JPH01300124A - 焙焼器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スライスパン或いはピザパイなどの焼成に用
いられる焙焼器に関するものである。

従来の技術 従来、この種焙焼器としては、オーブントースターおよ
びトースターが一般に知られている。

周知のごとく、オーブントースターは、扉によって前方
が開閉される焙焼庫内の上下にヒーターを設けた構成と
なっており、またトースターは上方に開口部を有する焙
焼室の対向面にヒーターをそれぞれ配設した構成を採っ
ている。

発明が解決しようとする課題 ところで、オーブントースタ−は、被焙焼物を横置きに
して上、下両面から加熱するため、スライスパンの焼成
とともに、ピザパイなどの焼成にも活用できるが、反面
焙焼庫の内容積、その他の要素から被焙焼物からの水分
が逃げやすく、例えば、スライスパンの焼成では、ふっ
くらとおいしく焼上げることができなかった。またトー
スターにあっては、その焙焼対象がスライスパンのみと
なるところから用途面で制約され、活用度が低いものと
なる問題があった。

本発明は′このような従来の課題を解決したもので、そ
の目的の１つは、１台の焙焼器でスライスパンはもとよ
りピザパイなどもおいしく、効率的に焼上げられるよう
にしたところにあり、他の１つは、菓子パンなどの再加
熱をも可能としたところにある。

課題を解決するための手段 上記目的達成のために本発明の第１の手段は、基台に略
偏平箱状の焙焼ケースを回動自在に取付け、この焙焼ケ
ースは、一面に開口部を有し、かつ少なくとも１対の対
向面にヒーターを設けた焙焼室を形成し、また第２の手
段は、この焙焼ケースを１対の分割ケース部材で構成す
るとともに、一方の分割ケース部材に対して他方の分割
ケース部材が拡開されるように連結した□ものである。

作　　　用 上記第１の手段において、スライスパンを焙焼する際に
は開口部が上向きとなるように焙焼ケースを略直立させ
る。したがって、上記スライスパンは１対のヒーターで
左右両面から均等に加熱され、焼き上げられる。またピ
ザパイを焼く場合は、開口部が水平方向となるごとく焙
焼ケースを横向きに方向転換する。これにより、ピザパ
イはヒーターを介して上下両面から加熱されるとともに
、上に載せたバターなどが落下することもない。

次に第２の手段において、一方の分割ケース部材を水平
にして他方の分割ケース部材を上方へ拡開させることに
より、上記水平部位にある分割ケース上であんパンなど
菓子パンの再加熱ができる。

実施例 以下その実施例を添付図面とともに説明する。

第１図、第２図において、タイマー、温度調整回路など
を内蔵した略Ｕ字状の基台１は、その底面に複数の脚２
を、−側面に調整つまみ３をそれぞれ有する。

略偏平箱状の焙焼ケース４は、短片側の両側面が支軸６
を介して基台１に枢支され、垂直方向から水平方向まで
回動できるようにしである。さらに述べると、焙焼ケー
ス４の垂直状態は、支軸５の周面に設けられ、バネ６を
介して外方へ付勢したポール７を基台１の凹部８に係合
させることによって、また水平状態は、焙焼ケース４の
一面と基台１の上面とを当接させることによってそれぞ
れ保持されるようにしである。

上記焙焼ケース４は、その垂直状態下で上方へ開放する
開口部９をもつ焙焼室１０を備え、その１対の対向面に
は面状のヒーター１１が配設しである。

上記の構成において、スライスパンの焼成の場合は、焙
焼ケース４を垂直としておく。したがって、このスライ
スパンはヒーター１１でその両面から均等に加熱される
。

もちろん、このとき、ヒーター１１はスライスパンに近
接し、しかも水分の発散もおさえられるので、効率よく
、ふっくらと焼き上げることができる。

次にピザパイなどを焼く場合は、焙焼ケース４を横向き
にして使用する。したがって、上にあるバターなどが落
下することがない。

第３図、第４図は他の実施例を示し、前実施例と異なる
部分について説明する。

焙焼ケース４は前、後１対の分割ケース部材４ａ。

４ｂにより構成されている。そして前方の分割ケース部
材４ａは支軸５を介して基台１に対して枢支され、また
後方の分割ケース部材４ｂはその底部がヒンジ１２によ
って前方の分割ケース部材４ａの底部に連結され、同前
方分割ケース部材４ａに対して拡開できるようにしであ
る。

１３．１４は磁石と磁性板などからなる分割ケース部材
４ａ、＋ｂの結合手段、１５．１６はヒーター１１の切
替スイッチである。なお、後方分割ケース部材４ｂの拡
開状態は支軸５の端面に設けられ、かつバネ１７で付勢
したボール１８をその外側面の凹部（図示せず）に係合
させることによって保持される。

上記の構成において、結合手段１３．１４を介して両分
割ケース部材ａａ、ａｂを結合しておけば、前実施例と
同様の使用ができる。ここで、前部分割ケース部材４ａ
を水平とし、後方分割ケース部材ａｂｆ傾斜状態に拡開
するとともに、前方分割ケース部材４ａ側のヒーター１
１のみに通電すれば、あんパンのような菓子パンを温め
ることができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、スライスパンからピザパ
イなどまで効率よく、しかもおいしく焼き上げることが
できるとともに、小型、コンパクトな器具を提供できる
ものである。また場合によっては菓子パンなどの再加熱
にも活用できるなど、焙焼器としての用途を拡大し得る
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す断面図、第２図は斜視図
、第３図は他の実施例を示す斜視図、第４図は要部斜視
図である。 １・・・・・・基台、４・・・・・・焙焼ケース、４ａ
、＋ｂ・・・・・・分割ケース部材、９・・・・・・開
口部、１０・・・・・・焙焼室、１１・・・・・・ヒー
ター。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１−
基台 ４・−ｒ＃境ケース ＩＩ　１１！ｉ！！　　　　　　　　　？−−間口祁と １２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）基台に略偏平箱状の焙焼ケースを回動自在に取付
   け、この焙焼ケースには、一面に開口部を有し、かつ少
   なくとも１対の対向面にヒーターを設けた焙焼室を形成
   した焙焼器。
2. （２）焙焼ケースを１対の分割ケース部材で構成すると
   ともに、一方の分割ケース部材に対して他方の分割ケー
   ス部材が拡開されるように連結した請求項１記載の焙焼
   器。