JPH01300839A

JPH01300839A - 連続式回転すり込み装置

Info

Publication number: JPH01300839A
Application number: JP13208188A
Authority: JP
Inventors: Fumihiko Masuda; 文彦増田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-05-30
Filing date: 1988-05-30
Publication date: 1989-12-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は連続式回転すり込み装置に係り、詳しくは、連
続若しくは間欠的に移動する移動帯の上に、菓子生地を
すり込んで円滑に移動帯上に所望の形に成型する回転す
り込み装置に係る。

従来の技術従来から、連続的に移動し無終端状に連結した移動帯、
例えば帯状鋼等の上に菓子生地等（以下、単に生地とす
る。）を供給し、この生地が連続的に移動する間に焼成
されて、カステラ、スポンジケーキ、クツキーその他の
菓子を製造することが行なわれている。この製造装置は
、所要中の移動帯の全中にわたって生地を供給し。

移動の間に、生地を焼き上げて菓子をつくるものである
。しかし、移動帯上で所望形状に生地を供給し、成型す
る場合には、ベースが移動帯で連続的に移動するため、
従来例の如く、打抜かれた抜き型を用いて生地を連続的
に成型することがきわめてむづかしい。

すなわら、連続的に移動する移動帯上で成型するときに
は、生地の成型を移動帯の移動に合せて行なう必要があ
る。このため、従来例の如く、固定した抜き型によって
成型ザる場合には、生地が成形後直ちに移動しかつ焼成
されることもあって、型抜き作業がきわめてはん雑にな
り、成型を行なっても、平均な厚みを持って所要形状に
成型するのはほとんど不可能に近い。

このところから、本発明者は、先に、特公昭６０−５８
９３６号として、連続的に移動する移動帯上で生地を所
望形状に成型する成型供給装置な提案した。この成型供
給装置においては、第３図に示す通り、連続的に移動す
る移動帯１の表面に型板３を当接し、この型板３には複
数個の抜き型２を形成し、しかも、型板３を昇降自在に
構成する。型板３は移動帯１の移動速度と略々同速度で
移動する。型板３上には押込板４を設け、押込板４の先
端４ａは型板３上に接触させる一方、後９ｉ４ｂは上向
きに傾斜させ、更に、押込板４上には隔壁５ならびに上
蓋６で仕切って貯蔵室７を形成する。このため、生地の
成型時には、例えば一対のフィードローラ（図示せず）
を経て生地は貯蔵室７に供給され、押込板４は型板３に
対して摺動するために、生地は型板３の各抜き型２の中
に入る。また、押込板４の先端が型板３の表面に接触し
ているために、抜き型２内の生地は押込板４の先端によ
ってすり込まれる。すり込後は、押込板４は早戻り機構
（図示せず）によって元の位置【戻り、これに併せて型
板３が上昇するため、移動帯１の上には、生地が抜き型
２で形づけられて残る。

しかし、以上の通りに構成される成型供給装置は、移動
帯上に生地をすり込み成型できる利点を待つが、個々の
構成部材の運動が、例えば平面運動と昇降運動とが組み
合わせの如く、きわめて複雑で、構造的に大型化し、更
に、すり込み速度を高めることが極めて難かしい。

発明が解決しようとする課題本発明は上記欠点の解決を目的とし、具体的には、従来
例では、連続的若しくは間欠的に移動する移動帯の上に
直接生地を供給しかつ成型することができないこと、更
に、先に提案した成型供給装置によってこのところが解
決されても、構造の大型化、機構の複雑化等の問題が残
るほか、高速化ができないこと等の課題を解決すること
を目的とする。

課題を解決するための手段すなわち１本発明に係るすり込み装置は、連続的若しく
は間欠的に移動する移動帯の上に、円筒状成型体を回転
自在に配置し、この円筒状成型体の円周方向に沿って成
形型を設ける一方、前記円筒状成型体の内部に固定軸を
興通し、更にこの固定軸にはすり込み部材を取付け、す
り込み部材の先端を前記円筒状成型体の内壁面に当接さ
せて成ることを特徴とする。

そこで、これら手段たる構成について、第１図ならびに
第２図によって更に詳しく説明すると、次の通りである
。

なお、第１図は本発明の一つの実施例に係るすり込み装
置の横断面図であり、第２図はその縦断面図である。

まず、第１図ならびに第２図において、符号１０は移動
帯を示し、この移動帯１０は従来例と同様に構成され、
第１図で矢印方向に示す如く、連続的若しくは間欠的に
移動し、順次に生地を送る。移動帯１０は、通常、帯状
の鋼板、合成樹脂のシート材などからベルト状、つまり
、無終端状に構成する。従って、移動帯１０は一端の送
りローラ（図示せず）を駆動すると、間欠的にも連続的
にも送られる。

この移動帯１０の上には、円筒状成型体１１（以下、単
に円筒体１１という。）を配置し、円筒体１１の外周面
の一部は移動帯１０の表面に接触させ、更に、円周方向
に沿って抜き型として成形型１２を設ける。これら成形
型の形状は後述の如（生地を成形すべき形状に基づいて
構成し、周壁を打ち抜いて抜き型として構成する。この
ため、後述の如く、円筒体１１の内部に生地が供給され
ると、その生地は各成形型１２の中に入り、それがすり
込まれて、移動帯１０の上に生地が所望形状に成形され
た状態で供給される。

次に、円筒体１１はシリンダ部１３、鏡板１４、内歯車
１５ならびに駆動歯車１６から構成し、その軸線方向に
沿って、固定軸１７を設ける。すなわち、シリンダ部１
３０両端は一対の鏡板１４で閉塞し、その間にはシール
材１８を介在させて密封する。

また、固定軸１７に対して両端の鏡板１４は回転自在に
構成し、円筒体１１は固定軸１７の周りで回転できるよ
うにする。固定軸１７は口字状の支承部１９で受け、こ
の場合、固定軸１７の外周面の一部をフラットにし、こ
のフラット面を介して固定軸１７を支承部１９に嵌合固
定する。

なお、円筒体１１の駆動はいずれのａｍによっても達成
できるが、第１図に示す如く、シリンダ部１３の両端の
内面に内歯車１５を設け、内歯車１５に駆動歯車１６を
かみ合せて、円筒体１１を回転させることができる。ま
た、生地はいずれの手段によっても供給できるが、通常
は、鏡板１４の一部に供給口２０を設け、供給口２０か
ら生地を連続的に供給する。

次に、支承部１９の下部にすり込み部材２１を下向きに
突設する。すり込み部材２１は後記の如く生地を成形型
１２にすり込むと同時に、円筒体１１の端部に堆積する
生地を送り出すものであって、口の目的から弾性若しく
は弾力性のあるものから構成する。すなわち、すり込み
部材２１を合成樹脂、金属のバネ材、ゴムなどから構成
し、すり込み部材２１の先端を円筒体１１の内周面に接
触させる。このように構成すると、すり込み部材２１の
先端が当接したときに、しなり、その弾性力によって生
地がすり込まれると同時に、プツトスペースの堆積生地
が送り出される。

また、円筒体１１の外周面の少なくとも一部をおおうよ
うに受け扱２２を設けて、内部注入貯蔵された生地を受
け板２２によっておさえる。受け板２２の一端２２ａは
回転自在に支持し、しかも、円筒体１１の外周面になら
って彎曲し、内部から成形型１２を通って生地が外部に
露出しないようにする。

また、生地の成形後、円筒体１１の外周の一部に生地が
付着して残り、この生地が受け板２２と円筒体１１の外
周面との間に詰り、生地の成形精度が失なわれることが
ある。このため、受け板２２に先立ってスクレーバ２３
を設けて、スクレーバ２３の一端を円筒体１１の外周面
に接触させる。

作　　　用以上の通りに、本発明に係るすり込み装置は構成される
が、その作用について使用態様を通じて説明すると、次
の通りである。

まず、第１図に示す如（、移動帯１０を連続的若しくは
間欠的に移動させる一方、円筒体１１を内歯車１５なら
びに駆動歯車１６によって固定軸１７の周りで反時針方
向に回転させ、生地２４を鏡板１４に設けられた供給口
２０から内部に連続的に供給する。菓子生地は円筒体１
１の内部において、生地２４は回転とともに送られて各
成形型１２の中に入る。成形型１２が移動帯１０に接触
するとき又はその寸前において、すり込み部材２１によ
ってすり込まれ、移動帯１０の上に所望形状の成型生地
２５が成形される。その後、円筒体１１は回転す　ンる
一方、移動帯１０は矢印方向に移動するため、両者はは
なれ、成型生地２５からの離形が行なわれ、連続的なす
り込みが達成できる。

〈発明の効果〉以上詳しく説明した通り、本発明に係るすり込み装置は
、連続的若しくは間欠的に移動する移動帯の上に円筒体
を回転自在に配置し、この円筒体の円周方向に沿って成
形型を設ける一方、円筒体の内部に固定軸を興通し、更
にこの固定軸にはすり込み部材を取付け、すり込み部材
の先端を円筒体の内壁面に当接させて成るものである。

また、円筒体の外周面に沿って受け板を設け、更に、円
筒体の外周面に先端が接触するスクレーバを設ける。

従って、連続的若しくは間欠的に移動する移動帯の上に
直接生地を供給しかつ成型することができ、更に、構造
が小型化、機構がコンパクトになり、回転式であるため
に高速化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一つの実施例に係るすり込み８ｉ置の
横断面図、第２図はその縦断面図、第３図は従来例に係
るすり込み装置の斜視図である。符号１０・・・・・・移動帯　　　　１１・・・・・・
円筒状成型体１２・・・・・・成形型　　　　１７・・
・・・・固定軸２０・・・・・・供給口　　　　２１・
・・・・・すり込み部材２２・・・・・・受け板　　　
　２４・・・・・・生地２５・・・・・・成型生地特許出願人　増　　１）　文　　彦代　理　人　弁理士　松　下　義　勝弁護士　　副　　島　　文　　雄第１図１０沖勤卆第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】１）連続的若しくは間欠的に移動する移動帯の上に、円
筒状成型体を回転自在に配置し、この円筒状成型体の円
周方向に沿つて成形型を設ける一方、前記円筒状成型体
の内部に固定軸を目通し、更にこの固定軸にはすり込み
部材を取付け、すり込み部材の先端を前記円筒状成型体
の内壁面に当接させて成ることを特徴とする連続式回転
すり込み装置。２）前記円筒状成型体の外周面の少なくとも一部に沿つ
て受け板を設けて成ることを特徴とする請求項１記載の
連続式回転すり込み装置。３）前記円筒状成型体の外周面に先端が接触するスクレ
ーバを設けて成ることを特徴とする請求項１または２記
載の連続式回転すり込み装置。