JPH0129550Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0129550Y2 JPH0129550Y2 JP1826183U JP1826183U JPH0129550Y2 JP H0129550 Y2 JPH0129550 Y2 JP H0129550Y2 JP 1826183 U JP1826183 U JP 1826183U JP 1826183 U JP1826183 U JP 1826183U JP H0129550 Y2 JPH0129550 Y2 JP H0129550Y2
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- Japan
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- vibrator
- cylindrical
- cylindrical vibrator
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- fluid
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- Expired
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、円筒状の振動子を有しこの円筒状振
動子内外の流体の圧力あるいは密度を周波数信号
に変換する円筒振動式トランスデユーサに関する
ものである。
動子内外の流体の圧力あるいは密度を周波数信号
に変換する円筒振動式トランスデユーサに関する
ものである。
円筒状振動子の固有振動数が、円筒状振動子の
内外の圧力差あるいは流体の密度等によつて変化
するので、この固有振動数を検出することによつ
て圧力差や密度を知ることができ、このようなト
ランスデユーサは従来より公知である。
内外の圧力差あるいは流体の密度等によつて変化
するので、この固有振動数を検出することによつ
て圧力差や密度を知ることができ、このようなト
ランスデユーサは従来より公知である。
本考案の目的は、製作が容易で安価なこの種の
円筒振動式トランスデユーサを実現しようとする
ものである。
円筒振動式トランスデユーサを実現しようとする
ものである。
本考案に係る装置は、円筒状振動子を、金属パ
イプを所定長さに切断するとともに、この金属パ
イプの両端付近に内側又は外側に括れ部分を形成
させた構成した点に特徴がある。
イプを所定長さに切断するとともに、この金属パ
イプの両端付近に内側又は外側に括れ部分を形成
させた構成した点に特徴がある。
第1図は本考案に係る円筒振動式トランスデユ
ーサの一例を示す構成説明図で、ここでは円筒状
振動子内部の流体の密度ρを測定する装置を構成
した場合を示してある。この図において、1は円
筒状振動子、11,12は括れ部、21,22は
円筒状振動子1を支持するフランジ、31,32
は例えばOリングのようなシール機構、4は円筒
状振動子1を外側において覆うカバー、5は円筒
状振動子1の励振手段、6は振動検出手段で、こ
こでは、いずれもコイルを用いた場合を示す。
ーサの一例を示す構成説明図で、ここでは円筒状
振動子内部の流体の密度ρを測定する装置を構成
した場合を示してある。この図において、1は円
筒状振動子、11,12は括れ部、21,22は
円筒状振動子1を支持するフランジ、31,32
は例えばOリングのようなシール機構、4は円筒
状振動子1を外側において覆うカバー、5は円筒
状振動子1の励振手段、6は振動検出手段で、こ
こでは、いずれもコイルを用いた場合を示す。
ここで、円筒状振動子1は、第2図に示すよう
に、恒弾性合金である例えば、Ni−SPANCを素
材とする金属パイプを所定長さL0に切断すると
ともに、この金属パイプの両端付近に中央振動部
の間隔Lを隔てて括れ部分11,12(この例で
は外側に括れた例を示すが、内側に括れていても
よい)を形成させて構成される。
に、恒弾性合金である例えば、Ni−SPANCを素
材とする金属パイプを所定長さL0に切断すると
ともに、この金属パイプの両端付近に中央振動部
の間隔Lを隔てて括れ部分11,12(この例で
は外側に括れた例を示すが、内側に括れていても
よい)を形成させて構成される。
このように構成される円筒振動式トランスデユ
ーサにおいて、被測定流体は矢印に示すように円
筒状振動子内に流入し、流出する。また、振動子
1は、励振手段5、振動検出手段6を介して図示
してない電気回路に結合され、振動モードが2個
の括れ部分11,12間で固定されて、自励振す
る。そして、その振動モードの固有振動数は流体
の密度に関連したものとなる。したがつて、この
固有振動数(発振周波数)を検出することによつ
て流体密度を知ることができる。
ーサにおいて、被測定流体は矢印に示すように円
筒状振動子内に流入し、流出する。また、振動子
1は、励振手段5、振動検出手段6を介して図示
してない電気回路に結合され、振動モードが2個
の括れ部分11,12間で固定されて、自励振す
る。そして、その振動モードの固有振動数は流体
の密度に関連したものとなる。したがつて、この
固有振動数(発振周波数)を検出することによつ
て流体密度を知ることができる。
第3図及び第4図は、本考案に係る装置の他の
構成例を示す構成説明図で、これらはいずれも圧
力計を構成した例である。
構成例を示す構成説明図で、これらはいずれも圧
力計を構成した例である。
第3図に示す実施例装置においては、円筒状振
動子1の両端部33,34をカバー4に例えば溶
接等の手段によつて固定させるとともに、円筒状
振動子1の一端を上蓋41によつて閉じた構造と
したもので、円筒状振動子1の内側には圧力P1
が、外側には圧力P2がそれぞれ導入されている。
なお、この例では、円筒状振動子1の励振手段5
及び振動検出手段6は、例えば圧電素子を振動子
1の内側側壁に取付けたものについて示してあ
り、これらは増幅器7の入出力端に接続され、円
筒状振動子1を含んで自励振の発振回路OSCを
形成している。演算表示器8はこの発振回路から
出力される固有振動数fを入力し、所定の演算を
行なつてP1とP2の圧力差を表示する。
動子1の両端部33,34をカバー4に例えば溶
接等の手段によつて固定させるとともに、円筒状
振動子1の一端を上蓋41によつて閉じた構造と
したもので、円筒状振動子1の内側には圧力P1
が、外側には圧力P2がそれぞれ導入されている。
なお、この例では、円筒状振動子1の励振手段5
及び振動検出手段6は、例えば圧電素子を振動子
1の内側側壁に取付けたものについて示してあ
り、これらは増幅器7の入出力端に接続され、円
筒状振動子1を含んで自励振の発振回路OSCを
形成している。演算表示器8はこの発振回路から
出力される固有振動数fを入力し、所定の演算を
行なつてP1とP2の圧力差を表示する。
このように構成した装置によれば、円筒状振動
子1は、その側壁の内側と外側に導入された圧力
P1とP2の差圧に応じた張力又は圧縮力が働き、
その固有振動数が変化するもので、この固有振動
数の変化からP1とP2の圧力差を知ることができ
る。
子1は、その側壁の内側と外側に導入された圧力
P1とP2の差圧に応じた張力又は圧縮力が働き、
その固有振動数が変化するもので、この固有振動
数の変化からP1とP2の圧力差を知ることができ
る。
なお、この装置において、圧力P2を例えば真
空に維持するようにしてもよい。
空に維持するようにしてもよい。
第4図の実施例装置は、第3図に示す装置にお
いて、圧力以外の流体密度や温度あるいは経年変
化等の外乱の影響を除去するようにしたものであ
る。すなわち、ここでは、円筒状振動子1内に導
入されている圧力P1の流体と同一の流体が導入
されるケース101内に、振動子100を設置す
るとともに、この振動子100を含んで増幅器7
0とともに自励振の発振回路OSC2を構成し、こ
の発振回路から得られるクロツク信号fClを演算表
示器8に印加するようにしたものである。なお、
振動子100は、ここでは音叉のものを示すが、
他の構成のものでもよい。演算表示器8は、円筒
状振動子1を含んで形成される発振回路OSC1か
らの周波数信号fとクロツク信号fClとを入力し、
例えばfCl/fなる演算を行なう。
いて、圧力以外の流体密度や温度あるいは経年変
化等の外乱の影響を除去するようにしたものであ
る。すなわち、ここでは、円筒状振動子1内に導
入されている圧力P1の流体と同一の流体が導入
されるケース101内に、振動子100を設置す
るとともに、この振動子100を含んで増幅器7
0とともに自励振の発振回路OSC2を構成し、こ
の発振回路から得られるクロツク信号fClを演算表
示器8に印加するようにしたものである。なお、
振動子100は、ここでは音叉のものを示すが、
他の構成のものでもよい。演算表示器8は、円筒
状振動子1を含んで形成される発振回路OSC1か
らの周波数信号fとクロツク信号fClとを入力し、
例えばfCl/fなる演算を行なう。
ここで、発振回路OSC1から得られる周波数信
号f、発振回路OSC2から得られるクロツク信号
fCl及びfCl/fなる演算結果Mを示せば、(1)式〜(3)
式の通りとなる。
号f、発振回路OSC2から得られるクロツク信号
fCl及びfCl/fなる演算結果Mを示せば、(1)式〜(3)
式の通りとなる。
ただし、α,β:各振動子におけるモード、形
状によつて決定される定数 A1,A2:外部流体の密度感度 B :円筒状振動子1の振動モード、形状によ
り決定される定数 ρ,ρCl:円筒状振動子1、振動子100の密
度 ρ1,ρ2:円筒状振動子1、振動子100の周囲
の流体密度 E1,ECl:各振動子のヤング率 このように構成した装置によれば、円筒状振動
子1と、振動子100とを同一材料を用いること
により、また、各振動子の周囲の流体を同一条件
とすることにより、E1=ECl,A1=A2,ρ1=ρ2,
ρ=ρClとなり、演算結果Mが(3)式で示す通りと
なつて、圧力以外の流体密度や温度あるいは経年
変化等による外乱の影響を容易に除去することが
できる。
状によつて決定される定数 A1,A2:外部流体の密度感度 B :円筒状振動子1の振動モード、形状によ
り決定される定数 ρ,ρCl:円筒状振動子1、振動子100の密
度 ρ1,ρ2:円筒状振動子1、振動子100の周囲
の流体密度 E1,ECl:各振動子のヤング率 このように構成した装置によれば、円筒状振動
子1と、振動子100とを同一材料を用いること
により、また、各振動子の周囲の流体を同一条件
とすることにより、E1=ECl,A1=A2,ρ1=ρ2,
ρ=ρClとなり、演算結果Mが(3)式で示す通りと
なつて、圧力以外の流体密度や温度あるいは経年
変化等による外乱の影響を容易に除去することが
できる。
なお、この実施例においては、圧力差を求める
装置を構成したものであるが、前記において、例
えばA1,A2となるように構成すれば、流体密度
を測定することができる。
装置を構成したものであるが、前記において、例
えばA1,A2となるように構成すれば、流体密度
を測定することができる。
以上説明したように、本考案に係る装置は、円
筒状振動子1を金属パイプに少しばかりの機械加
工を施して構成したものであるから、製作が容易
であり、安価に構成できるという特徴がある。ま
た、流体密度に関連した周波数信号が得られるも
ので、検出感度が高いという特徴もある。更に、
また、円筒状振動子1の振動部分は括れ部分を介
して支持固定されるもので、例えば溶接等による
固定部分の歪の影響を受けない。
筒状振動子1を金属パイプに少しばかりの機械加
工を施して構成したものであるから、製作が容易
であり、安価に構成できるという特徴がある。ま
た、流体密度に関連した周波数信号が得られるも
ので、検出感度が高いという特徴もある。更に、
また、円筒状振動子1の振動部分は括れ部分を介
して支持固定されるもので、例えば溶接等による
固定部分の歪の影響を受けない。
したがつて、本考案によれば、製作が容易で検
出精度の高い円筒振動式トランスデユーサが実現
できる。
出精度の高い円筒振動式トランスデユーサが実現
できる。
第1図は本考案に係る円筒振動式トランスデユ
ーサの一例を示す構成説明図、第2図は第1図に
おいて円筒状振動子の作り方を示す説明図、第3
図及び第4図は本考案の他の実施例を示す構成説
明図である。 1……円筒状振動子、11,12……括部、2
1,22……フランジ、4……カバー、5……励
振手段、6……振動検出手段。
ーサの一例を示す構成説明図、第2図は第1図に
おいて円筒状振動子の作り方を示す説明図、第3
図及び第4図は本考案の他の実施例を示す構成説
明図である。 1……円筒状振動子、11,12……括部、2
1,22……フランジ、4……カバー、5……励
振手段、6……振動検出手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円筒状の振動子を有しこの円筒状振動子の固
有振動数を検出するようにした装置において、
前記円筒状振動子を金属パイプを所定長さに切
断するとともに、この金属パイプの両端付近に
内側又は外側に括れ部分を形成させて構成した
ことを特徴とする円筒振動式トランスデユー
サ。 (2) 円筒状振動子の固有振動数fを検出する手段
は、前記円筒状振動子と同一材料で構成した振
動子を含む自励発振回路を備え、前記固有振動
数fと、この発振回路から得られるクロツク信
号fClとを利用して、fCl/fなる演算を行なう
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項記載の円筒振動式トランスデユーサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1826183U JPS59124338U (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 円筒振動式トランスデユ−サ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1826183U JPS59124338U (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 円筒振動式トランスデユ−サ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59124338U JPS59124338U (ja) | 1984-08-21 |
JPH0129550Y2 true JPH0129550Y2 (ja) | 1989-09-08 |
Family
ID=30149464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1826183U Granted JPS59124338U (ja) | 1983-02-10 | 1983-02-10 | 円筒振動式トランスデユ−サ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59124338U (ja) |
-
1983
- 1983-02-10 JP JP1826183U patent/JPS59124338U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59124338U (ja) | 1984-08-21 |
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