JPH01300044A - スラストリバーサ - Google Patents
スラストリバーサInfo
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- JPH01300044A JPH01300044A JP1074147A JP7414789A JPH01300044A JP H01300044 A JPH01300044 A JP H01300044A JP 1074147 A JP1074147 A JP 1074147A JP 7414789 A JP7414789 A JP 7414789A JP H01300044 A JPH01300044 A JP H01300044A
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- fairing
- pit cover
- lamp
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- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02K—JET-PROPULSION PLANTS
- F02K1/00—Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
- F02K1/54—Nozzles having means for reversing jet thrust
- F02K1/64—Reversing fan flow
- F02K1/70—Reversing fan flow using thrust reverser flaps or doors mounted on the fan housing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/60—Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は、航空機用ガスタービンエンジン、特に、外
壁またはナセルとコアエンジンの中心本体との間にバイ
パスダクトを有し、スラスト反転のために空気をバイパ
スダクトからそらせるブロッカやドアを有するガスター
ビンエンジンに関する。
壁またはナセルとコアエンジンの中心本体との間にバイ
パスダクトを有し、スラスト反転のために空気をバイパ
スダクトからそらせるブロッカやドアを有するガスター
ビンエンジンに関する。
従来の技術
高バイパス比ターボファンエンジン用の従来スラスト反
転位置(逆推力装置)は、スラストリバーサを使用しな
いとき、すなわちエンジンの平常運転時に、ブロッカド
アで開口を覆うカスケード構造を採用している。このよ
うな従来のスラストリバーサには重量が重すぎるという
欠点がある。
転位置(逆推力装置)は、スラストリバーサを使用しな
いとき、すなわちエンジンの平常運転時に、ブロッカド
アで開口を覆うカスケード構造を採用している。このよ
うな従来のスラストリバーサには重量が重すぎるという
欠点がある。
効率を改善し、平常位置とスラスト反転位置とのブロッ
カドアの移動を容易にするために、スラスト反転用に軽
量のブロッカドアを用いることによりこの欠点を克服す
ることが追求されている。残念なことに、このようなブ
ロッカドアは上述した当初の目的を達成するものの。別
の欠点が出てしまう。特に、軽量のブロッカドアを用い
ると、その内側表面にピット(くぼみ)ができ、これが
平常運転時に排気ガス流路の圧力降下の原因となり、そ
の結果燃料消費率の低下をきたす。さらに、このピット
区域に発生する乱流が潜在的な騒音源となり、このこと
は現代の航空機エンジンに望まれる目的の一つ、すなわ
ちエンジン騒音の低下という目的に反する。
カドアの移動を容易にするために、スラスト反転用に軽
量のブロッカドアを用いることによりこの欠点を克服す
ることが追求されている。残念なことに、このようなブ
ロッカドアは上述した当初の目的を達成するものの。別
の欠点が出てしまう。特に、軽量のブロッカドアを用い
ると、その内側表面にピット(くぼみ)ができ、これが
平常運転時に排気ガス流路の圧力降下の原因となり、そ
の結果燃料消費率の低下をきたす。さらに、このピット
区域に発生する乱流が潜在的な騒音源となり、このこと
は現代の航空機エンジンに望まれる目的の一つ、すなわ
ちエンジン騒音の低下という目的に反する。
この発明は、このような軽量ブロッカドアの利点を維持
したまま、上述したピットの欠点をなくすために、ブロ
ッカドアがエンジンの平常運転時、すなわち正のスラス
トが望ましいときに占める位置にあるときピットを自動
的に覆う機構を設ける。
したまま、上述したピットの欠点をなくすために、ブロ
ッカドアがエンジンの平常運転時、すなわち正のスラス
トが望ましいときに占める位置にあるときピットを自動
的に覆う機構を設ける。
この効果は、ブロッカドアの望ましい軽量構造を犠牲に
することなく、平常位置とスラスト反転位置との間のブ
ロッカドアの効率的移動に支障をきたすことなく、ある
いはスラスト反転運転時にブロッカドアに沿って流れる
空気流を有意に減じることなく、達成される。
することなく、平常位置とスラスト反転位置との間のブ
ロッカドアの効率的移動に支障をきたすことなく、ある
いはスラスト反転運転時にブロッカドアに沿って流れる
空気流を有意に減じることなく、達成される。
発明の要旨
したがって、この発明の目的は、スラスト反転のために
軽量のブロッカ・ドアを用いるガスタービンエンジン用
のスラストリバーサにおいて、このような軽量ブロッカ
ドアがエンジンの平常運転に対応する位置にあるとき、
ブロッカドアに存在するピットを覆う構造を設け、これ
により平常運転時のバイパスダクトにおける圧力降下を
最小限に抑えるとともに、燃料消費率を改善するスラス
ト・リバーサを提供することにある。
軽量のブロッカ・ドアを用いるガスタービンエンジン用
のスラストリバーサにおいて、このような軽量ブロッカ
ドアがエンジンの平常運転に対応する位置にあるとき、
ブロッカドアに存在するピットを覆う構造を設け、これ
により平常運転時のバイパスダクトにおける圧力降下を
最小限に抑えるとともに、燃料消費率を改善するスラス
ト・リバーサを提供することにある。
この発明によれば、外壁またはナセルとコアエンジンの
中心本体との間にバイパスダクトを画定した形式のガス
タービンエンジン用のスラストリバーサが提供される。
中心本体との間にバイパスダクトを画定した形式のガス
タービンエンジン用のスラストリバーサが提供される。
このスラストリバーサは、複数個の円周方向に配置され
たブロッカドアを備え、各ブロッカドアは外壁の近くに
回転可能に装着され、上記外壁とほぼ平面に並ぶ平常位
置と、ブロッカドアがバイパスダクトを横断するスラス
ト反転位置との間で移動できる。ブロッカドアは、スラ
スト反転運転時にバイパスダクト空気を通過させる外壁
の開口付近に回転可能に装着される。
たブロッカドアを備え、各ブロッカドアは外壁の近くに
回転可能に装着され、上記外壁とほぼ平面に並ぶ平常位
置と、ブロッカドアがバイパスダクトを横断するスラス
ト反転位置との間で移動できる。ブロッカドアは、スラ
スト反転運転時にバイパスダクト空気を通過させる外壁
の開口付近に回転可能に装着される。
ブロッカドアは軽量構造のものであるので、エンジンの
平常運転時に、その内側部分、すなわちバイパスダクト
に対向する部分にピットを含む。これらのピットまたは
くぼみは、平常運転時にバイパスダクトに望ましくない
圧力降下をもたらし、また平常運転時に潜在的な騒音源
となるので、不利である。この発明によれば、平常運転
時にピットを自動的に覆う遮蔽手段を設け、これにより
バイパスダクトに乱流のない滑らかな空気流が流れるよ
うにする。このことは、構造全体に有意な重量を付加す
ることなく達成できる。
平常運転時に、その内側部分、すなわちバイパスダクト
に対向する部分にピットを含む。これらのピットまたは
くぼみは、平常運転時にバイパスダクトに望ましくない
圧力降下をもたらし、また平常運転時に潜在的な騒音源
となるので、不利である。この発明によれば、平常運転
時にピットを自動的に覆う遮蔽手段を設け、これにより
バイパスダクトに乱流のない滑らかな空気流が流れるよ
うにする。このことは、構造全体に有意な重量を付加す
ることなく達成できる。
この発明の1実施態様では、ピットカバーがブロッカド
アに回転自在に装着され、エンジンの平常運転時にブロ
ッカドアが占める位置にプロッカドアがあるときランプ
フェアリングの端部に係合するよう付勢されている。ス
ラスト反転の際には、ピットカバーをブロッカドアとと
もに外方にかつランプフェアリングから遠去かる方向へ
移動して、外壁の開口を通過するスラスト反転空気の流
れを何ら妨害しないようにする。スラスト反転運転時に
ブロッカドアの表面に流れるスラスト反転空気の流れは
、ピットカバーを上述した付勢力に抗してブロッカドア
に押しつける。
アに回転自在に装着され、エンジンの平常運転時にブロ
ッカドアが占める位置にプロッカドアがあるときランプ
フェアリングの端部に係合するよう付勢されている。ス
ラスト反転の際には、ピットカバーをブロッカドアとと
もに外方にかつランプフェアリングから遠去かる方向へ
移動して、外壁の開口を通過するスラスト反転空気の流
れを何ら妨害しないようにする。スラスト反転運転時に
ブロッカドアの表面に流れるスラスト反転空気の流れは
、ピットカバーを上述した付勢力に抗してブロッカドア
に押しつける。
この発明の別の実施態様では、ピットカバーを伸縮自在
に構成し、エンジンの平常運転時にピットを覆う伸張位
置と、スラスト反転運転時に外壁の開口を通過する空気
の流れを妨害しない後退位置との間で移動できるように
する。この発明のさらに他の実施態様では、油圧駆動式
のピットカバーを設け、ピットカバーをランプフェアリ
ングの後側の後退位置と、ランプフェアリングと平面に
並びピットを覆う位置との間で移動する。
に構成し、エンジンの平常運転時にピットを覆う伸張位
置と、スラスト反転運転時に外壁の開口を通過する空気
の流れを妨害しない後退位置との間で移動できるように
する。この発明のさらに他の実施態様では、油圧駆動式
のピットカバーを設け、ピットカバーをランプフェアリ
ングの後側の後退位置と、ランプフェアリングと平面に
並びピットを覆う位置との間で移動する。
具体的な構成
この発明の構成を一層明確にするために、以下に図面を
参照しながら好適な実施態様について説明する。
参照しながら好適な実施態様について説明する。
第1図は、この発明のスラスト反転位置を適用したガス
タービンエンジンの後部を、細部構造を省略して示す斜
視図である。図示のように、このエンジン10は外壁ま
たはナセル12を含む。ナセル12には、スラスト反転
運転時にバイパス空気を通過させるための開口14が複
数個、図示例では4個設けられている。スラスト反転を
行なうために、複数個のブロッカドア16が設けられて
いる。図示例では、開口14それぞれに1つのブロッカ
ドア、合計4個のブロッカドアを用いている。
タービンエンジンの後部を、細部構造を省略して示す斜
視図である。図示のように、このエンジン10は外壁ま
たはナセル12を含む。ナセル12には、スラスト反転
運転時にバイパス空気を通過させるための開口14が複
数個、図示例では4個設けられている。スラスト反転を
行なうために、複数個のブロッカドア16が設けられて
いる。図示例では、開口14それぞれに1つのブロッカ
ドア、合計4個のブロッカドアを用いている。
この発明の第一の好適な実施例を第2.3および4図に
示す。まず第2および3図に、エンジンの一部とスラス
トリバーサ構造を詳細に示す。第2図に示すように、ガ
スタービンエンジン10はコアエンジンを囲む中心本体
18を含む。外壁またはナセル12は中心本体18から
離間して、空気をエンジンのファンから排気部に流すバ
イパス通路20を画定する。
示す。まず第2および3図に、エンジンの一部とスラス
トリバーサ構造を詳細に示す。第2図に示すように、ガ
スタービンエンジン10はコアエンジンを囲む中心本体
18を含む。外壁またはナセル12は中心本体18から
離間して、空気をエンジンのファンから排気部に流すバ
イパス通路20を画定する。
ブロッカドア16は第2図では、エンジンの平常運転中
にブロッカ・ドアがとる閉止位置にあり、第3図では、
スラスト反転時にブロッカ・ドアがとる展開位置にある
。油圧アクチュエータ22によりブロッカドア16をこ
れらの2つの位置の間で移動する。ここで使用するアク
チュエータ22は、ブロッカドアを閉止位置とスラスト
反転位置との間で移動できるものであれば、通常の形式
のアクチュエータのいずれでもよい。このアクチュエー
タの構造は従来通りであり、この発明の必須部分を構成
するものではないので、その詳細な図示と説明を省略す
る。
にブロッカ・ドアがとる閉止位置にあり、第3図では、
スラスト反転時にブロッカ・ドアがとる展開位置にある
。油圧アクチュエータ22によりブロッカドア16をこ
れらの2つの位置の間で移動する。ここで使用するアク
チュエータ22は、ブロッカドアを閉止位置とスラスト
反転位置との間で移動できるものであれば、通常の形式
のアクチュエータのいずれでもよい。このアクチュエー
タの構造は従来通りであり、この発明の必須部分を構成
するものではないので、その詳細な図示と説明を省略す
る。
ブロッカドア16は軽量構造のもので、この構造では、
ドアが閉止位置にあるときバイパス通路20に隣接して
ピット(くぼみ)24ができる。
ドアが閉止位置にあるときバイパス通路20に隣接して
ピット(くぼみ)24ができる。
この発明の構造を設けない場合、バイパス通路20に連
通したこのピットが、0.3〜0.5%ΔP/Pの範囲
の圧力降下の原因となることを見出した。この圧力降下
は0.5〜1.0%の燃料消費率低下、すなわち効率低
下につながる。その上、バイパス通路20を通る排ガス
流路にピットが存在することにより生じる乱流は、散在
的な騒音源であり、航空機エンジンを設計する上での目
的の一つは騒音をできるだけ小さくすることである。
通したこのピットが、0.3〜0.5%ΔP/Pの範囲
の圧力降下の原因となることを見出した。この圧力降下
は0.5〜1.0%の燃料消費率低下、すなわち効率低
下につながる。その上、バイパス通路20を通る排ガス
流路にピットが存在することにより生じる乱流は、散在
的な騒音源であり、航空機エンジンを設計する上での目
的の一つは騒音をできるだけ小さくすることである。
この発明によれば、ピット24を自動的に覆うピットカ
バー30を設け、エンジンの平常運転中バイパス通路2
0とピットとの連通を遮断し、これにより上述した効率
の低下と騒音の増大を回避する。さらに、この発明によ
れば、ピットカバー30を適切に配置して、エンジンの
平常運転中にバイパス通路20に流れる空気流を滑らか
にするだけでなく、スラスト反転運転中に開口14に流
れるすべての空気流に何ら干渉しないようにする。
バー30を設け、エンジンの平常運転中バイパス通路2
0とピットとの連通を遮断し、これにより上述した効率
の低下と騒音の増大を回避する。さらに、この発明によ
れば、ピットカバー30を適切に配置して、エンジンの
平常運転中にバイパス通路20に流れる空気流を滑らか
にするだけでなく、スラスト反転運転中に開口14に流
れるすべての空気流に何ら干渉しないようにする。
本発明のこの実施例の構造としては、湾曲した後端28
を有するランプフェアリング26を各開口14の前端付
近に装着する。ピットカバー30の後端をブロッカドア
16にヒンジ32で装着する。ピットカバー30は、ヒ
ンジ32のまわりに装着したコイルスリング34によっ
て、第2図に示す位置にバイアスされている。
を有するランプフェアリング26を各開口14の前端付
近に装着する。ピットカバー30の後端をブロッカドア
16にヒンジ32で装着する。ピットカバー30は、ヒ
ンジ32のまわりに装着したコイルスリング34によっ
て、第2図に示す位置にバイアスされている。
第、2図に示すように、エンジンの平常運転中、ピット
カバー30は前端がランプフェアリング25の湾曲部分
28に係合し、ピット14を覆い、このピットとバイパ
ス通路20との連通を遮断する。このようにピットカバ
ー30によって、上述した効率の低下と騒音の増大の問
題を解決する。
カバー30は前端がランプフェアリング25の湾曲部分
28に係合し、ピット14を覆い、このピットとバイパ
ス通路20との連通を遮断する。このようにピットカバ
ー30によって、上述した効率の低下と騒音の増大の問
題を解決する。
平常運転時の空気流の方向を第2図に矢印35aで示す
。
。
さて、ブロッカドア16がスラスト反転位置に示されて
いる第3図に移ると、ピットカバー30が開口14から
完全に離れており、したがってスラスト反転運転時に開
口14に流れるスラスト反転空気の流れ全量を何ら妨害
しないことがわかる。
いる第3図に移ると、ピットカバー30が開口14から
完全に離れており、したがってスラスト反転運転時に開
口14に流れるスラスト反転空気の流れ全量を何ら妨害
しないことがわかる。
第3図に示すように、開口14に流れる空気は、ピット
カバー30をスプリング34のパイアスカに抗してブロ
ッカドア16の面と平面となる位置に押しつけ、これに
よりピットカバー30を開口14に流れるスラスト反転
空気の流路から完全に退去させる。スラスト反転位置の
空気流の方向を第3図に矢印35bで示す。
カバー30をスプリング34のパイアスカに抗してブロ
ッカドア16の面と平面となる位置に押しつけ、これに
よりピットカバー30を開口14に流れるスラスト反転
空気の流路から完全に退去させる。スラスト反転位置の
空気流の方向を第3図に矢印35bで示す。
エンジンの平常運転に対応してブロッカドア16をふた
たび第2図に示す閉止位置に戻したときには、ピットカ
バー30はスプリング34のパイアスカにより、第2図
に示すようにランプフェアリング26の湾曲端28に係
合する。ピットカバー30の前端をランプフェアリング
26の湾曲端28に沿って第2図に示す位置に簡単に移
動できるように、ピットカバー30にはその前端に第4
および5図に拡大して示す通りのバンパ36を設ける。
たび第2図に示す閉止位置に戻したときには、ピットカ
バー30はスプリング34のパイアスカにより、第2図
に示すようにランプフェアリング26の湾曲端28に係
合する。ピットカバー30の前端をランプフェアリング
26の湾曲端28に沿って第2図に示す位置に簡単に移
動できるように、ピットカバー30にはその前端に第4
および5図に拡大して示す通りのバンパ36を設ける。
このバンパ36は可撓性変型性材料から形成し、ピット
カバー30の前端がランプフェアリング26の湾曲端2
8に沿って、通路20のバイパス空気流に滑らかな通路
を提供する第2図の位置に入れるようにする。
カバー30の前端がランプフェアリング26の湾曲端2
8に沿って、通路20のバイパス空気流に滑らかな通路
を提供する第2図の位置に入れるようにする。
エンジンの平常運転中スプリング34のパイアスカによ
るピットカバー30の内方移動を制限するために、第5
および6図に示すように、ランプフェアリング26はス
トッパ38が突出するように形成されている。スプリン
グ34のパイアスカによりピットカバー30の前端はラ
ンプフェアリング26の湾曲端28を通り越し、この際
バンパ36は変形してランプフェアリング26の湾曲端
28を通り越すのを可能にする。しかし、ピットカバー
30が第2および3図に示す位置を越えてさらに内方に
移動することは、バンパ36がストッパ38に係合する
ことで制止される。第2および5図かられかるように、
この位置で、ピットカバー30はランプフェアリング2
6および外壁12の隣接部分と平面内に並んでいるの゛
で、平常運転中にその上にバイパス空気が滑らかに流れ
る。
るピットカバー30の内方移動を制限するために、第5
および6図に示すように、ランプフェアリング26はス
トッパ38が突出するように形成されている。スプリン
グ34のパイアスカによりピットカバー30の前端はラ
ンプフェアリング26の湾曲端28を通り越し、この際
バンパ36は変形してランプフェアリング26の湾曲端
28を通り越すのを可能にする。しかし、ピットカバー
30が第2および3図に示す位置を越えてさらに内方に
移動することは、バンパ36がストッパ38に係合する
ことで制止される。第2および5図かられかるように、
この位置で、ピットカバー30はランプフェアリング2
6および外壁12の隣接部分と平面内に並んでいるの゛
で、平常運転中にその上にバイパス空気が滑らかに流れ
る。
第5および6図に示す実施例では、2つのストッパ38
を間隔をあけて設けている。しかし、所望に応じて、1
つのストッパをランプフェアリング26の湾曲端28の
中央に配置してもよく、この場合にはストッパを第6図
に示すストッパ38より幾分か長くしてピットカバー3
0の自由端との係合を確実にする。あるいはまた、所望
に応じて、3個以上のストッパを間隔をあけて設けても
よい。
を間隔をあけて設けている。しかし、所望に応じて、1
つのストッパをランプフェアリング26の湾曲端28の
中央に配置してもよく、この場合にはストッパを第6図
に示すストッパ38より幾分か長くしてピットカバー3
0の自由端との係合を確実にする。あるいはまた、所望
に応じて、3個以上のストッパを間隔をあけて設けても
よい。
ピットカバー30の内方移動を制限する構造の変形例を
第7および8図に示す。この実施例では、ピットカバー
の自由端が位置40で可撓性ケーブル42の一端に連結
されている。可撓性ケーブル42の他端はブロッカドア
16に位置44で連結されている。第7図に示すブロッ
カドアの閉止位置では、ブロッカドア16のフランジ4
6がエンジン装着構造の静止部材48に係合してブロッ
カドアの内方移動を制限する。スプリング34のパイア
スカにより、ピットカバー30を内方にランプフェアリ
ング26の湾曲端28を越えて第7図に示す位置に押し
こむ。この内方移動は、第7図に示すように可撓性ケー
ブル42によって制限され、したがってピットカバー3
0は平常運転中バイパス空気の滑らかな流れを保証する
適正位置をとる。ブロッカドア16を第8図に示すスラ
スト反転位置に移動したとき、可撓性ケーブル42はブ
ロッカドアに設けられた凹所50に折りたたまれ、した
がってピットカバー30はブロッカドアの面と平らな位
置に入りこみ、その上をスラスト反転空気が滑らかに流
れる。
第7および8図に示す。この実施例では、ピットカバー
の自由端が位置40で可撓性ケーブル42の一端に連結
されている。可撓性ケーブル42の他端はブロッカドア
16に位置44で連結されている。第7図に示すブロッ
カドアの閉止位置では、ブロッカドア16のフランジ4
6がエンジン装着構造の静止部材48に係合してブロッ
カドアの内方移動を制限する。スプリング34のパイア
スカにより、ピットカバー30を内方にランプフェアリ
ング26の湾曲端28を越えて第7図に示す位置に押し
こむ。この内方移動は、第7図に示すように可撓性ケー
ブル42によって制限され、したがってピットカバー3
0は平常運転中バイパス空気の滑らかな流れを保証する
適正位置をとる。ブロッカドア16を第8図に示すスラ
スト反転位置に移動したとき、可撓性ケーブル42はブ
ロッカドアに設けられた凹所50に折りたたまれ、した
がってピットカバー30はブロッカドアの面と平らな位
置に入りこみ、その上をスラスト反転空気が滑らかに流
れる。
ピットカバー30の内方移動を制限するのに第7および
8図の実施例では可撓性ケーブルを用いたが、その代り
に、第9および10図に示す折りたたみレバー機構を用
いることができる。すなわち、第9および10では、可
撓性ケーブル42の代りに、ヒンジ付きレバー52をピ
ットカバー30の自由端とブロッカドア16との間に使
用する。
8図の実施例では可撓性ケーブルを用いたが、その代り
に、第9および10図に示す折りたたみレバー機構を用
いることができる。すなわち、第9および10では、可
撓性ケーブル42の代りに、ヒンジ付きレバー52をピ
ットカバー30の自由端とブロッカドア16との間に使
用する。
レバー52の一端はピットカバー30の自由端に適当な
ヒンジ54で連結されている。レバー52の他端も同様
にヒンジ56でブロッカドア16に連結されている。第
10図に示すように、スラスト反転位置でレバー52を
ブロッカドア16の凹所60内の位置に折りたたむため
に、レバー52は中点でヒンジ62で連結された2部分
から構成する。第9図に示すように、平常運転時、ピッ
トカバー30がスプリング34により内方に押し広げら
れる(第2図参照)が、この内方移動はレバー52の長
さを限度とし、かくしてピットカバー30はランプフェ
アリング26および外壁12と平面に並び、ブロッカド
ア16のピットを覆うとともに、空気がバイパス通路2
0を滑らかに流れるようにする。第10図に示すスラス
ト反転位置では、ピットカバー30の上に流れるスラス
ト反転空気によって、ピットカバー30をスプリング3
4のパイアスカに抗してブロッカドア16の面に平らに
移動する。この作動モードでは、レバー52を構成する
2部分は第10図に示すように凹所60内に折りたたま
れる。
ヒンジ54で連結されている。レバー52の他端も同様
にヒンジ56でブロッカドア16に連結されている。第
10図に示すように、スラスト反転位置でレバー52を
ブロッカドア16の凹所60内の位置に折りたたむため
に、レバー52は中点でヒンジ62で連結された2部分
から構成する。第9図に示すように、平常運転時、ピッ
トカバー30がスプリング34により内方に押し広げら
れる(第2図参照)が、この内方移動はレバー52の長
さを限度とし、かくしてピットカバー30はランプフェ
アリング26および外壁12と平面に並び、ブロッカド
ア16のピットを覆うとともに、空気がバイパス通路2
0を滑らかに流れるようにする。第10図に示すスラス
ト反転位置では、ピットカバー30の上に流れるスラス
ト反転空気によって、ピットカバー30をスプリング3
4のパイアスカに抗してブロッカドア16の面に平らに
移動する。この作動モードでは、レバー52を構成する
2部分は第10図に示すように凹所60内に折りたたま
れる。
この発明のさらに他の形態を第11.12および13図
に示す。第2〜4図の実施例の静止ランプフェアリング
の端部に係合するピットカバーの代りに、第11〜13
図の実施例では、伸縮自在なランプフェアリング64を
用いる。第11図では、ランプフェアリング64が、エ
ンジンの平常運転時にとる伸張位置に示しである。この
位置で、ランプフェアリング64はピット24をほぼ覆
い、バイパス通路20を通る空気流に対して滑らかな表
面を呈する。
に示す。第2〜4図の実施例の静止ランプフェアリング
の端部に係合するピットカバーの代りに、第11〜13
図の実施例では、伸縮自在なランプフェアリング64を
用いる。第11図では、ランプフェアリング64が、エ
ンジンの平常運転時にとる伸張位置に示しである。この
位置で、ランプフェアリング64はピット24をほぼ覆
い、バイパス通路20を通る空気流に対して滑らかな表
面を呈する。
スラスト反転運転を開始するときには、ランプフェアリ
ング64を第12図に示す位置に退去させる。この位置
では、ランプフェアリング64は開口14から完全にど
いており、開口を通る空気の流れを妨害せず、こうして
十分に有効なスラスト反転運転を実現する。
ング64を第12図に示す位置に退去させる。この位置
では、ランプフェアリング64は開口14から完全にど
いており、開口を通る空気の流れを妨害せず、こうして
十分に有効なスラスト反転運転を実現する。
この実施例の構造を第13図にさらに詳細に示す。第1
3図から明らかなように、ランプフェアリング64は複
数個、図示例では3個のセグメント64a、64bおよ
び64cを含む。セグメント64a、64bおよび64
cはそれぞれ、平坦部分66を含むように形成され、セ
グメント64aおよび64bはその平坦部分66の一端
から上向きに折れ曲ったフランジ68aおよび68bを
含む。セグメント64bおよび64cは、スプリング7
0aおよび70bによって第11および13図に示す伸
張位置に向かつて付勢されている。
3図から明らかなように、ランプフェアリング64は複
数個、図示例では3個のセグメント64a、64bおよ
び64cを含む。セグメント64a、64bおよび64
cはそれぞれ、平坦部分66を含むように形成され、セ
グメント64aおよび64bはその平坦部分66の一端
から上向きに折れ曲ったフランジ68aおよび68bを
含む。セグメント64bおよび64cは、スプリング7
0aおよび70bによって第11および13図に示す伸
張位置に向かつて付勢されている。
第13図から明らかなように、スプリング70aおよび
70bそれぞれの両端72は対応セグメントのフランジ
68に連結され、スプリングの中心部分は隣りのセグメ
ントのフランジ68に押し当てられている。
70bそれぞれの両端72は対応セグメントのフランジ
68に連結され、スプリングの中心部分は隣りのセグメ
ントのフランジ68に押し当てられている。
第11〜13図の実施例では、平常運転中、ランプフェ
アリング64はスプリング70aおよび70bのパイア
スカによって第11図に示す位置に伸張され、この位置
でピット24を覆う。セグメント64bおよび64cを
第12図に示す後退位置に移動するために、ケーブル7
6がブロッカドア16とセグメント64cとの間に張り
渡されている。ケーブル76の一端はセグメント64c
の上面から直立する突起78に連結されている。
アリング64はスプリング70aおよび70bのパイア
スカによって第11図に示す位置に伸張され、この位置
でピット24を覆う。セグメント64bおよび64cを
第12図に示す後退位置に移動するために、ケーブル7
6がブロッカドア16とセグメント64cとの間に張り
渡されている。ケーブル76の一端はセグメント64c
の上面から直立する突起78に連結されている。
ケーブル76の他端はブロッカ・ドア16に位置80で
連結されている。プーリ82が静止部材84に取り付け
られ、ケーブル76はこのプーリ82に掛けられている
。ブロッカドア16を第12図に示すスラスト反転位置
に移動すると、ケーブル76によりセグメント64cを
左方に移動し、当接しているスプリング70bをセグメ
ント64bのフランジ68bに向けて圧縮し、さらにセ
グメント64bもスプリング70aのパイアスカに抗し
て左方に移動する。こうして分割型のランプフェアリン
グ64は第12図に示す位置に退去し、スラスト反転空
気の流れに対して障害物のない開口14が得られる。ブ
ロッカ・ドア16を第11図に示すように平常運転時の
位置に移動するときには、セグメント64cに対するケ
ーブル76の引張力を解除し、スプリング70a、70
bのパイアスカにより分割型のランプフェアリング64
を第11図に示す位置まで伸張させ、ピット24を覆う
とともに、バイパス通路20の空気の流れを滑らかにす
る。
連結されている。プーリ82が静止部材84に取り付け
られ、ケーブル76はこのプーリ82に掛けられている
。ブロッカドア16を第12図に示すスラスト反転位置
に移動すると、ケーブル76によりセグメント64cを
左方に移動し、当接しているスプリング70bをセグメ
ント64bのフランジ68bに向けて圧縮し、さらにセ
グメント64bもスプリング70aのパイアスカに抗し
て左方に移動する。こうして分割型のランプフェアリン
グ64は第12図に示す位置に退去し、スラスト反転空
気の流れに対して障害物のない開口14が得られる。ブ
ロッカ・ドア16を第11図に示すように平常運転時の
位置に移動するときには、セグメント64cに対するケ
ーブル76の引張力を解除し、スプリング70a、70
bのパイアスカにより分割型のランプフェアリング64
を第11図に示す位置まで伸張させ、ピット24を覆う
とともに、バイパス通路20の空気の流れを滑らかにす
る。
第14図および15図の実施例では、ピットカバー86
が第14図に示す第1位置と第15図に示す第2位置と
の間を移動するように構成されている。第14図の第1
位置では、ピットカバー86が平常運転中ピット24を
覆う。第15図の第2位置では、ピットカバー64がラ
ンプフェアリング88の後側に後退して、スラスト反転
空気の流れに対して障害物のない開口14が得られる。
が第14図に示す第1位置と第15図に示す第2位置と
の間を移動するように構成されている。第14図の第1
位置では、ピットカバー86が平常運転中ピット24を
覆う。第15図の第2位置では、ピットカバー64がラ
ンプフェアリング88の後側に後退して、スラスト反転
空気の流れに対して障害物のない開口14が得られる。
この実施例では、油圧アクチュエータ90が設けられ、
ピットカバー86がこのアクチュエータ90の駆動ロッ
ド92の先端に連結されている。
ピットカバー86がこのアクチュエータ90の駆動ロッ
ド92の先端に連結されている。
平常運転中、駆動ロッド92を第14図に示すように伸
張して、ピットカバー86を第14図に示す位置に移動
する。この位置で、ピットカバー86はピット24を覆
い、ランプフェアリング88および外壁12と平面に並
んで、空気がバイパス通路20を滑らかに流れるように
する。スラスト反転運転時には、アクチュエータ90に
よりピットカバー86を第15図に示す位置に移動する
。
張して、ピットカバー86を第14図に示す位置に移動
する。この位置で、ピットカバー86はピット24を覆
い、ランプフェアリング88および外壁12と平面に並
んで、空気がバイパス通路20を滑らかに流れるように
する。スラスト反転運転時には、アクチュエータ90に
よりピットカバー86を第15図に示す位置に移動する
。
この位置で、ピットカバー86はランプフェアリング8
8の後側に入り、したがって開口14を通るスラスト反
転空気の流れに対して邪魔にならない。
8の後側に入り、したがって開口14を通るスラスト反
転空気の流れに対して邪魔にならない。
第1図はこの発明のガスタービンエンジンの一部の斜視
図で、スラスト反転位置のブロッカドアを示す。 第2図はこの発明のスラスト反転位置の断面図で、ブロ
ッカドアおよびピットカバーをエンジンの平常運転時に
おける閉止位置で示す。 第3図は第2図と同様の図であるが、ブロッカドアをス
ラスト反転位置で示す。 第4図は第2図の構造のうちピットカバーおよびランプ
フェアリングの部分を示す拡大図である。 第5図は第4図と同じランプフェアリングおよびピット
カバーの図で、平常運転時にピットカバーの内方移動を
限定するストッパを示す。 第6図はストッパを設けたランプフェアリングの湾曲端
部の斜視図である。 第7図はピットカバーの内方移動を制限する構造の別の
例を示す断面図である。 第8図は第7図と同様の図で、ブロッカドアおよびピッ
トカバーをスラスト反転位置で示す。 第9図はピットカバーの内方移動を制限する構造のさら
に他の例を示す断面図である。 第10図は第9図と同様の図で、ブロッカドアおよびピ
ットカバーをスラスト反転位置で示す。 第11図はこの発明のさらに他の実施例をエンジンの平
常運転時の位置で示す断面図である。 第12図は第11図と同様の図で、ブロッカドアおよび
ピットカバーをスラスト反転位置で示す。 第13図は第11および12図の伸縮自在なランプフェ
アリングの平面図である。 第14図はこの発明のさらに他の実施例の断面図で、ピ
ットカバーを平常運転時の位置で示す。 第15図は第14図と同様の図で、ピットカバーをスラ
スト反転位置で示す。 10 ガスタービンエンジン、12 外壁(ナセル)、
14 開口、16 ブロッカドア、18中心本体、20
バイパス通路、22 アクチュエータ、24 ピット
、26 ランプフェアリング、30 ピットカバー、3
4 スプリング、36 バンパ、38ストツパ、42
ケーブル、50 凹所、52 レバー、64 伸縮ラン
プフェアリング、74 スプリング、76 ケーブル、
86 ピットカバー、90 アクチュエータ。
図で、スラスト反転位置のブロッカドアを示す。 第2図はこの発明のスラスト反転位置の断面図で、ブロ
ッカドアおよびピットカバーをエンジンの平常運転時に
おける閉止位置で示す。 第3図は第2図と同様の図であるが、ブロッカドアをス
ラスト反転位置で示す。 第4図は第2図の構造のうちピットカバーおよびランプ
フェアリングの部分を示す拡大図である。 第5図は第4図と同じランプフェアリングおよびピット
カバーの図で、平常運転時にピットカバーの内方移動を
限定するストッパを示す。 第6図はストッパを設けたランプフェアリングの湾曲端
部の斜視図である。 第7図はピットカバーの内方移動を制限する構造の別の
例を示す断面図である。 第8図は第7図と同様の図で、ブロッカドアおよびピッ
トカバーをスラスト反転位置で示す。 第9図はピットカバーの内方移動を制限する構造のさら
に他の例を示す断面図である。 第10図は第9図と同様の図で、ブロッカドアおよびピ
ットカバーをスラスト反転位置で示す。 第11図はこの発明のさらに他の実施例をエンジンの平
常運転時の位置で示す断面図である。 第12図は第11図と同様の図で、ブロッカドアおよび
ピットカバーをスラスト反転位置で示す。 第13図は第11および12図の伸縮自在なランプフェ
アリングの平面図である。 第14図はこの発明のさらに他の実施例の断面図で、ピ
ットカバーを平常運転時の位置で示す。 第15図は第14図と同様の図で、ピットカバーをスラ
スト反転位置で示す。 10 ガスタービンエンジン、12 外壁(ナセル)、
14 開口、16 ブロッカドア、18中心本体、20
バイパス通路、22 アクチュエータ、24 ピット
、26 ランプフェアリング、30 ピットカバー、3
4 スプリング、36 バンパ、38ストツパ、42
ケーブル、50 凹所、52 レバー、64 伸縮ラン
プフェアリング、74 スプリング、76 ケーブル、
86 ピットカバー、90 アクチュエータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)外壁がコアエンジンの中心本体から離間して相互間
にバイパスダクトを画定した形式のガスタービンエンジ
ン用のスラストリバーサであって、(A)複数個の円周
方向に配置されたブロッカドアを備え、各ブロッカドア
は上記外壁とほぼ平面に並ぶ平常位置と、上記バイパス
ダクトを横断し、バイパスダクトに流れる空気の排出を
阻止しスラスト反転のためその空気を外壁の開口へ差し
向けるスラスト反転位置との間で移動でき、(B)各ブ
ロッカドアは軽量構造のもので、上記平常位置でその内
側表面にピットを含み、そして (C)上記バイパスダクトに平常時の空気が流れる間上
記ピットを覆う遮蔽手段を備え、これによりバイパスダ
クトにおける圧力降下および騒音を低減した ことを特徴とするスラストリバーサ。 2)上記遮蔽手段が上記ブロッカドアにヒンジ装着され
たピットカバー、および平常運転時に上記ピットカバー
をブロッカドアから遠ざけバイパスダクトに滑らかな空
気の流れを与える位置に保持するバイアス手段を含む請
求項1に記載のスラストリバーサ。 3)上記遮蔽手段が、 (a)上記開口のほぼ前端に配置されたランプフェアリ
ング、 (b)上記ブロックドアにヒンジ装着されたピットカバ
ー、および (c)上記ピットを覆うためブロッカドアの平常位置で
上記ピットカバーを付勢して上記ランプフェアリングに
係合させるバイアス手段 を含む請求項1に記載のスラストリバーサ。 4)さらに、 (d)上記ピットカバーの一端に位置し、上記ピットカ
バーを上記ブロッカドアにこのドアに対して移動できる
ようにヒンジ装着するヒンジ、および (e)上記ブロッカドアの平常位置で上記ピットカバー
の他端を付勢して上記ランプフェアリングと係合させる
バイアス手段 を含む請求項3に記載のスラストリバーサ。 5)(d)上記ヒンジが上記ピットカバーの一端をブロ
ッカドアに連結するヒンジピンからなり、(e)上記バ
イアス手段がヒンジピンに装 着されたコイルスプリングからなる 請求項4に記載のスラストリバーサ。 6)上記ヒンジが上記ピットカバーの後端に配置され、
ブロッカドアのスラスト反転位置において、ブロッカド
アの上に流れる空気により上記ピットカバーを上記バイ
アス手段の付勢力に抗してブロッカドアと係合関係に押
しこむ請求項4に記載のスラストリバーサ。 7)(a)上記ランプフェアリングが湾曲した後端を含
み、 (b)上記ピットカバーの他端が変形可能 なバンパを含み、このバンパは、ブロッカドアがその平
常位置に戻る際、変形して上記ピットカバーが上記バイ
アス手段の作用下で上記ランプフェアリングの後端に沿
って移動するのを許す請求項3に記載のスラストリバー
サ。 8)さらに、エンジンの平常運転時に上記バイアス手段
の作用下のピットカバーの移動を制限する手段を含む請
求項3に記載のスラストリバーサ。 9)上記制限手段が、上記ピットカバーと係合できるよ
うに上記ランプフェアリングの後端に設けられたストッ
パを含む請求項8に記載のスラストリバーサ。 10)上記制限手段が、 可撓性ケーブルを含み、 この可撓性ケーブルの一端が上記ピットカバーに連結さ
れ、他端が上記ブロッカドアに連結され、この可撓性ケ
ーブルが所定の長さで、ブロッカドアがその平常運転に
対応する位置にあるとき、このケーブルの長さによりピ
ットカバーの移動を上記バイパスダクトに滑らかな空気
の流れを与える位置に制限する 請求項8に記載のスラストリバーサ。 11)さらに上記ブロッカドアに形成された凹所を含み
、スラスト反転運転時に上記ケーブルがこの凹所に収容
される請求項10に記載のスラストリバーサ。 12)上記制限手段が、 レバーを含み、このレバーは一端で上記ブロッカドアに
連結され、他端で上記ピットカバーに連結されて、平常
運転時にピットカバーがブロッカドアから遠去かる方向
へ移動するのを制限し、このレバーはヒンジ連結した2
部分からなり、スラスト反転運転時にピットカバーをブ
ロッカドアに隣接する位置に移動するときレバーを折り
たたむことができる請求項8に記載のスラストリバーサ
。 13)さらに上記ブロッカドアに形成された凹所を含み
、折りたたんだ状態のレバーがこの凹所に収容される請
求項12に記載のスラストリバーサ。 14)上記遮蔽手段が、伸縮自在なランプフェアリング
、およびブロッカドアがその平常運転に対応する位置に
あるときランプフェアリングを伸張して上記ピットを覆
うが、スラスト反転運転時にランプフェアリングを退去
させる手段を含む請求項1に記載のスラストリバーサ。 15)上記ランプフェアリングが複数個の相対移動可能
なセグメントを含み、これらのセグメントは、セグメン
トがほぼ端部同士で連結した関係にあってピットを覆う
伸張位置と、セグメントがオーバラップ関係にあってス
ラスト反転空気流を通過させる退去位置との間で移動で
きる請求項14に記載のスラストリリバーサ。 16)上記ランプフェアリングが、隣接する可動セグメ
ントに係合してこれらの可動セグメントを伸張位置に向
かって押し広げる弾性手段を含む請求項15に記載のス
ラストリバーサ。 17)さらに、上記開口のほぼ前端に配置されたランプ
フェアリングを含み、 上記遮蔽手段が平板を含み、この平板は、平常運転時に
ピットを覆う、上記ランプフェアリングとほぼ平面に並
ぶ第1位置と、スラスト反転運転時にスラスト反転空気
流を通過させる、上記ランプフェアリングの後側にくる
第2位置との間で移動できる 請求項1に記載のスラストリバーサ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/173,800 US4922712A (en) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | Thrust reverser for high bypass turbofan engine |
US173,800 | 1993-12-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01300044A true JPH01300044A (ja) | 1989-12-04 |
Family
ID=22633547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1074147A Pending JPH01300044A (ja) | 1988-03-28 | 1989-03-28 | スラストリバーサ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4922712A (ja) |
JP (1) | JPH01300044A (ja) |
DE (1) | DE3909735A1 (ja) |
FR (1) | FR2629135A1 (ja) |
GB (1) | GB2219776B (ja) |
IT (1) | IT1228756B (ja) |
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---|---|---|---|---|
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