JPH01295010A - 乱流抑制用配管内構造物 - Google Patents
乱流抑制用配管内構造物Info
- Publication number
- JPH01295010A JPH01295010A JP12179788A JP12179788A JPH01295010A JP H01295010 A JPH01295010 A JP H01295010A JP 12179788 A JP12179788 A JP 12179788A JP 12179788 A JP12179788 A JP 12179788A JP H01295010 A JPH01295010 A JP H01295010A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- guide
- pipeline
- turbulence
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 15
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 4
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 4
- 239000006210 lotion Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は発電プラント及び化学プラント等の配管システ
ムに係り、特に、高速の内部流体による乱流度の大きい
配管系における乱流抑制用の配管内構造物に関する。
ムに係り、特に、高速の内部流体による乱流度の大きい
配管系における乱流抑制用の配管内構造物に関する。
配管系のエルボ部の二ローション・コロ−ジョンによる
減肉現象の軽減策として、第4図のように、エルボ背側
への流体の直接的な水撃作用を避けるため、エルボ部を
ティ形にして流れをティーの片方に設けたプレート4で
、いったん、受は止めてから流れ方向を変えるもの(タ
ーゲットプレート)があった、また、第5図(a)のよ
うに、エルボの上流側にガイドベーン5を設置し、エル
ボ背側への流れの衝突角度を小さくし、衝突エネルギを
小さくするものがあった。また、第5図(b)のように
、エルボ内にガイドベーン6を設け、エルボ背側での最
大流速を減少させるものがあった。
減肉現象の軽減策として、第4図のように、エルボ背側
への流体の直接的な水撃作用を避けるため、エルボ部を
ティ形にして流れをティーの片方に設けたプレート4で
、いったん、受は止めてから流れ方向を変えるもの(タ
ーゲットプレート)があった、また、第5図(a)のよ
うに、エルボの上流側にガイドベーン5を設置し、エル
ボ背側への流れの衝突角度を小さくし、衝突エネルギを
小さくするものがあった。また、第5図(b)のように
、エルボ内にガイドベーン6を設け、エルボ背側での最
大流速を減少させるものがあった。
第4図、第5図(a)(’b)に示したエルボ部の減肉
を軽減させるための方法は、エルボ背側での流体の速度
エネルギ、エルボ背側への衝突エネルギを小さくするこ
とであり、配管内の偏流の影響を少なくすることに着目
したものであった。しかし、流れの局部的乱流の減肉へ
の影響については考慮されていなかった。
を軽減させるための方法は、エルボ背側での流体の速度
エネルギ、エルボ背側への衝突エネルギを小さくするこ
とであり、配管内の偏流の影響を少なくすることに着目
したものであった。しかし、流れの局部的乱流の減肉へ
の影響については考慮されていなかった。
なお、この種の機器として関連するものには、例えば、
特開昭58−156795号公報が挙げられる。
特開昭58−156795号公報が挙げられる。
上記従来技術は、エルボ部の減肉を軽減させるために、
エルボ背側での流体の速度エネルギ、エルボ背側への衝
突エネルギを減少させ配管内の偏流の影響を少なくする
ことに着目しており、流れの局部的乱流の減肉への影響
についての考慮がされておらず、従来技術の減肉対策法
では偏流の有無、偏流による流速分布に関係なく発生す
る局部的乱流により減肉が進行する可能性があった。
エルボ背側での流体の速度エネルギ、エルボ背側への衝
突エネルギを減少させ配管内の偏流の影響を少なくする
ことに着目しており、流れの局部的乱流の減肉への影響
についての考慮がされておらず、従来技術の減肉対策法
では偏流の有無、偏流による流速分布に関係なく発生す
る局部的乱流により減肉が進行する可能性があった。
本発明は配管系における局部的乱流の発生の予測される
箇所、および、その上流側に本発明の配管内構造物を設
置することにより、局部的乱流の発生を抑制し減肉の進
行を抑えることを目的とする。
箇所、および、その上流側に本発明の配管内構造物を設
置することにより、局部的乱流の発生を抑制し減肉の進
行を抑えることを目的とする。
上記目的は、配管内表面付近の局部的乱流の発生が予測
される部分、及び、その上流部分及びそれらの少なくと
も一つの部分に、配管内表面付近に流れ方向に平行なガ
イド3を設置し、配管内表面付近の流れ4ともとの配管
内流れ5を分離し、配管内表面付近での流路間隔1aを
小さくすることにより達成される。
される部分、及び、その上流部分及びそれらの少なくと
も一つの部分に、配管内表面付近に流れ方向に平行なガ
イド3を設置し、配管内表面付近の流れ4ともとの配管
内流れ5を分離し、配管内表面付近での流路間隔1aを
小さくすることにより達成される。
第3図において、配管壁と本発明の配管内に設置された
流れ方向に平行なガイドとの間を流れる流体4の乱流度
(レイノルズ数)は両者の間隔aの大きさに影響される
。aが小さくなれば流体4の乱流度は流体5の乱流度に
比べて小さくなる。
流れ方向に平行なガイドとの間を流れる流体4の乱流度
(レイノルズ数)は両者の間隔aの大きさに影響される
。aが小さくなれば流体4の乱流度は流体5の乱流度に
比べて小さくなる。
配管の二ローション・コロ−ジョンは配管内表面での現
象であり、二ローション・コロ−ジョンの機械的因子は
配管内表面に接する流体の局部流速、または、局部的乱
流であり、配管内表面付近以外の流体の流速、乱流は直
接的なものではない。局部的乱流の発生による二ローシ
ョン・コロ−ジョンの発生の予測箇所をA面と仮定すれ
ば、ガイド3により配管内表面側の流れ4は内側の流れ
5に比べ乱流度は、流路断面積の減少、および、流路間
隔の減少により小さくなる。また、ガイド3が存在しな
かった場合の配管内表面上の乱流度よりも小さくなる。
象であり、二ローション・コロ−ジョンの機械的因子は
配管内表面に接する流体の局部流速、または、局部的乱
流であり、配管内表面付近以外の流体の流速、乱流は直
接的なものではない。局部的乱流の発生による二ローシ
ョン・コロ−ジョンの発生の予測箇所をA面と仮定すれ
ば、ガイド3により配管内表面側の流れ4は内側の流れ
5に比べ乱流度は、流路断面積の減少、および、流路間
隔の減少により小さくなる。また、ガイド3が存在しな
かった場合の配管内表面上の乱流度よりも小さくなる。
以下、本発明の実施例を第1図、第2図(a)(b)に
より説明する。
より説明する。
第1図は本発明の乱流抑制用配管構造物をエルボ部に適
用した場合の一例である。エルボ部内表面付近での局部
的乱流の発生予測箇所は、エルボ部の流れ方向から見て
後半の部分、それよりさらに下流のエルボ下流配管の部
分、エルボ背側、エルボ腹側などエルボの設置条件、エ
ルボ上流での流体条件(平均流速、乱流度、流速分布)
により異なってくるが、今、エルボ後半での局部的乱流
がエルボ後半で発生すると予測されたとすれば、第1図
に示すように、エルボ後半の部に流れ方向に平行なガイ
ド6とガイドを固定するため配管本体と接合するための
プレート7から構成される配管内構造物を設置する。ガ
イド6と配管壁との間を流れる流体はガイド6が存在し
たかった場合に比べ乱流度が減少する。
用した場合の一例である。エルボ部内表面付近での局部
的乱流の発生予測箇所は、エルボ部の流れ方向から見て
後半の部分、それよりさらに下流のエルボ下流配管の部
分、エルボ背側、エルボ腹側などエルボの設置条件、エ
ルボ上流での流体条件(平均流速、乱流度、流速分布)
により異なってくるが、今、エルボ後半での局部的乱流
がエルボ後半で発生すると予測されたとすれば、第1図
に示すように、エルボ後半の部に流れ方向に平行なガイ
ド6とガイドを固定するため配管本体と接合するための
プレート7から構成される配管内構造物を設置する。ガ
イド6と配管壁との間を流れる流体はガイド6が存在し
たかった場合に比べ乱流度が減少する。
第2図(a)は本発明の乱流抑制用配管内構造物をオリ
フィス下流に設置した場合である。オリフィス手前の流
れ11はオリフィス9によりオリフィス下流で拡がりの
流れになり、オリフィス下流の配管内表面付近に局部的
乱流が発生すると予測される。局部的乱流が最も大きい
と予測される箇所に流れ方向に平行なガイド10とガイ
ドを固定するために配管本体と接合するためのプレート
7から構成される配管内構造物を設置する。第2図の場
合と同様にガイド10と配管壁との間を流れる流体はガ
イド10が存在しなかった場合に比べ乱流度が減少する
。
フィス下流に設置した場合である。オリフィス手前の流
れ11はオリフィス9によりオリフィス下流で拡がりの
流れになり、オリフィス下流の配管内表面付近に局部的
乱流が発生すると予測される。局部的乱流が最も大きい
と予測される箇所に流れ方向に平行なガイド10とガイ
ドを固定するために配管本体と接合するためのプレート
7から構成される配管内構造物を設置する。第2図の場
合と同様にガイド10と配管壁との間を流れる流体はガ
イド10が存在しなかった場合に比べ乱流度が減少する
。
第2図(b)についても、第1図、第2図(a)と同様
に、局部的乱流の発生が予測されるティー分岐部に本発
明の乱流抑制用配管内構造物を設置した場合である。
に、局部的乱流の発生が予測されるティー分岐部に本発
明の乱流抑制用配管内構造物を設置した場合である。
第3図において、ガイド3と配管壁の間の流れ4は、ガ
イド3が存在しなかった場合に比へ、乱れ度は約a /
bに減少する。以下にその算出法を示す。
イド3が存在しなかった場合に比へ、乱れ度は約a /
bに減少する。以下にその算出法を示す。
流れの乱流度をレイノルズ数Reで表わすと、VQ
ν
ここで、
■=代表速度[m/5l
Q=代表寸法[ml
ヤニ流体の動粘性係数[イ/s]
代表速度V及び流体の動粘性係数νはガイド3が存在し
た場合の流れ4と、ガイド3が存在しなかった場合の流
れ4と同じ箇所の流れとで同じであると仮定し、代表寸
法Qを前者の場合がa、後者の場合がbと近似すれば、
前者の流れのReをRe1、後者の流れのReをRez
とすれば、Re1/Rez=a/b となる。
た場合の流れ4と、ガイド3が存在しなかった場合の流
れ4と同じ箇所の流れとで同じであると仮定し、代表寸
法Qを前者の場合がa、後者の場合がbと近似すれば、
前者の流れのReをRe1、後者の流れのReをRez
とすれば、Re1/Rez=a/b となる。
本発明によれば、ガイドと配管壁の間の流れは、ガイド
が存在しなかった場合に比べ、乱れ度は、代表寸法に比
例して減少する。
が存在しなかった場合に比べ、乱れ度は、代表寸法に比
例して減少する。
第1図は本発明の一実施例のエルボ部乱流抑制用配管内
構造物の断面図、第2図は本発明の乱流抑制用配管内構
造物の断面図、第3図は本発明の乱流抑制用配管内構造
物の断面図、第4図はターゲットプレートの説明図、第
5図はガイドベーン説明図である。
構造物の断面図、第2図は本発明の乱流抑制用配管内構
造物の断面図、第3図は本発明の乱流抑制用配管内構造
物の断面図、第4図はターゲットプレートの説明図、第
5図はガイドベーン説明図である。
Claims (1)
- 1、配管系で、内部流体による配管内表面の損傷が予測
される部分および/または上流部分に、前記配管内表面
付近に流れ方向に平行なガイドを設け、配管内表面付近
に流れともとの配管内部流れを分離し、配管内表面側の
流路間隔を小さくしたことを特徴とする乱流抑制用配管
内構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12179788A JPH01295010A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 乱流抑制用配管内構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12179788A JPH01295010A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 乱流抑制用配管内構造物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01295010A true JPH01295010A (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=14820155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12179788A Pending JPH01295010A (ja) | 1988-05-20 | 1988-05-20 | 乱流抑制用配管内構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01295010A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007170663A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-07-05 | Nobuko Wakayama | 気体流の壁面摩擦抵抗低減装置、その使用方法、および気体流の壁面摩擦抵抗低減方法 |
JP2009175109A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-08-06 | Korea Atom Energ Res Inst | 非常炉心冷却水の原子炉容器直接注入装置及び直接注入方法 |
JP2013224644A (ja) * | 2012-04-23 | 2013-10-31 | Tigers Polymer Corp | 消音器付き吸気ダクト |
-
1988
- 1988-05-20 JP JP12179788A patent/JPH01295010A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007170663A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-07-05 | Nobuko Wakayama | 気体流の壁面摩擦抵抗低減装置、その使用方法、および気体流の壁面摩擦抵抗低減方法 |
JP2009175109A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-08-06 | Korea Atom Energ Res Inst | 非常炉心冷却水の原子炉容器直接注入装置及び直接注入方法 |
JP2013224644A (ja) * | 2012-04-23 | 2013-10-31 | Tigers Polymer Corp | 消音器付き吸気ダクト |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5992152A (en) | Method for controlling electric charge within the exhaust hood and condenser of a steam turbine | |
ATE197685T1 (de) | Tauchgiessrohr | |
CN106523830A (zh) | 一种带导流筋板90°弯管 | |
CN109555088A (zh) | 一种整流防涡装置 | |
Durst et al. | Experimental and computational investigation of the two-dimensional channel flow over two fences in tandem | |
JPH01295010A (ja) | 乱流抑制用配管内構造物 | |
Zhang et al. | Flow and heat transfer in a turbulent boundary layer through skewed and pitched jets | |
JPWO2008065889A1 (ja) | 蓄圧注水タンク | |
JPH08135883A (ja) | 配管継手 | |
CN218914215U (zh) | 乳液生产用输液机构 | |
JPH08193687A (ja) | 流体制御弁の騒音防止構造 | |
Ando et al. | Effects of contraction ratio on loss reduction of the flow in the reducing elbow duct with a weir-shaped obstacle | |
JPH09210120A (ja) | 円柱構造物の防振構造 | |
CN219933334U (zh) | 一种调整流态的弯管导流板结构 | |
CN219120067U (zh) | 带有导流板的管道弯头 | |
Yang et al. | Griffith diffusers | |
Morel | Potential for reducing kinetic energy losses in low-head hydropower installation | |
JPS631040Y2 (ja) | ||
JPH0457841B2 (ja) | ||
JPS61160695A (ja) | クロス配管構造 | |
Vradis et al. | Round incompressible jets with asymmetric initial velocity distributions | |
JPS62261790A (ja) | バルブの脈動防止装置 | |
Ogawa | Cavitation noise reduction around a butterfly valve by semicircular fins | |
JPS6124892A (ja) | 流体通路 | |
JPS6088206A (ja) | 沸騰水型原子力プラントの再循環配管系における流量変動抑制方法および分岐配管の構造 |