JPH0130445Y2 - - Google Patents

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JPH0130445Y2
JPH0130445Y2 JP8049784U JP8049784U JPH0130445Y2 JP H0130445 Y2 JPH0130445 Y2 JP H0130445Y2 JP 8049784 U JP8049784 U JP 8049784U JP 8049784 U JP8049784 U JP 8049784U JP H0130445 Y2 JPH0130445 Y2 JP H0130445Y2
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paster
arm
air cylinder
unwinding
roll
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JP8049784U
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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、輪転印刷機、コーテイングマシン、
ラミネータ機、製紙機械、スリツタ機等におい
て、ウエブの内巻出し(又は内巻取り)ペースタ
動作と外巻出し(又は外巻取り)ペースタ動作を
自動的に行なうオートペースタ装置に関するもの
である。
従来のオートペースタ装置を第1図及び第2図
により説明する。
第1図はオートペースタ装置の正面図、第2図
は第1図のX−X屈折断面図である。
スパイダアーム1はスパイダ軸2に固定されて
回転でき、その両端に巻出しロール3と新巻出し
ロール4を装着し、巻出しロール3からウエブ5
が矢印のごとくガイドロール6及びドラツグロー
ラ7を通つて印刷ユニツトへ進行して行く。
ペースタアーム8に左右に各々1つずつあり、
ヒンジ軸9に固定されている。ヒンジ軸9は左右
のフレーム10に回転自在に支承され、ペースタ
レバー11、ヒンジピン12を介してエアシリン
ダ13に連結されている。エアシリンダ13は固
定台14に揺動可能に固定されている。
ペースタロール15の両側はそれぞれレバー1
6、ヒンジ軸17、ヒンジピン18を介してエア
シリンダ19に連結されている。左右のエアシリ
ンダ19はそれぞれペースタアーム8に揺動可能
に固定されている。ペースタカツタ20は、その
両端がそれぞれカツタレバー21、ヒンジ軸2
2、レバー23、ヒンジピン24を介してエアシ
リンダ25に連結されている。左右のエアシリン
ダ25はペースタアーム8に揺動可能に固定され
ている。
次に上記のオートペースタ装置の作用について
説明する。オートペースタ時には、オートペース
タ準備信号によりスパイダアーム1が反時計方向
に回転し、ペースタアーム下降リミツトスイツチ
26(以下、リミツトスイツチをLSと略称する)
がオンしてスパイダーアーム1の回転がいつたん
停止し、ペースタアーム8が下降し、下降端LS
27の信号でペースタアーム8に設けてある光電
管28が点灯し、再びスパイダアーム1が回転す
る。新巻出しロール4が光電管28の光をさえぎ
るとスパイダアーム1は停止し、スパイダアーム
1に設けてあるプリドライブ・モータ29によ
り、新巻出しロール4の周速が走行ウエブ5の速
度と同速となるよう回転する。新巻出しロール4
の表面には、予めノリ付が行なわれている。
次に、新巻出しロール4の同期信号により、ペ
ースタロール用エアシリンダ19が作動し、レバ
ー16、ヒンジ軸17を介してペースタロール1
5が走行ウエブ5を新巻出しロール4に押し付け
る。その後に、カツタ用エアシリンダ25の作動
により、レバー23、ヒンジ軸22、カツタレバ
ー21を介してペースタカツタ20が走行ウエブ
5を切断する。その後、ペースタアーム8は上昇
し、上昇端LS30の信号によりペースタロール
15、ペースタカツタ20が戻り、オートペース
タ動作が完了する。以上の動作は印刷面内巻き時
の動作である。
印刷面内巻より外巻への切換操作は、最初にペ
ースタアーム8を上昇端(2重鎖線で示す位置)
から下降端(新巻出しロール4の右下方位置、図
示せず)に切換えるには、ペースタアーム用エア
シリンダ13の先端のピン12をA点から外し、
ペースタアーム8を手で下げ(ペースタアーム8
はカウンタウエイト31があるため、バランスが
とれている)、再度ピン12をB点位置において
差し込み、エアシリンダ13を逆動作させる。次
いで、同様に、ペースタロール15及びペースタ
カツタ20も各々のエアシリンダ19,25の先
端のピン18,24の位置も移動させ、各々のエ
アシリンダ19,25を逆動作させる。
従つて、従来の装置では、内巻出し、外巻出し
の切換時には各々のエアシリンダ先端のピンを抜
き差し操作しなければならず、切換操作に相当な
時間を費やすため、1日に何回も出来ず、非能率
になるという欠点があつた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、手動切換操作を少なくし、より安全で迅速
な内外切換操作可能なオートペースタ装置を提供
することにある。
本考案の要点は従来装置におけるペースタアー
ムの動作範囲である上下揺動角度(約83度)をほ
ぼ2倍(約150度)に増やす増幅機構を設けると
共に、上下揺動の中間位置でペースタアームを停
止するストツパ装置を設け、上下揺動の上昇端か
ら中間停止位置までを内巻き出し動作範囲とし、
上下揺動の下降端から中間停止位置までを外巻き
出し動作範囲とし、更に外巻き出し切換操作によ
りペースタアームが下降端に達したとき、ペース
タアーム、ペースタローラ及びペースタカツタの
各駆動用エアシリンダを逆動作させる手段を設け
たことを特徴とするものである。
以下、図面に例示した実施例により、本考案を
具体的に説明する。第3図は本考案の一実施を示
す内巻き出し動作状態のオートペースタ装置の正
面図であり、第4図は第3図のY−Y屈折断面図
であり、第5図は外巻き出し動作状態のオートペ
ースタ装置の正面図である。第3図〜第5図にお
いて、第1図、第2図と同一機能の部分には同一
の符号を付けてある。
本考案のオートペースタ装置において、ペース
タアーム8とペースタアーム用エアシリンダ13
の各構造、ペースタロール15とペースタロール
用エアシリンダ19とその駆動機構の各構造、カ
ツタ20とカツタ用エアシリンダ25とその駆動
機構の各構造は、第1図、第2図に示す従来装置
と同じである。従来装置と異なる点は、第1にペ
ースタアーム8の上下揺動角を従来装置の約83゜
より2倍近くの約150゜に増幅するため、ペースタ
レバー11に結合されたギヤ軸32とこのギヤ軸
32に結合された大ギヤ33とこの大ギヤ33に
かみ合い、ヒンジ軸9に結合された小ギヤ34と
ギヤ軸32を支承するフレーム35からなる増幅
機構も設け、エアシリンダ13のストロークをヒ
ンジピン12、ペースタレバー11を通じて大ギ
ヤ33に伝え、ペースタレバー11の揺動角を大
ギヤ33小ギヤ34のギヤ比に比例した倍率でペ
ースタアーム8の揺動角を増幅した。
また、第2に、ペースタアーム8の揺動の中間
位置でペースタアーム8を停止させるストツパ装
置を設けた。このストツパ装置は第3図に2重鎖
線ブロツク36で示す位置に設けられ、その詳細
を第6図及び第7図に示す。第6図は正面図を示
し、第7図は第6図のZ−Z屈折断面図を示して
いる。36はフレー10に固定された支持板であ
り、この支持板36にストツパ37が矢印方向に
スライド可能に固定されている。このストツパ3
7を押し出した状態で、ペースタアーム8のブロ
ツク38に当てることにより、ペースタアーム8
を停止させている。なお、39はストツパLSで
あり、オン時はペースタアーム8の上下揺動動作
が可能となるようになつている。つまり、ストツ
パ36を押し出すと、その突起部40によりLS
39がオンし、引つ込めるとオフするようになつ
ている。上記のごとく、ペースタアーム8の上下
揺動角は約150度に増幅され、その中間位置でス
トツパにより2分割され、その上昇端から中間位
置までを内巻出し動作範囲とし、下降端から中間
位置までを外巻出し動作範囲としている。
更に第3に、下降端LS42(第4図に示す)
を設け、ペースタアーム8が下降端に達すると作
動して、ペースタロール用エアシリンダ19及び
カツタ用エアシリンダ25に対し逆動作をさせ
る。
次に本考案の上記装置の作用について説明す
る。内巻出し時は、第3図に示すごとく、ウエブ
5は巻き出され、エアシリンダ13のロツド13
aは最上端まで押し出されており、ペースタアー
ム8は2重鎖線で示す上昇端にある。第7図のス
トツパ37は押し出され、LS39はオンしてお
り、ペースタアーム8は上下揺動可能の状態にあ
る。以上の状態で巻出しロール3の巻径が小さく
なり、オートペースタ準備の信号が入ると、スパ
イダアーム1は反時計方向に回転し、ペースタア
ーム下降用LS26がオンするとペースタアーム
用エアシリンダ13が作動し、エアシリンダロツ
ド13aが引つ込み、ロツド先端に連結されてい
るペースタレバー11、ギヤ軸32、大ギヤ3
3、小ギヤ34、ヒンジ軸9を介して、ペースタ
アーム8が待期位置(上昇端位置)から下降し、
ブロツク38がストツパ37に当り、停止する。
その後は従来技術と同様に内巻出し時のオートペ
ースタ動作が行なわれる。
内巻ペースタより外巻ペースタの切換を行なう
時は、ストツパ37を引つ込ませることによりス
トツパLS39がオフとなり、上下揺動動作は不
可能となるが、上昇端と下降端間の旋回は可能と
なり、切換準備完了となる。内外切換スイツチ
(図示せず)を内巻から外巻へ切り換えることに
より、エアシリンダ13が作動し、ペースタアー
ム8は上昇端位置(第3図の2重鎖で示す位置)
から下降端位置(第5図の2重鎖線で示す位置)
に旋回する。下降端LS42がオンすると、ペー
スタロール用エアシリンダ19及びカツタ用エア
シリンダ25が逆動作して、切り換わる。ての後
に、ストツパ37を押し込むと、ストツパLS3
9がオンし、外巻ペースタ準備完了となる。その
後は従来技術と同様、外巻出し時のオートペース
タ動作が行なわれる。
外巻から内巻に切り換える場合も、同様の操作
を行なうことにより容易に切り換えることができ
る。
以上述べたごとく、従来は内外切換時に、各々
のエアシリンダの先端のピンを抜き差し操作しな
ければならず、切換操作に相当な時間を費やして
いたが、本考案により迅速容易に内外切換操作が
可能となり、1日何回も切換えができ、どのよう
な印刷物にも対応できるようになつた。また、従
来は手動操作が非常に多く、危険であつたが、本
考案により手動操作が無くなり、押釦操作で切換
可能となり、危険作業を解消することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のオートペースタ装置の正面図、
第2図は第1図のX−X屈折断面図、第3図は本
考案の一実施例を示す内巻ペースタ動作状態にお
けるオートペースタ装置の正面図、第4図は第3
図のY−Y屈折断面図、第5図は外巻ペースタ動
作状態におけるオートペースタ装置の正面図、第
6図は本考案の一実施例に用いる中間停止用スト
ツパ装置の正面図、第7図は第6図のZ−Z屈折
断面図である。 4……新巻出しロール、5……ウエブ、8……
ペースタアーム、13……ペースタアーム用エア
シリンダ、15……ペースタローラ、19……ペ
ースタローラ用エアシリンダ、20……カツタ、
25……カツタ用エアシリンダ、30……ギヤ
軸、33……大ギヤ、34……小ギヤ、36……
ストツパ装置支持板、37……ストツパ、38…
…ストツパ用ブロツク、39……ストツパLS、
42……下降端LS。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 新巻出しロールに走行ウエブを押し付けるペー
    スタロールの動作、走行ウエブを切断するペース
    タカツタの動作、及び該ペースタローラと該ペー
    スタカツタを支持するペースタアームの上下揺動
    動作をそれぞれのエアシリンダ等の駆動により行
    なう輪転印刷機等のオートペースタ装置におい
    て、前記ペースタアーム用エアシリンダの駆動に
    よる前記ペースタアームの上下揺動角を約150度
    前後にするための機構を設け、また前記ペースタ
    アームの上下揺動の上昇端と下降端間の中間位置
    で前記ペースタアームを停止せしめるストツパ装
    置を設けて、前記上昇端から前記中間位置までを
    内巻出し動作範囲、前記下降端から前記中間位置
    までを外巻出し動作範囲とし、更に外巻出しの切
    換操作により、前記ペースタアームが前記下降端
    に達したとき、前記ペースタロール用エアシリン
    ダ及び前記ペースタカツタ用エアシリンダの駆動
    を逆動作に切換える手段を設けたことを特徴とす
    るオートペースタ装置。
JP8049784U 1984-06-01 1984-06-01 輪転印刷機等のオ−トペ−スタ装置 Granted JPS60193348U (ja)

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JP8049784U JPS60193348U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 輪転印刷機等のオ−トペ−スタ装置

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Publication Number Publication Date
JPS60193348U JPS60193348U (ja) 1985-12-23
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