JPH01304057A

JPH01304057A - 文書細断機

Info

Publication number: JPH01304057A
Application number: JP13457288A
Authority: JP
Inventors: Tetsuya Ito; 哲也伊東; Kazuya Hamaguchi; 和也浜口
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1988-05-31
Filing date: 1988-05-31
Publication date: 1989-12-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、細断モータの過負荷を検知すると細断モータ
の運転を制御する保Ｊｆｉ能を備えた文書細断機に関す
る。

く従来技術〉従来の文書細断機は、細断モータの能力以上の細断を長
時間行った場合など細断モータの過熱による焼損を防止
するため、保護スイッチ等の細断モータ保護装置が設け
られており、この保護スイッチが細断モータの過熱を検
知し、細断モータの電）原を切断する。

また、実公昭５４−４１４３号に開示されているように
、細断モータの過熱により警報用サーモスタットが作動
し、警告表示灯が点灯して、文書細断機の使用者に注意
を喚起するものもある。

く　発明が解決しようとする問題点　〉上記従来技術に
おいて、細断モータ保護装置が動作する温度は高く、−
旦動作すると温度が低下するまで細断モータは起動せず
、再び細断が可能となるまでかなりの長時間を必要とし
、細断作業の能率が大幅に低下するといった問題点があ
った。

また、実公昭５４−４１４３号において、細断モータの
温度が上昇し警報表示装置が動作するのみで、細断の判
断は使用者に任せられるため、使用者がその警報表示装
置を無視、もしくは同時細断枚数を充分に減らさず細断
を続けるおそれがある。そうすると、やはり細断モータ
保護装置が動作し細断作業の能率が大幅に低下するとい
う問題点があった。

そこで、本発明は、細断モータの温度上昇を未然に防ぐ
ことができ、細断効率を向上することができるとともに
、使用者の負担を軽減できる文書細断機の提供を目的と
する。

〈　問題点を解決するための手段　〉本発明による問題点解決手段は、第１図〜第７図の如く
、細断用紙を細断する細断装置１と、該細断装置１を駆
動する細断モータ２と、該細断モータ２の過負荷を検知
する細断モータ過負荷検知装置３と、該細断モータ過負
荷検知装置３の出力信号により前記細断モータ２を制御
する細断モータ保護装置４と、前記細断モータ２の温度
を検知する細断モータ温度検知部５と、該細断モータ温
度検知部５の出力信号によって前記細断モータ過負荷検
知装置３の過負荷検知レベルを連続的に可変する検知レ
ベル可変手段６と、前記温度検知部５の検知温度が一定
温度を越えたとき細断モータ２を停止させる過熱保護装
置７とが設けられたちのである。

く作用〉上記問題点解決手段において、細断モータ２に過負荷の
かかった状態で使用すると、細断モータ過負荷検知装置
３より過負荷検知信号が出力され、細断モータ保護装置
４は、細断モータ２を停止または逆回転させ、細断モー
タ２の負荷を軽減する。

これらの動作中、細断モータ２が高温になったとき、温
度検知部５からの高温信号により検知レベル可変手段６
が作動し、細断モータ２の温度に応じて過負荷検知レベ
ルが変化するので、過負荷による細断モータ２の温度上
昇が抑制される。

したがって、連続的な細断が可能となり、細断モータ２
の温度が低下するまで細断動作を中止しなくてもよくな
り、細断効率を向上できる。

また、細断モータ２が一定温度以上になると、過熱保護
装置７により細断モータ２が停止するので、細断モータ
２の温度上昇を未然に防ぎ、細断効率を最大限向上でき
るとともに、使用者も細断モータ２の温度上昇を意識す
ることなく細断作業を行える。

また、温度検知部５は、過熱保護装置７と過負荷検知レ
ベル可変手段６の温度検知手段を兼ねているため、従来
使用されていた保護スイッチが不用になり、使用部品を
削減することができる。

〈実施例〉以下、本発明の一実施例を第１図〜＠７図に基づいて説
明する。第１図は本発明文書細断機の電気回路図、第２
図は同じく文書細断機の断面図、第３図は通常細断時の
制御タイムチャート、第４図は細断モータの過負荷検知
時の制御タイムチャート、第５図は温度検知部の温度特
性図、第６図は温度検知電圧と温度の関係を示す閃、第
７図は細断用紙投入枚数と細断モータの温度の関係を示
す図である。

そして、図示の如く、本発明文書細断機は、細断用紙を
細断する細断装置１と、該細断装置１を駆動する細断モ
ータ２と、該細断モータ２の過負荷を検知する細断モー
タ過負荷検知装置３と、該細断モータ過負荷検知装置３
の出力信号により前記細断モータ２を制御する細断モー
タ保護装置４と、前記細断モータ２の温度を検知する細
断モータ温度検知部５と、該細断モータ温度検知部５の
出力信号によって前記細断モータ過負荷検知装置３の過
負荷検知レベルを連続的に可変する検知レベル可変手段
６と、前記温度検知ｇ５の検知温度が一定温度を越えた
とき細断モータ２を停止させる過熱保護装置７とが設け
られたものである。

前記細断装置１は、一般的な一対のローラ型細断刀であ
り、駆動側細断刃８ａと、従動側細断刃８ｂとから成る
。

前記！Ｉ＠モータ２は、一般的な交流電動機であり、主
巻線９ａ、補助巻線９ｂを備え、駆動ベルト１０を介し
て前記駆動側細断刃８ａおよび従動側細断刃８ｂと接続
されている。そして、前記細断モータ２は商用交流電源
Ｅにより駆動される。

前記細断モータ過負荷検知装置３は、電流トランス１１
と、該電流トランス１１に接続された整流平滑回路１２
と、増幅器１３と、過負荷検知器（比較器）１４とから
成り、前記整流平滑回路１２は、ダイオード１５および
コンデンサ１６から構成されている。

前記細断モータ保護装置４は、前記過負荷検知器１４の
出力端子に接続されたリレー制御部１７と、動作リレー
常開接点１８を開閉する動作リレー１９と、細断モータ
２を正逆回転させる正逆切換スイッチ２０と、該正逆切
換スイッチ２０に接続された正逆切換リレー２１とから
成る。前記リレー制御部１７は、一般的なワンチップマ
イクロコンピュータから成り、内部にデータＲＡ　Ｍ、
プログラムＲＯＭ、ＡＬＵ等を有し、その入力端子に前
記過負荷検知部１４の出力端、細断スイッチ２２お上り
停止スイッチ２３が接続されている。

また、制御部１７の出力端子には前記リレー１９゜２１
が接続される。

前記細断モータ温度検知部５は、負特性をらつサーミス
ター５ａから成り、第５図に示すような温度特性を有す
る。

前記検知レベル可変手段６は、前記過負荷検知器１４と
前記温度検知部５と抵抗２５とから成り、過負荷検知レ
ベル（比較器基準電圧）として、温度検知部５と抵抗２
５との分圧により決まる温度検知電圧２６が人力されて
いる。第６図に示す如く、細断モータの温度が上昇する
につれて、過負荷検知レベルである温度検知電圧２６は
減少する。

前記過熱保護装置７は、前記温度検知部５と、過熱保護
検知器２７と、トランジスタ２８と、過熱保護リレー２
９と、その常閉接点３０と、抵抗３１．３２とから成り
、過熱保護検知レベルは抵抗３１と抵抗３２による分圧
により決まる基準電圧とされており、温度検知部５と抵
抗２５との分圧により決まる温度検知電圧２６が基準電
圧よりら低いと、過熱保護リレー２９がオフする。

また、第２図中、３３は細断用紙の投入口、３４は屑箱
である。

上記構成において、通常細断時は細断スイッチ２２をオ
ンすると、リレー制御部１７により動作リレー１９が励
磁され、動作リレー常開接点１８が閉成され、細断モー
タ２の主巻線９ａ及び補助巻ｉ９ｂに電源Ｅの電圧が印
加され、細断モータ２が正回転する。

この状態で、投入口３３より細断用紙を投入すると、細
断装置１により細断され、細断屑は屑箱３４に収納され
る。細断装置１の駆動側細断刃８ａおよび従動側細断刃
８ｂで、同時に細断される枚数によって細断モータ２に
加わるトルクは変化し、細断モータ２の主巻線９ａおよ
び補助巻線９ｂに流れる電流も変化する。その電流を電
流トランス１１で検出し、その出力はダイオード１５に
より整流されコンデンサ１６により平滑して増幅器１３
で増幅後、過負荷検知器１４に入力する。

そして、停止スイッチ２３をオンすると、リレー制御部
１７により動作リレー１９がオフし、動作リレー常開接
点１８が開放され細断モータ２は停止する。

次に、細断モータ２に過負荷のががった状態で使用を続
けると、第４図に示す如く、過負荷検知器１４に過負荷
検知レベル以上の電圧が入力され、過負荷検知信号がリ
レー制御部１７に出力される。

そのため、リレー制御部１７は動作リレー１９を一旦オ
フさせ、細断モータ２を停止させる。その後、一定時間
動作リレー１９と正逆切換リレー２１を同時にオンさせ
る。正逆切換リレー２１がオンすると、正逆切換スイッ
チ２０が切換わり、細断モータ２の主巻線９ａおよび補
助巻線９ｂにそれぞれ異なる位相の電圧が印加され、細
断モータ２は一定時間逆回転し、細断用紙を投入口３３
より排出する。

したがって、過負荷時、細断モータ２が停止しても、自
動的に逆転するので、細断モータ２の停止により細断月
間に詰まった細断用紙を容易に取除くことができる。こ
の時点で、細断モータ２の負荷は除去されているので、
再度細断スイッチ２２をオンすると、細断モータ２が再
起動し、文書細断機を使用することができる。

第７図は、細断用紙の投入枚数と細断モータの温度の関
係を示す図である。細断モータ２の高温時には投入枚数
を制限し細断モータ２の負荷トルクを軽減させ、それ以
上の温度上昇を未然に防いでいる。すなわち、過負荷検
知器１４の検知レベルが温度上昇に伴い変化する。その
ため、同一枚数の用紙を投入しても、細断モータ２が高
温のときは過負荷検知信号が出力され、細断モータ２が
停止する。

したがって、過負荷による細断モータ２の温度上昇が抑
制され、連続的な細断が可能となり、細断モータ２の温
度が低下するまで、細断動作を中止しなくてもよくなり
、細断効率を向上できる。

また、細断モータ２の温度上昇に伴い、温度検知部５か
らの温度検知電圧２６が低下して過熱保護検知器２７に
入力する。そのため、細断モータ２が一定温度以上にな
ると、検知電圧２６が基準電圧よりも低くなり、トラン
ジスタ２８がオフし、過熱保護リレー２９がオフとなり
、常閉接点３０が開放され、細断モータ２が停止する。

したがって、細断モータ２の温度上昇を未然に防ぎ、細
断効率を最大限向上できるとともに、使用者も細断モー
タ２の温度上昇を意識することなく細断作業を行える。

なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。

例えば、上記実施例では、細断モータ２をリレー制御で
行なっていたが、これらの処理と同様の処理をマイクロ
コンピュータ内で実行されるよう構成してもよい。

すなわち、第８図の如く、マイクロコンピュータ３５は
、温度検知部５からの温度信号に基づいて検出レベルを
補正して出力する過負荷検知レベル発生手段と、該過負
荷検知レベル発生手段からの信号と電流トランス１１か
らのデジタル信号とを比較する過負荷比較手段と、前記
温度検知部５からの温度信号と設定温度とを比較する温
度比較手段と、該温度比較手段または過負荷比較手段の
比較結果に基づき前記細断モータ２を制御するモータ制
御手段とが有せしめられている。

また、温度検知部５をサーミスターでなく池の温度検知
部品を使用しても同様である。

〈発明の効果〉以上の説明から明らかな通り、本発明によると、細断モ
ータの過負荷を検知する細断モータ過負荷検知装置と、
該細断モータ過負荷検知装置の出力信号により前記細断
モータを制御する細断モータ保護装置とが設けられてい
るので、細断モータに過負荷のかかった状態で使用する
と、細断モータ過負荷検知装置より過負荷検知信号が出
力され、細断モータ保護装置は、細断モータを停止また
は逆回転させ、細断モータに過負荷がかかるのを防止で
きる。

また、細断モータの温度を検知する細断モータ温度検知
部と、該細断モータ温度検知部の出力信号によって細断
モータ過負荷検知装置の過負荷検知レベルを連続的に可
変にする検知レベル可変手段とが設けられているので、
細断装置の動作中、細断モータが温度に応じて、過負荷
検知レベルが変化し、過負荷による細断モータの温度上
昇が抑制され、連続的な細断が可能となり、細断モータ
の温度が低下するまで細断動作を中止しなくてもよくな
り、細断効率を向上できる。

また、細断モータの温度上昇により細断モータが一定温
度以上になると、過熱保護装置が作動し、細断モータが
停止するので、細断モータの温度上昇を未然に防ぎ、細
断効率を最大限向上できるとともに、使用者も細断モー
タの温度上昇を意識することなく細断作業を行える。

また、温度検知部は、過熱保護装置と過負荷検知レベル
可変手段の温度検知手段を兼ねているため、従来使用さ
れていた保護スイッチが不用になり、使用部品を削減す
ることができるといった優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明文書細断機の電気回路図、第２図は同じ
く文書細断機の断面図、第３図は通常細断時の制御タイ
ムチャート、第４図は細断モータの過負荷検知時の制御
タイムチャート、第５図は、温度検知部の温度特性図、
第６図は温度検知電圧と温度の関係を示す図、＠７図は
細断用紙投入枚数と細断モータの温度の関係を示す図、
第８図は本発明の池の実施例を示す機能ブロック図であ
る。１：細断装置、２：細断モータ、３：細断モータ過負荷
検知装置、４：細断モータ保護装置、５：細断モータ温
度検知部、６：検知レベル可変手段、７：過熱保護装置
。出　願　人　　シャープ株式会社代　理　入　　中　　村　　恒　　久：ＪＬ度−一参１／１０第３図第４図工翻よｊ）Ｌ−２１ｆ２第８図第７ｒ！ｌｉ１屓　−→

Claims

【特許請求の範囲】

細断用紙を細断する細断装置と、該細断装置を駆動する
細断モータと、該細断モータの過負荷を検知する細断モ
ータ過負荷検知装置と、該細断モータ過負荷検知装置の
出力信号により前記細断モータを制御する細断モータ保
護装置と、前記細断モータの温度を検知する細断モータ
温度検知部と、該細断モータ温度検知部の出力信号によ
つて前記細断モータ過負荷検知装置の過負荷検知レベル
を連続的に可変する検知レベル可変手段と、前記温度検
知部の検知温度が一定温度を越えたとき細断モータを停
止させる過熱保護装置とが設けられたことを特徴とする
文書細断機。