JPH01301020A - 金型の修理方法 - Google Patents

金型の修理方法

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JPH01301020A
JPH01301020A JP12924988A JP12924988A JPH01301020A JP H01301020 A JPH01301020 A JP H01301020A JP 12924988 A JP12924988 A JP 12924988A JP 12924988 A JP12924988 A JP 12924988A JP H01301020 A JPH01301020 A JP H01301020A
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Japan
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mold
block
cooling water
screw hole
cut
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JP12924988A
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Shigeo Oki
大木 重男
Kazuo Tawara
俵 和生
Hirotaka Futayama
二山 大荘
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Hiroshima Aluminum Industry Co Ltd
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Hiroshima Aluminum Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、冷却水金具を差し込んで冷却が行われる金型
において、その型面側の上記冷却水金具の差し込み部付
近に型割れが発生した場合の修理方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、鋳造用等の金型においては、焼付けを防止するた
めに、金型の裏面側に差込み穴を形成し、該差込み穴に
冷却水金具を差し込んで冷却を行っている。
ところで、上記金型の型面側の差込み穴付近に型割れが
発生した場合、その型割れ箇所に水洩れが生じて鋳造不
能になる。この場合の修理方法としては、金型の型割れ
部分を型面側から裏面側までを削りとって開口部を形成
し、開口部に別に作製したブロックを嵌込んで固定する
という方法が一般に採られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の修理方法では、金型の削取り
部分が型割れ部分に比してかなり大きくなることが避け
られないため、型割れ部分(差込み穴)の近傍に押し出
し孔や植込みビン等がある場合、それらとの干渉を避け
て金型を削り取って開口部を形成することが困難で適用
不能な場合がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、上述の如きブロックの固定を、従来
の嵌込み方式の代りにボルト止め方式を用いることによ
り、金型の削取り部分を型割れの最少限の部分に限定し
て、型割れ部分の近傍に押し出し孔や植込みビン等があ
る場合にも適用し得る金型の修理方法を提供せんとする
ものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、冷却水
金具を差し込んで冷却が行われる金型において、その型
面側の上記冷却水金具の差し込み部付近に型割れが発生
した場合の修理方法として、次のような構成とする。
すなわち、上記金型の型面側の型割れ部分を削り取るこ
と、該削取り部分の形状に対応したブロックを作製する
こと、上記冷却水金具が挿入可能な中空部を有する止め
ボルトを作製すること、該止めボルトに螺合可能なネジ
穴を上記ブロックに形成すること、および上記ブロック
を金型の削取り部分に嵌込みかつ該ブロックのネジ穴に
上記止めボルトを螺合せしめてブロックを金型に固定す
ることからなる構成とするものである。
(作用) 上記の構成により、本発明では、金型の型割れ部分を削
取り、該削取り部分にブロックを嵌込むに当り、該ブロ
ックは止めボルトとの螺合によって固定されるので、そ
の大きさは、従来の嵌込み固定方式の如く型面側から裏
面側に亘って嵌込むような大きなものにする必要はなく
、型面側の型割れ部分のみに限定することができる。こ
のため、金型の型割れ部分の近傍に押出し孔や植込みピ
ンがある場合でも、これらと干渉することなく型割れ部
分の削取りを比較的容易に行うことができる。
一方、修理後の金型においては、上記ブロックを固定す
る止めボルトの中空部内に冷却水金具を差込んで冷却水
を循環させられ、これにより、該止めボルトを介して金
型およびブロックの冷却を行うことができるとともに、
ブロックの嵌込み分等からの水洩れを防止することがで
きる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を用いながら説明する。
第2図において、1はホルダ2上に設けられた鋳造用の
中子金型であって、該中子金型1の型面突出部1aに対
応してホルダ2を貫通して中子金型1の型面lb側にま
で延びる差込み穴3が形成され、該差込み六3内には冷
却水金具4が差し込まれている。上記冷却水金具4は、
第3図(a)および(b)にも示すように、導入管5と
該導入管5の外周に嵌装された排出管6とからなり、導
入管5の導入口5aより冷却水を中子金型1の差込み穴
3内に導入して金型1を冷却する一方、この差込み六3
内の冷却水を導入管5の外周面と排出管6の内周面との
間の隙間を通して排出管6の排出口6aから排出するよ
うになっている。7は中子金型1の型面突出部1a近傍
に設けられた植込みピンである。
そして、上記中子金型1の型面突出部1aっまり冷却水
金具4が差込まれる部位に型割れ10が生じた場合、冷
却水金具4により導入された冷却水がその型割れ10を
通して洩れ、鋳造が不能になる。尚、この型面突出部1
aで発生する型割れ10は、第1図に示すように、応力
集中が生じる型面突出部1aの基端側でかつ内方に略4
5°の角度でもって伸びるのが一般的である。本発明の
一実施例は、この中子金型1の型割れ10を修理する場
合に適用したものである。
すなわち、修理方法としては、先ず初めに、冷却水金具
4を取り除いた後、中子金型1に対して、その型割れ1
0を囲む型面突出部1aを除去するように、第2図の仮
想線9に沿って削り取り加工を施す。この際、削り取る
部分は、型割れ10側たる型面lb側の部分だけでよく
、従来の如く金型1を型面1b側から裏面(ホルダ2と
接する面)側までを貫通して切除する必要はない。この
ため、型割れ10部分の近傍に植込みピン7がある場合
でも、この植込みピン7の影響をほとんど受けることな
く金型1の削取りを比較的に容易に行うことができる。
つまり、植込みピン7は、その大径部たる頭部7aが裏
面側に位置して設けられているため、金型1の裏面側ま
で削り取る場合は植込みピン7の頭部7aとの干渉が問
題と°なるが、金型1の型面lb側だけを削り取る場合
はこのような干渉があまり問題にならないからである。
次いで、第1図(a)に示すように、上述の如く中子金
型1から削り取った部分の形状に対応したブロック15
を、削取り部分を利用した形作り等により製作する。ま
た、第1図(b)に示すような止めボルト16を予め作
製し用意しておく。
該止めボルト16は、その軸部16b先端にネジ部16
cが形成されているとともに、頭部16aから軸部16
bにかけて冷却水金具4の先端部分が挿入可能な中空部
16dが形成されてなる。
続いて、上記ブロック15に対して、上記止めボルト1
6のネジ部16cと螺合可能なネジ穴17を形成する。
また、中子金型1に対して、上記止めボルト16がその
差込み穴3に嵌り込むように該差込み穴3の径を拡げる
拡径加工をする。尚、この拡径加工は、差込み穴3が予
め太き目に設定されている場合には省略することができ
る。
しかる後、第1図(C)に示すように、上記ブロック1
5を中子金型1の削取り空間部18に嵌込む一方、上記
止めボルト16を中子金型1の拡、径された差込み穴3
に挿入しかつ該止めボルト16のネジ部16cをブロッ
ク15のネジ穴17と螺合締結することにより、ブロッ
ク15を中子金型1に固定する。以上によって、中子金
型1の型割れの修理が終了する。
そして、このように修理された中子金型1においては、
止めボルト16の中空部16d内に冷却水金具4を差込
んで冷却水を循環させた場合、その冷却水は、止めボル
ト16により中子金型1とブロック15との間の隙間等
に浸入しないようになっているので、水洩れを生じるこ
となく、ブロック15および中子金型1の冷却により焼
付けを有効に防止することができる。
尚、上記実施例では、本発明を、鋳造用の中子金型1の
修理方法に適用した場合について述べたが、この場合に
限らず、冷却水金具を差し込んで冷却が行われる金型に
おいて、その型割れが発生した場合の修理方法に適用す
ることができる。
(発明の効果) 以上の如く、本発明における金型の修理方法によれば、
金型の型割れで削り取るべき部分ないしその削り取り部
分に嵌込むべきブロックの大きさを可及的に小さくする
ことができるので、型割れの近傍に押出し孔や植込みピ
ン等がある場合でも容易に適用することができ、また、
修理後金型およびブロックの冷却を、水洩れを生じるこ
となく有効に行うことができ、汎用性および実用性に優
れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は修理方法
を示す工程図、第2図は修理前の状態を示す断面図、第
3図は冷却水金具の分解側面図である。 1・・・中子金型、4・・・冷却水金具、10・・・型
割れ、15・・・ブロック、16・・・止めボルト、1
7・・・ネジ穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷却水金具を差し込んで冷却が行われる金型にお
    いて、その型面側の上記冷却水金具の差し込み部付近に
    型割れが発生した場合の修理方法であって、 上記金型の型面側の型割れ部分を削り取ること、 該削取り部分の形状に対応したブロックを作製すること
    、 上記冷却水金具が挿入可能な中空部を有する止めボルト
    を作製すること、 該止めボルトに螺合可能なネジ穴を上記ブロックに形成
    すること、 上記ブロックを金型の削取り部分に嵌込みかつ該ブロッ
    クのネジ穴に上記止めボルトを螺合せしめてブロックを
    金型に固定すること、 からなることを特徴とする金型の修理方法。
JP12924988A 1988-05-26 1988-05-26 金型の修理方法 Expired - Lifetime JPH0710463B2 (ja)

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JP12924988A JPH0710463B2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 金型の修理方法

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Publication Number Publication Date
JPH01301020A true JPH01301020A (ja) 1989-12-05
JPH0710463B2 JPH0710463B2 (ja) 1995-02-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109590671A (zh) * 2019-01-07 2019-04-09 浙江翰德圣智能再制造技术有限公司 一种铸件裂纹的非焊接修复工艺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109590671A (zh) * 2019-01-07 2019-04-09 浙江翰德圣智能再制造技术有限公司 一种铸件裂纹的非焊接修复工艺

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