JPH01301101A - 建築構造物の浮き隙間測定方法 - Google Patents
建築構造物の浮き隙間測定方法Info
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- JPH01301101A JPH01301101A JP13090488A JP13090488A JPH01301101A JP H01301101 A JPH01301101 A JP H01301101A JP 13090488 A JP13090488 A JP 13090488A JP 13090488 A JP13090488 A JP 13090488A JP H01301101 A JPH01301101 A JP H01301101A
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Links
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Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、建築構造物に生じた浮き隙間を測定する方
法に関するものである。
法に関するものである。
建築構造物において、コンクリートの躯体に対して、仕
上材として用いたセメントモルタルやタイルまたはタイ
ルの貼付はモルタルが、収縮や劣化など種々の要因によ
り浮きが発生した場合、浮きによる隙間にエポキン樹脂
やポリマーセメント等の接着剤を注入し、仕上材を固定
する補修工事を行なわなければならない。
上材として用いたセメントモルタルやタイルまたはタイ
ルの貼付はモルタルが、収縮や劣化など種々の要因によ
り浮きが発生した場合、浮きによる隙間にエポキン樹脂
やポリマーセメント等の接着剤を注入し、仕上材を固定
する補修工事を行なわなければならない。
ところで、仕上材の浮きを補修する場合、仕上材として
の本来の性能を保持し、耐久性を確保するには、発生し
た浮きの条件に辰も適した材料および施工方法を選択し
なければならず、従って接着剤を注入する前に、浮きに
よる隙間の大小を正確に把握する必要がある。
の本来の性能を保持し、耐久性を確保するには、発生し
た浮きの条件に辰も適した材料および施工方法を選択し
なければならず、従って接着剤を注入する前に、浮きに
よる隙間の大小を正確に把握する必要がある。
従来、仕上材の浮きによって生じた隙間の大小を測定す
る遊方法としては、テストハンマーの打音により判断す
る方法と音波や光学装置を使用する方法が使用されてい
る。
る遊方法としては、テストハンマーの打音により判断す
る方法と音波や光学装置を使用する方法が使用されてい
る。
ところで、前者のテストハンマーによる打音測定は、熟
練した技術を必要とすると共に、測定誤差の発生が大き
く、隙間の大小を正確に把握することができないという
問題がある。
練した技術を必要とすると共に、測定誤差の発生が大き
く、隙間の大小を正確に把握することができないという
問題がある。
また、後者の音波や光学装置を用いて測定する方法は、
設備費用が極めて高価であると共に、取扱いに熟練した
技術を必要とし、測定の正確さについても難点があると
いう問題がある。
設備費用が極めて高価であると共に、取扱いに熟練した
技術を必要とし、測定の正確さについても難点があると
いう問題がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたものであり、仕上材の浮きによって生した隙間の測
定を、簡単にしかも正確に低コストで行なうことができ
る建築構造物の浮き隙間測定方法を提供することを目的
としている。
れたものであり、仕上材の浮きによって生した隙間の測
定を、簡単にしかも正確に低コストで行なうことができ
る建築構造物の浮き隙間測定方法を提供することを目的
としている。
上記のような課題を解決するため、この発明は、建築構
造物に対して浮き隙間に達する孔を穿設し、支持部材に
取付けた粘性体を上記の孔内に挿入して浮き隙間に押付
け、粘性体に浮き隙間の形状を写し取るようにしたもの
である。
造物に対して浮き隙間に達する孔を穿設し、支持部材に
取付けた粘性体を上記の孔内に挿入して浮き隙間に押付
け、粘性体に浮き隙間の形状を写し取るようにしたもの
である。
建築構造物に対して浮きによる隙間に達する深さの孔を
穿設し、支持部材に取付けた粘性体を孔に挿入し、上記
粘性体を孔の内周面に押し付け、その孔の内周に臨む浮
き隙間の形状をこの粘性体に写し取り、孔の内周から離
して抜取れば、外面からの位置等が実物通りに測定でき
る。
穿設し、支持部材に取付けた粘性体を孔に挿入し、上記
粘性体を孔の内周面に押し付け、その孔の内周に臨む浮
き隙間の形状をこの粘性体に写し取り、孔の内周から離
して抜取れば、外面からの位置等が実物通りに測定でき
る。
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
第1図は、コンクリート躯体1の外装体として用いた石
貼り2の浮きによる隙間3の測定を、また第2図は、外
装材として用いたモルタル4の浮きによる隙間3の測定
を、更に第3図はタイル5及びこれを固定するモルタル
6の浮きによる隙間3.3aの測定を行なう例を示して
おり、ff111定を行なうには、何れの場合も外装材
からコンクリート躯体1に、接着剤の注入孔7を隙間3
.3aと連通するように穿設する。
貼り2の浮きによる隙間3の測定を、また第2図は、外
装材として用いたモルタル4の浮きによる隙間3の測定
を、更に第3図はタイル5及びこれを固定するモルタル
6の浮きによる隙間3.3aの測定を行なう例を示して
おり、ff111定を行なうには、何れの場合も外装材
からコンクリート躯体1に、接着剤の注入孔7を隙間3
.3aと連通するように穿設する。
前記隙間3.3aの形状と大きさを°測定するには、注
入孔7内に挿入することのできる長さと幅を有する支持
部材11と、この支持部材11に取付けて注入孔7内に
挿入する粘性体12を用いて行なわれる。
入孔7内に挿入することのできる長さと幅を有する支持
部材11と、この支持部材11に取付けて注入孔7内に
挿入する粘性体12を用いて行なわれる。
上記支持部材11は、金属、合成樹脂、木材等材質を選
ばないと共に、軸状や帯板状等その形状は任意に選択す
ればよい。
ばないと共に、軸状や帯板状等その形状は任意に選択す
ればよい。
上記粘性体12は、各種粘土やこれに類似するもので、
押付面に対してその形状を写し取ることができるもので
あればよい。
押付面に対してその形状を写し取ることができるもので
あればよい。
隙間の測定を行なうには、先ず支持部材11に対して粘
性体12を注入孔7内に挿入できる程度の直径や断面形
状の棒状や板状に取付け、この粘性体12の測定表面を
平滑面に成形しておく。
性体12を注入孔7内に挿入できる程度の直径や断面形
状の棒状や板状に取付け、この粘性体12の測定表面を
平滑面に成形しておく。
なお、粘性体12の長さは、図示の場合、注入孔7の深
さに見合うように設定したが、支持部材11の先端を基
準として、上記深さよりも長くしてもよく、このように
すると仕上材の外面から隙間3.3aの深さ位置が把握
できる。
さに見合うように設定したが、支持部材11の先端を基
準として、上記深さよりも長くしてもよく、このように
すると仕上材の外面から隙間3.3aの深さ位置が把握
できる。
次に、支持部材11とこれに取付けた粘性体12とを第
1図乃至第3図のように、注入孔7内に挿入し、支持部
材11の先端が注入孔7の内端に当接する状態で、支持
部材11を介して粘性体12を注入孔7の内周面に押し
付ける。
1図乃至第3図のように、注入孔7内に挿入し、支持部
材11の先端が注入孔7の内端に当接する状態で、支持
部材11を介して粘性体12を注入孔7の内周面に押し
付ける。
この粘性体12は、押付けにより、注入孔7の内周面形
状に沿うよう変形し、隙間3.3aに臨む部分は圧力が
加わらないため、隙間3.3a内に突出し、内周面に対
する押付けを解いて引抜くと、粘性体12は注入孔7に
おける内周面の形状を写し取り、隙間3.3aの部分に
対応した部分が隙間3.3aの開口量に一致する形状の
突出部12a、12bとなって現われる。
状に沿うよう変形し、隙間3.3aに臨む部分は圧力が
加わらないため、隙間3.3a内に突出し、内周面に対
する押付けを解いて引抜くと、粘性体12は注入孔7に
おける内周面の形状を写し取り、隙間3.3aの部分に
対応した部分が隙間3.3aの開口量に一致する形状の
突出部12a、12bとなって現われる。
従って、注入孔7から粘性体12を抜取ると、注入孔7
の内周面形状を直接写し取ることができ、粘性体12に
生した突出部12a、12bにより、隙間3.3aの寸
法と外装材表面からの深さ位置等が物差し等で読取るこ
とができ、このような測定条件により、隙間に注入する
接着剤の種類や寸を決定し、第7図に一例として示した
ように、外装材の外面で注入孔7が開口する部分に注入
プラグ21を接着固定し、このプラグ21に注入機器を
接続し、手動又は自動で接着剤を注入すればよく、注入
孔7を介して隙間3.3aに接着剤が充填される。
の内周面形状を直接写し取ることができ、粘性体12に
生した突出部12a、12bにより、隙間3.3aの寸
法と外装材表面からの深さ位置等が物差し等で読取るこ
とができ、このような測定条件により、隙間に注入する
接着剤の種類や寸を決定し、第7図に一例として示した
ように、外装材の外面で注入孔7が開口する部分に注入
プラグ21を接着固定し、このプラグ21に注入機器を
接続し、手動又は自動で接着剤を注入すればよく、注入
孔7を介して隙間3.3aに接着剤が充填される。
以上のように、この発明によると、支持部材に取付けた
粘性体を孔内に踵人し、外装材の浮きによって生した隙
間の形状や大きさ及び位置を粘性体に写し取るようにし
たので、建築構造物に生したI′7き隙間を直接写し取
ることができ、隙間の測定が正確に行なえ、隙間に注入
する接着剤の種類やVの選択が隙間の条件に対応して最
適なものを選べる。
粘性体を孔内に踵人し、外装材の浮きによって生した隙
間の形状や大きさ及び位置を粘性体に写し取るようにし
たので、建築構造物に生したI′7き隙間を直接写し取
ることができ、隙間の測定が正確に行なえ、隙間に注入
する接着剤の種類やVの選択が隙間の条件に対応して最
適なものを選べる。
また、支持部材と粘性体を用いるだけであるため、極め
そ低コストで隙間の測定が高精度に行なえることになり
、測定に特別な技術も必要としないという効果がある。
そ低コストで隙間の測定が高精度に行なえることになり
、測定に特別な技術も必要としないという効果がある。
第1図乃至第3図は浮き隙間の測定方法を示す異なった
側の断面図、第4図乃至第6図は測定結果の状態を示す
説明図、第7図は接着剤注入時の状態を示す断面図であ
る。 1・・・・・・コンクリートIll、 3・・・・・・隙間、 7・・・・・・注入孔
、11・・・・・・支持部材、 12・・・・・・
粘性体。
側の断面図、第4図乃至第6図は測定結果の状態を示す
説明図、第7図は接着剤注入時の状態を示す断面図であ
る。 1・・・・・・コンクリートIll、 3・・・・・・隙間、 7・・・・・・注入孔
、11・・・・・・支持部材、 12・・・・・・
粘性体。
Claims (1)
- (1)建築構造物に対して浮き隙間に達する孔を穿設し
、支持部材に取付けた粘性体を上記の孔内に挿入して浮
き隙間に押付け、粘性体に浮き隙間の形状を写し取るこ
とを特徴とする建築構造物の浮き隙間測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13090488A JPH01301101A (ja) | 1988-05-28 | 1988-05-28 | 建築構造物の浮き隙間測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13090488A JPH01301101A (ja) | 1988-05-28 | 1988-05-28 | 建築構造物の浮き隙間測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01301101A true JPH01301101A (ja) | 1989-12-05 |
Family
ID=15045445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13090488A Pending JPH01301101A (ja) | 1988-05-28 | 1988-05-28 | 建築構造物の浮き隙間測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01301101A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5585201A (en) * | 1978-12-22 | 1980-06-27 | Toyota Auto Body Co Ltd | Adjustment of clearance between two objects facing each other |
JPS59195105A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-06 | Dowa Koei Kk | ボアホ−ル壁面の亀裂測定方法並びにその装置 |
-
1988
- 1988-05-28 JP JP13090488A patent/JPH01301101A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5585201A (en) * | 1978-12-22 | 1980-06-27 | Toyota Auto Body Co Ltd | Adjustment of clearance between two objects facing each other |
JPS59195105A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-06 | Dowa Koei Kk | ボアホ−ル壁面の亀裂測定方法並びにその装置 |
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