JPH01292987A

JPH01292987A - 電子スチルカメラ

Info

Publication number: JPH01292987A
Application number: JP63122901A
Authority: JP
Inventors: Chikako Mogi; 茂木　千佳子; Chihiro Nakagawa; 千尋中川
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1988-05-19
Filing date: 1988-05-19
Publication date: 1989-11-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は画像を電気信号に変換し、それを記録媒体に
記録する電子スチルカメラに関し、特にデジタル記録を
行う電子スチルカメラに関する。

［従来の技術］画像データをデジタル記録する場合、そのデータ量は美
大なもの（１画面約２Ｍｂｉｔ）で、現在のメモリ容ｊ
ｌ（１〜４　Ｍｂｉｔ　’）では１つのメモリに数枚分
の画像データしか記録できず、メモリが大量に必要にな
り、スペース、コストが増大することになる。そこで、
少ないメモリに多くのデータを記録するために、データ
圧縮が必要となり、このようなデータ圧縮手段を備えた
電子スチルカメラが特開昭５９−７００９１号に開示さ
れている。

［発明が解決しようとする課題］一般に電子スチルカメラは、圧縮率を高（するとメモリ
に多（の枚数の画像を記録できるが、復号画の画質は低
下する。逆に圧縮率を低くすると少ない枚数しか記録で
きないが、復号画は高画質になるという相反する性質を
もっている。

前述の特開昭５９−７００９１号に示されている様に従
来の電子スチルカメラでは圧縮率が固定であり、そのた
めに圧縮率優先か、画質優先のどちらか一方しか実現す
ることができない。またメモリ容量に制限があり有効な
記録方法が必要となる。

一方ユーザーニーズとしては、被写体、撮影意図によっ
て、高画質を望む場合と、画質よりは圧縮を優先し枚数
を多く撮影したい場合とがあり、従来の電子スチルカメ
ラでは、この相反する２つのニーズを同時に満たすこと
ができない。

そこで、この発明は、目的、用途に応じて圧縮率優先か
画質優先かを撮影者が選択できる圧縮率可変型の電子ス
チルカメラを提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段及び作用］この発明は、そ
れぞれ異なる圧縮率を有する複数の符号化圧縮手段と、
この圧縮率を任意に選択する選択器とを設け、撮影者が
圧縮率（画質）を任意に選択することにより、その選択
結果に応じた符号化圧縮手段によって画像データを圧縮
した後に、記録媒体に記録するようにしたものである。

［実施例］以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。第
１図は、この発明による第１実施例を示す図である。な
お、図においてレンズ等の光学系は、簡単のため省略さ
れている。第１図に示すように、画像を電気信号に変換
する固体撮像素子としてのＣＣＤＩがアンプ２を介して
Ａ／Ｄ変換器３に接続されている。このＡ／Ｄ変換器３
には色分離回路４を介して選択器５が接続されており、
この選択器５に接続されたスイッチ６を操作することに
よりそれぞれ圧縮率の異なる符号化器７゜８．９のいず
れかを選択する。符号化器７，８゜９はそれぞれ符号化
回路と量子化回路（図示せず）を含んでおり、高画質（
低圧縮率）用符号化器７、中面質用符号化器８、低画質
（高圧縮率）用符号化器９となるように上記符号化回路
、量子化回路が設定されている。この符号化器７．８．
９の出力がいずれも記録媒体としての半導体メモリ１０
に接続されている。

この実施例において、ＣＣＤ１より出力された映像信号
は、アンプ２により増幅され、Ａ／Ｄ変換器３でアナロ
グ信号からデジタル信号に変換される。デジタル化され
た映像信号は、色分離回路４でＲ，Ｇ、Ｂ等の色要素信
号に分解される。

一方、ＳＷ５により撮影者は好みの画質（圧縮率）を選
択する。例えば、全く劣化の見られない高画質（低圧縮
率）、若干劣化が見られるが、邪魔にならない中面質（
中圧縮率）、劣化は見られるが圧縮率を優先したいとき
の低画質（高圧縮率）のなかから、画質とメモリの残量
等を考慮し、撮影者が好みの方式を選択する。ここで上
記劣化はあくまでも、画像として見るのに支障がない程
度の劣化である。上記選択結果により、符号化器７゜８
．９の中から選択器６によって、対応する符号化器が選
択される。色分離された色要素信号は、その符号化器に
よって符号化及び圧縮化され、その圧縮データは半導体
メモリ１０に伝送記録される。なお、符号化器７，８．
９は、符号化回路、量子化回路等を有しているが、これ
らの回路はそれぞれ別々に設定することができる。すな
わち、符号化方式についてはベクトル量子化、変換符号
化、予測符号化等を自由に設定することが可能である。

また、上記符号化の際に冗長除去による圧縮が合わせて
行なわれる。

この様にして、圧縮率、符号化方式の異なる複数の符号
化器と、この符号化器を選択する選択器を設けることで
、撮影者が自由にメモリ残量に応じて圧縮率を選択した
り、被写体に応じて適した符号化方式を選択したりする
ことができ、撮影者の好み、目的に応じた撮影ができる
。

第２図は、この発明の第２実施例を示す図である。第１
実施例と同じ部材には同じ符号を付し、詳細は省略する
。

この実施例は、第２図に示すように、符号化圧縮手段を
、圧縮率を任意にする量子化回路としての、量子化のた
めのビット割当て数の異なる複数のルックアップテーブ
ル１１，１２．１３と、選択器６を介して接続された一
つの符号化回路１４とから構成したものである。そして
、選択器６により、このルックアップテーブルのいずれ
かを選択することで圧縮率を可変とするものであり、上
記第１実施例のように符号化回路、量子化回路を共に有
した符号化器を複数設けるのではない。上記ルックアッ
プテーブル１１，１２．．１３のビット割当て数は、例
えば、それぞれｇｂｉｔ、４ｂｉｔ、３ｂｉｔとなって
いて、割当てビット数が小さい方が圧縮率が高（なる。

この実施例においては、第１実施例の符号化圧縮手段の
符号化部分が異なるだけである。すなわち、符号化回路
１４は１つのみとして、複数の圧縮率に対して共通のも
のとし、例えばＤＰＣＭ回路を用いたものである。ＳＷ
５により撮影者が好みの画質（圧縮率）を選択すると、
ルックアップテーブル１１，１２，１３の中から選択器
６によって対応するテーブルが選択され、符号化回路１
４は、その選択されたテーブルを用いて符号化圧縮を行
ない、圧縮データは半導体メモリ１０に伝送され、記録
される。尚、符号化方式、量子化ビット数に関しては、
自由に設定することができる。

ここで第１実施例と第２実施例の相違は、第１実施例で
は符号化圧縮手段として、符号化回路と量子化回路を含
んだ符号化器がともに複数個用意されているのに対して
、この第２実施例では、符号化回路は１つとして、複数
個の量子化回路に対して共通に用いるようにした点であ
る。

この様にして符号化回路を共通にして、量子化ビット割
当て数を任意に選択できるので、撮影者が任意の圧縮率
を選択できるという、第１実施例と同様の効果が得られ
るとともに、さらに、符号化回路が１つですむので、ス
ペース、コストを低減することができる。

［発明の効果コ以上、説明したように、この発明によれば、それぞれ異
なる圧縮率を有する符号化圧縮手段を複数個設けること
により、圧縮率可変のデータ圧縮ができ、枚数は少ない
が、高画質な画像を記録するか、低画質であるが枚数を
多く記録するかを、被写体、撮影者の意図によって、選
択することができ、圧縮率優先１画質優先のどちらのニ
ーズにもかなう電子スチルカメラを提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例を示す説明図、第２図は
この発明の第２実施例を示す説明図である。１・・・Ｃ０Ｄ（固体撮像素子）、３・・・Ａ／Ｄ変換
器４・・・色分離回路、　　　　６・・・選択器７．８
．９・・・符号化器、１０・・・半導体メモリ１１．１
２．１３・・・ルックアップテーブル１４・・・符号化
回路 −−１工

Claims

【特許請求の範囲】

カラーフィルタを備えた固体撮像素子と、この撮像素子
の出力信号をアナログからデジタルに変換するＡ／Ｄ変
換手段と、このＡ／Ｄ変換手段の出力信号を色要素毎に
分離する分離手段と、この分離手段によって分離された
各色要素信号をそれぞれ符号化し圧縮する符号化圧縮手
段と、この符号化圧縮手段の出力信号を記録媒体に記録
する記録手段とを備えた電子スチルカメラにおいて、そ
れぞれ異なる圧縮率を有する複数の符号化圧縮手段と、
色要素信号の圧縮率を任意に選択する選択器とを有する
ことを特徴とする電子スチルカメラ。