JPH01298238A - 織機の開口装置におけるスプリング異常検出装置 - Google Patents
織機の開口装置におけるスプリング異常検出装置Info
- Publication number
- JPH01298238A JPH01298238A JP13052588A JP13052588A JPH01298238A JP H01298238 A JPH01298238 A JP H01298238A JP 13052588 A JP13052588 A JP 13052588A JP 13052588 A JP13052588 A JP 13052588A JP H01298238 A JPH01298238 A JP H01298238A
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- JP
- Japan
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- loom
- spring
- tension spring
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- hanger bracket
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- Pending
Links
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 title 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 20
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 abstract 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
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- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はばね作用を利用した消極開口装置におけるスプ
リング異常検出装置に関するものである。
リング異常検出装置に関するものである。
[従来の技術]
消極開口装置でばばね作用バランス、経糸種類の変更等
に起因して綜絖枠1枚に比較的多数本の引張ばねが用い
られるが、そのうちの1本でも切断すれば開口不良が発
生し、緯入れミスの増大に繋がる。
に起因して綜絖枠1枚に比較的多数本の引張ばねが用い
られるが、そのうちの1本でも切断すれば開口不良が発
生し、緯入れミスの増大に繋がる。
[発明が解決しようとする課B]
しかしながら、例えば特開昭60−81350号公報に
開示されるように、複数本の引張ばねに接続された掛止
ピンとキャリアレバーとの摺動部位への風綿付着、この
摺動部位へ供給される潤滑油の飛散防止、高速揺動する
キャリアレバーに対する安全対策等の理由によりキャリ
アレバーの一部及び引張ばねに対してカバーを施すこと
が一般的に行われているため、このカバーにより切断し
た引張ばねを早急に発見することが阻害される。
開示されるように、複数本の引張ばねに接続された掛止
ピンとキャリアレバーとの摺動部位への風綿付着、この
摺動部位へ供給される潤滑油の飛散防止、高速揺動する
キャリアレバーに対する安全対策等の理由によりキャリ
アレバーの一部及び引張ばねに対してカバーを施すこと
が一般的に行われているため、このカバーにより切断し
た引張ばねを早急に発見することが阻害される。
仮に、カバーが無いとしても引張ばねの本数の多さ故に
中央付近で切断した引張ばねの発見は容易でなく、カバ
ーを透明にしても事情は変わらない。
中央付近で切断した引張ばねの発見は容易でなく、カバ
ーを透明にしても事情は変わらない。
本発明はこのような開口スプリングの切断を直ちに把握
し得る手段を提供することを目的とするものである。
し得る手段を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
そのために本発明では、織機固定部に固設されたハンガ
ーブラケットに対して引張ばねの一端に接続された掛止
部材を落下可能に掛止め、引張ばねの切断に伴う前記掛
止部材の落下領域内に検出領域を持つ落下検出手段をハ
ンガーブラケットの近傍に設置した。
ーブラケットに対して引張ばねの一端に接続された掛止
部材を落下可能に掛止め、引張ばねの切断に伴う前記掛
止部材の落下領域内に検出領域を持つ落下検出手段をハ
ンガーブラケットの近傍に設置した。
[作用]
多数本の引張ばねのうちのいずれがが切断すると、この
切断した引張ばねの掛止部材がハンガーブラケットから
離間落下し、この落下が落下検出手段により検出される
。この落下検出信号に基づいて警告ランプの点滅警告、
あるいは機台停止が行われる。
切断した引張ばねの掛止部材がハンガーブラケットから
離間落下し、この落下が落下検出手段により検出される
。この落下検出信号に基づいて警告ランプの点滅警告、
あるいは機台停止が行われる。
[実施例]
以下、本発明を具体化した一実施例を第1〜3図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
織機の両サイドフレーム1.2上に立設された二叉状ブ
ラケット3.4に回動可能に支持されたジャックレバー
5,6は引張ばね7.7A、8により回動付勢されてお
り、ジャックレバー5,6に連結された吊下ロープ9.
10下端には綜絖枠23を取付支持するためのチャンネ
ル状の可動取付体11.12が掛止連結部材13.14
を介して掛止吊下されている。一方のサイドフレーム1
の側方には機台回転に同期して回転するカム15及びカ
ムレバー16からなる往復駆動機構が設置されており、
カムレバー16に連結された引き下げロープ17..1
8が掛止連結部材19.20を介して可動取付体11.
12下端に連結されている。従って、カム15の回転が
引き下げロープ17.18を介して可動取付体11.1
2の上下動に変換され、綜絖枠23の上下動が左右の案
内体21.22により案内される。
ラケット3.4に回動可能に支持されたジャックレバー
5,6は引張ばね7.7A、8により回動付勢されてお
り、ジャックレバー5,6に連結された吊下ロープ9.
10下端には綜絖枠23を取付支持するためのチャンネ
ル状の可動取付体11.12が掛止連結部材13.14
を介して掛止吊下されている。一方のサイドフレーム1
の側方には機台回転に同期して回転するカム15及びカ
ムレバー16からなる往復駆動機構が設置されており、
カムレバー16に連結された引き下げロープ17..1
8が掛止連結部材19.20を介して可動取付体11.
12下端に連結されている。従って、カム15の回転が
引き下げロープ17.18を介して可動取付体11.1
2の上下動に変換され、綜絖枠23の上下動が左右の案
内体21.22により案内される。
引張ばね7,7A、8は、織機の固定部となるサイドフ
レーム1.2に固設された導体製のハンガーブラケット
24.25とジャックレバー5゜6に掛止められた可動
ハンガー26.27との間に張設されており、引張ばね
7,7A、8の上端は可動ハンガー26.27に止着さ
れている。引張ばね7,7A、8の下端には掛止部材2
8 、28A。
レーム1.2に固設された導体製のハンガーブラケット
24.25とジャックレバー5゜6に掛止められた可動
ハンガー26.27との間に張設されており、引張ばね
7,7A、8の上端は可動ハンガー26.27に止着さ
れている。引張ばね7,7A、8の下端には掛止部材2
8 、28A。
29が止着されており、各掛止部材28.28A。
29には複数の嵌合孔28aが上下に並設されていると
共に、上段の嵌合孔28aには掛止ピン30が嵌合され
ている。第3図に示すように掛止部材28.28A、2
9はハンガーブラケット24.25の支持溝24aに摺
動落下可能に挿入列設されており、掛止ピン30が支持
$ 24 aを跨がる掛止凹部24bに掛止められてい
る。
共に、上段の嵌合孔28aには掛止ピン30が嵌合され
ている。第3図に示すように掛止部材28.28A、2
9はハンガーブラケット24.25の支持溝24aに摺
動落下可能に挿入列設されており、掛止ピン30が支持
$ 24 aを跨がる掛止凹部24bに掛止められてい
る。
第3図に示すようにハンガーブラケット24゜25の両
側面間には導体製の支持バンド31 、32が絶縁板4
0.41を介して垂下架設されており、支持バンド31
.32の垂下部31a、3ib間には検知ワイヤ33.
33Aが列設する掛止部材28.28A、29下端部の
凹部28bを挿通するように張設されている。そして、
サイドフレーム1.2の外側面に止着されたコネクタボ
ックス34.35から延出するリード線36.37がハ
ンガーブラケット24.25及び支持バンド31゜32
に接続されており、リード線36.37はコネクタボッ
クス34.35を介して織機制御コンピュータCに接続
されている。
側面間には導体製の支持バンド31 、32が絶縁板4
0.41を介して垂下架設されており、支持バンド31
.32の垂下部31a、3ib間には検知ワイヤ33.
33Aが列設する掛止部材28.28A、29下端部の
凹部28bを挿通するように張設されている。そして、
サイドフレーム1.2の外側面に止着されたコネクタボ
ックス34.35から延出するリード線36.37がハ
ンガーブラケット24.25及び支持バンド31゜32
に接続されており、リード線36.37はコネクタボッ
クス34.35を介して織機制御コンピュータCに接続
されている。
引張ばね7Aが切断すると、第2図に鎖線で示すように
掛止部材28Aが検知ワイヤ33A上に落下し、掛止部
材28Aの凹部28bと検知ワイヤ33Aとが接触する
と共に、掛止部材28Aが支持溝24a内にてハンガー
ブラケット24に接触する。この接触によりリード線3
6.37間が導通し、この導通信号が織機制御コンピュ
ータCに入力される。織機制御コンピュータCはこの入
力信号に基づいて警告ランプ38の点滅を指令し、警告
ランプ38が点滅する。この点滅警告によりサイドフレ
ーム1側での引張ばね7の切断が作業者に容易に確認さ
れる。サイドフレーム2側の引張ばね8が切断すれば、
織機制御コンピュータCは警告ランプ39の点滅を指令
し、警告ランプ39が点滅する。これにより引張ばね8
の切断も容易に把握される。従って、引張ばね7.8の
切断状態のまま織機の稼動が継続されることはなく、緯
入れミス発生に繋がる開口不良が簡素な構成の落下検出
手段により未然に防止される。
掛止部材28Aが検知ワイヤ33A上に落下し、掛止部
材28Aの凹部28bと検知ワイヤ33Aとが接触する
と共に、掛止部材28Aが支持溝24a内にてハンガー
ブラケット24に接触する。この接触によりリード線3
6.37間が導通し、この導通信号が織機制御コンピュ
ータCに入力される。織機制御コンピュータCはこの入
力信号に基づいて警告ランプ38の点滅を指令し、警告
ランプ38が点滅する。この点滅警告によりサイドフレ
ーム1側での引張ばね7の切断が作業者に容易に確認さ
れる。サイドフレーム2側の引張ばね8が切断すれば、
織機制御コンピュータCは警告ランプ39の点滅を指令
し、警告ランプ39が点滅する。これにより引張ばね8
の切断も容易に把握される。従って、引張ばね7.8の
切断状態のまま織機の稼動が継続されることはなく、緯
入れミス発生に繋がる開口不良が簡素な構成の落下検出
手段により未然に防止される。
なお、掛止ビン30が折れると、掛止部材28゜29は
引張ばね7,8の作用により上方へ引き上げられるが、
この場合にも掛止部材28.29の凹部28bが検知ワ
イヤ33に引っ掛かり、リード線36.37間が導通し
て警告ランプ38 、39の警告点滅が行われる。
引張ばね7,8の作用により上方へ引き上げられるが、
この場合にも掛止部材28.29の凹部28bが検知ワ
イヤ33に引っ掛かり、リード線36.37間が導通し
て警告ランプ38 、39の警告点滅が行われる。
本発明は勿論前記実施例にのみ限定されるものではなく
、例えば第4図に示すように検知ワイヤを省略し、導体
製の掛止部材42が支持バンド3I上に落下する構成と
してもよく、この実施例においても引張ばね7.8が切
断すればリード線36.37間が導通する。この実施例
では掛止ビン30の折損を検出できないが、落下検出手
段の構成は前記実施例に比してさらに簡素となる。
、例えば第4図に示すように検知ワイヤを省略し、導体
製の掛止部材42が支持バンド3I上に落下する構成と
してもよく、この実施例においても引張ばね7.8が切
断すればリード線36.37間が導通する。この実施例
では掛止ビン30の折損を検出できないが、落下検出手
段の構成は前記実施例に比してさらに簡素となる。
又、本発明では引張ばねの切断を検出した場合には織機
の運転を直ちに停止するように構成することも可能であ
る。
の運転を直ちに停止するように構成することも可能であ
る。
し発明の効果]
以上詳述したように本発明は、引張ばねの切断に伴う掛
止部材の落下を検出するようにしたので、引張ばねの切
断事故を容易に把握することができ、開口不良に起因す
る緯入れミス発生を防止し得るという優れた効果を奏す
る。
止部材の落下を検出するようにしたので、引張ばねの切
断事故を容易に把握することができ、開口不良に起因す
る緯入れミス発生を防止し得るという優れた効果を奏す
る。
第1図は本発明を具体化した一実施例を示す正面図、第
2図は要部正面図、第3図は要部側面図、第4図は別個
を示す要部正面図である。 ジャックレバー5,6、引張ばね7,7A、f3、ハン
ガーブラケット24,25、掛止部材28゜28A、2
9,42、落下検出手段を構成する支持バンド31.3
2及び検知ワイヤ33.33A。
2図は要部正面図、第3図は要部側面図、第4図は別個
を示す要部正面図である。 ジャックレバー5,6、引張ばね7,7A、f3、ハン
ガーブラケット24,25、掛止部材28゜28A、2
9,42、落下検出手段を構成する支持バンド31.3
2及び検知ワイヤ33.33A。
Claims (1)
- 1 織機の固定部に止着されたハンガーブラケットとジ
ャックレバーの一端側に取付けられたハンガーとの間に
張設される引張ばねの作用を利用して綜絖枠を上下動す
る消極開口装置において、引張ばねの一端に接続された
掛止部材を前記ハンガーブラケットに落下可能に掛止め
、引張ばねの切断に伴う前記掛止部材の落下領域内に検
出領域を持つ落下検出手段をハンガーブラケットの近傍
に設置した織機の開口装置におけるスプリング異常検出
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13052588A JPH01298238A (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 織機の開口装置におけるスプリング異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13052588A JPH01298238A (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 織機の開口装置におけるスプリング異常検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01298238A true JPH01298238A (ja) | 1989-12-01 |
Family
ID=15036382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13052588A Pending JPH01298238A (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | 織機の開口装置におけるスプリング異常検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01298238A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102260947A (zh) * | 2010-05-24 | 2011-11-30 | 株式会社丰田自动织机 | 织机中的梭口开口装置 |
CN103016585A (zh) * | 2012-12-17 | 2013-04-03 | 常熟市兴隆虹桥纺织木器厂 | 织布机的绞边拉簧 |
-
1988
- 1988-05-27 JP JP13052588A patent/JPH01298238A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102260947A (zh) * | 2010-05-24 | 2011-11-30 | 株式会社丰田自动织机 | 织机中的梭口开口装置 |
CN103016585A (zh) * | 2012-12-17 | 2013-04-03 | 常熟市兴隆虹桥纺织木器厂 | 织布机的绞边拉簧 |
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