JPH01294544A - リン酸カルシウム系ガラスの鋳造方法 - Google Patents

リン酸カルシウム系ガラスの鋳造方法

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JPH01294544A
JPH01294544A JP63123693A JP12369388A JPH01294544A JP H01294544 A JPH01294544 A JP H01294544A JP 63123693 A JP63123693 A JP 63123693A JP 12369388 A JP12369388 A JP 12369388A JP H01294544 A JPH01294544 A JP H01294544A
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JP
Japan
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calcium phosphate
phosphate based
cast
wax
based glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP63123693A
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English (en)
Inventor
Akira Watanabe
明 渡辺
Yoshimitsu Takeuchi
武内 祥光
Seiji Kihara
木原 誠治
Fukuji Ota
太田 福二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Krosaki Harima Corp
Original Assignee
Kyushu Refractories Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kyushu Refractories Co Ltd filed Critical Kyushu Refractories Co Ltd
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Publication of JPH01294544A publication Critical patent/JPH01294544A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/02Other methods of shaping glass by casting molten glass, e.g. injection moulding
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B40/00Preventing adhesion between glass and glass or between glass and the means used to shape it, hold it or support it
    • C03B40/02Preventing adhesion between glass and glass or between glass and the means used to shape it, hold it or support it by lubrication; Use of materials as release or lubricating compositions

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は歯科鋳造におけるロストワックス法において
焼付きを防止する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
現在一般に金属材料の歯科鋳造においてロストワックス
法を利用して鋳造するには、ワックス原型を埋没材で埋
没した後ワックスを焼却して鋳造される。しかし、この
方法では高温の溶融金属と埋没材とが接触すると埋没材
と鋳造体の界面に金属の酸化被膜が生成し、この金属酸
化物によって鋳造体と埋没材とが焼付いてしまう欠点が
ある。
この欠点を改良するために、ワックス原型を埋没材で埋
没する前にワックス原型にペイントインベストメント(
以下−次埋没材という)を塗布した後埋没材で埋没して
焼付きを防止する方法が考案され成果を収めている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ロストワックス法によって金属材料を鋳造する場合には
一次埋没材の使用により焼付きの問題は解決されたが、
リン酸カルシウム系材料をロストワックス法によって鋳
造しようとすると一次埋没材を使用しても焼付きが生じ
てしまう。このリン酸カルシウム系鋳造体の焼付きを除
去するためにサンドブラストをかけると鋳造体は摩耗に
よって原型に連合しない鋳造体しか得られないという問
題点があった。さらに、用いた一次埋没材がワックスの
焼却工程中に剥離したり亀裂を生ずると、鋳造体内部に
異物を噛込んだり、鋳造体に亀裂痕を残し鋳造欠陥とな
ることもあった。
C問題点を解決するための手段〕 本発明者らはこの一次埋没材について検討した結果、リ
ン酸カルシウム系材料を鋳造する際に、リン酸カルシウ
ム系化合物を0.5〜60重量%含有する水溶液または
水懸濁液をワックス原型の全面または一部に塗布した後
乾燥し、必要に応じてこの乾燥した表面に耐水性防水膜
を施した後通常のロストワックス法に従って鋳造するこ
とにより焼付きを防止することに成功したものである。
〔発明の構成〕
この発明の一次埋没材に用いられるリン酸カルシウム系
化合物としては、第1リン酸カルシウム、第2リン酸カ
ルシウム、第3リン酸カルシウム、メタリン酸カルシウ
ム、ピロリン酸カルシウム、酸性ピロリン酸カルシウム
や水酸アパタイト、フッ素アパタイトなどの各種アパタ
イト類が使用できる。
リン酸カルシウ°ム系ガラスの鋳造時の温度は最も低く
ても900℃と想定され、−次埋没材に用いられるリン
酸カルシウム系化合物は上記のいずれでも使用可能であ
るが、融点のより高い第3リン酸カルシウムやアパタイ
ト類が耐熱性の点でより好ましい。
このリン酸カルシウム系化合物を水に溶解するか、溶解
しない場合には水に分散してスラリー状とする。水に分
散させる場合には74μm以下の微粉末に調整したもの
を用いるのがよい。この際のリン酸カルシウム系化合物
の濃度は0.5〜60重量%、好ましくは5〜30重量
%とする。濃度が0.5重量%以下ではワックス原型に
塗布した際に被膜の形成が十分ではなく、また60重量
%以上の濃度となると溶解やスラリー化が困難となり、
またワックス原型への塗布が困難となる。水辺外にスラ
リーとする場合に分散性を上げるためなどの目的で各種
の界面活性剤やアルコール類などの併用も可能である。
このようにして調製された一次埋没材を通常の方法で作
製されたワックス原型に筆による塗布、スプレーあるい
はディッピングなどの方法で原型の全面あるいは必要な
部分だけに塗布した後、空気流で十分に乾燥させて被膜
をワックス上に形成させる。第1リン酸カルシウムなど
の水に溶解する一次埋没材を使用する場合には被膜形成
後シェラツクやニトロセルローズなどの通常用いられる
耐水性膜を塗布した後乾燥して用いることが好ましい。
一次埋没材の被膜の生成が完了した後は、一般の石膏系
やリン酸塩系の埋没材を用いて二次埋没を行い、ワック
スの焼却とリン酸カルシウム系ガラスの鋳造を行う。焼
却と鋳造も通常の方法が用いられる。
リン酸カルシウム系ガラスの鋳造に一次埋没材として本
発明のリン酸カルシウム系化合物をワックス原型に塗布
する方法によれば、鋳造体の表面への鋳型材の焼付きは
著しく低減し平滑な鋳肌の鋳造体が得られる。もし鋳造
体に少量の鋳型材や一次埋没材の付着がある場合には、
軽いサンドブラストをかけるか、あるいは希塩酸などの
酸溶液を用いて超音波洗浄を行うことにより容易に除去
できる。
このようにしてリン酸カルシウム系ガラスの鋳造に類似
した化学組成を持つリン酸カルシウム系化合物を一次埋
没材として使用して焼付き防止の効果のあるのは、接触
界面での高温における化学反応が起らないためと考えら
れる。
〔実施例〕
実施例 1 第1リン酸カルシウムを水に溶解し20重量%水溶液と
した。この溶液10口gに対しn−プロピル゛jルコー
ル5mlの割合で加え、ワックス原型に塗布した後エア
ーで乾燥した。次いでこの上にニトロセルローズをジメ
チルエーテルに溶解したものを塗布して耐水膜を形成し
た後石膏系埋没材を用いて二次埋没し、リン酸カルシウ
ム系ガラスを歯冠形状に鋳造した。鋳型から鋳造体を取
り出し、圧力2 kg/ctn2のガラスピーズのサン
ドブラストを10cmの位置よりかけて表面に少量付着
した埋没材粉を取除いた。
実施例 2 10重量%の第2リン酸カルシウムの水懸濁液をあらか
じめ非イオン系界面活性剤を薄く塗ったワックス原型上
にスプレーで塗布した後エアーで十分乾燥した。次にリ
ン酸塩系埋没材を用いて二次埋没し、リン酸カルシウム
系ガラスの歯冠を鋳造した。鋳型から鋳造体を取り出し
実施例1と同様のサンドブラストをかけた。
実施例 3 第3リン酸カルシウムを10重量%含有する水分散コロ
イド状スラリーをワックス原型上に筆で塗布した後エア
ーで十分乾燥した。リン酸塩系埋没材を用いて二次埋没
し、リン酸カルシウム系ガラスの歯冠を鋳造した。鋳型
から鋳造体を取り出して歯ブラシで付着した鋳型材を流
水下でよく洗った後、lN−HCl中で超音波洗浄を1
0分間行った。
実施例 4 水酸アパタイトを10重量%含有する水分散コロイド状
スラリーをワックス原型に筆で塗布した後エアーで十分
乾燥し、リン酸塩系埋没材を用いて二次埋没し、リン酸
カルシウム系ガラスの歯冠を鋳造した。鋳型から鋳造体
を取り出して歯ブラシで付着した鋳型材を十分洗い流し
た後、水中で超音波洗浄を20分間行った。
実施例 5 10重量%フロロアパタイト水分散コロイド状スラリー
を用いて実施例4と同様に処理してリン酸カルシウム系
ガラス歯冠を得た。
比較例 1 ワックス原型を石膏系埋没材を用いて埋没し、リン酸カ
ルシウム系ガラスを歯冠形状に鋳造した。
鋳型から鋳造体を取出し、実施例1と同様のサンドブラ
ストをかけた。
比較例 2 ワックス原型に一次埋没材として市販のα−石英・ジル
コン系のペイントインベストメントを塗布した後、リン
酸塩系埋没材を用いて埋没し、リン酸カルシウム系ガラ
ス歯冠を鋳造した。鋳型から鋳造体を取り出し、実施例
3と同様に歯ブラシで付着した鋳型材を流水下でよ(洗
った後、lN−HCl中で超音波洗浄を10分間行った
〔発明の効果〕
実施例1〜5および比較例1〜2で得られた鋳造体を8
0倍の顕微鏡で表面の焼付き状態、異物の噛込み、亀裂
痕について観察した結果を第1表に示す。
第1表の結果から明らかなように、本発明のリン酸カル
シウム系化合物を一次埋没材としたリン酸カルシウム系
ガラスの鋳造体の製造方法によると鋳造体は埋没材の焼
付きもほとんどないか、あってもわずかであり、付着し
た一次埋没材も簡単な操作で完全に除去でき、−次埋没
材などの異物の噛込みや亀裂痕もなく、表面も平滑であ
り、本発明の優秀性を示している。
これに対し、従来の一次埋没材を使用しない方法あるい
はリン酸カルシウム系化合物以外の一次埋没材を使用し
た方法では、埋没材の鋳造体への焼付きや噛込みも見ら
れ、表面の平滑性にも欠けていた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロストワックス法によりリン酸カルシウム系ガラスを鋳
    造するに際し、リン酸カルシウム系化合物を0.5〜6
    0重量%含有する水溶液または水懸濁液をワックス原型
    の全面または一部に塗布した後乾燥し、必要に応じてこ
    の乾燥した表面に耐水性防水膜を施した後埋没材を二次
    埋没し、ワックスを焼却後鋳造することを特徴とするリ
    ン酸カルシウム系ガラスの鋳造方法。
JP63123693A 1988-05-19 1988-05-19 リン酸カルシウム系ガラスの鋳造方法 Pending JPH01294544A (ja)

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JP63123693A JPH01294544A (ja) 1988-05-19 1988-05-19 リン酸カルシウム系ガラスの鋳造方法

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JP63123693A JPH01294544A (ja) 1988-05-19 1988-05-19 リン酸カルシウム系ガラスの鋳造方法

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JPH01294544A true JPH01294544A (ja) 1989-11-28

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JP63123693A Pending JPH01294544A (ja) 1988-05-19 1988-05-19 リン酸カルシウム系ガラスの鋳造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108210101A (zh) * 2018-01-04 2018-06-29 北京圣爱吉友和义齿制作有限公司 一种义齿支架制作工艺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108210101A (zh) * 2018-01-04 2018-06-29 北京圣爱吉友和义齿制作有限公司 一种义齿支架制作工艺

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