JPH01297101A - パラジウム溶剤抽出法 - Google Patents

パラジウム溶剤抽出法

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JPH01297101A
JPH01297101A JP1057697A JP5769789A JPH01297101A JP H01297101 A JPH01297101 A JP H01297101A JP 1057697 A JP1057697 A JP 1057697A JP 5769789 A JP5769789 A JP 5769789A JP H01297101 A JPH01297101 A JP H01297101A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C22B3/20Treatment or purification of solutions, e.g. obtained by leaching
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    • C22B3/362Heterocyclic compounds of a single type
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は溶剤抽出法に関し、さらに詳しくはバラジウム
を抽出可能な溶剤抽出方法、特に白金からパラジウムを
分離可能な溶剤抽出方法に関する。
先行技術: 目的金属を他の金属から分離するために溶剤抽出法を使
用することは、古くから知られており、そのような技法
は銅のようなある種の金属の分離のために商業的に実用
化されてきている。いくつかの溶剤抽出法が、白金及び
パラジウムの分離のために提案されてきている。ナショ
ナル・インスチチュート・フオ・メタラージイ(NIM
)によって開発された一方法は、「ブロク(P roc
 、 )・インターナショナル・ソルベント・エキスト
ラクション・コンフェレンスJ(1977年)第24〜
31頁に記載されている。そのNIM法においては、白
金及びパラジウムを、アミン型抽出剤を用いての抽出に
よって池の金属から分離し、そして塩酸を用いてその抽
出剤から取り出す。そのパラジウムを、次いで、アルキ
ルサルファイド(殊にジ−n−ヘキシルサルファイド)
を抽出剤として用いる溶剤抽出によって白金から分離す
る0次いでそのパラジウムはアンモニアをリガンドとし
て用いてその抽出11から取り出される。この抽出はパ
ラジウムに対して高能力(容量)を有することが示され
ているけれども、抽出速度が極めて遅いこと、及び完全
抽出のための典型的な接触時間は1〜3時間となること
が述べられている。別法が[エキストラクション・メタ
ラージイJ(1981)第34〜41頁に記載されてい
る。この別法によれば、パラジウムは、ヒドロキシオキ
シム類、殊にベータ・ヒドロキシオキシムを用いて抽出
される。しかし、その抽出速度が遅いことが報告され、
そして3時間より長い平衡化時間が必要とされることが
示されている。ストリップ溶液中へのパラジウムの取り
出しも遅い。商業的操作においては、抽出が迅速に起こ
ることが望ましく、数時間もかがる平衡化は望ましくな
い。
解決すべき問題点: 本発明の一目的はパラジウムを抽出するための溶剤抽出
方法を提供することである。本発明のもう一つの目的は
、パラジウム及び白金を分離するための溶剤抽出方法を
提供することである1本発明のさらに別の目的は、有効
な分離が比較的短時間に達成されうる溶剤抽出方法を提
供することである。
本発明によれば: (1)ハライドまたはシュードハライドアニオンを含む
パラジウム塩の水性溶液を、水混和性有機溶剤中の抽出
剤の溶液と接触させ、(2)抽出されたパラジウムを含
む水混和性溶剤中の抽出剤の溶液から、水性溶液を分離
し、そして(3)得られる有機層を、水性ストリップ溶
液と接触させることによりパラジウムを水性ストリップ
溶液中へ移行させる、ことからなるパラジウム塩含有水
性溶液からパラジウム有価物を抽出する方法において: ハライドまたはシュードハライドアニオンを含有するパ
ラジウム塩の水性溶液を;1個、2個または3個の窒素
環原子を含む単一の複素環及びその複素環に直接結合す
るがまたは基Aを介してその複素環に結合している1個
またはそれ以上の−COX基を含む置換複素環化合物で
ある抽出剤の水混和性有機溶剤中の溶液と;接触させる
ことを特徴とする上記抽出方法 (Aはメチレン結合基、置換メチレン結合基、ビニレン
結合基、置換ビニレン結合基、フェニレン結合基または
置換フェニレン結合基であり;Xは−OR+または−N
R2Rコ基であり:R1は5〜36個の炭素原子を含む
ヒドロカルビル基または置換ヒドロカルビル基であり;
そして R2及びR3は、同一であるか相異なり、水素よたはヒ
ドロカルビル基もしくは置換ヒドロカルビル基であり、
そして各−NH2F(3基においてR2及びR3は一緒
に5〜36個の炭素原子を含む)が提供される。
パラジウム塩の水性溶液はその他の金属の塩を含んでい
てもよ゛い。その溶液はパラジウム含有触媒から得るこ
ともでき、そのような触媒に含まれるその他の金属また
は触媒の不純物であるその他の金属を含んでいてもよい
、あるいは、その水性溶液は、白金族金属の塩を含む溶
液であってよい。
ここに「白金族金属」とは、第5及び第6周期中にある
周期律表第■族中の金属を指すものである。
従って白金族金属は、白金、パラジウム、ルテニウム、
ロジウム、オスミウム及びイリジウムである。典型的に
は、白金族金属を含む鉱物は、その他の第■族金属、例
えば鉄やニッケルをも含む。
そのような鉱物は、例えば、銅、銀及び金のような周期
律表第1B族金属のようなその他の金属を含むこともあ
る。
この明細書における「周期律表」とは、ロンドンのマツ
クミラン社から1954年に出版されたJ、R,パーチ
ントン(P art ington)著[ゼネラル・ア
ンド・インオーガニック・ケミストリイ」第2版の後表
紙内側に示されている短周期体表である。 ここに「シ
ュードハライド」とは、それらの反応において、及びそ
れら化合物の性質においてハロゲン類似性を示す化合物
を指称するものであり、シアノゲン、オキシ−、チオ−
、チオ−及びセレノーシアノゲン及びアジドラジカル等
がある。
置換複素環化合物は下記の一般式のものであってよい: Het[(A)(COX)コ a         yn (A及びXは前記定義の通りであり; Hetは、1個、2個または3個の窒素環原子を含む単
一の複素環であるかまたはそれを含み、そして1個また
はそれ以上の基−く^)  (COX)。
は上記複素環の環原子に結合しており;aはゼロまたは
1であり; nは少なくとも1から、複素環中の自由結合価の最高値
までであり;そして yは1から3である。) ここに「自由結合価」とは、複素環の形成に用いられて
いない複素環原子の結合価を意味する。
−(A)(COX)  基で占められていない自由a 
        y 結合価は、水素または置換基(Y)によって占められて
おり、その置換基(Y)は、ハロゲン、アルキル、アリ
ール、アルコキシ、アリーロキシ、アルアルキル、アル
カリール、シアノ、二I・口またはカルボン酸基から選
択される。
基rHet」は、単一の複素環であり、このものは非複
素環(例えばベンズイミダゾールにおけるようにベンゼ
ン環)と縮合していてもよい、そのような輪金環化合物
において、ベンゼン環は、(その複素環による以外は)
置換されていなくてもよく、あるいは前記定義の基Yに
よって置換されていてもよい。
置換複素環化合物において、ヒドロカルビル基l(I 
、 R2及びR3が置換されている場合、その置換基は
、ハロゲン(例えば塩素)、ニトロ、シアノ、ヒドロキ
シ、アルコキシ、アリーロキシ、アルコキシカルボニル
及びアルキルカルボニロキシのうちの一つまたはそれ以
上である。
基rHeJは、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、ピリ
ダジン、または1,2.4−)リアゾール環であってよ
く、あるいはベンズイミダゾール系のような縮合環系で
あってもよい。
置換複素環化合物が、少なくも2個のcoχ基を含むも
のである場合、それぞれの−coχ基中の置換基Xは同
一であっても相異なっていてもよい、従って、例えばn
が2である場合、二つの−COX基はそれぞれ−COO
R’及び−COOR5であってよいくここにR4及びR
5は相異なり、両者は5〜36個の炭素原子を含むしド
ロカルビル基である)、同様に二つの−COX基が存在
する場合に、その二つの一〇〇x基は、それぞれ−CO
OR+及び−〇〇NR2R’であってよい。
置換複素環化合物が基Aを含む場合、この基Aは、−C
OX基以外の置換基を含まないビニレン結合基、殊に二
つの−COX基(ビニレン結合基の各炭素原子上に一つ
)を含むビニレン結合基、であるのが好ましい。
本発明方法に使用できる置換複素環化合物において、基
XがOR’であるとき、基R1はアルキル基または置換
アルキル基であってよく、好ましくは、アルキル基、殊
に、例えばオクチル、ノニル、ドデシル、トリデシル、
テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシルまたはオク
タデシル基のように8〜24個の炭素原子を含むアルキ
ル基である。
あるいは(−最に余り好ましくはないが)、基R1は、
シクロヘキシルのようなシクロアルキル基、ベンジルの
ようなアルアルキル基、またはフェニル、p−ノニルフ
ェニルもしくはp−ドデシルフェニルのようなアルキル
アリール基であってもよい。
置換複素環化合物が、単一の−CoX基が複素環に直接
結合しており、そして置換基Yが存在しないものである
ならば、基R1は9〜24個の炭素原子を含む分岐鎖ア
ルキル基であるのが好ましい、基R1は、同じ個数の炭
素原子を含む基の異性体混合物であってよく、あるいは
異なる個数の炭素原子を含む基の混合物(それぞれの炭
素原子について異性体混合物でありうる)、例えば異な
るアルキル基の混合物であってもよい、R1が異なる個
数の炭素原子を含む基の混合物であるならば、炭素原子
の平均個数は9〜24であるのが好ましい。
基R1は、対応する複素環カルボン酸と、グアベット・
アルドール(G uerbet・Adol)縮合によっ
て作られたアルコールとの反応によって得られるような
高度分岐基であるのが非常に好都合である。
そのようなアルコールは、ヒドロキシル基に対するベー
タ位で分岐していることを特徴とし、下記の一般式を有
する: (ここにRs及びR7はアルキル基であり、同一であっ
ても相異なっていてもよい)、一般にR6はR7よりも
2個少ない炭素原子を含み、これらのアルコールから誘
導される基R1としては、例えば下記のものがある。
水混和性有機溶剤において有用な溶解度を有するエステ
ル、殊にモノエステルは、市販ノナノール(3,5,5
−)リメチルヘキサノール)の二重化の生成物であるア
ルコールから得られる。そのようなエステルにおいて、
基R1は、下記の一般式のラジカルの幾何学異性体の混
合物から主としてなると信じられる。
置換複素環化合物がジエステルであるならば、多基R′
は前記の基R′のいずれであってもよい。
そのジエステルにおいて、基R1は同一であるのが好都
合であり、好ましくは分岐鎖または直鎖のアルキル基で
ある。置換複素環化合物であるときに、我々は基R1が
両者合計で16〜36個の炭素原子を含む場合に好まし
い結果を得ている。基R1は、異性体の混合物、例えば
オクタン類のヒドロホルミル化によって得られたイソノ
ナノールから誘導されたノニル異性体の混合物、イソデ
カノールから得られるデシル異性体の混合物、あるいは
トリデカノールから得られるトリデシル異性体の混合物
、を含んでいてもよい。
本発明方法で使用の置換複素環化合物がアミドであると
き(すなわち基Xが−NR2R’であるとき)、その基
−NR2R’は第2(R2が水素)または第3であって
もよい、基R2及びR′は、同一または相異なり、前述
例示の基R1のタイプの基であってよい、多基−NR”
R’において、R2及びR3は両者で合計5〜36個の
炭素原子を含む。従って、R3が対応して大きなもので
あるならば、R2は低級アルキル、例えばメチル基であ
ってもよい。
R2及びR3が両者で合計15〜36個の炭素原子を含
むアルキル基であるのが特に好ましい。基−NR”R″
が第3基であるならば、R2及びR5が直鎖または分岐
鎖アルキル基であるときには、好まし水混和性有機溶剤
中での充分な溶解度が一般に達成されうる。しかし−N
R2R3が第2基(すなわちR2が水素)であるとき、
R3は分岐鎖アルキル基であるのが好ましい。nが2で
あり、そしてR2及びR3基のすべてがアルキル基であ
るときζこけ、アルキル炭素原子の合計個数は70を越
えないのが好ましく、例えばアルキル炭素原子のき計個
数は20〜70であるのが好ましい。
本発明のさらに特定的な態様として、前記工程(1)〜
(3)からなる、ハライドまたはシュートノ1ライドア
ニオンを含むパラジウム塩の水性溶液力)らパラジウム
を抽出する溶剤抽出法であって:そのハライドまたはシ
ュートハライドアニオン含有パラジウム塩水性溶液を、
下記式の置換ピリジンからなる抽出剤の水混和性有機溶
剤溶液と接触させることを特徴とするパラジウム溶剤抽
出法が提供される: 〈ここにX及びY両者は前記定義の通りであり、Xはゼ
ロまたは1〜4の整数である。)好ましくはその置換ピ
リジンは、×がゼロであるものである。
本発明のもう一つの態様によれば、前記工程(1)〜く
3)からなる、ハライドまたはシュードハライドアニオ
ンを含むパラジウム塩の水性溶液からパラジウムを抽出
する溶剤抽出法であって:そのハライドまたはシュード
ハライドアニオン含有パラジウム塩水性溶液を、下記式
の置換ピリジンからなる抽出剤の水混和性有機溶剤溶液
と接触させることを特徴とするパラジウム溶剤抽出法が
提供される: (ここに、Xは基−OR’または−N R2R’てあり
、口は2または3であり、 各R’は同一であるか相異なり、アルキル基であり、基
R1は合計で16〜36個の炭素原子を含み、 各R2及びR3は同一であるか相異なり、アルキル基で
あり、R2及びR3基のすべての中に含まれる合計の炭
素原子数は20〜70であり、2はゼロないしく5−n
)の整数てあり、そしてYは同一または相異なり、ハロ
ゲン、アルキル、アリール、アルコキシ、アリーロキシ
、アルアルキル、アルカリール、シアノ、ニトロまたは
カルボン酸置換基である。) Zが少なくとも1の値であるとき、ピリジン環は基−C
OX以外にも置換基を有する。その置換基は、カルボン
酸基であってよく、本発明の方法は、例えばピリジンジ
カルボン酸の半エステルの使用をもその範囲に包含する
本発明の方法に使用できる置換ピリジン化合物は欧州1
+を許明細書第0057797号に開示されており、こ
の特許文献にはこれらの置換とリジン化り拘の製法、及
びその化合物を、ハライド、またはシュードハライドア
ニオンを含有する銅塩の水性)容液からの銅抽出剤とし
て使用することも記載されている。本発明方法に使用で
きる置換ピリジン化合物は、欧州特許明細書第0057
797号に詳細に記載されている方法によって製造する
ことができる。
本発明方法に使用できる置換ピリジン化合物としては、
■の値が1であるものが包含され、そのような化合物の
例としては、ニコチン酸、イソニコチン酸、ピコリン酸
等のエステル類及びアミド類がある。使用しうるその他
の化合物としては、+1が2であるものが包含され、例
えばピリジン−2,4−ジカルボン酸、ピリジン−2,
5−ジカルボン酸、ピリジン−3,5−ジカルボン酸等
のピリジンジカルボン酸のビスエステル頚及びビスアミ
ド類がある。11の値が3であるとき、置換ピリジン化
き物は、ピリジン−2,4,6−1リカルボン酸のよう
なピリジントリカルボン酸のi−リエステルまたはトリ
アミドであってよい。エステル及びアミドの混合物また
は異性体ピリジンジカルボン酸のビスエステルまたはビ
スアミドの混合物のような、複数の化合物の混合物も使
用できる。あるいは、置換ピリジン化合物は、ジーまた
はトリ−カルボン酸から誘導されてエステル基及びアミ
ド基の両方を含んでいるものであってもよい。
本発明のさらに別の態様によれば、置換複素環化合物は
、下記の式のとリミジン誘導体、ピラジン誘導体及びピ
リダジン誘導体におけるように二つの窒素原子を含む複
素環を有するものであってもよい。
(ここにX及びYは前記定義の通りであり、1]は1,
2または3であり、そして bはゼロまたは1ないしく4−n)の整数である。)基
R1,またはR2及びR:l中に存在する5〜36個の
炭素原子は、アルキル炭素原子であるのが好ましい。基
Yは、1個またはそれ以上のアルキル炭素原子を含む置
換基であってよく、この場合には、RIまたは、R2及
びRI中に存在するアルキル炭素原子の数は、RIまた
はR2及びR3が少なくとも5個の炭素原子を含むなら
ば、それに対応して減少されうる。
ピリミジン、ピラジンまたはピリダジン環中の二つの窒
素原子のうちの一つに対する少なくとも1個のオルト位
置は、大きな置換基を有しないのが好ましく、そして全
く置換基を有しないのが好ましい。特に好ましくは、そ
れらの窒素原子のうちの少なくとも一つに対する両オル
ト位置が大きな置換基を有せず、さらに好ましくは置換
基を全く有しない。従って、ピリミジン、ピラジンまた
はピリダジン環中の二つの窒素原子のうちの一つが立体
障害を受けておらず、他方の窒素原子が一つまたはそれ
以上の隣接置換基によって立体障害を受けているのが、
−m的に好ましい。
前述のように、nが2または3であるとき、それぞれの
基−COX中の置換基−Xは同一であっても相異なって
いてもよい。適当なピラジン(nが2である)の例とし
ては、2,6−ジカルボキシピラジンのアルキルエステ
ルを挙げることができる。
+1が2である適当なピリミジンの例としては、4.5
−ジカルボキシピリミジンのアルキルエステルを挙(ヂ
ることができる。■が2である適当なピリダジンの例と
しては4.5−ジカルボキシピリダジンのアルキルエス
テルを挙げることができる。 nが1であるとき、基−
COXは、ピリミジン環の5位置であるのが好ましい。
なんとなれば、我々はそのような化合物がすぐれた加水
分解安定性を一般に示すことを発見したからである。
ピラジン環における置換基−COXは一方の窒素原子に
隣接した位置を占めるであろう。
基Y(もし存在するならば)は、1個またはそれ以上の
アルキル基(例えば低級アルキル基)であるか、または
1個またはそれ以上のアリール基(または置換アリール
基)であるのが好ましい。アリール基及び置換アリール
基として、フェニル基;及び置換基として1個またはそ
れ以上の低級アルキル基もしくは低級アルコキシ基、あ
るいは1個またはそれ以上のハロゲン原子、あるいは1
個またはそれ以上のカルボン酸もしくはカルボン酸エス
テル基を、有する置換フェニル基;を挙げることができ
る。アリール基上に例えばアルキル置換基が存在すると
、水混和性有機溶剤中で良好な溶解性を示す試薬を与え
ることがあり、あるいは基−0R1中で比較的短いアル
キル鎖の使用を可能とすること力!ある。
本発明方法において使用することができ、好ましい一5
位置に−COX基を有するピリミジン化合物は、−4(
または同等な−6)位置に置換基を有し、かくして−3
(または同等な−1)位置における窒素の立体障害を増
大させるのが好ましい。
本発明方法に使用できる置換ピリミジン、ピラジン及び
ピリダジンは欧州特許明細書第0112617号に記載
されており、またこれにはそのような化合物を製造する
方法、及びハライドまたはシュードハライドを含む銅塩
の水性溶液からの銅の抽出剤としてそのような化合物を
使用することも記載されている。本発明方法に使用しう
る置換ピリミジン、ピラジン及びピリダジン化き物は欧
州特許明細書第0112617号に詳しく記載されてい
る方法によって製造できる。
その置換ピリミジン、ピラジン及びピリダジン化り物に
おいて、基R1は第1アルコールから誘導でき、そのア
ルコールは分岐鎖第1アルコールであるのが好ましいが
、ビラジンゴヒh物については特に、例えば3.9−ジ
エチルトリデカン−6−オールのような分岐第2または
第3アルコールから誘導された基R’を用いるのが有利
であることがある。
本発明のさらに別の態様とし装置11!!!複素環化合
物は、下記式の(ヒh物におけるように複素環基が1−
置換−1,2,4−トリアゾールであってよい。
(。八、 X、a及びmは、すべて前記定義の通りであ
る。) 前記の式において、aがゼロであるときには1aは1と
なり、置換トリアゾールは下記の二つの式の誘導体であ
る。
及び aが1であり、Aがメチレン基であるとき、1−置換ト
リアゾールは下記の一般式を有する。
(mは1〜3であり、Xは前記定義の通りであり、−C
OX基で置換されていないいずれの水素原子も、ハロゲ
ン原子、シアン基、ニトロ基または低級アルキル基のよ
うな置換基で置換されていてよい、) 我々は、mが3であるときに、これらの化合物は低い加
水分解安定性を有すること、従ってmが1または2であ
るのが好ましいことを発見した。
1oが2であるとき、化り物は、加水分解安定性と、以
下で検討する試薬「強度」との良好な性質のバランスを
示すことが判明した。
ここに「低級アルキル基」とは、1〜4個の炭素原子を
含むアルキル基を意味するものとする。
aが1であり、Aがビニレン(または置換ビニレン)結
き基であるときに、典型的にはトリアゾールは下記の式
を有する。
A1Δ2 ここにXは前記定義の通りであり、AI及びA2は水素
または:ハロゲン原子(例えば弗崇または塩素原子)、
シアノ基、ニトロ基または低級アルキル基のような置換
基;または基−COX、である。このタイプの有用な抽
出剤は、AIが基−COXであり、A2が水素であり、
そしてXが両基COXにおいて同じである化合物である
。このタイプの化α物は、良好な加水分解安定性を有す
る。
好ましい水混和性有機溶剤中での化合物の良好な溶解性
を達成するためには、R’、 R2及びR’のそれぞれ
が分岐アルキル基であるか、または分岐アルキル基の混
合物(異性体混合物を包含する)であるのが好ましい。
ある種の分岐鎖基も改善された加水分解安定性を与える
ことが発見された。
本発明の1−置換−1,2,4−トリアゾールは、慣用
法で製造できる。例えば(ヒドロカルボ)オキシカルボ
ニル誘導体(XがoRlであり、aがゼロである)は、
ヒドロカルビルクロロホーメイト(対応するヒドロカル
ビルアルコールR’OHから誘導)と、1,2.4−)
リアゾールとの反応により製造できる。aが1であるな
らば、化α物はアルコールR’OHと下記式の酸または
その酸無水物との反応により製造できる。
そのカルボニル基の隣の位置で高度に分岐している化合
物は、一般に、溶剤抽出法で採用される激しい条件下で
加水分解に対して高い抵抗を示すことが判明した。
例えば、Xが−OR’である1−(ヒドロカルボ)オギ
シカルボニル誘導体については、カルボニル基の隣の位
置での高度の分岐は、例えば出発物質として第2アルコ
ールを用いることにより達成される。適当な第2アルコ
ールは、例えば、ピアース、リチャーズ及びシリイによ
って’J、Cbe…。
Soc、(パーキンI)J19721p1655−16
99に記載された方法により製造できる。−我々は、例
えば、そのような第2アルコールから作られた生成物が
、第1アルコールから得られた生成物よりも高い加水分
解安定性を有することを発見した。
本発明の方法において使用できる1−置換−1,2,4
−)リアゾールは、米国特許明If(II書第2150
133号に記載されており、これにはそのような化合物
の製造方法、及びハライドまたはシュードハライドを含
有する@塩の水性溶液からの銅の抽出剤としての使用も
記載されている。本発明方法に使用できる1−置換−1
,2,4−1−リアゾール化か物は英国特許明細書第2
150133号の方法で製造できる。
本発明のさらに別の態様において、置換複素環化合物は
、下記式のN−置換−1,3−ジアゾール化合物におけ
るようにその複素環がジアゾール環であるか、またはジ
アゾール環を含むものであってよい9 (ここに、Xは前記定義の通りであり、R8は水素であ
るか、または低級アルキル基、置換低級アルキル基、ビ
ニル基または置換ビニル基であり、D及びZは、同一ま
たは相異なり、個々に、水素であるか、または炭化水素
基、置換炭化水素基、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、
またはカルボン酸エステル基であり、あるいはD及びZ
はそれらを結合する二つの炭素原子と共に芳香族、置換
芳香族、脂肪族または置換脂肪族環を形成している。〉
本発明に使用しうるジアゾール化合物として、下記諸式
のベンズイミダゾール、イミダゾール及びテトラヒドロ
ベンズイミダゾールを挙げることができる。
瞥 OX OX (ここにり、R”、X、Y及びZはすべて前記定義の通
りであり、Cはゼロまたは1〜3である)。
このテトラヒドロベンズイミダゾールにおいて、Y(こ
れが存在するならば)は、ヒドロカルビル基であるのが
好ましい。置換基Yの数は、好ましくは、ゼロ、1また
は2である。
R8は好ましくは水素である。なんとなればそのような
化合物は、−Mに、適当なリガンド強度及び酸よりも良
好な金属遷択性(以下で検討する)を有するからである
ジアゾール化合物のすべての置換基における会計のアル
キル炭素原子の数は9〜30、殊に14〜30であるの
が好ましい。なんとなれば、適当な水混和性有機溶剤中
の化合物の溶解度は、飽和炭素原子の数が14よりも少
ないと、望ましくなく低くなることがあり、また溶剤抽
出中の有機相と水性相との分離は、アルキル炭素原子数
が30を越えると、望ましくなく遅くなることがあるか
らである。
基−COOR’における基R+はアルキル基であるのが
々TましいLf jtどら、シクロヘギシルのようなシ
クロアルキル基、アリール基、アル:やルアリール基ま
たはアルコキシアリール基であってもよい。
好まし5い水混和性有機溶剤中での(ヒ6物の良好な溶
解度を達成するには、R1は、分岐アルキル基、または
分岐アルキノL基混3物(異性体温61勿3包3する)
で、ろるのが好ましい。R1がアルアルキル基またはア
ルコ;Vジアリール基である場合、その基のアルキル部
分は分岐アルヘール基または分岐アルキル基混自物く異
性体温き鞠を包含する)であるのが好ましい。複素環(
ヒ合物中のヒドロカルビル基R’はアルキル基であるの
がlTましく、その基R1中のアルキル炭素原子の好ま
しい個数は、ジアゾール1ヒき物のその池の置換基中の
アルキル炭素原子の3計数に依存する。もしR8が本塁
またはメヂル基てあり、置換複素環(ヒ合物がベンズ−
イミダゾールであってその置換基が一緒にアルキル炭素
原子を含まないか高々1個のアルキル炭素原子を含む場
合;置換基り及びZが一緒にアルキル炭素原子を含まな
いか高々1個のアルキル炭素原子を含むイミダゾールを
用いる場合:または置Ifi基)′が一緒にアルキル炭
素原子を含まないか高′71個のアルキル炭素原子を含
むテトラヒドロベンズ・イミダゾールを用いる場6.に
は、R1が9〜24個の炭素原子3禽むのが好ましい。
本発明の方法に用いるための化n T+5であって、そ
の−COXが−CO−OR’であるものは、例えばアル
コールR’OIIをホスゲンで処理してタロロホーメイ
I−fヒ合物R’O・C0Cpを作り、これを適宜なイ
ミダゾール、ベンズイミダゾールまたはテトラヒドロベ
ンズイミダゾールと反応させて、目的生成物とすること
により製造できる。
好ましい水混和性有機溶剤における良好な溶解度は、R
1が前述のようにして作られた市販イソオクタデカノー
ルから誘導される場かに、置換ジアゾール化合物にり、
えられる。
高度の分岐を有する化合物、特に基−COOR’中のカ
ルボニル官能基に隣接する位置で高度分岐を有する化合
物は、溶剤抽出工程で採用される激しい条rL下での加
水分解に対し改善された抵抗を示すことが発見された。
前述のように、基〜CO・OR′はアルコールとホスゲ
ンとを反応させて20ロホーメイトを(ヤリ、これをジ
アゾール化合物と反応させることにより、¥A造できる
。さの反応において、−CH20o基に隣接した炭素原
子のところで高度の分岐を有するインオクタデカノール
のような第1アルコールを使用すると、−CI□−基に
よりカルボニル官能基から分離された高度分岐基を有す
る生成物が得られる。そのような生成物は、対応する非
分岐化&物と比較してすぐれた加水分解安定性を有する
が、加水分解安定性の一層の改善は、一般に、出発物質
として、第2アルコールR’OH,rFAlえば3.9
−ジx チル−1□リゾカン−6−オールの使用によっ
て得られる。そのような第2アルコールはカルボニル官
能基の直ぐ隣りのところに分岐をもたらす。
本発明において使用するための、基−COXがCON 
R2R’であるジアゾールは、慣用法で製造することが
でき、例えば適宜なベンズイミダゾール、イミダゾール
またはテトラヒドロベンズイミダゾールを5ジブチルす
ずジラウレートのような触媒の存在下にアルキルイソシ
アネ・−トで処理することにより製造できる。
本発明方法において使用できるN−置換−1,3−ジア
ゾールは欧州特許明紺書第0193307号に開示され
ており、これにはそのような置換化合物を製造する方法
、及びそのような化6物を、ハロゲンまたはシュードハ
ロゲン含有金属塩の水性溶液からの金属、殊に銅及び亜
鉛の抽出剤として使用することも記載されている。本発
明の方法に使用できるN−4換−1,3−ジアゾールは
欧州特許明at書第01.93307号に記載された方
法によって製造できる。
本発明の方法は、ハライドまたはシュードハライドアニ
オンを含む水性溶液から、ある範囲のその他の金属の存
在下に、バラジウ11を溶剤抽出するために使用できる
水性溶液は、パラジウム含有触媒から抽出されたパラジ
ウム分を含んでいてよく、またその触媒中に、触媒成分
または不純物として存在し、パラジウムと共に抽出され
たその他の金属を含むこともある。
あるいは、本発明方法において使用できる水性溶液は、
金、銀及び白金族金属のような貴金属を含む鉱物を王水
で溶解し、次いで硝酸を沸とう除去し、そして残留溶液
にアンモニアを添加することにより得られる。若干の金
属有l1lff物がこの処理中に沈澱して、溶媒抽出実
施前にろ過により除去される。白金族金属f!:含む鉱
物は、典型的には複雑であり、ある範囲のm属を種々の
割きで含んでいる。鉱物は酸溶解され、わずかなまたは
多くの中間処理段附に(=fされてから、本発明の溶剤
抽出方法にけされる。従って、溶剤抽出方法で(’!!
用される水性(′8液は、鉱物中に存在する金属のうち
の少なくともいくつかのものが既に分離されてしまって
いるものであることもある。本発明の方法が白金からパ
ラジウムを分離するのに有効であることは、本発明方法
の一特徴である。従って、本発明により処理される水性
溶液は、典型的にはパラジウノ、及び白金を含み、そし
て白金族金属または鉱物の他の成分く例えば銅、ニッケ
ル等)の他の金属を含みうる。
我々は、本発明の溶剤抽出方法は、パラジウノ、を水性
溶液から、置換複素環化合物含有有機相へ移行させるが
、その水性溶液中に存在する銅を例外として、水性溶液
中に存在するその他の金属は微少割きが抽出されるにす
ぎないことを発見した。
水性溶液中に銅が存在すると、その銅の大部分は、パラ
ジウムと共に有機相中へ抽出される。有機相は最後の水
性溶液から分院され、次いで選択的に分収されて、他の
金属を実質的に含まない則及びパラジウムが回収される
Vでって本発明の一特定態様によれば、水性溶液は白金
族金属及び銅を含み、これが段IW (]、 )及び(
2)に付され、この際に段附(3)を2工程で実施しそ
の最初の工程(n)においては有機相を水または稀酸水
溶液と接触させ、そしてその第2工程(b)において残
留有機相なアンモニア水溶液と接触させる。工程(3b
)においては、残留有機溶液を、典型的には2〜20?
≦LII/V、特に5〜15 % w/ vのアンモニ
アtAのアンモニア水溶液と接触させる。
上記の方法の工程(3a)において、銅は有機相から水
性相中へ取り除かれて、銅を実質的に含まない有機相と
、パラジウムを実質的に含まない水性相とが得られるこ
とを発見した。工程(3b)においては、・実質的にす
べてのパラジウムが有機相から収り除かれ、そのス[・
リップ済の有機相中の銅及びパラジウムの残留レベルは
、典型的にはそれぞれ5ppm以下及び50ppm以下
(重量)である。
b゛(っで、本発明方法は白金族金属及び銅を含む水性
溶液から泪及びパラジウムを抽出し、分配するのに使用
できる。抽出及び分院されたパラジウム及び銅は水性溶
液として存在し、そグ)溶液からパラシ′ウノ1、及び
所望ならば銅を公知方法によって回収できる。さらに1
7定的には、工程(3a)からの水性溶;αを、例えば
アンモニア パラジウムクロライド銘木の沈澱法により
処理して、パラジウムを回収できる。
白金族金属塩を含む水性溶液は、パラジウl\及び白金
、そして典型的には胴、金、ロジウム、ルテニウム、イ
リジウム、鉛、ニッケル、鉄及び銀のうちの少なくとも
1種を含む。置換複素環fヒ合物は銅及びパラジウムに
対して選択性がありそれらを抽出するが、その他の金属
はわずか数pp1M(重量)、すなわち20ppm(重
量)以下、典型的には101)I)Ill(重量)以下
のレベルで抽出されるにすぎない。水性溶液中に存在す
る金属のレベルは、原料鉱物の組成により、また溶液が
それまでに叶された中間工程により、変1ヒしうる。銅
、パラジウム、ニッケル及び鉄のような金属は、典型的
には、溶液1dτ口3当り少なくとも12の濃度で溶)
α中に存在し、そして10 g7dm”を越える濃度、
例えば100 g7”den”までの濃度で存在するこ
ともあるが、そのようなIUI 濃度は、典型的には、
銅だけについて達成されるにすぎない。ロジウム及び鉛
のようなその他の金属は、少なくとも100 mg/d
mコないし約5g/’d+n’の濃度で存在しうる。ル
テニウノ、は約20 mg / den 3ないし約6
00mg/′dI113の濃度で存在しうる。存在する
ことがあるその曲の金属としては、白金、金、イリジウ
ム及び銀等があり、これらの金属は典型的には10my
、/dm3〜100【口g/dI113の濃度で存在す
る。
水性溶液は典型的には、ハロゲンまたはシj、 −ドハ
ロゲンのアニオンを含み、好ましくは塩素イオンを含む
。ハロゲンまたはジュードハロゲ〉の;濃度は、典型的
には少なくとらIMであり、10Mはどの高い値て゛あ
ってもよい。水性溶液は酸をも含んでよく、典型的には
酸、殊に塩酸について0.01〜IMの濃度°ζある。
初期水性溶液中に存在する金属の多くは、1つより多く
の原子価状態で存在しうろことは了解されよう。溶剤抽
出法の効力は、水性溶液中に存在する種/Zの全屈の原
子価状邪によって左右される。
存在する銅が実質上すべて2価の状態で(第1銅塩の型
で)存在するように条f’lが調節されれば、溶剤抽出
法は、その他の金属を極めて低レベルで・のみ抽出する
ような胴及びバラジウl、の抽出ができる。
本発明方法は、パラジウムまたは銅の塩と置換複素環化
音物(抽出剤)との間で錯体、例えばハロゲン錯体の形
成により進行すると信じられる。この錯体は有機相中に
可溶である。この中性S11体の形成は、可逆的である
と考えられ、そしてストリッピング(分Iり段附中に、
その錯体が分解してその金ぶ塩が水性相中へ移行し、他
方抽出剤は有機相中にとどまり、この有機相は溶剤抽出
段1p、k /\再wi環できる。
ストリッピング(分取)段階において、抽出剤及び抽出
された金属を含む有機相は、水性相と接触される。この
水性相は、水であってよく、あるいは金属またはハロゲ
ン(もしくはシュードハロゲン)の低;濃度の溶液であ
って、よく、接触によって金属が有+ffi 40から
水性相へ移行される。
ストリッピング段階において、銅を除くためのストリッ
ピングは、ストリッピング媒として71:、または稀酸
を用いて実施され、そのスト・リッピング媒から、存在
する銅は電気分解によって回収できる。しかし、そのよ
うな系における銅の回収は商業的に不要であることもあ
り、従って、−旦胴がパラジウノ、から分前1されたな
らば、銅含有液は廃棄することもある。
yj<性溶液は、鉄等のいくつかの金属を高レベルで含
み、従って抽出剤が鉄等のその池の金属よりもパラジウ
ム及び銅に対して高選択性含有することは重要である。
本発明方法で使用されろ抽出剤は、この特性を具備する
本発明の方法において重要であるもう一つの重要な性質
は、白金族金属を含む水性溶液によるm著なプロトン化
がないことである。抽出剤のプロトンfヒは有機相中へ
酸を搬入して、ストす・・lプ側に不要なハライドまた
はシュードハライド濃度の蓄積乙もたらすのみならず、
水性溶液中に存在するその池の金属、例えば銀に対する
よりも、バラジウノ、及び銀に対する良い選択性が失な
われると信じられる。本発明の抽出剤は比較的酸性の浸
出用溶液と接触してもプロトン化に対するすぐれた抵抗
を有する。
本発明方法は抽出剤として広範囲の置換複素環化合物を
用いて実施できる。我々は、ピリジン−3,5−ジカル
ボン酸のビスエステル、例えばビスイソデシルエ、ステ
ル;またはピラジン−2−力ルボン酸のエステル、例え
ば混合分岐オクタデシルエステル ボン酸のエステル、例えば温き分岐オクタデシルエステ
ル;1.2.4−)リアゾール−1−カルボン酸のニス
デル、例えば2−オクチルドデシルエステル;及びベン
ゾイミダゾール−1−カルボン酸のエステル、例えば温
き分岐オクタデシルエステル;を抽出剤として用いたと
きに、その池の金属と共に白金族金属を含む水性溶液か
ら、パラジウムを銅と共に良好に抽出できた。
特に良い結渠は、置換複素環化合物が置換ピリジン化合
物であるときに得られ、従って、置換複素環化合物とし
てピリジン−3.5−ジカルボン酸のビスエステルな用
いることは、本発明の特に好ましい態様である。
本発明方法は、水性溶液を、水混和性有機溶剤中の抽出
剤の溶2夜と接触させることにより実施する。適当な水
混和性有機溶媒は、脂肪族、芳香族及び非環式炭(ヒ水
素、ペンタクロロエタン、トリクロロエタン及びトリク
ロロエチレンのような塩素1ヒ炭(ヒ水素である。溶剤
の混な物も使用できる。慣用水性冶金法で特に好まれた
ものは、種の芳6族含量の高沸点、高引火点の石油留分
く例えばケロシン)である。一般に、高芳香族含aの炭
1ヒ水素溶媒、例えば、1一つメチルベンゼン類から主
としてなり、インベリアルゲミカル・インジス1〜リー
スPLCから販売されているrAFへOM A S O
LHJ(商標)は、抽出剤及び形成される金属銘木に対
して高い溶解性を与え、他方、比較的低駕香族3量のケ
ロシン、例えば20 %の芳香族分を含む石油留分であ
り、ESSo社から販売されているrEscAID  
100J(商標)け、ある場合・に抽出剤の水性冶金性
能を向上させうる。抽出#Iの溶解度及びその仝属錯体
の溶解度に影響をり・える因子は複雑であるが、一般に
高度分岐置換基及び7′または置換基の異性(、+:混
G−物を存する抽出剤は比較的高い溶解度をもつ。
水混和性有機溶剤中の抽出剤の)3度は、処理される個
々の水性溶(ri、に適するように選択される。
有機相における抽出剤濃度の典型的な値は、有機溶媒中
で0.1〜2モル、特に好都合な範囲は0.2〜0.8
モルである。
本発明方法の抽出段階及びストリッピング(5〕・取)
段附け、常温、例えば20〜30℃で実施するのが好都
合である。しかし、水性)8.夜からス1へリップ;容
液へ、の全屈移行は、抽出段階を常温で実施し、そして
ストリッピング段階を4温、例えば70°Cまで、特に
50°Cまでの温度で実施すると、改善されうる。抽出
剤と金属とのオリゴマー銘木の形成及び蓄積が、ス1へ
りラビング段唱を例えば70°Cまでグ)胃、温におい
て実施することにより回避できることを、112々は発
見した。
本范明と以下の実施例により説明する。実施例において
、すべての「部」及び「2.;」は、特に指示しない限
り重i基準である。
実j仮P1ニー ジ−イソデシルとリジン−3,5−ジカルボ=?シレー
■・の有機溶液を、rESCAID  10]+(20
%芳香族分を含む石油留分)中にジエステルを溶解し、
て、溶剤中に223g、l chn3(これはジエステ
ルの0,5モル溶液に相当)の濃度とすることにより調
製した。このエステルは欧州特許明細書第57797号
の実施例]1に記載される方法で作った。
この有機溶液を用いて、白金族金属及びその他の金属を
塩化物の形で、仝塩rヒ物濃度11.1 g、、’山^
’(3,13Mの塩素イオンに相当)て合み、p I−
Tが0.01である;8液からパラジウムを抽出l、た
抽出は30cffl′の有機溶;α及び30c+I+3
の水性溶液を用いて実施した。両溶液は25°Cで30
分間激しく撹拌することにより接触させた。次いで両相
を・分離させた。最すノの水性相、最柊水性用及び最終
有機用を分析して、それらの中の少なくと乙いくつかの
金属の濃度を測定した。結果を第1kに示す。
民−よ 表1注) rND、、は「測定をし、ない」ことを意味する。
(a)  ’Orig、 Aq、 Jは最初の水性相で
ある。
’ E x t 、 A q 、 4は有機相との接触
後の水性相で、f′)る。
’Ext、 Orb、 Jは水性相との接触後の有機相
である。
抽出隆の水性相(Ext、 Aq、 )は、この有機抽
出液の分析により、その他の金属が極めて少旦だけ有機
相へ抽出されたことが示されたので、銅及びパラジウ1
4たけについて分析した。
漫口舅l 実施例の操作を操り返したが、異なる水性溶液を用いた
。この水性溶液は、種qの金属を種々の濃度で含んでお
り、その合計塩化物濃度は199!j/ dln’であ
り(これは5.6Mの塩素イオン濃度に相当する)その
(容、α力1)11は−0,22であった。得られた結
果を表2に示す。
及−^ (表2注は、表1のものと同じである)。
表1」LΣ この実施例の操作は、抽出剤の有機溶液からの銅及びピ
リジウムの選択的ストリッピングを例示する。
実施例1め操(%を繰り遅えしたが、60cm’の有機
溶液を60ccの4水性溶液と接触させた。水性相と有
機相との分離後、それぞれの試料をろ過し、ろ過した溶
液を分析した。
次いで有機相の40cm3の部分を40cm’の水と激
しく2分間25°Cで振どうすることにより接触させた
。水性相を分離し、そして有機相を、同じ操作で別置の
40cm3の水と接触させた。二つの水性相を一緒にき
せた。有機相及び水性相の両方の試料を分析した。
水でストリッピングした有機相の20cm’の部分を、
アンモニア濃度9%(重/容)の水性アンモニア溶液2
0cn3と接触させた。接触は、25℃で2分間激しく
振とうすることにより実施した。
両相を分離し、有機相を別の2001の同じアンモニア
水溶液と、同じ操作によって接触させた。
接触後二つのアンモニア溶液を一緒に合せた。水   
−性及び有機溶液の試料をろ過し、分析した。
種々の段階での種々のフラクションの分析の結果を表3
に示す。
友−1 表3注 (a)  は表1についての注と同じ。
<b>  r洗浄水」はExt、、 Org、を水と接
触することによって得られた水性相(併き)。
[洗浄済Org、 Jは’Ext、 0rF1. 」と
水との接触で得られた有機相。
「アンモニア」は[洗浄済Org、 Jとアンモニア溶
液との接触で得られたアンモニア溶液(併合)。
[残○rg、 Jは[洗浄済Org  Jとアンモニア
溶液との接触で得られた残留有機相。
及1涯工 実施例3の操作を繰り返したが、水性溶液は実施例2で
用いた溶液と同じものであった。得られた結果を表・4
に示す。
夫−± 表4注: (a)  は表1のものと同じ。
(b)  は表3のものと同じ。
実施例3および4から、実質的にその他の金属分合まな
い銅及びパラジウムを得る選択的ストリッピングが可能
であることが判る。
尤−I匠Σユ上止 実施例3の操作を繰り返したが、抽出段階は、実施例1
で用いた有機溶液3容量と水性溶液1容旦(白金族金属
含有)とを用いて実施し、異なる置換複素環化り物を抽
出剤として用い、そして25%v、/vの880アンモ
ニアを含むアンモニア溶液を用いた。有機溶液中の抽出
剤の濃度はすべての場りに0.5Mであった。
種々の段階における種々のフラクションの分析値を表5
及び表6に示す。
衣−二i 表5及び表6注: (c)  EΔは表1のrExt、^Q、Jと同じ・E
Oは表1の’Ext、Org、」と同じ。
−は表3の「洗浄水」と同じ。
罰は表3の「洗浄済Org、」と同じ。
八Hは表3の「アンモニア」と同じ9 ROは表3の「残Org、」と同じ。
(cl)  PyEは実施例1で用いたピリジン。
(e)  車有礪溶液はrAROM^SQL +!、巾
の抽出剤の溶液である。
(f)  PzEはピラジン−2−カルボン酸の混合分
岐オクタデシルエステル。
(h)  PrEは4−フェニルピリミジン−5−カル
ボン酸の混合分岐オクタデシルエステル。
(i)  TzEは1−(2“−オクチルドデシルオキ
シカルボニル)−1,2,4−トリアゾール。
(j)  IJzEは混合分岐1−オクタデシルオキシ
カルボニルベンズイミダゾール。
°ト   続   r山   正   1寸特許庁長官
 吉 1)文 毅 殿  、、:Iしにm−。
1事件の表示 粛羞4年特4エ 57697  つ    、榮。1]
漏し一一 −−J 2、発明の名称 パラジウム溶剤抽出法 6、補正をする者 事件との関係  詩作出願人 住所 名 称  インペリアル・ケミカル・インダストリーズ
・ピーエルシー 44代理人 5、補正の対象 (別 紙) (1)特許請求の範囲を下記の通り補正する。
rl、(1)ハライドまたはシュードハライドアニオン
を含むパラジウム塩の水性溶液を、水不混和性有機溶剤
中の抽出剤の溶液と接触させ、(2)抽出されたパラジ
ウムを含む水不混和性溶剤中の抽出剤の溶液から、水性
溶液を分離し、そして(3)得られる有機層を、水性ス
トリップ溶液と接触させることによりパラジウムを水性
ストリップ溶液中へ移行させる、ことからなるパラジウ
ム塩含有水性溶液からパラジウム有価物を抽出する方法
において: ハライドまたはシュードハライドアニオンを含有するパ
ラジウム塩の水性溶液を;1個、2個または6個の窒素
環原子を含む単一の複素環及びその複素環に直接結合す
るかまたは基Aを介してその複素環に結合している1個
またはそれ以上の−COX基を含む置換複素環化き物で
ある抽出剤の水不混和性有機溶剤中の溶液と;接触させ
ることを特徴とする上記抽出方法 (Aはメチレン結合基、置換メチレン結合基、ビニレン
結合基、置換ビニレン結合基、フェニレン結合基または
置換フェニレン結合基であり;Xは一〇R’または−N
R2R3基であり:R1は5〜66個の炭素原子を含む
ヒドロカルビル基または置換ヒドロカルビル基であり;
そしてR2及びR3は、同一であるか相異なり、水素ま
たはヒドロカルビル基もしくは置換ヒドロカルビル基で
あり、そして各−NR2R3基においてR2及びR3は
一緒に5〜36個の炭素原子を含む)。
2 置換複素環化合物が一般式 %式%) (A及びXは前記定義の通りであり; Hetは、1個、2個または6個の窒素環原子を含む単
一の複素環であるかまたはそれを含み、そして1個また
はそれ以上の基−(A)a(COX)yはL紀複素環の
環原子に結合しており; aはゼロまたは1であり: nは少なくとも1から、複素環中の自由結合価の最高値
までであり;そして yは1から6である。) を有する請求項1記載の方法。
3、抽出剤が下記−最大: のU換ピリジンであるか、あるいは−最大:の置換ピリ
ミジン、ビラン/またはピリダジンであるか、あるいは
一般式: の置換トリアゾールであるか、あるいは−最大:のN−
置換1.3−ジアゾールである、請求項2記載の方法: (Xは前記定義の通りであり、 Yは同一または相異なり、ハロゲン、アルキル、アリー
ル、アルコキシ、アリーロキシ、アルアルキル、アルカ
リール、シアン、ニトロまたはカルボン酸置換基であり
、 Xはゼロまたは1〜4の整数であり、 Xlは基−OR″または−HH12RI3であり、n′
は2または6であり、 各R”は同一または相異なり、アルキル基であり、基R
”は−緒で合計16〜66個の炭素原子を含み、各R”
及びn′3は同一または相異なり、アルキル基であり、
それぞれのn′2及びn′3のすべてに含まれるアルキ
ル炭素原子の数は20〜70であり、2はゼロまたは1
ないしく5−n)の整数であり、 n′′は1,2または3であり、 bはゼロまたは1ないしく4−n“)の整数であり、 mは1ないし6であり、 R8は水素、低級アルキル基、置換低級アルキル基、ビ
ニル基または置換ビニル基であり、D及びZは同一また
は相異なり、個々に水素、炭化水素基、置換炭化水素基
、ハロゲン、ニトロ基、シアン基、またはカルボン酸エ
ステル基であり、あるいはD及びZはそれらを結び付け
る2個の炭素原子と一緒に芳香族環基、置換芳香族環基
、脂環基または置換脂環基を形成する。)4、パラジウ
ム塩含有水性溶液が銅塩をも含み、段階(1)において
銅も抽出剤溶液中へ抽出されそして段階(6)を2工程
で行ない、その最初の工程(a)においては有機相を水
または酸水溶液と接触させてパラジウムを含むが銅を実
質土倉まない有機相を得、そしてその第2の工程(b)
においては残留有機相をアンモニア水溶液と接触させ、
その工程(6b)において、アンモニア水溶液中へ残留
有機相からパラジウムを取り出し、そしてそのアンモニ
ア水溶液からパラジウムを回収することを特徴とする請
求項1〜3のいずれかに記載の方法。」(2)明細書第
9頁第7行;第9頁第9行;第10頁第2行;第16頁
末行;第18頁第18行;第19頁第12行;第20頁
第9行;第26頁第5行;第30頁第4行;第64頁第
14行;第35頁第5行;第66頁第14行;第46頁
第20行;第47頁第2行;第48頁第2行;の合計1
5個所の「水混和」を「水不混和」と訂正する。
(ろ)明細i第47頁第6行の「種の」を「種々の」と
補正する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(1)ハライドまたはシュードハライドアニオンを
    含むパラジウム塩の水性溶液を、水混和性有機溶剤中の
    抽出剤の溶液と接触させ、 (2)抽出されたパラジウムを含む水混和性溶剤中の抽
    出剤の溶液から、水性溶液を分離し、そして (3)得られる有機層を、水性ストリップ溶液と接触さ
    せることによりパラジウムを水性ストリップ溶液中へ移
    行させる、ことからなるパラジウム塩含有水性溶液から
    パラジウム有価物を抽出する方法において: ハライドまたはシュードハライドアニオンを含有するパ
    ラジウム塩の水性溶液を;1個、2個または3個の窒素
    環原子を含む単一の複素環及びその複素環に直接結合す
    るかまたは基Aを介してその複素環に結合している1個
    またはそれ以上の−COX基を含む置換複素環化合物で
    ある抽出剤の水混和性有機溶剤中の溶液と;接触させる
    ことを特徴とする上記抽出方法 (Aはメチレン結合基、置換メチレン結合基、ビニレン
    結合基、置換ビニレン結合基、フェニレン結合基または
    置換フェニレン結合基であり;Xは−OR^1または−
    NR^2R^3基であり;R^1は5〜36個の炭素原
    子を含むヒドロカルビル基または置換ヒドロカルビル基
    であり;そして R^2及びR^3は、同一であるか相異なり、水素また
    はヒドロカルビル基もしくは置換ヒドロカルビル基であ
    り、そして各−NR^2R^3基においてR^2及びR
    ^3は一緒に5〜36個の炭素原子を含む)。 2、置換複素環化合物が一般式 Het[(A)_a(COX)_y]_n (A及びXは前記定義の通りであり: Hetは、1個、2個または3個の窒素環原子を含む単
    一の複素環であるかまたはそれを含み、そして1個また
    はそれ以上の基−(A)_a(COX)_yは上記複素
    環の環原子に結合しており; aはゼロまたは1であり; nは少なくとも1から、複素環中の自由結合価の最高値
    までであり;そして yは1から3である。) を有する請求項1記載の方法。 3、抽出剤が下記一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼ または▲数式、化学式、表等があります▼ の置換ピリジンであるか、あるいは一般式:▲数式、化
    学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ の置換ピリミジン、ピラジンまたはピリダジンであるか
    、あるいは一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の置換トリアゾールであるか、あるいは一般式:▲数式
    、化学式、表等があります▼ のN−置換1,3−ジアゾールである、請求項2記載の
    方法: (Xは前記定義の通りであり、 Yは同一または相異なり、ハロゲン、アルキル、アリー
    ル、アルコキシ、アリーロキシ、アルアルキル、アルカ
    リール、シアノ、ニトロまたはカルボン酸置換基であり
    、 xはゼロまたは1〜4の整数であり、 X^1は基−OR^1^1または−NR^1^2R^1
    ^3であり、n′は2または3であり、 各R^1^1は同一または相異なり、アルキル基であり
    、基R^1^1は一緒で合計16〜36個の炭素原子を
    含み、 各R^1^2及びR^1^3は同一または相異なり、ア
    ルキル基であり、それぞれのR^1^2及びR^1^3
    のすべてに含まれるアルキル炭素原子の数は20〜70
    であり、 zはゼロまたは1ないし(5−n)の整数であり、n″
    は1、2または3であり、 bはゼロまたは1ないし(4−n″)の整数であり、m
    は1ないし3であり、 R^3は水素、低級アルキル基、置換低級アルキル基、
    ビニル基または置換ビニル基であり、D及びZは同一ま
    たは相異なり、個々に水素、炭化水素基、置換炭化水素
    基、ハロゲン、ニトロ基、シアノ基、またはカルボン酸
    エステル基であり、あるいはD及びZはそれらを結び付
    ける2個の炭素原子と一緒に芳香族環基、置換芳香族環
    基、脂環基または置換脂環基を形成する。) 4、パラジウム塩含有水性溶液が銅塩をも含み、段階(
    1)において銅も抽出剤溶液中へ抽出されそして段階(
    3)を2工程で行ない、その最初の工程(a)において
    は有機相を水または酸水溶液と接触させてパラジウムを
    含むが銅を実質上含まない有機相を得、そしてその第2
    の工程(b)においては残留有機相をアンモニア水溶液
    と接触させ、その工程(3b)において、アンモニア水
    溶液中へ残留有機相からパラジウムを取り出し、そして
    そのアンモニア水溶液からパラジウムを回収することを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
JP1057697A 1988-03-09 1989-03-09 パラジウム溶剤抽出法 Granted JPH01297101A (ja)

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