JPH01298664A - 脱着コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は脱着コネクタに係り、特に、各種装置への電源
の供給用、制御信号供給用、及びＦＭ（Ｆｒｅｑｕｅｎ
ｃｙ　　Ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ　＞放送受信アンテナ用
等の各種コネクタを一体化した脱着コネクタに関する。

従来の技術 従来より車載の各装置への電源の供給や各装置の制御を
行なうための制御信号を供給する際に配線を簡単、かつ
、確実に行なえるようにするため各種の脱着コネクタが
用いられている。

この種の車載用脱着コネクタとして従来第６図〜第９図
に示すような電源供給用端子、制御信号供給用端子及び
ＦＭ放送受信用アンテナ端子を・−体としたものがある
。第６図、第７図はソケットの平面図、正面図、及び、
側面図、第８図、第９図【まプラグの平面図、正面図、
及び側面図を示す。

ソケット本体３には第６図、第７図に示すように凸部４
ａ及び４ｂ１ｆｉ設けられ、その凸部４ａ及び４ｂの互
いに向き合う面より若干突出するようにソケットコンタ
クト５ａ、５ｂ、６ａ、６ｂ及び７ａ、７ｂが設けられ
ている。ソケットコンタクト５ａ、５ｂは電源供給用の
端子で、電源供給用リード線群８が結線されている。ソ
ケットコンタクト６ａ、６ｂは制御信号を通電するため
の端子で制御信号供給用リード線群９が結線されている
。ソケットコンタクト７ａ、７．ｂはＦＭ放送受信アン
テナ接続用の端子で高周波信号であるＦＭ放送波を通電
するための同軸ケーブル１が結線される。

電源供給用ソケットコンタクト５ａ、５ｂと制御信号用
及びＦＭ放送受信アンテナ接続用ソケットコンタクト６
ａ、６ｂ及び７ａ、７ｂとの間には金属板１０が配設さ
れ、電源供給用のソケットコンタクト５ａ、５ｂと制御
信号用及びＦＭ放送受信アンテナ接続用ソケットコンタ
クト６ａ。

６ｂ及び７ａ、７ｂとの電気的分離を計っている。

また、プラグ本体１２は第８図、第９図に示すようにソ
ケット本体３に設けられた凸部４ａ。

４ｂと嵌合する四部１３ａ、１３ｂが互いに平行に設け
られている。凹部１３ａにはプラグビン１４ａ、１５ａ
、１６ａが凹部１３ｂにはプラグビン１４ｂ、１５ｂ、
１６ｂが固定されている。

プラグビン１４ａ、１４ｂは電源供給用リード線群１７
に結線され、プラグビン１５ａ、１５ｂは制御信号供給
用リード線群１８に結線され、プラグビン１６ａ、１６
ｂはＦＭ放送受信アンテナ用同軸アンテナ用同軸ケーブ
ル２の中心導体２ａ及び外部導体２ｂが結線されている
。

ソケット本体３とプラグ本体１２とはソケット本体３に
設けられた位置決め用ビン１１ａをプラグ本体１２に設
けられた位置決め穴部１９ａに挿入し、ソケット本体３
の位置決め用ビン１１ｂをプラグ本体１２の位置決め用
穴部１９ｂに挿入して両者の位置決めが行なわれる。

プラグとソケットとの接続はソケットに設けられた凸部
４ａ、４ｂがプラグの凹部１３ａ、１３ｂに夫々嵌合し
、ソケットコンタクト５ａはプラグビン１４ａに、ソケ
ットコンタクト５ｂはプラグビン１４ｂに接触し、また
、ソケットコンタクト６ａはプラグビン１５ａにソケッ
トコンタクト６ｂはプラグビン１５ｂに、さらに、ソケ
ットコンタクト７ａはプラグビン１６ａに、ソケットコ
ンタクト７ｂはプラグビン１６ｂに接触し、電気的導通
が図られる。

なお、ソケット側に設けられた金属板１０はプラグ側の
切欠部２０に挿入され、プラグとソケットの接続の妨害
にならない構成とされている。

発明が解決しようとする課題 しかるに、ＦＭ放送は高周波信号であるため通常、ＦＭ
放送受信用のアンテナからＦＭ放送受信装置までの間は
同軸ケーブルで接続するが、従来のコネクタを介してＦ
Ｍ放送波の伝送を行なう場合、従来のコネクタはＦＭ放
送受信用の端子も他の電源供給用及び制御信号供給用の
端子同様平行２線の形で接続されるため、コネクタ部分
の特性インピーダンスが高インピーダンスとなり、ＦＭ
放送受信系のインピーダンス整合がとれなくなり、信号
の反射が大となり（ＶＳＷＲ（ＶｏｌｔａｇｅＳ　ｔａ
ｎｄｉｎａ　Ｗａｖｅ　Ｒａｇｏ　：電圧定在波比）が
大となる）、アンテナからの放送信号がコネクタ部分で
３〜４　（Ｅ減衰し、又、コネクタ部分はシールドされ
ていないため外来のノイズが侵入しやすくなる等の問題
点があった。

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので減衰が少なく
、ノイズが入りにくい脱着コネクタを提供することを目
的とする。

課題を解決するための手段 第１のリード線群が結線された複数のプラグビンを有す
るプラグ部と、第２のリード線群が結線された複数のソ
ケットコンタクトを有するソケット部とを接続し、複数
のプラグビンと複数のソケットコンタクトとを接触させ
て、第１のリード線群と第２のリード線群とを電気的に
接続する肌着コネクタにおいて、プラグ部に設けられた
第１のプラグビンとソケット部に設けられた第１のプラ
グビンと接触する第１のソケットコンタクトとの接触部
分を、プラグ部に第１のプラグビンと近接して設けられ
た第２のプラグビンとソケット部に設けられ、第２のプ
ラグビンと接触する第２のソケットクンタクトにより包
囲する構成としてなる。

作用 第１のプラグビンはプラグ部に設けられ、ソケット部に
設けられた第１のソケットコンタクトと接触してプラグ
部とソケット部との導通を計る。

第２のプラグピンはプラグ部の第１のプラグピンに近接
して設けられ、ソケット部に設けられた第２のソケット
コネクタと接触してプラグ部とソケット部との導通をＭ
すると共に、第２のソケットコネクタとともに第１のプ
ラグピンと第１のソケットコネクタとの接触部を包囲す
る。

実施例 第１図は本発明の一実施例のソケットの平面及び、正面
図、第２図は本発明の一実施例のソケットのＡ−Ａ’断
面図、第３図は本発明の一実施例のプラグの平面及び正
面図、第４図は本発明の一実施例のプラグのＢ−８’断
面図を示す。

樹脂製のソケット本体２１のプ゛ラグに対向する側の面
には凸部２２ａ及び２２ｂが互いに平行するように設け
られ、前記凸部２２ａ及び２２ｂには複数の穴部２３ａ
、２３ｂ、２４ａ、２４ｂ。

２５が貫通している。穴部２３ａ、２３ｂには電源供給
用リード線群２６を結線した複数のソケットコンタクト
２７ａ、２７ｂが固定され、穴部２４ａ、２４ｂには各
装置を制御する制御信号供給用リード線群２８を結線し
た複数のソケットコンタクト２９ａ、２９ｂが固定され
、さらに穴部２５にはＦＭ放送受信アンテナとの接続を
行なうための同軸ケーブル１の中心導体１ａを結線した
第１のソケットコンタクトであるソケットコンタクト３
０が固定される。

また、凸部２２ａ、２２ｂの電源供給用のソケットコン
タクト２７ａ、２７ｂが固定された穴部２３ａ、２３ｂ
と、制御信号供給用及びＦＭ放送受信アンテナ用のソケ
ットコンタクト２９ａ。

２９ｂ及び３０が固定された穴部２４ａ、２４ｂ及び２
５との間には凸部２２ａより凸部２２ｂに渡ってシール
ド用の金属板３１を設けている。さらに、ＦＭ放送受信
アンテナ用のソケットコンタクト３０が固定された穴部
２５にはソケットコンタクト３０を爪部３りａ及び板部
３２ｂにより包囲するように第２のソケットコンタクト
を構成する金属板３２が配設されていて、ＦＭ放送受信
アンテナ用の同軸ケーブル１の外部導体１ｂが接続され
る。

次にプラグ部の構成を説明する。プラグ部は樹脂製のプ
ラグ本体３４に前記ソケットに設けられた凸部２４ａ、
２４ｂと嵌合する凹部３５ａ、及び、３５ｂが互いに平
行に設けられていて、凹部３５ａ、３５ｂのソケットコ
ンタクト２９ａ。

２９ｂ、３１ａ、３１ｂ及び３２と対向するように配線
面まで貫通した複数の穴部３６ａ、３６ｂ。

３７ａ、３７ｂ、３８が設けられている。

穴部３６ａ、３６ｂには電源供給用リード線群３９が結
線されたプラグビン４０ａ、４０ｂが固定され、穴部３
７ａ、３７ｂには制御信号供給用リード線群４１が結線
されたプラグピン４２ａ。

４２ｂが固定され、さらに穴部３８にはＦＭ放送受信用
アンテナより接続された同軸ケーブル２の中心導体２ａ
が結線された第１のプラグビンであるプラグビン４３が
固定される。

また、ソケットのＦＭ放送受信用アンテナのプラグビン
部分の略中央部には同軸ケーブル２の外部導体２ｂが結
線された第２のプラグビンである金属板４４が設けられ
る。

ソケットとプラグとの接続はプラグ本体３４の凹部３５
ａ、３５ｂとにソケット本体２１の凸部２２ａ、２２ｔ
）が嵌合し、電源供給用プラグビン３６ａ、３６ｂが電
源供給用ソケットコンタクト２７ａ、２７ｂと接触し、
制御信号供給用プラグビン３７ａ、３７ｂが制御信号用
ソケットコンタクト２９ａ、２９ｂと接触し、また、同
軸ケーブル１．２の中心導体１ａ、２ａを接続するＦＭ
放送受信アンテナ用プラグピン４３がＦＭ放送受信アン
テナ用ソケットコンタクト３０と接触し、さらに、同軸
ケーブル１，２の外部導体１ａ、Ｉｂを接続するソケッ
ト側に設けられた金属板３２の爪部３２ａとプラグ側の
金属板４４が接触して完了する。

このとき、ソケット本体２１と一体に互いにはす向いに
植設されたビン３３ａ、３３ｂはプラグ本体３４に互い
にはす向いに設けられた穴４５ａ。

４５ｂに挿入され、コネクタの誤接続を生じない構成と
されている。次にＦＭ放送受信用アンテナを接続するた
めの同軸ケーブル１及び２のコネクタでの接続について
第５図と共に説明する。

第５図はソケットにプラグを挿入した状態の同軸ケーブ
ル１の接続部の断面図を示す。第５図に示すようにソケ
ット側に結線された同軸ケーブル１の中心導体１ａはソ
ケットコンタクト３０に結線され、プラグ側に結線され
た同軸ケーブル２の中心導体２ａはプラグビン４３に１
！２１線され、電源供給用のものや制御信号供給用のも
のと同様に接触し、導通する。また、ソケット側の同軸
ケーブル１の外部導体１ｂは金属板３２に結線され、金
属板３２の爪部３２ａにプラグ側の同軸ケーブル２の外
部導体２ｂが結線された金属板４４が接触し、導通する
。

同軸ケーブル１．２の外部導体１ｂ、２ｂが結線された
板部３２ｂ及び爪部３２ａよりなる金属板３２と金属板
４４とにより、同軸ケーブル１゜２の中心導体１ａ、２
ａが結線されたソケットコンタクト３０とプラグビン４
３との接触部分が包囲されるような形となる。このため
同軸ケーブルの外部導体　１ｂ、２ｂを従来のように、
通常の形状のプラグビン及びソケットコンタクトにより
接続したものに比しコネクタ部分での特性インピーダン
スを小さくすることができる。したがって、ＦＭ放送受
信用アンテナからの信号の減衰を１〜２　ｔＢ　ｆ１度
に小さく抑えることができる。また、金属板３２及び金
属板４４が中心導体部を包囲する形であり、シールド効
果を有するため、コネクタ部での外部から雑音の侵入を
防ぐことができる。

発明の効果 上述の如く、本発明によれば、第１のプラグビンと第１
のソケットコンタクトとの接触部を第２のプラグビンと
第２のソケットコンタクトにより包囲することにより、
例えば高周波信号を伝送する際に用いられる同軸ケーブ
ルなどの接続を行なう場合に、同軸ケーブルの特性イン
ピーダンスと接触部での特性インピーダンスを近似させ
ることが可能なため、高周波信号の減衰を小さくでき、
さらに、シールド効果により雑音の侵入を防止できる等
の特長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のソケット部の平面、及び、
正面図、第２図は本発明の一実施例のソケット部のＡ−
Ａ’断面図、第３図は本発明の一実施例のプラグ部の平
面、及び、正面図、第４図は本発明の一実施例のプラグ
部のＢ−Ｂ’断面図、第５図は本発明の一実施例の要部
の断面図、第６図は従来の一例のソケット部の平面、及
び、正面図、第７図は従来の一例のソケット部の側面図
、第８図は従来の一例のプラグ部の平面、及び、正面図
、第９図は従来の一例のプラグ部の側面図である。 １．２・・・同軸ケーブル、２２ａ、２２ｂ・・・凸部
、３０・・・ソケットコンタクト、３２・・・金属板、
３５ａ。 ３５ｂ・・・凹部、４３・・・プラグビン、４４・・・
金属板。 寓１図 ＄２図 第４図 第３図 第Ｓ図 第６図 Ａｌ 菓７図 ’１９ｒｉｌ 第８図 ｆＡ］ ＋Ｂｌ　　　　７９Ｃ １Ｖ　　　　　　　　　　　　１８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 第１のリード線群が結線された複数のプラグピンを有す
   るプラグ部と、第２のリード線群が結線された複数のソ
   ケットコンタクトを有するソケット部とを接続し、該複
   数のプラグピンと該複数のソケットコンタクトとを接触
   させて、該第１のリード線群と該第２のリード線群とを
   電気的に接続する脱着コネクタにおいて、 該プラグ部に設けられた第１のプラグピンと、該ソケッ
   ト部に設けられ該第１のプラグピンと接触する第１のソ
   ケットコンタクトとの接触部分を、該プラグ部に該第１
   のプラグピンと近接して設けられた第２のプラグピンと
   、該ソケット部に設けられ該第２のプラグピンと接触す
   る第２のソケットコンタクトとにより包囲する構成とし
   たことを特徴とする脱着コネクタ。