JPH01297476A - 芳香発散性着色塗布液及び芳香発散性着色塗布筆記具 - Google Patents

芳香発散性着色塗布液及び芳香発散性着色塗布筆記具

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JPH01297476A
JPH01297476A JP63129379A JP12937988A JPH01297476A JP H01297476 A JPH01297476 A JP H01297476A JP 63129379 A JP63129379 A JP 63129379A JP 12937988 A JP12937988 A JP 12937988A JP H01297476 A JPH01297476 A JP H01297476A
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JP
Japan
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fragrance
coating liquid
emitting
colored coating
aroma
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Application number
JP63129379A
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English (en)
Inventor
Seiji Kouda
古宇田 清司
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MEIWA KAKO KK
Original Assignee
MEIWA KAKO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、芳香発散性着色塗布液及び芳香発散性着色塗
布筆記具に関し、特に紙などの表面にカラーで着色し且
つその着色部から芳香を発散させ得るようにした塗布液
及びその為の筆記具であって、主として子供等や若年層
の者が趣味的な用途に用いるものに関する。
〔従来技術〕
従来、芳香を発散するものとして香水等が°用いられて
いるが、この用途は限られており、一般に着用した衣服
等に噴霧してその衣服等から芳香を発するように用いら
れている。
一方、室内等に芳香を発散させるため、容器内に固形状
の芳香物質を収容して芳香を発散させるようにした芳香
発散具が実用に供されている。
他方、子供等の使用する消ゴムに芳香物質を含ませ、そ
の消ゴムから芳香を発散させるようにしたものも実用に
供されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の香水、芳香発散具、或いは消ゴムは、芳香を空気
中に発するのみであって、例えば紙に画かれた絵や文字
から芳香を発散させることは殆んど不可能であるばかり
でなく、芳香の種類も特定の用途に限られていたり、高
価であったりするので、子供等や若年層の者に適したも
のではない。
更に、従来では、芳香と色彩とを組合せたものは殆んど
存在していなかったので、例えば、子供等が紙などに措
いたレモンからレモンの芳香を発散させ得るような芳香
発散性着色塗布液及びその塗布液用筆記具は全く知られ
ていない。
本発明は、着色塗布可能で且つその着色部から芳香が発
散するような芳香発散性着色塗布液及び芳香発散性着色
塗布筆記具を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第1請求項に係る芳香発散性着色塗布液は、少
なくとも、着色用の顔料と、香料と、溶剤としてのソル
ミックスと、イオン交換水とを含み、塗布されたときに
着色し且つ芳香を発散するものである。
上記着色用の顔料としては、各芳香発散性着色塗布液に
対して、赤、黄、青、緑等々の種々の色の粉末状顔料の
うち1種又は複数種混合したものが適宜用いられるが、
顔料は上記着色塗布液の全体に対して重量%で約7%程
度とする。
上記顔料に螢光物質を添加しておくと、紙などに塗布着
色したときの鮮明度に優れたものとなる。
上記香料としては、種々の合成された人工の香料又は天
然の香料が用いられるが、各着色塗布液に対して1種又
は複数種の香料が用いられる。香料は着色塗布液の全体
に対して重量%で約1〜4%程度とする。
上記香料は塗布したときの色と関連づけて決定すること
が望ましく、例えば黄色に対しレモン又はバナナ又パイ
ナツプルの芳香を発する香料、赤色に対しリンゴ又はイ
チゴの芳香を発する香料、緑色に対しリンゴの芳香を発
する香料、紫色に対しグレープの芳香を発する顔料、橙
色に対しオレンジの芳香を発する香料、等々である。
上記各種果物の芳香を発する合成香料は既存周知のもの
なので詳しい説明を省略する。
但し、上記果物の芳香を発する香料以外に、通常の香水
などに用いるのと同様の香料を用いることも有る得る。
上記ソルミックスは、顔料を分散させる為且つ香料を溶
解して希釈する為且つ塗布されたときに溶解した香料を
空中に発散させる為のもので、ソルミックスは着色塗布
液の全体に対して重量%で約40%程度とすることが望
ましい。
イオン交換水は、顔料を分散させる為且つ香料を溶解し
て希釈する為のもので、イオン交換水は着色塗布液の全
体に対して重量%で約30%程度とすることが望ましい
尚、上記顔料、香料、ソルミックス及びイオン交換水以
外に、次のような物質を添加することが望ましい。
塗布された着色部の表面に極薄の被膜を形成して芳香の
持続性を高める為にヘキシレングリコールを添加する。
しかしこの添加量が多すぎると芳香の空中への発散性が
低下するので約7重量%程度とするのが望ましい。
ソルミックスに香料が溶解するのを促進させ且つソルミ
ックスとイオン交換水に顔料が分散するのを促進させる
為の活性剤としてのアクチノールを約4重量%程度添加
することが望ましい。同時に、上記アクチノールと略同
様香料の溶解を促進させる為活性剤を約5重量%程度添
加することが望ましい。
更に、着色塗布液を紙などの表面に塗布するときの潤滑
の為に約2重量%のポリオキシエチレングリセリンエー
テルを添加し、香料などの腐敗を防ぐ為に防腐剤として
約1重量%のビオサイドを添加することが望ましい。
本発明の第2請求項に係る芳香発散性着色塗布筆記具は
、容器内に、第1請求項に記載の芳香性発散性着色塗布
液を充填し、上記容器に上記芳香性発散性着色塗布液を
外部へ導出する浸透性の芯材を装着し、上記芯材を介し
て上記芳香発散性着色塗布液を塗布し得るように構成し
たものである。
〔作用〕
本発明の第1請求項に係る芳香発散性着色塗布液におい
ては、香料がソルミックスとイオン交換水とに溶解して
希釈されており、着色用の顔料はソルミックスとイオン
交換水とに混合して分散しているので、この着色塗布液
を紙などの表面に塗布すると、顔料で着色し且つその着
色部から香料とともにソルミックスが蒸発して芳香が空
中へ発散することになる。
本発明の第2請求項に係る芳香発散性着色塗布筆記具は
、容器内に第1請求項に係る芳香発散性着色塗布液を充
填させてあり、容器に設けた浸透性の芯材を介して上記
着色塗布液を外部へ4出できるので、容器を握り芯材で
紙などの表面に文字や絵を自由に着色させて描くことが
出来、その描かれた着色部からは既述の如く芳香が発散
する。
〔発明の効果〕
本発明の第1請求項に係る芳香発散性着色塗布液によれ
ば、以上説明したように、塗布したときの着色部から芳
香が発するので、視覚及び嗅覚の両方を刺激する文字や
絵を画くことが可能となる。
特に、着色の色と芳香とが対応づけられている場合には
、例えばレモンの絵を描いてそこからレモンの香りを発
散させることが出来、子供等にとって非常に楽しいもの
となる。
本発明の第2請求項に係る芳香発散性着色塗布筆記具に
よれば、手や紙などを汚すことなく簡単に所望の個所に
上記着色塗布液を適量塗布することが出来る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を併用して説明する
本実施例に係る芳香発散性着色塗布液は、次のような物
質からなる。
(11螢光塗料用顔料の粉末      7重量%(2
)香料の原液           3〜(3)  ソ
ルミックス          41 〃(4)  イ
オン交換水         30 〃(5)へキシレ
ングリゴール      7 〃(6)アクチノール 
         4 〃(7)活性剤       
      5 〃(8)ポリオキシエチレン グリセリンエーテル 2 〃 (9)  ビオサイド            l 〃
上記螢光塗料用顔料としては、−例として黄色着色用の
顔料に、螢光物質を混合したものを用いた。
上記香料の原液としては、−例としてレモンの芳香を出
すものを用いた。但し、香料の原液は1〜4重量%とす
ることが望ましい。
上記ソルミックスは、顔料を分散させる為且つ香料を溶
解して希釈する為且つ塗布されたときに香料を空中に発
散させる為の溶剤として機能シまた紙などに予め描かれ
ている線画が溶かされないように機能する。上記ソルミ
ックスの量が少なすぎると、香料の溶解と希釈が不十分
となるだけでなり、塗布したときに香料の空中への発散
が不十分となるのに対し、ソルミックスの量が多すぎる
と、塗布したときに香料成分が短時間のうちに消失して
しまい芳香の持続性が低下する。
上記イオン交換水は、顔料を分散させる為且つ香料を溶
解して希釈する為のものである。イオン交換水は金属イ
オン等を含まないので、顔料や香料と反応して悪影響を
及ぼすことがない。
上記ヘキシレングリコールは、着色塗布液を塗布したと
きにその着色部の表面に極薄の被膜を形成して、芳香の
持続性を高めるもので、これが多すぎると着色部から香
料が放出されに(くなって芳香が弱くなる。従って、使
用する香料の濃度及び香料の香りの性質に応じてヘキシ
レングリ”a −ルの濃度を適宜設定することが望まし
く、これの濃度は約5〜10重量%程度がよい。
上記アクチノールは、ソルミックスに香料が溶解するの
を促進させ且つソルミックスとイオン交換水とに顔料が
分散する促進させる為の活性剤であり、これの濃度は約
4重量%程度とすることが望ましく、上記アクチノール
としては例えば松本油脂製薬0菊の商品F−9を用いた
上記活性剤は、上記アクチノールと同様の目的で添加す
るが、主として顔料の分散性を高めることを主目的とし
、これの濃度は約5重量%程度とすることが望ましく、
活性剤としては例えば松本油脂製薬−の商品名TG−3
0Aを用いた。
上記ポリオキシエチレングリセリンエーテルは、着色塗
布液を紙などの表面に塗布するときの滑りを促進する円
滑剤として作用するものであり、その濃度は約2重量%
で十分である。
上記ビオサイドは、香料などの腐敗を防ぐ防腐剤であり
、約1重量%程度添加することが望ましく、またビオサ
イドとして各種あるが例えば松本油脂製薬a1の商品名
800sを用いた。
上記実施例に係る芳香発散性着色塗布液においては、香
料がソルミックスとイオン交換水とに溶解して希釈され
ており、着色料の顔料はソルミックスとイオン交換水と
に混合して分散しているので、この着色塗布液を紙など
の表面に塗布すると、顔料で着色し且つその着色部から
香料とともにソルミックスが蒸発して芳香が空中へ発散
する。
上記実施例に係る着色塗布液を塗布したところ、鮮明な
黄色の着色部が形成され、その着色部からレモンの芳香
が空中へ発散するのを確認できた。
そして、ヘキシレングリコールが添加され、着色部の表
面に被膜が形成されることから、上記芳香は数8間に亙
って有効であった。
次に、上記芳香発散性着色塗布液を容器内に充填してな
る芳香発散性着色塗布下記具について説明する。
第1図・第2図に示すように、この筆記具りは、透明ガ
ラス製の容量約30ccのボトル状の容器本体1と、容
器本体1の上端の開口部1aに嵌合される合成樹脂製の
中栓2と、中栓2の中央部の四部2aに下端部において
嵌着された浸透性フェルトからなる芯材3と、芯材3が
挿通する首部4aを有し且つ容器本体1の開口部1aの
外周部のネジ部1bに外嵌螺着される嵌合部4 bを有
する合成樹脂製のホルダ4と、ホルダ4に一ヒ方より外
嵌合される合成樹脂製のキャップ5と、容器本体1内に
充填された前記芳香発散性着色塗布液1−と、容器本体
1内に収容され上記着色塗布液りの撹拌に供するガラス
製又は鉛製の小球6とを備えている。
上記中栓2について説明すると、容器本体1の開口部1
aを塞ぐ蓋部2bの中央部には下方へ断面四角形状に門
人する凹部2aが形成され、凹部2aの外側で蓋部2b
の下面には開口部1aに液密に内嵌する短筒部2cが突
設され、上記凹部2aの外周壁の上端近くの部位には複
数個の小径の液導出孔2dが形成され、また蓋部2bの
上面には凹部2aの上縁外においてシール用の環状突部
2eが形成されている。
上記ホルダ4の嵌合部4bのうち中栓2の蓋部2bに当
接する当接シール而4cには環状突部2eが嵌合する環
状溝4dが形成され、また首部4aの上端には上方拡大
のテーバ面4eが形成され、テーバ面4eよりも上方で
芯材3の外周面に沿って流下する着色塗布液I7が外側
へ流れずに首部4a内へ流れるように案内するようにな
っている。
上記芯材3は、断面四角形状の柱状に形成され、その下
端部が中栓2の凹部2aに嵌着されるとともに、芯材3
はホルダ4の首部4aに密に挿通して首部4aのと端上
べ約10+n前後突出するように装着される。
上記キャップ5の内周上段には芯材3を収容する収容部
5aが形成され、また内周中段部にはホルダ4のテーバ
面4eに嵌合する環状テーパ部5bが形成されている。
第2図は、上記筆記具りを組立てた状態を示し、容器本
体1の開口部1aに中栓2を嵌め、中栓2の凹部2aに
芯材3の下端部を嵌着した状態で、ホルダ4を上方より
芯材3と中栓2と容器本体1のネジ部1bとに外嵌させ
、嵌合部4aをネジ部1bに螺着し、容器本体Iの開口
部1aを中栓2で塞ぎ、中栓2をホルダ4で容器本体l
の開口部1bに液密状に固定し、環状突部2eと環状溝
4dとで中栓2とホルダ4間を液密状にシールし、キャ
ップ5をホルダ4と芯材3とに着脱可能に外嵌して不使
用時の着色塗布液りの蒸発を防いでいる。
上記筆記具りを使用するときには、先ず手で握って上下
に振り小球6にて着色塗布液りを攪拌し、次に倒立状に
すると、着色塗布液I3が液導出孔2dより流れ出して
芯材3に浸透するので、キャップ5を外した状態で芯材
3の先端で紙などの表面に塗布し文字や絵などを筆記す
ることが出来る。
使用後は、図示のように上向きとし、キヤ・2プ5を閉
じる。このとき、芯材3内の着色塗布液りは液導出孔2
dを通って容器本体1内へ流入するが、液導出孔2dよ
りも下側の凹部2a内には着色塗布液りが残留して芯材
3が乾燥してしまうのを防ぎ、次回に使用するときに浸
透が円滑にすすみ直ちに使用可能となる。尚、符号7は
透明な熱収縮フィルムである。
尚、上記筆記具りは、比較的太い芯材3を備え、比較的
大きな文字、図形や絵を塗布するのに適したものである
が、芯材3を細めに形成して比較的細い線で文字や絵を
描けるようにしてもよい。また容器本体1の形状・材質
は上記のものに限られるものでなく、外観上も美しくし
外部から内部の着色塗布液りが見えるように構成してお
けば、この筆記具り自体が装飾品的に役立つ。
次に、第1請求項の対象外の芳香発散性塗布液について
、参考までに記載する。
これは、着色を目的とせず塗布した塗布部から芳香のみ
を発散させるようにする為の塗布液であり、次の組成の
ものが望ましい。
(1)香料の原液           5重量%(2
)  ソルミックス          10 〃(3
)  イオン交換水         68 〃(4)
ヘキシレングリコール      7 〃(5)活性剤
             5 〃(6)ポリオキシエ
チレン グリセリンエーテル 5 〃 上記各物質は前記芳香発散性着色塗布液の場合と同様に
作用するもので、かつ同様の種類のものが用いられる。
但し、香料として香水の原液などを用いることが考えら
れ、例えば手紙の便箋の表面に塗布することにより香水
の芳香を発散させることが出来る。
或いは、同種の商品で異仕様の商品のラベルや包装毎に
異なる芳香の塗布液を塗布し商品の識別に役立てること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は芳香発散性着色
塗布筆記具の分解縦断面、第2図は同組立状態の縦断面
図である。 ■・・容器本体、 2・・中栓、 3・・芯材、4・・
ホルダ、 5・・キャップ、 L・・芳香発散性着色塗
布液、 D・・芳香発散性着色塗布筆記具。 特 許 出 願 人  明和化工株式会社第2図 D=芳香発散性着色塗香1酩己具 I4:力査兄暇江右芭γ布故

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも、着色用の顔料と、香料と、溶剤とし
    てのソルミックスと、イオン交換水とを含み、塗布され
    たときに着色し且つ芳香を発散することを特徴とする芳
    香発散性着色塗布液。
  2. (2)容器内に、第1請求項に記載の芳香性発散性着色
    塗布液を充填し、上記容器に上記芳香性発散性着色塗布
    液を外部へ導出する浸透性の芯材を装着し、上記芯材を
    介して上記芳香発散性着色塗布液を塗布し得るように構
    成したことを特徴とする芳香発散性着色塗布筆記具。
JP63129379A 1988-05-25 1988-05-25 芳香発散性着色塗布液及び芳香発散性着色塗布筆記具 Pending JPH01297476A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6386781B1 (en) * 1997-04-15 2002-05-14 L'oreal Unit for packaging and applying a liquid product
JP2009073133A (ja) * 2007-09-24 2009-04-09 Pilot Ink Co Ltd インキタンク交換式筆記具

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