JPH01299622A - 空気乾燥装置 - Google Patents

空気乾燥装置

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JPH01299622A
JPH01299622A JP63133091A JP13309188A JPH01299622A JP H01299622 A JPH01299622 A JP H01299622A JP 63133091 A JP63133091 A JP 63133091A JP 13309188 A JP13309188 A JP 13309188A JP H01299622 A JPH01299622 A JP H01299622A
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JP
Japan
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adsorbent
air
adsorption tower
cooling
valve
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Application number
JP63133091A
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English (en)
Inventor
Hisao Tanaka
久雄 田中
Masayuki Tanaka
政之 田中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、吸着操作により乾燥空気を得る空気乾燥装置
に関し、更に詳述すれば、吸着剤の熱再生及び熱再生後
の冷却を原料空気によって夫々行う空気乾燥装置に関す
る。
〔従来の技術〕
現在、−船釣に用いられている空気乾燥装置は、原料空
気を圧縮し、これを冷却して、活性炭、アルミナ、シリ
カゲル等の吸着剤を充填してなる吸着塔内に送り込み、
原料空気の含有水分を吸着剤に吸着させる吸着操作によ
り乾燥空気を得て、製品として送出するものである。こ
のような空気乾燥装置においては、吸着剤に所定時間の
吸着を行わせる都度、これの吸着水分を離脱させ、吸着
操作への再使用を可能とするため、吸着剤の再生を行う
必要がある。この再生は、吸着塔内に高温の空気を通流
させて、該吸着塔内の吸着剤を加熱し、吸着水分を蒸発
0M脱せしめる、所謂熱再生が一般的に行われている。
また、熱再生を実施した場合、再生後の吸着剤は高温と
なっており、これを吸着操作に用いる前に所定温度にま
で速やかに冷却する必要があり、この冷却は、前記吸着
塔内に低温の空気を通流させて行っている。そして、こ
の熱再生、及びこれに付随する冷却が行われている間、
乾燥空気の送出が中断されないように、複数の吸着塔を
設けると共にこれらを2組に分け、一方において前記熱
再生又は冷却を行っている間に他方において吸着操作を
行うようにしである。
さて、前述した如く、吸着操作に用いる原料空気は、所
定の圧力にまで圧縮されており、この圧縮過程において
加熱されている。そこで、この原料空気を熱再生に用い
、該原料空気が保存する圧縮熱を有効利用することによ
り、熱再生時における空気加熱用ヒータの消費電力量の
削減を図った空気乾燥装置が提案されている。
第3図は、特開昭56−144723号公輯に開秒分れ
たこの種の空気乾燥装置の系統図である。
図中1は、大気を吸引、圧縮し、原料空気として送出す
るブロワであり、また、2,3は、内部に吸着剤20.
30を夫々充填してなる吸着塔である。
また5、6は、図中に実線及び破線にて示す2つの切換
え位置を夫々備えた4方弁を用いてなり、吸着塔2.3
を、吸着工程又は再生及び冷却工程のいずれかに切換え
る切換弁であり、更に7,8は、図中に実線及び破線に
て示す2つの切換え位置を夫々備えた3方弁を用いてな
り、再生工程及び冷却工程間の切換えを行う切換弁であ
る。
例えば、吸着塔2にて吸着操作を行わせ、吸着塔3にて
熱再生を行わせる場合、前記切換弁5゜6及び切換弁7
.8は全て実線にて示す切換え位置とされる。この場合
、ブロワ1から送出される原料空気は、切換弁7.ヒー
タ9及び切換弁5を経て一方の吸着塔3に導入され、該
吸着塔3内の吸着剤30を熱再生する。吸着剤30の吸
着水分量が多い初期の段階においては、ヒータ9はオフ
されており、前記熱再生は、ブロワl内における圧縮加
熱により原料空気が保有する熱のみによって行われ、こ
れを所定時間継続し、吸着剤30の吸着水分量が平衡吸
着量に達した後、ヒータ9がオンされ、以後は該ヒータ
9内にて更に加熱された原料空気により熱再生が行われ
、吸着剤30にわずかに残存する吸着水分が離脱せしめ
られる。
吸着塔3内を通過し水分を含んだ原料空気は、切換弁6
及びチエツク弁10を経て、水冷ターラである1次クー
ラ11に導入されて水冷され、次いで、冷凍機120に
接続された2次クーラ12に導入されて更に冷却される
。この冷却の際、原料空気中の含有水分は、その一部が
凝縮水として取出される。
2次クーラ12を通過し低温となった原料空気は、切換
弁8を経て、前記切換弁6を再度通過し、他方の吸着塔
2に導入され、これの含有水分を吸着剤20に吸着させ
、略完全に脱湿された乾燥空気となり、前記切換弁5を
再度通過して外部へ送出される。
一方、吸着剤30の熱再生が終了し、次いでこれの冷却
を行う場合には、前記切換弁7,8の切換え位置を変更
する。この場合、ブロワ1から送出される原料空気は、
切換弁7を経て1次クーラ11及び2次クーラ12に導
入されて冷却される。冷却された原料空気は、次いで、
チエツク弁13及び切換弁6を経て冷却すべき吸着塔3
に導入され、該吸着塔3内部に通流せしめられ、吸着剤
30は、この原料空気との接触により冷却される。吸着
塔3内を通過し、吸着剤30との間の熱交換により昇温
した原料空気は、次いで、切換弁5及びオフ状態にある
ヒータ9を通過して水冷クーラ14に導入されて再度冷
却された後、再度切換弁6を経て吸着塔2に導入され、
略完全に脱湿された乾燥空気となり、前記切換弁5を再
度通過して外部へ送出されるのは前述した再生の場合と
同様である。
吸着塔3内の吸着剤30の熱再生及び冷却が終了した後
、切換弁5,6は破線にて示す切換え位置とされる。こ
れにより、ブロワ1から送出される原料空気は、前述の
経路と同一経路を通り、まず吸着塔2に導入され、該吸
着塔2内において、先に吸着操作に用いれらた吸着剤2
0の熱再生又は冷却が、切換弁7.8の切換え位置に応
じて行われ、更に、吸着塔2を通過した原料空気は、前
述の経路と同一経路を通って吸着塔3に導入され、該吸
着塔3内にて吸着操作が行われて、これにより得られた
乾燥空気が切換弁5を経て外部に送出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、このような構成の従来の空気乾燥装置にあっ
ては、吸着塔2,3内の吸着剤20.30は、熱再生に
より水分の吸着が可能な状態になっており、熱再生の後
、冷却のために吸着塔2,3に導入される原料空気の含
有水分が、これらの吸着剤20.30によって吸着され
ることは避けられない。
従って、冷却後の吸着塔2又は3にて吸着操作を行わし
めるべく、切換弁5.6の切換えを行った時点において
、これらの内部の吸着剤20又は30は、ある程度の水
分を既に吸着した状態となっており、その後の吸着操作
における有効吸着容量の低下を招来することとなり、こ
の低下分に相当する量の吸着剤20.30を、吸着塔2
.3内に予め余分に充填しておく必要が生じ、高価な吸
着剤20.30の必要量が多くなるという難点があった
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、吸着
剤の必要量の低減を可能とする空気乾燥装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る空気乾燥装置は、吸着剤が充填しである吸
着塔の内部に原料空気を通流させる冷却管を設け、吸着
剤の冷却時と熱再生時とにおける原料空気の通流経路を
、この冷却管の内外に切換えるようにしたものである。
〔作用〕
本発明においては、吸着剤は、冷却管内を通流する冷却
された原料空気により、これと直接的に接触することな
(冷却される。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する
。第1図は本発明に係る空気乾燥装置の系統図である。
図においてlは、大気を吸引、圧縮し、原料空気として
送出するプロワであり、また2、3は、内部に吸着剤2
0.30を夫々充填してなる吸着塔であり、これらの内
部には各別の冷却管21.31が設けである。冷却管2
1.31は、図示の如く、吸着剤20.30との接触面
積が可及的に大となるように、その中途部において夫々
複数回屈曲され、また、その外側に多数の吸熱フィンを
夫々固設してなる管であり、吸着塔2,3内部全体に亘
って設けられている。また図中5,6は、実線及び破線
にて示す2つの切換え位置を夫々備えた4方弁を用いて
なり、吸着工程と再生及び冷却工程との間における切換
えを行うための切換弁であり、7,8は、同じく実線及
び破線にて示す2つの切換え位置を夫々備えた3方弁を
用いてなり、再生工程と冷却工程との間における切換え
を行うための切換弁である。
切換弁7はブロワlの吐出側に設けてあり、これが実線
にて示す切換え位置にある場合、プロワlが送出する原
料空気は、ヒータ9及び切換弁5を経て吸着塔2又は3
に連なる通流経路に送給され、逆に破線にて示す切換え
位置にある場合、前記原料空気は、水冷クーラ15及び
切換弁8を経て冷却管21又は31の内部に連なる通流
経路に送給されるようになっている。前者の場合、ブロ
ワ1から送出される原料空気の切換弁7以降の通流経路
は、連動操作される前記切換弁5,6の切換え位置に応
じて定まり、これらが共に図中に実線にて示す切換え位
置にある場合、前記原料空気は、切換弁5を経てまず吸
着塔3に導入され、これの内部を通流した後、切換弁6
及びチエツク弁16を経て水冷クーラである1次クーラ
11及び冷凍機120に接続された2次クーラ12をこ
の順に通過し、再度切tm弁6を経て吸着塔2に導入さ
れ、これの内部を通流した後、再度切換弁5を経て送出
されるようになっており、一方、切換弁5.6が共に破
線にて示す切換え位置にある場合、原料空気は、逆にま
ず吸着塔2に導入され、これの内部を通流した後、同様
に1次クーラ11及び2次クーラ12を経て吸着塔3に
導入され、これの内部を通流した後、切換弁5を経て送
出されるようになっている。
一方、後者の場合、切換弁7以降における原料空気の通
流経路は、前記切換弁5.6の切換え位置に加えて、切
換弁8の切換え位置に応じて定まり、前記原料空気は、
切換弁8が図中に実線にて示す切換え位置にある場合、
水冷クーラ15及び切換弁8を経て冷却管31に導入さ
れ、また、破線にて示す切換え位置にある場合、同じく
冷却管21に導入されるようになっている。そして、冷
却管31又は2Iの内部を通流した後は、チエツク弁1
7を経て前記1次クーラ11及び2次クーラ12に導入
され、以降の通流経路は、切換弁5.6の切換え位置に
応じて前述の如く決定される。
以上の如く構成された本発明に係る空気乾燥装置は、従
来の空気乾燥装置と同様に、例えば、−方の吸着塔2内
部にて吸着操作がなされている間に、他方の吸着塔3内
部の吸着剤30の熱再生及びこれに付随する冷却を行う
ように運転される。まず、吸着剤30の熱再生を行わせ
る場合、切換弁7及び切換弁5,6を全て実線にて示す
切換え位置とする。この場合、ブロワ1から送出される
原料空気は、前述した如く、切換弁7.ヒータ9及び切
換弁5を経て吸着塔3に導入され、該吸着塔3内部をこ
れに充填された吸着剤30と接触しつつ通流する。これ
により、吸着剤30の吸着水分がこの原料空気中に離脱
し、吸着剤30が熱再生される。
吸着剤30の吸着水分量が多い熱再生初期の段階におい
ては、ヒータ9をオフし、吸着塔3へ導入される原料空
気を、ブロワl内における圧縮加熱により昇温させるだ
けで十分であり、この状態を所定時間継続し、吸着剤3
0の吸着水分量が平衡吸着量に近付いた後、ヒータ9を
オンし、吸着塔3への原料空気を更に高温となるまで加
熱し、吸着剤30にわずかに残存する吸着水分を離脱せ
しめるようにする。
このように、吸着塔3内を通過して水分を含んだ原料空
気は、切換弁6及びチエツク弁16を経て、1次クーラ
11及び2次クーラ12に導入され、これらの内部を通
過する間に冷却されると共に、その含有水分の一部が凝
縮水として回収される。2次クーラ12を通過し低温と
なった原料空気は、前述した如く、切換弁6を再度通過
し他方の吸着塔2に導入され、該吸着塔2内を、これに
充填された吸着剤20に接触しつつ通流する。これによ
り、原料空気中の含有水分は吸着剤20に吸着され、該
原料空気は、略完全に脱湿された乾燥空気となって吸着
塔2から送出され、切換弁5を再度通過して外部へ送出
される。
このように熱再生された吸着剤30は高温となっており
、これを吸着操作に使用するに先立ち冷却する必要があ
る。この場合、切換弁7を破線にて示す切換え位置に変
更すると共に、切換弁8を実線にて示す切換え位置とす
る。これにより、ブロワlから送出される原料空気は、
まず切換弁7を経て水冷クーラ15に導入され、該クー
ラ15内を通過する間に所定温度にまで冷却され、次い
で、切換弁8の切換え位置に従って、吸着塔3内に配設
された冷却管31内に導入され、該冷却管31内を通流
する。吸着塔3内部の冷却すべき吸着剤30は、冷却管
31の外側に接触しており、該冷却管31内を通流する
冷却された原料空気に、冷却管31の管壁及びこれに固
設された吸熱フィンを介して接触することになり、これ
との間の熱交換により吸熱されて冷却される。この際、
吸着剤30と冷却管31内の原料空気との間の接触は直
接的ではないから、該原料空気中の含有水分が吸着剤3
0に吸着されることはなく、この冷却の間に生じる吸着
剤30の有効吸着容量の低下はわずかである。
冷却管31内を通過し、吸着剤30との間の熱交換によ
り昇温した原料空気は、チエツク弁17を経て1次クー
ラ11及び2次クーラ12に導入され、これらの内部を
通過する間に冷却される。2次クーラ12からの導出後
における原料空気は、前述した熱再生の場合と同様、切
換弁6を通過し他方の吸着塔2に導入され、該吸着塔2
内を通過する間に、吸着剤20に含有水分を吸着せしめ
、略完全に脱湿された乾燥空気となり、切換弁5を経て
外部へ送出される。
吸着塔3内の吸着剤30の熱再生及び冷却が終了した後
、これを吸着操作に使用する場合、切換弁5.6を破線
にて示す切換え位置とする。これにより、ブロワ1から
送出される原料空気は、切換弁7,8の切換え位置に応
じて、熱再生時には吸着塔2の内部、また冷却時には冷
却管21の内部に通流せしめられ、吸着剤20の熱再生
又は冷却が前述の場合と同様に行われると共に、吸着塔
2内部を通過後の原料空気は切換弁6及びチエツク弁1
6を経て、また冷却管21内部を通過後の原料空気はチ
エツク弁17を経て、夫々1次クーラ11及び2次クー
ラ12に導入され、所定温度に冷却された後、切換弁6
を経て吸着塔3に導入され、これの内部の吸着剤30と
接触しつつ該吸着塔3内部を通流し、吸着剤30に含有
水分を吸着させ、乾燥空気となって、切換弁5を経て外
部へ送出される。
第2図は、本発明に係る空気乾燥装置の他の実施例を示
す系統図である。これは、ブロワ1の吐出側を2方向に
分岐し、一方を流量調整弁71を介して前記1次クーラ
11及び2次クーラ12に接続し、また、他方を、実線
及び破線にて示す2つの切換え位置を備えた3方弁を用
いてなる切換弁7を介してヒータ9及び水冷クーラ15
に夫々接続し、更に切換弁7とヒータ9との間に流量調
整弁72を設け、熱再生工程において用いる原料空気の
量を調整可能とすると共に、前記切換弁5を、実線及び
破線にて示す2つの切換え位置を備えた3方弁を用いて
なる1個の切換弁50と、2個の開閉弁51゜52とに
置換え、同様に前記切換弁6を、実線及び破線にて示す
2つの切換え位置を備えた3方弁を用いてなる1個の切
換弁60と、2個の開閉弁61362とに置換えて、冷
却工程にある吸着塔2又は3を密閉可能としたものであ
る。
本図においては、例えば吸着塔2内にて吸着操作を行い
、その間に吸着塔3内の吸着剤30の熱再生及び冷却を
行う場合、切換弁7及び切換弁50゜60を全て実線に
て示す切換え位置とし、流量調整弁71.72の開度を
適宜に設定すると共に、吸着塔2及び吸着塔3の出口側
となる開閉弁51及び開閉弁62を開放する。これによ
り、ブロワ1から送出される原料空気の一部は、切換弁
7及び流量調整弁72を介してヒータ9に導入され、次
いで切換弁50を経て吸着塔3内に導入され、吸着剤3
0の熱再生に用いられた後、開放状態にある開閉弁62
及びチエツク弁16を経て1次クーラ11及び2次クー
ラ12に導入されて冷却され、更に切換弁60を経て吸
着塔2に導入され、吸着剤20に含有水分を吸着させて
乾燥空気となり、開放状態にある開閉弁51を経て外部
へ送出される。また、ブロワlが送出する原料空気の残
部は、流量調整弁71を通過して流れ、吸着剤30の熱
再生に用いられることなく、1次クーラ11及び2次ク
ーラ12に直接導入され、以後は同様の経路を通って乾
燥空気として送出される。
このように、ブロワlが送出する原料空気は、その−・
部が吸着塔3に導入され、吸着剤30の熱再生に用いら
れるが、この導入量は、流量調整弁71゜72の開度の
変更により適宜に調整可能である。この調整により、吸
着剤20の吸着操作が終了する時点と、吸着剤30の熱
再生工程及びこれに続く冷却工程が終了する時点とを略
一致させることが可能となり、吸着剤30が過剰に再生
又は冷却されることを防止できる。
熱再生後の吸着剤30の冷却を行う場合、切換弁7の切
換え位置を変更すると共に、切換弁8を実線にて示す切
換え位置とし、更に吸着塔2の出口側の開閉弁51のみ
を開放し、また、流量調整弁71を閉鎖する。これによ
り、ブロワlから送出される原料空気は、その全量が、
切換弁7を介して水冷クーラ15に導入されて冷却され
、次いで切換弁8の切換え位置に従って冷却管31に導
入される。
冷却管31内に導入された原料空気は、該冷却管31の
管壁及び吸熱フィンを介して高温状態にある吸着剤30
と間接的に接触し、吸着剤30を冷却する。
吸着剤30からの吸熱により昇温した原料空気は、チエ
ツク弁17を経て1次クーラ11及び2次クーラ12に
導入されて冷却され、更に切換弁60を介して吸着塔2
に導入され、吸着剤20に含有水分を吸着させて乾燥空
気となり、開放状態にある開閉弁51を経て外部へ送出
される。この冷却工程の間、冷却されるべき吸着剤30
を充填してなる吸着塔3は、その出入口に装着され共に
閉鎖状態にある開閉弁52.62にて密閉されており、
吸着塔3内部に連なる空気容積が可及的に少なく保たれ
ているから、冷却工程中における吸着剤30の吸着水分
量を更に   。
少なくすることができる。
このように第2図に示す実施例においては、第1図の実
施例と比較して、操作すべき弁の個数が多(、弁操作に
煩わしさを伴うという難点が生じる一方、吸着剤20.
30の有効吸着容量の一層の低減化が可能となる上、熱
再生及び冷却に要する時間を調節することができ、吸着
剤20.30の過剰な再生及び冷却を防ぎ得るという効
果がある。
なお本実施例においては、吸着剤20又は30の冷却に
用いる原料空気の冷却用に専用の水冷クーラ15を設け
ているが、これを1次クーラ11及び/又は2次クーラ
12にて兼用させてもよい。
また本実施例においては、2基の吸着塔2.3を設けた
場合について説明したが、更に多くの吸着塔を設けても
よいことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く本発明に係る空気乾燥装置においては
、熱再生後に高温となった吸着剤が、吸着塔内に設けた
冷却管内を通流する原料空気との間接的な接触により冷
却されるから、この冷却の間に、吸着剤が原料空気の含
有水分を吸着することがな(、この吸着剤を吸着操作に
用いる場合の有効吸着容量が増大し、吸着剤の必要量の
削減が可能となる等、本発明は便れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す1気乾燥装置の系統図
、第2図は本発明の他の実施例を示す空気乾燥装置の系
統図、第3図は従来の空気乾燥装置の系統図である。 2.3・・・吸着塔  7・・・切換弁 20.30・
・・吸着剤 21.31・・・冷却管 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人   大   岩   増  雄2.3・・・吸
着塔 7・・・切換弁 20.30・・・吸着剤 2+、3+・・・冷却管 簗1図 1:l(、l 筈2図 l・事件0表示   特願昭63−133091号21
発明の名称 空気乾燥装置 3、補正をする者 代表者志岐守哉 4、代理人 氏名 (7375)弁理士大岩増雄 (連絡先03(213)3421特許部)5、補正の対
象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 明細書第12頁第11行目に「回収される。」とあるの
を「系外に排出される。」と訂正する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、吸着剤を充填してなる2組の吸着塔の一方に、加熱
    又は冷却された原料空気を通流させ、該吸着塔内部の吸
    着剤の熱再生、又は熱再生後の冷却を行い、更に、この
    原料空気を他方の吸着塔に通流させ、該吸着塔内部の吸
    着剤に含有水分を吸着せしめて乾燥空気を得る空気乾燥
    装置において、 前記吸着塔に内設された冷却管と、 前記冷却時と熱再生時とにおける原料空気 の通流経路を、前記冷却管の内外に切換える手段と を具備することを特徴とする空気乾燥装置。
JP63133091A 1988-05-30 1988-05-30 空気乾燥装置 Pending JPH01299622A (ja)

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