JPH01303341A - 変速機 - Google Patents
変速機Info
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- JPH01303341A JPH01303341A JP88133871A JP13387188A JPH01303341A JP H01303341 A JPH01303341 A JP H01303341A JP 88133871 A JP88133871 A JP 88133871A JP 13387188 A JP13387188 A JP 13387188A JP H01303341 A JPH01303341 A JP H01303341A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 63
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
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- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ99発明目的
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車用等として用いられるカウンタ軸タイ
プの変速機に関する。
プの変速機に関する。
(従来の技術)
カウンタ軸タイプの変速機としては、互いに平行な入力
軸および出力軸(もしくはカウンタ軸)を有し、これら
入出力軸の間にそれぞれ互いに噛合する複数の変速ギヤ
組およびこれら複数の変速ギヤ組のいずれかによる動力
伝達を選択させる係脱手段(油圧クラッチ、シンクロメ
ツシュクラッチ、ドグクラッチ等)を軸方向に並列に配
設し、この係脱手段により選択された変速ギヤ組により
変速されたエンジン出力が出力軸に伝達されて出力され
るようになった平行2軸形式のものが多い(例えば、特
公昭62−34979号公報参照)。
軸および出力軸(もしくはカウンタ軸)を有し、これら
入出力軸の間にそれぞれ互いに噛合する複数の変速ギヤ
組およびこれら複数の変速ギヤ組のいずれかによる動力
伝達を選択させる係脱手段(油圧クラッチ、シンクロメ
ツシュクラッチ、ドグクラッチ等)を軸方向に並列に配
設し、この係脱手段により選択された変速ギヤ組により
変速されたエンジン出力が出力軸に伝達されて出力され
るようになった平行2軸形式のものが多い(例えば、特
公昭62−34979号公報参照)。
(発明が解決しようとする課題)
このような変速機においては、複数の変速ギヤ組および
この変速ギヤ組選択用の係脱手段は、入力軸と出力軸と
の間に軸方向に並列に並んで配設されるため、軸方向寸
法を短くするのが難しいという問題がある。特に、変速
段数が多くなればこれに応じてこの軸方向寸法が長くな
るという問題がある。
この変速ギヤ組選択用の係脱手段は、入力軸と出力軸と
の間に軸方向に並列に並んで配設されるため、軸方向寸
法を短くするのが難しいという問題がある。特に、変速
段数が多くなればこれに応じてこの軸方向寸法が長くな
るという問題がある。
このため、このような変速機をエンジンと一体にし、そ
の軸が車幅方向に延びるようにして車体に搭載する場合
、すなわち、横置変速機の場合には、上記ように軸方向
寸法が長くなると、車体幅は制限されることが多いので
エンジンルーム内への配置スペースの余裕が少なくなる
という問題が生じる。一方、エンジンおよびこの後端に
結合された変速機が車体前後に延びて配設されるように
なった縦置変速機の場合には、上記と同様に配置スペー
スの余裕が減少するという問題に加えて、変速機の後部
の車室内への突出量が増大して、車室スペースが減少す
るという問題が生じ易い。また、変速機自体においては
、各軸が長くなるため、各軸の剛性が低下してこの軸上
のギヤ騒音の増大、ギヤ耐久性の低下に繋がるという問
題があり、さらに、変速機ケースの剛性も低下し、これ
に伴いパワーラインの振動・騒音が助長されるという問
題がある。
の軸が車幅方向に延びるようにして車体に搭載する場合
、すなわち、横置変速機の場合には、上記ように軸方向
寸法が長くなると、車体幅は制限されることが多いので
エンジンルーム内への配置スペースの余裕が少なくなる
という問題が生じる。一方、エンジンおよびこの後端に
結合された変速機が車体前後に延びて配設されるように
なった縦置変速機の場合には、上記と同様に配置スペー
スの余裕が減少するという問題に加えて、変速機の後部
の車室内への突出量が増大して、車室スペースが減少す
るという問題が生じ易い。また、変速機自体においては
、各軸が長くなるため、各軸の剛性が低下してこの軸上
のギヤ騒音の増大、ギヤ耐久性の低下に繋がるという問
題があり、さらに、変速機ケースの剛性も低下し、これ
に伴いパワーラインの振動・騒音が助長されるという問
題がある。
本発明は、このようなことから、軸方向寸法の大幅な短
縮化が図れ、上記のような問題を抑えることができるよ
うな構成の変速機を提供することを目的とする。
縮化が図れ、上記のような問題を抑えることができるよ
うな構成の変速機を提供することを目的とする。
口9発明の構成
(課題を解決するための手段)
上記目的達成のための手段として、本発明の変速機にお
いては、入力軸にメインドライブギヤを接続するととも
にこのメインドライブギヤに複数の第1カウンタギヤを
噛合させ、これら複数の第1カウンタギヤにそれぞれ対
応して複数の第2カウンタギヤを配設し、第1カウンタ
ギヤと第2カウンタギヤとの間にそれぞれ対応する両ギ
ヤの連結を断接させる複数の係脱手段を配設し、メイン
ドライブギヤを複数の第2カウンタギヤ全てに噛合させ
るとともに出力軸に接続させており、入力軸に入力され
る動力は、メインドライブギヤから、上記複数の係脱手
段のうちのいずれかにより連結された第1および第2カ
ウンタギヤを介して、メインドリブンギヤに変速されて
伝達され、このメインドリブンギヤから出力軸に出力さ
れるように構成されている。
いては、入力軸にメインドライブギヤを接続するととも
にこのメインドライブギヤに複数の第1カウンタギヤを
噛合させ、これら複数の第1カウンタギヤにそれぞれ対
応して複数の第2カウンタギヤを配設し、第1カウンタ
ギヤと第2カウンタギヤとの間にそれぞれ対応する両ギ
ヤの連結を断接させる複数の係脱手段を配設し、メイン
ドライブギヤを複数の第2カウンタギヤ全てに噛合させ
るとともに出力軸に接続させており、入力軸に入力され
る動力は、メインドライブギヤから、上記複数の係脱手
段のうちのいずれかにより連結された第1および第2カ
ウンタギヤを介して、メインドリブンギヤに変速されて
伝達され、このメインドリブンギヤから出力軸に出力さ
れるように構成されている。
(実施例)
以下、本発明の好ましい実施例について、図面に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図は本発明の変速機の1例を示すスゲルトン図であ
り、変速機10はトルクコンバータ5と一体になってエ
ンジン1の出力側に接合されている。エンジン1の出力
軸1aにはトルクコンバータ5が接続され、このトルク
コンバータ5の出力側に変速機入力軸12が接続されて
いる。
り、変速機10はトルクコンバータ5と一体になってエ
ンジン1の出力側に接合されている。エンジン1の出力
軸1aにはトルクコンバータ5が接続され、このトルク
コンバータ5の出力側に変速機入力軸12が接続されて
いる。
変速機入力軸12の図中右端部にはこの入力軸12と一
体にメインドライブギヤ13が取り付けられている。こ
のメインドライブギヤ13は外歯ギヤであり、このメイ
ンドライブギヤ13の上下にこのギヤ13と噛合する2
個の第1カウンタギヤ21.31が配設されている。こ
れら第1カウンタギヤ21.31は、それぞれ入力軸1
2と平行に配設されたカウンタ軸24.34上に回転自
在に支持されている。
体にメインドライブギヤ13が取り付けられている。こ
のメインドライブギヤ13は外歯ギヤであり、このメイ
ンドライブギヤ13の上下にこのギヤ13と噛合する2
個の第1カウンタギヤ21.31が配設されている。こ
れら第1カウンタギヤ21.31は、それぞれ入力軸1
2と平行に配設されたカウンタ軸24.34上に回転自
在に支持されている。
カウンタ軸24.34の右側部には、これらの軸とそれ
ぞれ一体に第2カウンタギヤ22.32が取り付けられ
ており、第1および第2カウンタギヤ21.22および
31.32の間には、それぞれ両ギヤの連結を断接させ
ることができる油圧クラッチ23.33が配設されてい
る。
ぞれ一体に第2カウンタギヤ22.32が取り付けられ
ており、第1および第2カウンタギヤ21.22および
31.32の間には、それぞれ両ギヤの連結を断接させ
ることができる油圧クラッチ23.33が配設されてい
る。
第2カウンタギヤ22.32はともにメインドリブンギ
ヤ14と噛合しており、このメインドリブンギヤ14が
収り付けられる第1出力軸14aにはアウトプットドラ
イブギヤ15も収り付けられている。アウトプットドラ
イブギヤ15はアウトプットドリブンギヤ16と噛合し
ており、このアウトプットドリブンギヤ16が収り付け
られる第2出力軸16 aは、変速機ハウジング11が
ら外方に突出している。
ヤ14と噛合しており、このメインドリブンギヤ14が
収り付けられる第1出力軸14aにはアウトプットドラ
イブギヤ15も収り付けられている。アウトプットドラ
イブギヤ15はアウトプットドリブンギヤ16と噛合し
ており、このアウトプットドリブンギヤ16が収り付け
られる第2出力軸16 aは、変速機ハウジング11が
ら外方に突出している。
但し、この変速機10を矢印■−■およびm−■に沿っ
て断面した第2図および第3図に示すように、メインド
ライブギヤ13の周りには、上記2個の第1カウンタギ
ヤ21.31に加えてもう2個の第1カウンタギヤ41
.51が配設され、メインドリブンギヤ14の周りにも
」1記2個の第2カウンタギヤ22.32に加えてもう
2個の第2カウンタギヤ42.52が配設されている。
て断面した第2図および第3図に示すように、メインド
ライブギヤ13の周りには、上記2個の第1カウンタギ
ヤ21.31に加えてもう2個の第1カウンタギヤ41
.51が配設され、メインドリブンギヤ14の周りにも
」1記2個の第2カウンタギヤ22.32に加えてもう
2個の第2カウンタギヤ42.52が配設されている。
そして、上記と同様に、対応する第1および第2カウン
タギヤ同士の間、すなわち、第1カウンタギヤ41と第
2カウンタギヤ42との間および第1カウンタギヤ51
と第2カウンタギヤ52との間には、それぞれ両ギヤ間
の連結を断接させる油圧クラッチ43.53(図示せず
)が取り付けられている。なお、第2カウンタギヤ52
だけはリバースアイドラギヤ55を介してメインドリブ
ンギヤ14と噛合しており、これによりリバース段の設
定がなされるようになっている。
タギヤ同士の間、すなわち、第1カウンタギヤ41と第
2カウンタギヤ42との間および第1カウンタギヤ51
と第2カウンタギヤ52との間には、それぞれ両ギヤ間
の連結を断接させる油圧クラッチ43.53(図示せず
)が取り付けられている。なお、第2カウンタギヤ52
だけはリバースアイドラギヤ55を介してメインドリブ
ンギヤ14と噛合しており、これによりリバース段の設
定がなされるようになっている。
上記構成の変速機において、上記4個の油圧クラッチ2
3.33,43.53のうちのいずれかを選択作動させ
ることにより、いずれかの第1および第2カウンタギヤ
を選択的に連結させ、この選択されたギヤを介して動力
伝達を行わせるようになっている。第1および第2カウ
ンタギヤはそれぞれ異なる歯数のギヤであり、上記動力
伝達に際してのギヤ比(減速比)が異なるため、この設
定されたギヤ比に基づく動力伝達がなされる。このため
、上記油圧クラッチの選択作動により、トルクコンバー
タ5を介して変速機入力軸12に伝達されたエンジン動
力は、メインドライブギヤ13、第1カウンタギヤ(2
1,31,41,51のいずれか)、第2カウンタギヤ
(22,32゜42.52のいずれか)およびメインド
リブンギヤ14を介して変速されて第1出力軸14 a
に伝達される。この第1出力軸14aに伝達された動力
はさらに、アウトプットドライブおよびドリブンギヤ1
5.16を介して第2出力軸16aに伝達され、この第
2出力軸16aからデフ装置等に出力される。
3.33,43.53のうちのいずれかを選択作動させ
ることにより、いずれかの第1および第2カウンタギヤ
を選択的に連結させ、この選択されたギヤを介して動力
伝達を行わせるようになっている。第1および第2カウ
ンタギヤはそれぞれ異なる歯数のギヤであり、上記動力
伝達に際してのギヤ比(減速比)が異なるため、この設
定されたギヤ比に基づく動力伝達がなされる。このため
、上記油圧クラッチの選択作動により、トルクコンバー
タ5を介して変速機入力軸12に伝達されたエンジン動
力は、メインドライブギヤ13、第1カウンタギヤ(2
1,31,41,51のいずれか)、第2カウンタギヤ
(22,32゜42.52のいずれか)およびメインド
リブンギヤ14を介して変速されて第1出力軸14 a
に伝達される。この第1出力軸14aに伝達された動力
はさらに、アウトプットドライブおよびドリブンギヤ1
5.16を介して第2出力軸16aに伝達され、この第
2出力軸16aからデフ装置等に出力される。
上記の場合において1.メインドライブギヤ13の回転
中心である入力軸12に対し、メインドリブンギヤ14
の回転中心である第1出力軸14aは図において下方に
ずれて配設されている。このように、両軸12,14a
をずらせて配設すると、メインドライブギヤ13から第
1および第2カウンタギヤを介してメインドリブンギヤ
14に至る経路の各ギヤ比の設定の自由度が高く、変速
機の各変速段毎の変速比の設定が行い易い。
中心である入力軸12に対し、メインドリブンギヤ14
の回転中心である第1出力軸14aは図において下方に
ずれて配設されている。このように、両軸12,14a
をずらせて配設すると、メインドライブギヤ13から第
1および第2カウンタギヤを介してメインドリブンギヤ
14に至る経路の各ギヤ比の設定の自由度が高く、変速
機の各変速段毎の変速比の設定が行い易い。
上記の変速機構成の場合には、第1カウンタギヤ21,
31,41,51、第2カウンタギヤ22.32,42
.52および油圧クララ・チ23゜33.43.53が
それぞれ軸と直角な面内に並列に配設されているので、
変速機10の軸方向寸法がかなり短くなる。
31,41,51、第2カウンタギヤ22.32,42
.52および油圧クララ・チ23゜33.43.53が
それぞれ軸と直角な面内に並列に配設されているので、
変速機10の軸方向寸法がかなり短くなる。
次に、本発明の異なる例について、第4図から第6図に
基づいて説明する。なお、これらの図において、第1図
から第3図の例と同一機能および構成を有する部材は上
記と同一の番号を用い、ている。
基づいて説明する。なお、これらの図において、第1図
から第3図の例と同一機能および構成を有する部材は上
記と同一の番号を用い、ている。
この変速機10′もトルクコンバータ5と一体になって
エンジン1の出力側に接合されており、エンジン1の出
力軸1aにはトルクコンバータ5が接続され、このトル
クコンバータ5の出力側に変速機入力軸12が接続され
ている。変速機入力軸12の右端部に取り付けられたメ
インドライブギヤ13は外歯ギヤであり、このメインド
ライブギヤ13の周りにこのギヤ13と一噛合する4個
の第1カウンタギヤ21,31,41.51が配設され
ており、これら第1カウンタギヤは、それぞれ入力軸1
2と平行に配設されたカウンタ軸24.34,44.5
4上に回転自在に支持されている。カウンタ軸24,3
4,44.54の右側部には、これらの軸とそれぞれ一
体に第2カウンタギヤ22,32,42.52が取り付
けられており、第1および第2カウンタギヤの間には、
それぞれ両ギヤの連結を断接させることができる油圧ク
ラッチ23.33,43.53が配設されている。以上
の構成は、第1図から第3図に示した変速機10の構成
と同じである。
エンジン1の出力側に接合されており、エンジン1の出
力軸1aにはトルクコンバータ5が接続され、このトル
クコンバータ5の出力側に変速機入力軸12が接続され
ている。変速機入力軸12の右端部に取り付けられたメ
インドライブギヤ13は外歯ギヤであり、このメインド
ライブギヤ13の周りにこのギヤ13と一噛合する4個
の第1カウンタギヤ21,31,41.51が配設され
ており、これら第1カウンタギヤは、それぞれ入力軸1
2と平行に配設されたカウンタ軸24.34,44.5
4上に回転自在に支持されている。カウンタ軸24,3
4,44.54の右側部には、これらの軸とそれぞれ一
体に第2カウンタギヤ22,32,42.52が取り付
けられており、第1および第2カウンタギヤの間には、
それぞれ両ギヤの連結を断接させることができる油圧ク
ラッチ23.33,43.53が配設されている。以上
の構成は、第1図から第3図に示した変速機10の構成
と同じである。
第2カウンタギヤ22,32,42.52は全てメイン
ドリブンギヤ17と噛合するのであるが、このメインド
リブンギヤ17はその内周面に内歯が形成されたリング
ギヤであり、このリングギヤ内に上記第2カウンタギヤ
が配設され、このメインドリブンギヤ17の内歯と上記
各第2カウンタギヤの外歯とが噛合している。メインド
リブンギヤ17はベアリング17aにより回転自在に支
持されており、第2カウンタギヤ22,32゜42.5
2のいずれかが回転されると、メインドリブンギヤ17
も回転される。
ドリブンギヤ17と噛合するのであるが、このメインド
リブンギヤ17はその内周面に内歯が形成されたリング
ギヤであり、このリングギヤ内に上記第2カウンタギヤ
が配設され、このメインドリブンギヤ17の内歯と上記
各第2カウンタギヤの外歯とが噛合している。メインド
リブンギヤ17はベアリング17aにより回転自在に支
持されており、第2カウンタギヤ22,32゜42.5
2のいずれかが回転されると、メインドリブンギヤ17
も回転される。
但し、第1図から第3図に示した変速機10の場合と同
様に、第2カウンタギヤ52は、メインドリブンギヤ1
7と直接噛合するのではなく、リバースアイドラギヤ5
5を介してメインドリブンギヤと噛合している。このた
め、油圧クラッチ53の作動により第1および第2カウ
ンタギヤ51.52が連結されて動力伝達なされる場合
には、メインドリブンギヤ17の回転方向は、他の場合
と逆になり、これにより、リバース段の設定がなされる
ようになっている。
様に、第2カウンタギヤ52は、メインドリブンギヤ1
7と直接噛合するのではなく、リバースアイドラギヤ5
5を介してメインドリブンギヤと噛合している。このた
め、油圧クラッチ53の作動により第1および第2カウ
ンタギヤ51.52が連結されて動力伝達なされる場合
には、メインドリブンギヤ17の回転方向は、他の場合
と逆になり、これにより、リバース段の設定がなされる
ようになっている。
さらに、メインドリブンギヤ17の外周面には外歯が形
成されており、この外歯に噛合してアウトプットドリブ
ンギヤ18が配設されており、このアウトプットドリブ
ンギヤ18が取り付けられる出力軸18aは変速機ハウ
ジング11から外方に突出している。
成されており、この外歯に噛合してアウトプットドリブ
ンギヤ18が配設されており、このアウトプットドリブ
ンギヤ18が取り付けられる出力軸18aは変速機ハウ
ジング11から外方に突出している。
このため、上記油圧クラッチ23.33,43.53の
選択作動により、トルクコンバータ5を介して変速機入
力軸12に伝達されたエンジン動力は、メインドライブ
ギヤ13、第1カウンタギヤのいずれかおよびこれに対
応する第2カウンタギヤを介して変速されてメインドリ
ブンギヤ17に伝達され、メインドリブンギヤ17が回
転駆動される。メインドリブンギヤ17が回転されると
、その外周に形成された外歯に噛合するアウトプットド
リブンギヤ18を介して上記変速された動力が出力軸1
8aに伝達され、この出力軸18aからデフ装置等に出
力される。
選択作動により、トルクコンバータ5を介して変速機入
力軸12に伝達されたエンジン動力は、メインドライブ
ギヤ13、第1カウンタギヤのいずれかおよびこれに対
応する第2カウンタギヤを介して変速されてメインドリ
ブンギヤ17に伝達され、メインドリブンギヤ17が回
転駆動される。メインドリブンギヤ17が回転されると
、その外周に形成された外歯に噛合するアウトプットド
リブンギヤ18を介して上記変速された動力が出力軸1
8aに伝達され、この出力軸18aからデフ装置等に出
力される。
上記構成の変速機においても、第1カウンタギヤ21,
31,41,51.第2カウンタキヤ22.32,42
.52および油圧クラッチ23゜33.43.53がそ
れぞれ軸と直角な面内に並列に配設されているので、変
速機10′の軸方向寸法がかなり短くなる。
31,41,51.第2カウンタキヤ22.32,42
.52および油圧クラッチ23゜33.43.53がそ
れぞれ軸と直角な面内に並列に配設されているので、変
速機10′の軸方向寸法がかなり短くなる。
なお、以上においては、油圧クラッチを用いて変速を行
わせる形式の変速機について説明したが、本発明の変速
機はこの形式のものに限るものではなく、例えば、シン
クロメツシュ機構を用いて変速を行わせる形式のもので
も良く、この場合には、トルクコンバータ5に代えてク
ラッチが用いられることが多い。
わせる形式の変速機について説明したが、本発明の変速
機はこの形式のものに限るものではなく、例えば、シン
クロメツシュ機構を用いて変速を行わせる形式のもので
も良く、この場合には、トルクコンバータ5に代えてク
ラッチが用いられることが多い。
ハ1発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、メインドライブギ
ヤの周りに複数の第1カウンタギヤを軸に直角な平面内
において並列になるように配設し、メインドリブンギヤ
の周りにも同様に複数の第2カウンタギヤを軸に直角な
平面内において並列になるように配設し、さらに、複数
の係脱手段も軸に直角な平面内において並列に配設する
ことができるので、変速機の軸方向の寸法を大幅に短縮
することができる。
ヤの周りに複数の第1カウンタギヤを軸に直角な平面内
において並列になるように配設し、メインドリブンギヤ
の周りにも同様に複数の第2カウンタギヤを軸に直角な
平面内において並列になるように配設し、さらに、複数
の係脱手段も軸に直角な平面内において並列に配設する
ことができるので、変速機の軸方向の寸法を大幅に短縮
することができる。
このようにして変速機の軸方向寸法の大幅な短縮化を図
ると、変速機を車体内に配置する場合に、配置スペース
の余裕が大きく、この配置が容易となり、縦置変速機の
場合には、変速機1裔部の車室内への突出が少なくなり
車室スペースを広くすることができる。さらに、変速機
内の各軸も短くなるので、各軸の剛性が高くなり、この
軸上に配設されるギヤの噛合い精度が向上してこのギヤ
からの騒音を低下させるとともに、このギヤの耐久性を
向上させることができる。また、変速機ケースも軸方向
寸法が短くなって剛性が高くなり、この変速機およびこ
れに撃がるパワーラインの騒音・振動を低減させること
もできる。
ると、変速機を車体内に配置する場合に、配置スペース
の余裕が大きく、この配置が容易となり、縦置変速機の
場合には、変速機1裔部の車室内への突出が少なくなり
車室スペースを広くすることができる。さらに、変速機
内の各軸も短くなるので、各軸の剛性が高くなり、この
軸上に配設されるギヤの噛合い精度が向上してこのギヤ
からの騒音を低下させるとともに、このギヤの耐久性を
向上させることができる。また、変速機ケースも軸方向
寸法が短くなって剛性が高くなり、この変速機およびこ
れに撃がるパワーラインの騒音・振動を低減させること
もできる。
第1図は本発明に係る変速機を示す正面概略図、
第2図、第3図は、第1図の変速機を矢印■−■および
lll−1[1に沿って示す断面機略図、第4図は本発
明の異なる例に係る変速機を示す正面概略図、 第5図および第6図は、第4図の変速機を矢印v−■に
沿って示す断面概略図である。 10.10’・・・変速機 12・・・変速機入力軸1
3・・・メインドライブギヤ 21.32,42.52・・・第1カウンタギヤ22.
32.42.52・・・第2カウンタギヤ23.33.
43.53・・・油圧クラッチ14.17・・・メイン
ドリブンギヤ
lll−1[1に沿って示す断面機略図、第4図は本発
明の異なる例に係る変速機を示す正面概略図、 第5図および第6図は、第4図の変速機を矢印v−■に
沿って示す断面概略図である。 10.10’・・・変速機 12・・・変速機入力軸1
3・・・メインドライブギヤ 21.32,42.52・・・第1カウンタギヤ22.
32.42.52・・・第2カウンタギヤ23.33.
43.53・・・油圧クラッチ14.17・・・メイン
ドリブンギヤ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)入力軸に接続されたメインドライブギヤと、このメ
インドライブギヤに噛合する複数の第1カウンタギヤと
、これら複数の第1カウンタギヤにそれぞれ対応して配
設された複数の第2カウンタギヤと、前記第1カウンタ
ギヤおよび前記第2カウンタギヤとの間に配設されて対
応する両ギヤの連結を断接させる複数の係脱手段と、前
記複数の第2カウンタギヤ全てに噛合するとともに出力
軸に接続されたメインドリブンギヤとから構成されたこ
とを特徴とする変速機。 2)前記メインドライブギヤ、前記第1カウンタギヤ、
前記第2カウンタギヤおよび前記メインドリブンギヤが
ともに外歯ギヤであり、前記メインドライブギヤの周り
に前記複数の第1カウンタギヤが配設されて外歯同士の
噛合を行い、前記メイントドリブンギヤの周りに前記複
数の第2カウンタギヤが配設されて外歯同士の噛合を行
うようにしたことを特徴とする請求項第1項記載の変速
機。 3)前記メインドライブギヤ、前記第1カウンタギヤお
よび前記第2カウンタギヤが外歯ギヤで、前記メインド
リブンギヤは内歯を有するリングギヤであり、前記メイ
ンドライブギヤの周りに前記複数の第1カウンタギヤが
配設されて外歯同士の噛合を行い、前記メインドリブン
ギヤの内側に前記第2カウンタギヤが配設されて前記メ
インドリブンギヤの内歯と前記第2カウンタギヤの外歯
とが噛合するように構成されていることを特徴とする請
求項第1項記載の変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP88133871A JPH01303341A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP88133871A JPH01303341A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 変速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01303341A true JPH01303341A (ja) | 1989-12-07 |
Family
ID=15115013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP88133871A Pending JPH01303341A (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01303341A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013516585A (ja) * | 2010-01-04 | 2013-05-13 | フライブリッド オートモーティブ リミテッド | クラッチによって連結されるフライホイール式変速機 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP88133871A patent/JPH01303341A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013516585A (ja) * | 2010-01-04 | 2013-05-13 | フライブリッド オートモーティブ リミテッド | クラッチによって連結されるフライホイール式変速機 |
US9300184B2 (en) | 2010-01-04 | 2016-03-29 | Flybrid Automotive Limited | Clutched flywheel transmission |
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