂オイルシードミールからから得られる生成物であって、少なくとも50重量%タンパク質、１重量%未満フィチン酸塩を含み、タンパク分散性指数が40%を越える新規物質組成物。
脱脂オイルシードがカノーラフレークであることを特徴とする請求項１７に記載の新規物質組成物。