JPH01291370A - 電子ファイリング装置 - Google Patents

電子ファイリング装置

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JPH01291370A
JPH01291370A JP63121278A JP12127888A JPH01291370A JP H01291370 A JPH01291370 A JP H01291370A JP 63121278 A JP63121278 A JP 63121278A JP 12127888 A JP12127888 A JP 12127888A JP H01291370 A JPH01291370 A JP H01291370A
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JP63121278A
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Tadanobu Kamiyama
神山 忠信
Shiro Takagi
志郎 高木
Koji Izawa
井沢 孝次
Takeshi Ando
安藤 威
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえば光ディスクを用いてデータ処理を
行なう電子ファイリング装置に関する。
(従来の技術) 現在、オフィスでは、紙等による通常の文書や図面(画
像データ)とともに、ワードプロセッサで作成した文書
(文字コードデータで構成される)、パーソナルコンピ
ュータ図面データ、CA D (coilputer 
aided design)で作成した図面(ベクトル
コードデータで構成される)等がある。これらのワード
プロセッサで作成した文書データ、パーソナルコンピュ
ータ、CADで作成した図面データは、フロッピーディ
スク(磁気記憶媒体)に記憶されるようになっているか
、種々の媒体による図面や文書データが溢れ困っている
のが現状である。
そこで、多量に発生する文書、図面などの画像データを
2次元走査装置(スキャナ)で読取り、この読取った画
像データを光ディスクに記憶し、この記憶されている任
意の画像データを光ディスクから検索して読出す電子フ
ァイリング装置が実州北されている。
最近、このような電子ファイリノグ装置においては、ス
キャナから読取った画像データばかりでなく、フロッピ
ーディスクに記憶されている文書データ、あるいは図面
データ等のコードデータをも取扱うようになっている。
しかしながら、フロッピーディスクに記憶されているデ
ータをそのまま光ディスクで記憶する場合でも、画像デ
ータと同じ管理体系で取扱える装置はなく、フロッピー
ディスクに記憶されている文書データ、図面データを光
ディスクに記憶しようとした場合、取扱う媒体がどのよ
うなものであるかによってシステム 。
を異にするのが一般的であるため、処理が煩雑であり、
しかも効率が悪いという欠点がある。
そこで、フロッピーディスクに記憶されている文書デー
タ、図面データも紙の図面と同じように扱えて、管理す
ることができる電子ファイリング装置が考えられている
(特願昭62−230020号)。
上記したCAD図面としては、プロッタ等で印字する際
に、印字する色、印字する線の太さ等がユーザにより任
意に指定され、この指定に応じて印字されるようになっ
ている。
ところが、このような装置では、上記ベクトルコードの
図面データをイメージデータに変換(展開)する描画処
理が行なわれる際に、上記のような印字する色、印字す
る線の太さ等の描画形態を考慮した処理が行なわれない
という欠点かあった。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように、ベクトルコードの図面データをイメージ
データに変換する描画処理が行なわれる際に、描画する
色、描画する線の太さ等の描画形態を考慮した処理が行
なわれないという欠点を除去するもので、ベクトルコー
ドの図面データをイメージデータに変換する描画処理が
行なわれる際に、描画する色、描画する線の太さ等の描
画形態を考慮した処理を行なうことかできる電子ファイ
リング装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の電子ファイリング装置は、図面データが記憶
されている磁気記憶媒体から図面データを読取る読取手
段、この読取手段により読取られた図面データに対して
描画処理を行なう第1の処理手段、この第1の処理手段
で処理された描画データを光記憶媒体に記憶する第2の
処理手段、およびこの第2の処理手段により得られた描
画データを上記光記憶媒体に記憶した際、その図面デー
タの描画に用いられる描画形態記述情報を上記磁気記憶
媒体から読出して上記光記憶媒体に記憶する第3の処理
手段から構成されるものである。
(作用) この発明は、図面データが記憶されている磁気記憶媒体
から図面データを読取り、この読取られた図面データを
描画し、この描画データを光記憶媒体に記憶するものに
おいて、上記描画データを上記光記憶媒体に記憶した際
、その図面データの描画に用いられる描画形態記述情報
を上記元肥憶媒体に記憶するようにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第2図はこの発明の電子ファイリング装置の構成を示す
ものである。この電子ファイリング装置は、制御モジュ
ール11、メモリモジュール10゜画像処理モジュール
30、通信制御モジュール31、スキャナ20、光デイ
スク装置22、キーボード2B、CRTデイスプレィ装
置24、プリンタ25、磁気ディスク装置27.28、
マウス29、システムバス41、および画像バス42に
よって構成されている。
制御モジュール11は、各種制御を行うセントラル・プ
ロセッシング・ユニットとしてのCPU12、および上
記光デイスク装置22、磁気ディスク装置27.28と
CPU12などとを接続するためのインターフェース回
路17などから構成されている。CPU12には、キー
ボード23およびマウス29が接続されている。
CP U ]、 2には、ベクトル・ラスク変換回路1
2aとコード・イメージ変換回路12bとが設けられて
いる。ベクトル・ラスク変換回路12aは、後述するフ
ロッピーディスク28aからの図面データとしてのベク
トルデータをラスタデータ(イメージデータ)に変換す
るものである。
また、コード・イメージ変換回路]−2bは、後述する
フロッピーディスク28aからのコードデータ(文書デ
ータ)をイメージデータに変換するものである。
尚、これらベクトル・ラスク変換、コード・イメージ変
換は、ハードウェアに限らず、ソフトウェアによって行
うことも可能である。
メモリモジュール10は、メインメモリ13、A4サイ
ズの原稿数頁分の画像データに対応する記憶容量を有す
る画像メモリとしてのページメモリ14、および表示用
インターフェースとしての表示メモリ15と表示制御部
16などから構成されている。
ページメモリ14の一部には、バッファメモリ領域14
aか設けられている。このバッファメモリ領域14aは
図示しないカウンタによって書込み、読出し制御される
ようになっている。
表示メモリ15には、CRTデイスプレィ装置24にお
けるウィンドウ内に実際に表示される画像データつまり
ページメモリ14の画像データに対して拡大、縮小、回
転、挿入、あるいは白黒反転等を行った画像データが記
憶されるようになっている。
画像処理モジュール30は、画像データの拡大、縮小を
行う拡大縮小回路34、画像データを縦横変更すること
により、回転する縦横変換回路35、画像データの圧縮
(冗長度を少なくする)および伸長(少なくされた冗長
度を元に戻す)を行う圧縮伸長回路(CODEC)36
、スキャナ20用のスキャナインターフェース37、プ
リンタ25用のプリンタインターフェース38、および
拡大縮小回路34、縦横変換回路35と、圧縮伸長回路
36、スキャナインターフェース37、プリンタインタ
ーフェース38とを接続する内部バス39によって構成
されている。
通信制御モジュール31は、FCP (ファクシミリ接
続機構)、パソコン等の外部機器とインターフェース(
R3−232C,GP I B。
SC3I)を介して接続されるUCP (ユニバーサル
・コミュニュケーション・プロセッサ)43とLAN 
(ローカル・エリア・ネットワーク)と接続されるBC
P (バス・コミュニュケーション・プロセッサ)44
とから構成されている。
システムバス41は、制御信号用のバスであり、制御モ
ジュール11と、メモリモジュール10゜画像処理モジ
ュール30、通信制御モジュール31とを接続するよう
になっている。また、画像バス42は画像データ用のバ
スであり、メモリモジュール10、画像処理モジュール
30を接続するようになっている。
スキャナ20はたとえば2次元走査装置で、原稿(文書
)上をレーザビーム光で2次元走査することにより、原
稿上の画像データに応じた電気信号を得るものである。
光デイスク装置22は、スキャナ20て読取られた画像
データあるいは磁気ディスク装置28て読取られたコー
ドデータなどを光ディスク(記憶媒体)19に順次記憶
するものである。
キーボード23は、光ディスク19に格納するコード情
報および画像データ(イメージデータ)に対応する固有
の検索コードおよび各種動作指令などを入力するための
ものである。CRTデイスプレィ装置24は出力装置た
とえば表示装置であるところの陰極線管表示装置で、ス
キャナ20で読取られた画像データまたは磁気ディスク
28から読出されたコードデータ、あるいは光デイスク
装置22から読出されたコードデータ、あるいは画像デ
ータなどを表示するものである。CRTデイスプレィ装
置24には、最大4つのウィンドウを用いて4つの文書
を同時に表示することができるようになっている。たと
えば、4つの縦表示の文書データが表示されるようにな
っている。各ウィンドウごとに独立して文書データの拡
大、縮小、回転、スクロール等の編集が行えるようにな
って= 10− いる。
プリンタ25は、スキャナ20で読取られた画像データ
、またはフロッピーディスク28aから読出されたコー
ドデータ、光デイスク装置22から読出されたコードデ
ータ、画像データ、CRTデイスプレィ装置24で表示
している画像データなどをプリントアウト(印刷出力)
つまりハードコピーとして出力するものである。
磁気ディスク装置27は、ハードディスク装置であり、
この磁気ディスク装置27に装着された磁気ディスク2
7aには、各種制御プログラムが記憶されるとともに、
キーボード23により入力された検索コードとこの検索
コードに対応する1件分のコードデータ、画像データが
記憶される光デイスク19上の記憶アドレス、データサ
イズ、コードデータか画像データかを識別するフラグな
どからなる検索データ(管理データ)が記憶されている
。また、1件分毎のコードデータ、画像データは、光デ
ィスク19の検索データエリアに記憶されている。
磁気ディスク装置28は、たとえば5.25インチ、3
,5インチ等のフロッピーディスク28aを用いるフロ
ッピーディスク装置であり、図示しないワードプロセッ
サで作成したテキストファイル(文書データ)や図示し
ないパーソナルコンピュータで作成したCAD図面ファ
イル(図面データ)等のコードデータファイルをフロッ
ピーディスク28aから読取るためのものである。
フロッピーディスク28aとしては、種々のO8(オペ
レーション システム)のもとてフォーマットされたも
のが取り扱えるようになっている。
マウス29は、ポインティング装置であり、たとえばC
RTデイスプレィ装置24上のカーソルを上下方向、左
右方向に任意に移動し、所望の位置で指示を与えること
により、そのカーソルが位置している表示内容(たとえ
ば、種々のモード、編集画像、切り貼りの範囲およびア
イコン等)を選択するものである。
次に、画像データとコードデータをどのように統一的に
管理しているかを文書管理の観点から説明する。
すなわち、この実施例における文書管理体系は、キャビ
ネット、バインダ、書類、頁の4階層を持ち、キャビネ
ットは光ディスク19の片面に対応づけられている。キ
ャビネットの中には、複数のバインダが定義でき、バイ
ンダ内には約30.000件までの書類を登録すること
ができる。この書類ごとに検索用のタイトルをリングの
基本単位で、タイトルのほかに、注釈(書類の説明文)
を付加することができる。また、書類は、複数の頁単位
の情報で構成させることができる。
このような管理体系は、紙ファイルとの整合性を考慮し
たものであり、頁は紙文書の1枚に対応することになる
が、この頁のレベルでコードデータをも管理するように
なっている。すなわち、紙1枚の画像データ、フロッピ
ーディスク1枚のデータ(ボリューム−括データ)、1
つのフロッピーディスク上のファイルデータ、あるいは
これら3種類のものがマージされたデータのいずれかが
頁となる。
この結果、たとえば、1つの書類内に、1頁目トシて所
定のプログラムのソースファイル群(コードデータ)、
2頁目としてワードプロセッサで作成されたプログラム
仕様書(コードデータ)、3頁目として処理結果(イメ
ージデータ)というように、従来は全く別々に管理せざ
るを得なかったものを、きわめて要領よく管理すること
ができる。
次に、メインメモリ13に記憶される制御プログラムつ
まりソフトウェアの構造を第1図を参照しながら説明す
る。
この制御プログラムは、画像入出力処理モジュール13
b1フロツピーデイスクリードライト(FDR/W)処
理モジュール13C1光デイスクリードライト(ODR
/W)処理モジュール13d1表示制御モジュール13
e1磁気ディスク(MD)処理モジュール13f1描画
処理モジュール13g、および全体を制御するファイリ
ング処理モジュール13aから構成されている。
FDR/W処理モジュール13cは、第3図に示すよう
に、FD登録処理モジュール50a1FD入力処理モジ
ュール50b、FD検索処理モジュール50cSFD出
力処理モジュール50d。
およびその他種々の処理モジュールから構成されている
FD登録処理モジュール50a内には、第4図に示すよ
うな、ファイル名−覧テーブルを有している。このファ
イル名−覧テーブルは、FD登録画面上に表示されるフ
ァイル名−覧に関するデータが記憶されており、ファイ
ルの総数、各ファイルに対するファイル名、ファイルサ
イズ、ファイル日付、ファイルかサブディレクトリかを
示す属性、およびこのファイルが登録対象として選択さ
れているか否かを示す選択フラグによって構成されてい
る。これにより、登録処理時、選択ファイルがあるか否
かは、このファイル名−覧テーブル内に選択フラグのオ
ンであるファイルが存在するか否かを調べる処理により
行なわれるようになっている。
また、図示しないがこれら全体を総合管理するオペレー
ションシステム(O8)が存在している。
登録時のファイリング処理モジュール13aの制御フロ
ーを以下に説明する。ファイリング処理モジュール13
aに対し、オペレータは画像データの登録かフロッピー
ディスク28aの登録(FD登録)かを指示する。
タイトル入力後、画像データの登録の場合には、画像入
出力処理モジュール13bをコールしてスキャナ20か
ら画像データを入力する。ついで、表示制御モジュール
13eをコールして入力された画像データをCRTデイ
スプレィ装置24上で確認した後、ODR/W処理モジ
ュール13dをコールして入力された画像データをC0
DEC36により圧縮し光ディスク19に記録する。そ
の後、MD処理モジュール13fをコールして、入力さ
れたタイトルデータとともに光デイスク19上の画像デ
ータが記憶されたアドレスを磁気ディスク27aに登録
する。
フロッピーディスク28aからの登録の場合には、FD
R/W処理モジュル13cをコールする。
後述するフロッピーディスク−括かファイル単位かの指
定及び処理は、このFDR/W処理モジュール13c内
で実行するものである。
FDR/W処理モジュール13cではオペレータが指定
した指示に基づきフロッピーディスク28aから必要デ
ータを取出し、ページメモリ14内に特定のフォーマッ
トで格納してリターンしてくる。この中には登録するデ
ータかどのような種類のものかを示す種別フラグがあり
、対象とするデータの種類がセットされる。この詳細に
ついては後述する。ここで、もし内容表示の要求があれ
ば表示制御モジュール13eをコールすることにより、
ファイル内容を確認できる。また、登録実行の指示によ
り、ファイリング処理モジュール13aはコードデータ
の先頭番地とデータ長とともに、ODR/W処理モジュ
ール13dをコールし、光ディスク19へ記録する。
ページメモリ14内に一度に収納できなかった場合は、
FDR/W処理モジュール13cとODR/W処理モジ
ュール13dを繰返しコールする。記録完了後は画像デ
ータの記録の場合と同じ<MD処理モジュール13fを
コールして入力されたタイトルデータとともに光デイス
ク19上のコードデータが記憶されたアドレスを磁気デ
ィスク28aに記録する。
次に、検索時のファイリング処理モジュール13aの制
御フローについて説明する。オペレータが検索式(検索
のための検索キー、キーワード)を入力した後、MD処
理モジュール13fを通じて検索処理を行ない、検索結
果をCRTデイスプレィ装置24に表示する。
オペレータからの検索書類の指定によりODR/W処理
モジュール1B−dに対し、光ディスク19の検索要求
を出力する。この際、ODR/W処理モジュール13d
はデータヘッダ部(後述する)を参照し、種別フラグを
チエツクすることにより、画像データの場合は伸長処理
を施したのちページメモリ14に画像データを格納する
。一方、コードデータの場合はそのままページメモリ1
4に格納する。
オペレータが検索結果の表示要求を出した場合、ファイ
リング処理モジュール14aは種別フラグを参照し、表
示可能なデータが否かをチエツクし、表示可能なデータ
であれば表示制御モジュール13eをコールし、検索結
果をCRTデイスプレィ装置24に表示する。表示不可
能なデータであれば、エラーメツセージを出力する。表
示制御モジュール13eは、種別フラグを参照し、画像
データ、コードデータそれぞれに応じた処理を行いCR
Tデイスプレィ装置24に表示する。また、オペレータ
が検索結果のフロッピーディスク28aへの出力要求を
出した場合には、FDR/W処理モジュール]、 3 
cをコールし、フロッピーディスク28aへの書込み処
理を実行する。
書込みに際してのファイル名の入力などはFDR/W処
理モジュール1−30で実行するため、ファイリング処
理モジュール13aは考慮する必要がない。
次に、ページメモリ14内、及び光ディスク19に記憶
されるコードデータ、画像データのフォーマットについ
て、第5図から第9図を参照して説明する。この実施例
では、対象フロッピーディスク28aを5.25インチ
、対象ファイルをOSファイル(特定のOSファイル)
としているが、対象フロッピーディスク28aとして8
インチ、3.5インチ、あるいは磁気ディスク、磁気テ
ープとしたり、対象ファイルを他のOSファイルとして
も記録可能なように、光ディスク1つのフォーマットが
定められている。
このフォーマットは、第5図に示すように、光ディスク
19における1頁分のデータに対応して、データヘッダ
部とデータ部とにより構成されている。
データ部は、複数のモジュールに対応するデータが記憶
されるようになっている。例えば、1頁相当のデータを
構成するモジュールとして、ワークシートデータファイ
ル、図形データファイル(ネットファイル)、イメージ
展開された画像(プロッタファイル)の3つからなる場
合は、モジュール数は「3」となる。
データヘッダ部はメインヘッダ部とサブヘッダ部とから
構成されている。メインヘッダ部は、第6図に示すよう
に、トータルデータ長(4バイト)、トータルヘッダ長
(2バイト)、登録日付(4バイト)、構成モジュール
数(2バイト)、特定アプリケーションフラグ(2バイ
ト)、予備(2バイト)から構成され、16バイトの構
成となっている。
CAD等により作成された図面データは、1図面あたり
、そのCAD上でユーザとのオペレーション時に生成さ
れるワークシートファイル、図面データにおける部品相
互の位置関係、接続関係を記述するネットファイル、そ
れらの関係がプリンタやプロッタに出図可能なフォーマ
ットで記述されているプロッタファイル(ベクトルデー
タ)などの、複数のファイルが生成されている。これら
複数のファイルを図面管理アプリケーションを用いて、
関連するファイルを1頁として、相互の有機的な関連を
持ったまま一括管理するようになっている。この処理に
よって効率の良い作業環境を提供でき、処理の改善を図
ることができる。
例えば、設計図面等に対して、個々の部品の図面とか、
各部品の位置関係とかの図面を、−括して記憶しておく
ことにより、作成時以外でも関連するデータを直ぐに取
出すことができる。
またワードプロセッサにより作成された文書データは、
文書ファイル、1文書ごとに用いる異なった外字を登録
している外字ファイルなどの複数のファイルが生成され
ている。これらを、文書管理アプリケーションを用いて
、関連するファイルを1頁として、相互の有機的な関連
を持ったまま一括管理するようになっている。この処理
によって、効率の良い作業環境を提供でき、処理の改善
を図ることができる。
またサブヘッダ部は、メインヘッダ部のモジュール数で
指定された数だけのサブヘッダから構成されている。サ
ブヘッダの種類としては、イメージデータヘッダ、FD
−括データヘッダ、ファイルデータヘッダの3種類があ
る。
イメージデータヘッダは、第7図に示すように、サブヘ
ッダ長(2バイト)、種別フラグ(2バイト)、データ
アドレス(4バイト)、データサイズ(4バイト)、圧
縮形式(2バイト、 M)I。
MR等)、走査密度(2バイト;200dpi。
300 dpi等)、画像サイズ(4バイト:A4、B
4、A3等)、およびオプションエリア(0〜nバイト
)から構成されている。
FD−括データヘッダは、第8図に示すように、サブヘ
ッダ長(2バイト)、種別フラグ(2バイト)、データ
アドレス(4ハイド)、データサイズ(4バイト)、デ
バイスフラグ(2バイト)、密度フラグ(2バイト)、
OSフラグ(2ハイド)、ボリューム名(12バイト)
、およびオプションエリア(0〜nバイト)から構成さ
れている。
ファイルデータヘッダは、第9図に示すように、サブヘ
ッダ長(2バイト)、種別フラグ(2バイト)、データ
アドレス(4ハイド)、データサイズ(4ハイド)、デ
バイスフラグ(2バイト)、密度フラグ(2バイト)、
OSフラグ(2バイト)、ボリューム名(12バイト)
、ディレクトリエントリデータ(32バイト)、および
オプションエリア(0−nバイト)から構成されている
種別フラグは、画像データかボリュームデータ(FD−
括データ)かOSファイルデータか及びファイルデータ
の場合、そのデータの種類が何であるか、すなわちCA
D 1、CAD2、ワープロ等の種類を示すものである
。さらに、この種別フラグの最上位ビットは、そのデー
タか表示可能なデータか否かを示すイメージ化可能フラ
グである。
たとえば、画像データや文書データの場合はこのビット
か立っており、オブジェクトコードデータのようなコマ
ンドデータの場合にはこのビットが立たないようになっ
ている。
これらデータヘッダのデータアドレス及びデータサイズ
は、各データそのものの記録されているアドレスとその
大きさを示している。
これらデータヘッダのデバイスフラグは、どのサイズの
フロッピーディスク28aからのデータかを示すフラグ
であり、たとえば5.25インチ、3.5インチ、ある
いは8インチのフロッピーディスク28aが設定される
ようになっている。
これらデータヘッダの密度フラグは、フロッピーディス
ク28aの記録密度が2DD、2HDを識別するフラグ
である。さらに、磁気テープを接続した場合はこのフラ
グで1600bpiか6250bpiかを識別するよう
になっている。
これらデータヘッダのOSフラグは、O8の種類、たと
えばCADIが走るO8I、CAD2が走るO82、ワ
ープロが走るO S w p等を示すものである。
FD−括データヘッダのオプションエリアの使用例とし
ては、後述するボリューム(フロッピ−ディスク28a
全体)内のディレクトリ−覧データの記録がある。
ファイルデータヘッダ内のディレクトリエントリデータ
エリア内には、対象フロッピーディスク28a上にO8
によって記録されている32バイトのデータ(ファイル
名、ファイルサイズ、作成日付など)をコピーして記録
しておくようになっている。この中のデータについては
、OSフラグに示されているO8が違うごとに、異なっ
た構成となっている。
またメインメモリ13には、第10図に示すように、モ
ジュール管理データ記憶エリア131、ヘッダ管理デー
タ記憶エリア132、およびデータヘッダ部記憶エリア
133が設けられている。
モジュール管理データ記憶エリア131には、現在選択
されているモジュールごとの種別、ファイル名、および
ページメモリ14における記録アドレス、サイズが対応
して記憶されるようになっている。
モジュール管理データ記憶エリア13】には、現在選択
されているモジュールの数、およびデータヘッダ部のデ
ータが記憶されているメインメモリ13(データヘッダ
部記憶エリア133)における記録アドレス、サイズが
対応して記憶されるようになっている。
次に、第11図の表示例を用いて登録処理時におけるC
RTデイスプレィ装置24の表示画面24aとしてのF
D登録画面について説明する。
すなわち、「デバイス」で示されるフロッピーディスク
装置28内のファイル名−覧が表示されている。この例
では、5.25インチ用のフロッピーディスク装置28
が入力デバイスとして選択されている。他のデバイスと
しては、3.5インチ用のフロッピーディスク装置28
も選択可能である。「デバイス」の下には、「ボリュー
ム名」があり、ここには現在選択されているフロッピー
ディスク装置28内のフロッピーディスク28aのボリ
ューム名が表示されている。たとえば、rsAMPLE
jというボリューム名となっている。
「デイレクト名」は現在表示されているファイル名−覧
のカレントディレクトリ名が表示される。
たとえば、rDATA/TEXTJか表示され、このデ
ィレクトリ内のファイル名−覧がファイル名表示エリア
60内に表示されている。
ファイル名−覧内では、各行単位に1つのファイルが対
応し、ファイル名、ファイルサイズ、ファイル作成日付
が表示されている。
サブディレクトリの場合は、「<」、「〉」でファイル
名が囲まれて表示される。[<、>Jは現デイレクトり
を表わし、l”<、 、  >Jは親ディレクトリを表
わしている。
オペレータが希望するディレクトリに移行するためには
「ディレクトリ名」に直接ディレクトリ名をキーボード
23で入力するか、またはファイル名−覧内の「<」、
「〉」で囲まれたディレクトリをキーボード23あるい
はマウス29により選択するようになっている。
「−覧対象」はファイル名−覧内に表示するファイル名
のワイルドカードを指定するためのものであり、たとえ
ば「*、*」となっており、現デイレクト内の全てのフ
ァイルか表示されるようになっている。ここで、[C*
、*jをキーボード23より入力すると、「C」から始
まるファイル名のみがファイル名−覧として表示される
「ファイル数」は、現在表示されているファイル名−覧
内のファイルの総数である。
ファイル名−覧内には、強調枠で示されるカレントファ
イルがあり、ファイル名−覧の右側には、「△」、「」
またはファンクションキーの「F5;前ファイル」、「
F6;次ファイル」を指示することで、このカレントフ
ァイルを移動することができる。第10図は、−容土の
ファイルを選択している状態から「F6;次ファイル」
を5回指示した状態の画面であり、たとえばrcON 
I O,CJなるファイルがカレントフナイルとして選
択されている。
カレントファイルの内容を確認する場合、「F3;内容
表示」を指示し、「データの種類」で指定されている方
法で内容を表示させることができる。この内容表示は第
11図に示すように、rcON I O,Clなるファ
イルが「データの種類」をテキストとして表示されてい
る。「データの種類」としては、シフトJISコードか
らなるテキストデータ、CADにより作成された図面デ
ータ、ワープロにより作成された文書データ等の−29
〜 指定が可能である。
「F3;内容表示」が指示された場合、FDR/W処理
モジュール13cは、カレントファイルのコードデータ
とデータの種類をパラメータとして、描画処理モジュー
ル13gをコールし、内容を表示する。
また、この際、フロッピーディスク28aまたは磁気デ
ィスク27a内の描画形態ファイルデータもパラメータ
として描画処理モジュール13gに出力されるようにな
っている。
オペレータがデータの種類を間違った場合は、内容表示
は意味不明な表示となってしまう。この場合、オペレー
タはデータの種類を正しく指定し直すことで、正常に内
容表示が行えるようになっている。
また、第12図に示す内容表示画面において、rF4 
; DUMP表示」を指示することで、カレントファイ
ルの生のコードデータを第13図に示すように、16進
の表現で表示(DUMP表示)することができるように
なっている。
−30= すなわち、コードデータを2桁のヘキサデシマルコード
(0000,0001、・、111コを0、]、・・・
、Fと表現)に変換し、ますファイル上のアドレスを先
頭に16バイトずつ順次表示するようにしている。また
、各々の8ビツトのデータでアスキー(ASCII)コ
ードに相当するデータの場合も、それに該当する英数文
字も右端に表示するようにした。
これにより、オペレータはより正確にカレントファイル
の中身を確認することができる。
また、第12図、第13図に示す内容表示、DUMP表
示画面において、「△」、「」を指示することで、表示
されているデータの上下スクロールが行えるようになっ
ている。
次に、FD登録処理の動作について、第14図(a)〜
(C)に示すフローチャートを参照しつつ説明する。す
なわち、ファイリング処理モジュール13aは、フロッ
ピーディスク28aの登録時にFDR/W処理モジュー
ル13cをコールし、FDR/W処理モジュール13c
はFD登録処理モジュール50aをコールする。
すると、FD登録処理モジュール50aは、第14図(
a)のフローチャートに示すように、まず、内部モード
が一括FD登録中か否か(通常)を判定する。
この判定の結果が通常モードの場合、オペレータによる
キーホード23またはマウス29での入力を待ち、この
入力されたデータに対応する処理を行なう。
すなわち、キーボード23上の「選択キー」を人力する
か、またはマウス29で、強調枠の付いたカレントファ
イルの指示により、光ディスク19に登録するファイル
(コードデータ)の選択か行なわれる。たとえば、rc
ON I O,CJなるファイルか網点表示され、登録
するファイルとして選択された状態を示している。
この状態で、「Fl;実行」を指示することで、5.2
5インチのフロッピーディスク28a内のrcON、I
O,CJなるファイルがメインメモリ13に読込まれ、
サブヘッダ部内の種別フラグに=  32 − テキスト(データの種類)が設定される。またメインヘ
ッダ部内、ファイルデータヘッダ部内の必要な箇所にフ
ァイル名、ファイルサイズ等のデータが設定され、更に
描画形態ファイルデータを設定し、ページメモリ14内
の先頭データアドレスとデータ長をファイリング処理モ
ジュール13aに出力する。
また、FD入力処理モジュール50bをコールシ、ペー
ジメモリ14内にコードデータをフロッピーディスク2
8aから読込み、これらの先頭アドレス、データ長を受
取る。その後、まだファイル名一部内に選択ファイルが
残っていれば、内部モードを一括FD登録モードに設定
し、FDR/W処理モジュール13cに読込まれたデー
タの先頭アドレス、データ長をファイリング処理モジュ
ール13aに出力し、このモジュールから抜ける。
この選択ファイルが残っているか否かは、ファイル名−
覧テーブル内の選択フラグ(登録対象となっているか否
かを示すフラグ)がオンであるフアイルが存在するか否
かを調べる処理か行なわれる。
また、ファイリング処理モジュール]、 3 aは、供
給されるデータの先頭アドレス、データ長により、光デ
ィスク1つ上へのデータの記録、およびタイトル付加デ
ータかあれば磁気ディスク27a上にタイトルを追加登
録する。
その後、ファイリング処理モジュール13aは、再度、
FDR/W処理モジュール13cにFD登録をコールし
、FDR/W処理モジュール13CはFD登録処理モジ
ュール50aをコールする。
この処理は、FDR/W処理モジュール1.3 cか終
了ステータスを出力するか、最大頁数までデータか光デ
ィスクコ9上に登録されるまで繰返される。
また、オペレータが終了を入力した場合、FDR/W処
理モジュール13cに終了ステータスが供給される。オ
ペレータが他の入力を行なった場合は、他の処理モジュ
ールがコールされ、再度オペレータからの人力待ちに移
る。
また、判定の結果か一括FD登録モードの場合、オペレ
ータが停止を入力せずに、かつ選択ファイルが存在した
際、FD入力処理モジュール50bをコールし、FDR
/W処理モジュール13cにフロッピーディスク28a
がら供給された先頭アドレスおよびデータ長をファイリ
ング処理モジュール13aに出力し、このモジュールが
ら抜ける。
そして、停止か入力されるか、選択ファイルが無くなっ
た場合、内部モードを通常モードに設定し、オペレータ
からの入力待ちとなる。
また、FD入力処理モジュール50bは、第14図(b
)に示すフローチャートに示すように、ファイル名−覧
テーブルより選択されているファイルを検索し、この検
索したファイルに対応するファイルデータをフロッピー
ディスク28aがらページメモリ14に読出す。オペレ
ータが登録モードをコードデータに設定していた場合、
コードデータ用のメインヘッダ、コードデータヘッダを
設定し、またイメージ化データに設定していた場合、コ
ードデータからイメージデータ(画像デ一タ)に変換す
るために、描画処理モジュール13 gをコールする。
この際、入力パラメータレジスタ3]としてコートデー
タと、オペレータか指定したデータの種類、イメージ化
書式、および描画形態ファイルデータ(後述する)か描
画処理モジュール13gに出力される。
この後、イメージデータ用のメインヘッダおよびイメー
ジデータヘッダを作成する。
次に、オペレータがタイトル自動付加を「する」として
いた場合、磁気ディスク27aに追加登録するタイトル
データを作成する。
そして、フロッピーディスク28aから読込んだファイ
ルに対応するファイル名−覧テーブル内の選択フラグを
オフに設定し、FD登録画面内の網点表示を消去し、F
D登録処理モジュール50aでページメモリ14内に設
定したデータの先頭アドレスとデータ長とをファイリン
グ処理モジュール13aに出力し、このモジュールから
抜ける。
また、第14図(C)のフローチャー1・に示すように
、「F2.タイトル表示」が入力された場合は、現在選
択されているファイルに関するタイトルデータを、第1
5図に示すように表示し、オペレータが「F9.確認」
を入力することで、この表示を消去し、第11図に示す
表示に戻る。
また、「F3;内容表示」が入力された場合は、カレン
トファイルで示されるファイルをフロッピーディスク2
8aからページメモリ14に読出し、このデータとオペ
レータが指定したデータの種類、イメージ化書式、およ
び描画形態ファイルデータを描画処理モジュール13g
に出力し、第12図に示すように表示する。
この状態で、「F5;前ファイル」、「F6;次ファイ
ル」が入力された場合、カレントファイルを移動し、こ
の移動したカレントファイルをフロッピーディスク28
aから読出し、描画処理モジュール13gにより描画処
理させる。
また、rF4 、DUMP表示」が入力された場合は、
データの種類をDUMPに変更して、描画処理モジュー
ル13gをコールし、第13図に示すように表示させる
。この段階で、1F4;VRC表示」が入力された場合
、データの種類を元に戻して、描画処理モジュール]3
gをコールし、第12図に示すように表示させる。そし
て、オペレータが「F9;確認」を入力することで、こ
の表示を消去し、第11図に示す表示に戻る。
また、「F4;ファイル名−覧表示」が入力された場合
は、オペレータにより指定されているデバイス、ディレ
クトリ、−覧対象でフロッピーディスク28a内のファ
イルを検索し、該当するファイルの総数と、各ファイル
のデータをファイル名−覧テーブル内に設定し、FD登
録画面内のファイル名−覧を表示し直す。
この状態で、「F5;前ファイル」、「F6;次ファイ
ル」が入力された場合、ファイル名一部内のカレントフ
ァイルを前または次に移動させ、強調枠を表示し直す。
「F7;全ファイル選択」が入力された場合は、ファイ
ル名−覧テーブル内のサブディレクトリ以外の全選択フ
ラグにオンを設定し、FD登録画面内の対応するファイ
ルに網点を表示する。「F8;全ファイル選択解除」か
入力された場合は、ファイル名−覧テーブル内の全選択
フラグをオフに設定し、FD登録画面内のファイル名一
部内の金網点表示を消去する。
「F9;イメージ化書式」が入力された場合は、第16
図に示すように、イメージ化書式画面を表示し、現在の
書式、指定サイズ、指定密度、指定描画方向、フオーム
オーバレイ、指定フオームを表示し、オペレータに設定
させる。
選択キーが入力された場合、カレントファイルのファイ
ル−覧テーブル内の属性、選択フラグにより、以下の処
理を行なう。
すなわち、属性がサブディレクトリであれば、対応する
ディレクトリへ移行するために、ディレクトリ名を更新
し、この時点でファイル名−覧表示を行なう。属性がフ
ァイルの場合、選択フラグかオフならオンとし網点て表
示し、オンならオフとし網点を消去する。
また、「処理単位」、「データの種類」 「タイトル自
動付加」、「デバイス名」、[デイレクト= 39− リ名」、「−覧対象」が入力された場合は、それぞれの
設定を更新する。これらの処理を行なった後、第11図
に示す表示に戻る。
FD登録処理は、フロッピーディスク28aよりファイ
ル(コードデータ)を読出し、これにヘッダを付けて光
ディスク19へ登録するものである。これにより、フロ
ッピーディスク28a内のテキストデータ、CADデー
タ、ワープロデータ等のコードデータのまま光ディスク
1つ上に登録しておくことで、必要時に検索し、描画処
理モジュール13gよりCRTデイスプレィ装置24上
に表示したり、プリンタ25で印刷したり、またフロッ
ピーディスク28aにコードデータを書込み、他のコン
ピュータ上で修正等を行なうことかできる。
また、FD登録画面内の「登録データ」を「イメージ化
データ」に設定することにより、フロッピーディスク2
8aからコードデータを登録する際、描画処理モジュー
ル13gによりイメージ化し、このドツトイメージデー
タを光ディスク19に記録するようになっている。これ
により、CAD等の図面データのように非常に多くのベ
クトルデータから構成され、描画処理モジュール13g
によりベクトルコードデータから二次元のドツトイメー
ジデータに展開するのにかなりの時間を要するものであ
っても、登録時にあらかじめ展開しておくことにより、
光デイスク19内のコードデータを検索表示する場合の
ように、時間がかかることを防止でき、検索時間の短縮
が図れるようになっている。すなわち、画像データとし
て光ディスク1つに記録しておくことにより、検索表示
、印刷時に描画処理モジュール13gをコールする必要
かなく、高速処理を行なうことができる。
また、オペレータは、「登録データ」を「コードデータ
」、「イメージ化データ」及び「コード士イメージ」の
3つの内から選択することかできる。
「コードデータ」は、フロッピーディスク28a内のコ
ードデータをそのまま登録するもの= 41− である。「イメージ化データ」は、フロッピーディスク
28a内のコードデータを描画処理モジュール13gに
よりイメージ化し、このイメージデータを登録するもの
である。また「コード士イメージ」 ;フロッピーディ
スク28a内のコードデータとイメージ化データの組と
して登録するものである。
また、イメージ化する際に、画像サイズ、分解能および
ポートレイト、ランドスケープを指定することが可能で
ある。
次に、イメージ化する際の書式について説明する。第1
1図の表示において、「F9;イメージ化書式」を指示
し、この指示に応じて表示される第16図に示すイメー
ジ化書式プロパティシート61を用いて書式、つまりコ
ードデータ、特にワープロデータ等における印刷する際
の紙の大きさ、分解能等かあらかじめ設定する。このイ
メージ化書式プロパティシート61におけるイメージ化
書式内の「自動」は、コードデータ内であらかじめ設定
されている書式でイメージ化するもので、「指定」は、
オペレータによって設定される「指定サイズ」、「指定
密度」、「指定描画方向」に応じてイメージ化されるよ
うになっている。
また、イメージ化する際には、台紙となるフオームを指
定することができるようになっている。
この指定は、イメージ化書式の内の「フォームオ、(レ
イ」を「する」に設定し、「指定フオーム」を設定する
ことで行なわれる。このイメージ化書式情報は、コード
データおよび描画形態ファイルデータとともに、描画処
理モジュール13gに出力し、そこでイメージ化される
ようになっており、この詳細は後述する描画処理モジュ
ール13gによって処理される。
次に、検索処理について、第17図(a)、(b)に示
すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、光ディスク19を装填し、検索画面で検索対象バ
インダを指示してこれをオープンする。
そして、論理検索の画面で検索しようとする書類のキー
値を設定して「検索開始」を指示する。すると、設定し
たキー値の条件に該当する書類のタイトル−覧表が表示
される。ここで、抜出す書類、頁を設定して「書類出力
」を指示すると、出力先選択プロパティシートが表示さ
れる。この表示により、rFD保存」を選択し、「確認
」を指示すると、第18図に示すようなFD出力画面か
表示される。また、抜出す書類、頁を特に指定しなかっ
たときは、第18図に示すように、抜出し画面に表示さ
れた先頭の書類か対象となる。さらに、抜出す書類、頁
の設定変更は、キーボード23の次書類、前頁キー、あ
るいは次頁キーの投入により行なわれる。
第18図に示すFD出力画面には、出力対象および出力
光に関する情報が表示される。この出力対象とは、検索
処理によって抜出された書類、頁に対応するファイルで
あって、このファイルに関して登録時のオリジナルのデ
バイス、オリジナルのデバイスに付加されていたボリュ
ーム名、登録時に指定されたデータの種類、およびファ
イル名が表示される。このうち、データの種類のみ属性
変更が可能である。これにより、登録時にデータの種類
が誤って指定されており、後述する検索対象内容表示の
時に正規な画像か得られない場合にも、他のデータの種
類を選択して内容表示をし直すことができるようになっ
ている。
なお、FD出力画面上では、登録時に指定されたデータ
の種類を表示したまま、−時的なデータの種類の選択、
変更状態をも、区別できる手段を用いて表示している。
ただし、ここで述べた属性変更は、検索対象内容表示の
時のみ有効であり、既に光デイスク19上に登録されて
いる属性まで変更することができないようになっている
。また、後述する内容表示でフロッピーディスク28a
上のファイルデータを見たいときのデータの種類もここ
で指定するようになっている。出力光とは、検索された
ファイルを出力しようとするフロッピーディスク28a
であり、このフロッピーディスク28aに関して、デバ
イス、デバイスに付加されているボリューム名、ファイ
ル名表示エリア70内に一覧表示する対象となるファイ
ルの存在するディレクトリ名、ファイル名表示エリア7
0内に一覧表示する対象の条件、該当するファイル数、
出力するファイルのフロッピーディスク28a上でのフ
ァイル名の各項目が表示され、ファイル名表示エリア7
0内にはファイル名が一覧表示される。
このうち、ボリューム名とファイル数以外はオペレータ
による入力が可能で、ファイル名表示エリア内ではカー
ソルを移動することによって、ディレクトリまたはファ
イルの選択ができるようになっている。
オペレータは、出力光となるフロッピーディスク28a
をフロッピーディスク装置28にセットした後、論理検
索画面で、「書類印刷」、rFD保存」を指示する。こ
れにより、FD出力処理モジュール50dは出力光デバ
イスとして設定されたフロッピーディスク装置28にセ
ットされているフロッピーディスク28aにアクセスし
て、ボリューム名を読込み、これを表示する。また、出
力光ディレクトリとして設定されているブイレフトリに
あるファイルの内から、−覧対象に設定されている条件
を満たすファイルの情報(名称、サイズ、更新日付時刻
)を読込み、これをファイル名表示エリア内に一覧表示
する。これにより、出力光であるフロッピーディスク2
8a内のファイル−覧を任意の時点で得ることができる
また、オペレータがキーボード23の矢印キーでデバイ
ス選択のカーソルを移動するか、マウス29の指示によ
り、出力光デバイスの変更を指示した際、検索処理から
FD出力処理が起動されたときと同様に、出力光に関す
るデータがFD出力画面上で更新される。この出力光デ
ィレクトリの指示は、ディレクトリ名を直接入力するか
あるいはファイル名表示エリア内のカーソルの移動によ
り行なわれるようになっている。またディレクトリ名人
力は、キーボード23の矢印キーでディレクトリ名の項
目を指示した後、あるいはマウス29でディレクトリ名
の項目を指示した後、キーボード23でルートディレク
トリからのディレクトリ名を入力するようになっている
。さらにファイル名表示エリア70内でのディレクトリ
指示は、ファイル名−覧中のディレクトリをマウス29
で指示し、カーソルを動かした後、続けて同じディレク
トリをマウス29で再度指示するか、あるいはキーボー
ド23の「前ファイル」キー、「次ファイル」キーを用
いてファイル名−覧中のディレクトリにカーソルを動か
した後、「選択」キーを投入することで、ディレクトリ
を指示するようになっている。
これにより、出力光ディレクトリが指示されると同時に
、そのディレクトリに移行し、FD出力画面上でディレ
クトリ名の項目が更新され、出力光に関するデータが更
新されるようになっている。
ファイル名表示エリア内でディレクトリを指示する際は
ファイルを選択しても無効となる。ただし、ファイルを
選択してカーソルがファイル上にあるときは、後述する
内容表示機能でそのファイルの内容を確認表示すること
ができる。
CRTデイスプレィ装置24におけるFD出力画面のフ
ァンクションキ一部には、「実行」、「出力対象内容表
示」、「内容表示」、「ファイル名−覧表示」、「前フ
ァイル」、「次ファイルj1 「−抽出力」、「取消し
」の機能が割当てられている。これらの機能は、各機能
が簡単な操作で指示できるならば、ファンクションキー
以外のキーに割当てるようにしても良い。
ファンクションキ一部の「実行」を指示すると、出力対
象ファイルが出力光のフロッピーディスク28a内の指
定されたディレクトリへ、指定されたファイル名で出力
される。この場合、出力後のフロッピーディスク28a
上でのファイル名は、FD出力画面上でキーボード23
から入力することができる。特に指定しない限り、検索
されたファイルと同じファイル名となる。
ファンクションキ一部の「出力対象内容表示」を指示す
ると、第18図に示すように、検索されたファイルの内
容すなわち出力対象として表示されているファイルの内
容が、出力対象内容表示画面として表示される。この表
示には、ベクトル−ラスタ変換展開する表示と、ダンプ
表示の2種類があり、この2つの選択はファンクション
キーF8 (DUMP) 、F9 (確認)により任意
に行えるようになっている。
ベクトルーラスク変換展開表示は、ベクトル表現されて
いるファイルデータを解釈し、ラスク表示に適したビッ
トマツプに展開するものであり、FD出力画面における
出力対象に関する「データの種類」の項目で選択されて
いる指示に従って、ファイルの内容を表示するようにな
っている。
この場合、検索されたファイルの属性情報である「デー
タの種類」が誤っており、正規な画像が得られない際に
は、−時的に他の正しい「データの種類」を選択して再
表示させることができるようになっている。
このような、データの種類の一時的な選択、変更状態は
、FD出力画面上において、登録時に指定されたデータ
の種類を表示したまま、これと区別できる手段を用いて
表示されるようになっている。
ダンプ表示は、「データの種類」の項目で選択されてい
る指示によらず、ファイルの内容を16進のアスキーコ
ード表現で表示される。
この際、表示している出力対象ファイル名およびイメー
ジ化した場合の用紙のサイズ、密度(200/400)
 、描画方向(たて/よこ)は、第19図に示すように
、出力対象内容表示画面上に表示される。
また、テキストファイルなどで一画面内に全ての内容の
表示が行えない場合には、出力対象内容表示画面上の上
向き/下向きの矢印アイコンをマウス29で指示するか
、あるいはキーボード23の上向き/下向き矢印キーを
投入することにより、同じ出力対象ファイル内の前頁/
次頁への移行、すなわち出力対象内容表示画面の更新が
できるようになっている。また、内容表示の途中で「取
消し」が指示されると、そのイメージ展開処理か中止さ
れる。
なお、出力対象内容表示画面で指示できる全ての機能は
、表示の途中であっても有効であり、所定の指示に応じ
て表示が途中で中止され、新たな指示に従うようになっ
ている。
また、出力対象内容表示画面において、マウス29、あ
るいはキーボード23で「確認」か指示されると、出力
対象内容表示が終了する。
ファンクションキ一部の「内容表示」を指示すると、第
20図に示すように、ファイル名表示エリア内でカーソ
ルにより選択されているフロッピーディスク28a上の
ファイルの内容か、内容表示画面に表示される。この表
示には、ベクターラスク変換展開する表示と、ダンプ表
示の2種類があり、この2つの選択はした「出力対象内
容表示」の場合と同様に、ファンクションキーF8(D
UMP) 、F9 (確認)により任意に行えるように
なっている。ベクターラスク変換展開表示を行なう場合
は、出力対象に関する「データの種類」の項目を用いて
、データの種類を選択し、この選択したファイルデータ
に適合する「データの種類」を選択するようになってい
る。このときの「データの種類」の選択は、−時的なも
のであり、既に光デイスク19上に登録されている属性
には、何ら影響を与えないようになっている。
この場合、光デイスク19上に登録されているデータの
種類と一時的に選択されたデータの種類とは、区別でき
る手段を用いてFD出力画面上に同時に表示されるよう
になっている。
また、表示しているフロッピーディスク28a上のファ
イル名およびイメージ化した場合の用紙のサイズ、密度
(200/400) 、描画方向(たて/よこ)は、第
20図に示すように、内容表示画面上に表示される。
また、テキストファイルなどで一画面内に全ての内容の
表示が行えない場合には、出力対象内容表示画面の場合
と同様に、画面の更新ができるようになっている。
また、ファイル名表示エリア内でカーソルがディレクト
リ上にあるときは、内容表示できない旨のシステムメツ
セージがFD出力画面の最下段に表示され、内容表示画
面には移行しないようになっている。
また、第20図に示す、内容表示画面において、マウス
29、あるいはキーボード23で「前ファイル」、「次
ファイル」か指示されると、FD出力画面上のファイル
名表示エリア内のファイル名−覧の順に、現在表示して
いるファイルの直前、直後のファイルが新たに選択され
て、その内容か表示される。
この新たに選択された内容表示に応じて、対応するフロ
ッピーディスク28a上のファイル名およびイメージ化
した場合の用紙のサイズ、密度(200/400) 、
描画方向(たて/よこ)も、内容表示画面上で更新され
る。
また、内容表示に際して、フロッピーディスク28aが
装填されていない、指定ファイルが見付からない、ファ
イル読込みエラーなどの異常が発生した場合には、内容
表示画面上の最下段(サイズ:密度:の下段)にその旨
を通知するシステムメツセージを表示し、内容表示領域
をクリアする。
この結果、「出力対象内容表示」と1内容表示」とによ
って、出力対象ファイルも出力光フロッピーディスク2
8a内のファイルも自由にその内容を見ることができる
ようになっている。
「ファイル名−覧表示」を指示すると、FD出力画面上
に設定されている出力光に関するデバイス、ディレクト
リ、−覧対象に従って、出力光フロッピーディスク28
aから必要情報を読込み、ファイル名表示エリア内に該
当するファイルのファイル名−覧か表示される。これは
、フロッピーディスク28aを交換した際等に指示され
ることにより、新めでファイル名−覧が表示されるよう
になっている。
ファンクションキ一部の「−柄出力」を指示すると、第
21図に示すように一括出力プロバティシートが表示さ
れ、1書類−抽出力/全書類−括出力のいずれかが選択
できるようになっている。
この1書類−柄出力とは、現在検索されたファイルのあ
る書類に全頁をフロッピーディスク28aに出力するこ
とである。また、全書類−柄出力とは、検索された全書
類に全頁をフロッピーディスク28aに出力することで
ある。1書類−柄出力、あるいは全書類−柄出力に続い
て「確認」を指示すると、−抽出力プロバティシートが
閉じて、指定された書類の前頁が、順次フロッピーディ
スク28aに出力される。そして、FD比出力対象とな
る書類の前頁の出力処理が完了した際、第18図に示す
FD出力画面に戻る。また、FD出力画面で、出力処理
中に「取消」が指示された場合には、−柄出力処理は中
止され、第18図のFD出力画面に戻る。この時点まで
のFD出力処理は有効となっている。また、抜出し画面
において、「確認」が指示されると、検索したファイル
の確認表示が行なわれる。この検索したファイルが画像
ファイルではなく、表示できないコード情報であった場
合には、そのファイルの属性情報すなわちファイル名、
作成日付等が表示される。
これらの検索処理において、FD検索処理モジュール5
0cは、光ディスク1つが光デイスク装置22にセット
されていればインターフェース回路17を介してページ
メモリ14上にデータを読込む。このデータが画像デー
タの場合、そのまま表示メモリ15に転送することによ
り、表示制御部]6を介してCRTデイスプレィ装置2
4に表示される。また、データがコードデータの場合、
イメージ化可能フラグか設定されている際、後述する描
画処理モジュール13gにコード展開描画処理を依頼す
ることにより、CRTデイスプレィ装置24に表示され
る。
また、光ディスク19から読込んたデータはページメモ
リ14上に記憶し、また登録時に付加されたオリジナル
のデバイス、ボリューム名、データの種類などの属性情
報もページメモリ14に記憶される。これらの属性情報
は出力対象に関するデータとしてFD出力画面に表示さ
れるようになっている。
出力対象内容表示が指示されたときは、表示メモリ15
上に領域を設定し、その領域の識別子、ページメモリ1
4上にある出力対象である種別フラグを描画処理モジュ
ール13gに出力し、コード展開描画を依頼する。これ
により、描画処理モジュール13gは、表示メモリ15
上に確保されている領域に、コードデータをデータの種
類に応じて解釈2、展開して描画する。
また、これらの検索処理において、FD出力処理モジュ
ール50dは、FD比出力指示され、出力光のフロッピ
ーディスク28aが磁気ディスク装置28に装填される
と、インターフェース回路17を介して出力光であるフ
ロッピーディスク28aに関する情報を読込み、FD出
力画面上に出力光に関する情報として表示する。
すなわち、出力光フロッピーディスク28aに付加され
たボリューム名、FD出力画面上で指定されたディレク
トリに存在する一覧対象の条件を満たすファイルのファ
イル名−覧をFD出力画面上に表示する。FD出力画面
上でデバイス、ディレクトリ名、−覧対象の項目が変更
されたら、フロッピーディスク28aにアクセスしてF
D出力画面上の出力光のフロッピーディスク28Hに関
するデータを更新する。
内容表示が指示された時は、FD出力画面上のファイル
名表示エリア内のカーソルで指定されたファイルを、出
力光フロッピーディスク28aからページメモリ14上
に確保した領域へ記憶し、表示メモリ]5上に領域を設
定し、その領域の識別子、ページメモリ14上に記憶し
たファイルデータの識別子、出力対象に関するデータの
種類の項目で一時的に選択されているデータの種類の識
別子、およびイメージ化可能フラグを描画処理モジュー
ル13gに出力し、コード展開描画を依頼する。これに
より、描画処理モジュール13gは、表示メモリ15上
に確保されている領域に、コードデータをデータの種類
に応じて解釈、展開して描画する。
また、FD出力の実行か指示されると、ページメモリ1
4上に保持されている出力対象であるコードデータをフ
ロッピーディスク28a内のFD出力画面で指示された
ディレクトリの直下に、FD出力画面で指示されたファ
イル名で出力保存する。この場合、必要に応じて、当該
コードデータの描画の形態を記述するデータを付加する
ようにしても良い。
さらに、FD検索処理モジュール50c、FD出力処理
モジュール50clを実行する際に駆動される他のモジ
ュールの動作については、上述したFD登録時、あるい
はFD入力時の場合と同様である。
次に、コードデータを描画する具体的な方法について、
第22図(a)〜(e)を用いて説明する。
すなわち、コードデータの描画については法青描画処理
モジュール13gで行なう。ページメモリ14、表示メ
モリ15に実際に描画する描画ルーチンは、O8内に組
込まれている。
描画処理モジュール13gは、それぞれフォーマットの
異なるコードデータを解釈し、O8内に組込まれた描画
ルーチンを順次コールしていく機能を有するものである
描画処理モジュール13gは、第23図に示すように、
描画モジュールメイン部61と個別データ解釈描画処理
部62とによって構成されている。
描画モジュールメイン部6]は、上位のアブリケーンヨ
ンタスクとしての画像入出力処理モジュー 6〇 − 一ル13b、FDR/W処理モジュール13c1表示制
御モジュール13eからの要求に基づいて、そのデータ
の描画に必要な下位の解釈描画処理部63a1・・に起
動を掛けたり、描画のサイズや、書式を設定したり、描
画データを記述するファイル等を管理するものである。
個別データ解釈描画処理部62は、個々のデータについ
て解釈し、対応するO8内描画ルーチンを順次コールす
る処理を、各データ種ごとに行ない、表示できないコー
ドデータ、たとえばオブジェクトファイルのようなもの
の表示用に内容ダンプを行なうようになっている。
描画モジュールメイン部61は、コマンド受信制御部7
1、形態記述情報管理部72、モデリング処理部73、
および個別描画処理起動部74によって構成されている
コマンド受信制御部71は、上位アプリケーションから
の要求を受付け、実行フローを制御するモジュールであ
る。形態記述情報管理部72は各々のコートデータのイ
メージ展開の際の属性情報を記述する描画形態記述情報
の所在を管理するものである。モデリング処理部73は
イメージ展開の際のサイズ、方向を任意に設定するため
のパラメータを算出し、セッテングを行なうものである
個別描画処理起動部74は上位アプリケーションから与
えられるデータの種別に応じて、下位の個別データ解釈
描画処理部62に起動を掛けるものである。
コマンド受信制御部71が受信する展開要求のコマンド
のフォーマットは、第24図に示すように、指定モード
、データのポインタ、データの種類、描画場所、フオー
ム、描画頁、書式、モデリングパラメータ、および拡張
子によって構成されている。
描画モードは、(1)自動描画(データ上に記述されて
いる書式で描画) 、(2)書式指定描画(外部より書
式を指定して描画) 、(3)モデリング指定描画(外
部より書式、モデリングパラメータを指定して描画)の
3種類のモードかある。
データのポインタは、描画対象となるデータがページメ
モリ14上にあるのか、ある場合にはそのページメモリ
14上のポインタ、ファイル上にあるなら、そのファイ
ルポインタが与えられている。
データの種類は、描画対象とするデータの種類であり、
下位のどの解釈描画処理部63a1・・・を起動させる
べきかの判定に用いられるようになっている。
描画場所はページメモリ14上に描画するのか表示メモ
リ15上に描画するのかを指定するものである。
フオームは描画する場合に白紙上に展開するのか、ある
システムが提供するフォーマット用紙上に展開するのか
を指定するものである。
描画頁はテキストファイルのように、複数頁にわたる場
合のその描画頁を指定するものである。
書式は、サイズ、台紙の画素密度(200/400)、
描画方向(縦長/横長)の指定を行なうものである。こ
れは、#裏書式指定描画、モデリング指定描画時に指定
するようになっている。
モデリングパラメータもモデリング指定描画時に指定す
るようになっている。ここで、書式とモデリングパラメ
ータに関しては、これを指定しない場合には、リターン
として返されるようになっている。
拡張子は機能拡張用として確保しているものである。
次に、3種の描画モードの使い分けについて説明する。
すなわち、光ディスク19からの読出し、フロッピーデ
ィスク28aからの入力等、コードデータを始めてペー
ジメモリ14より表示メモリ15に描画する際、これが
どのくらいのサイズに描画展開されるかは、描画してみ
ないと分らない場合かある。たとえば、種々の図面デー
タに関しては別々の画像サイズと定義されている場合が
多々ある。これをそのままデータ上に記載されている通
りの書式で展開するのが、自動描画である。
また、描画する場所のサイズや密度が既に規定されてお
り、ここに適切に配設されるべく描画処理するのが書式
指定描画である。
また、さらに拡大、縮小、回転を含め、描画場所の任意
の位置の形状で描画処理するものがモデリング指定描画
である。これは、画像データを特に他の画像に組込んで
表示したり、印刷したりする場合に有効である。
個別データ解釈描画処理部62は、各データ種ごとに別
々に用意された解釈描画処理部63a、・・・によって
構成されている。
解釈描画処理部63aは、コマンド受信制御部81、描
画形態管理部82、解釈実行制御部83、インターフェ
ース部84によって構成されている。
解釈描画処理部63b、・・・も同じ構成となっている
コマンド受信制御部81は描画モジュールメイン部61
からのコマンドを受信するものである。
描画形態管理部82は各々のコードデータのイメージ展
開の際の属性情報としての描画形態記述情報を管理する
ものである。解釈実行制御部83は、画像データのコー
ド列を解釈し、O8内の描画ルーチンを順次コールして
いき、実際に描画の指示を行なうものである。インター
フェース部84は画像データあるいは描画形態記述情報
をその所在情報に従って順次取込むためのものである。
次に、各部の動作として、まずページメモリ14上に格
納された所定の画像データの展開について、第22図(
a)に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
描画モジュールメイン部61は、与えられたデータの種
類に基づいて、そのデータ種に対応する解釈描画処理部
63 a (63b、・・・)を、個別描画処理起動部
74により起動し、実行可能な状態にセットアツプする
形態記述情報管理部62は、与えられたデータの種類を
描画展開する際に用いる描画形態記述情報の所在を、第
22図(b)のフローチャートに示すように検索する。
すなわち、フロッピーディスク28a上、ページメモリ
14上、磁気ディスク27a上における描画形態記述情
報の位置を形態情報のポインタとする。このとき、フロ
ッピーディスク28a上、ページメモリ14上、磁気デ
ィスク27a上、それぞれに描画形態記述情報がある場
合には、フロッピーディスク28aを優先して参照する
ようになっている。
このように、検索された描画形態記述情報が、登録時に
どのような形態に決められていても、ユーザが任意に形
態を変えて、表示、印刷出力することが可能となってい
る。
描画形態記述情報は、個々のデータの種類によって異な
るが、例えば第25図に示すように、図面データをプロ
ッタ(図示しない)に出力する場合のベクトル情報とし
て記述されているものである。
たとえば、全て文字列で記述している第1行目は、第1
のペンと定義され、線描画属性として、赤色で線幅が0
.3mmとなっており、第2行目は、第2のペンと定義
され、線描画属性として、青色で線幅が0.3mmとな
っており、第3行目は、第3のペンと定義され、線描画
属性として、黒色で線幅が2゜Ommとなっており、第
4行目は、第4のペンと定義され、線描画属性として、
黒色で線幅が4.0mmとなっている。
ここで、通常のプロッタにおいて、用いるペンをユーザ
か選択することにより、線の色や太さを任意に選べるが
、本装置においては、実際にペンを駆動するわけではな
いので、これをプロノタ≠の場合と同じように、ペンの
選択によって、そのペンに対応する描画属性に変更した
場合には、どのペンがどのような描画属性を有するかの
定義としての描画形態記述情報か必要となっている。
描画モジュールメイン部61は、すてに起動されている
下位の個別データ解釈描画処理部に対し、今描画しよう
としているデータの属性(サイズ、密度、描画方向)の
問合わせを行なう。このときのコマンドのフォーマット
は、第26図(a)に示すように、データのポインタ、
形態情報のポインタ、および書式(リターン)によって
構成されている。
形態情報のポインタは、描画モジュールメイン部61か
検索した描画形態記述ファイルの所在を示すものである
。書式はリターン値である。
解釈描画処理部63a1・・・は、形態情報のポインタ
とリターン値をもとに、描画形態管理部82が決定した
書式情報を描画モジュールメイン部61に返送する。こ
れは、描画しようとするデータのオリジナルなサイズ等
を返送するものである。
これにより、描画モジュールメイン部61は、この返送
された内容と上位アプリケーションタスクからの要求仕
様に基づいて最終的な書式を決定して、第22図(C)
のフローチャートに示すように描画するようになってい
る。
即ち、自動描画の場合は、リターン値を用いてそのまま
描画するが、その他の場合も、リターン値と外部指定値
とからモデリングパラメータを決定する。
たとえば、外部指定サイズがA3の紙サイズ、内部デー
タがA4の紙サイズであった場合、モデリングパラメー
タの値は、ご倍の拡大か行なわれるべき値にセットされ
る。
以上のようにして、全てのパラメータがセットされたら
、描画モジュールメイン部61から描画実行が対応する
解釈描画処理部63a (63b。
・・・)にコールされる。このときのコマンドのフォー
マットは、第26図(b)に示すように、データのポイ
ンタ、形態情報のポインタ、書式、およびモデリングパ
ラメータによって構成されている。
以上のフローに従って、表示メモリ15やページメモリ
14に描画するが、上述したように、コードデータをペ
ージメモリ14上に格納している場合、これに領域が占
められて、描画展開するための領域が確保できない場合
がある。
たとえば、ページメモリ14全体の大きさが4Mバイト
であるときA3.400DPIの領域たけで、はぼ4M
バイト分のデータ量となるため、コードデータがページ
メモリ14上にあると、A3.400DP Iの画像は
描画できないことになる。
このような場合は、ページメモリ14上のコードデータ
を一時的に退避させ、描画展開して他へ出力した後、ペ
ージメモリ14上に格納し直せば良い。
この動作について、第22図(d)に示すフローチャー
トを参照しつつ説明する。
まず、描画展開用の領域を確保しようとする。
これかできなかった場合に、磁気ディスク27aセーブ
のフローに入る。そして、−1ページメモリ14上のコ
ードデータを一旦磁気ディスク27aにセーブして、描
画展開を行ない、出力処理を行なった後、再度格納する
ようになっている。
出力処理とは、たとえば光ディスク1つに書込んだり、
プリンタ25に出力したり、LAN等により外部機器へ
転送したりすることを意味している。
この結果、ページメモリ14を最大限有効に使用するこ
とができる。
この場合の描画モジュールのコマンドフォーマットは、
第24図におけるデータのポイントが磁気ディスク27
a上のファイルの所在を示すものとなる。
一方、プリンタ25への出力を行なった場合、出力され
る紙のサイズは、プリンタ25に実装されているカセッ
トのサイズによって、固定あるいは2〜3個に限定され
るようになっている。したがって、たとえ大きなサイズ
の画像の描画処理の要求がされても、出力サイズは、そ
の実装されている紙のサイズに限定される。このため、
磁気ディスク27aに対するセーブを行なわなくても、
実装されている紙サイズでページメモリ14の確保を行
なえば良い場合もある。この場合、磁気ディスク27a
に対するセーブによる処理のオーバヘッドを減らすこと
ができる。の動作は第22図(e)のフローチャートで
示されるようになっている。
このようなセーブを行なわない場合と、上述したセーブ
との共用により、より効率の良い、ページメモリ14の
利用が可能となる。
また、フォーマット画面とオーバレイして描画する処理
について説明する。したFD登録のところで触れたよう
に、登録時、コードデータを白紙に描画して登録するの
ではなく、あるフォーマツ= 72− トたとえば、図番等か記載できるような表や、罫線があ
らかじめ決められて記載されている台紙に描画して、登
録や印刷出力を行なうことができる。
ここでは、上1立アプリケーションからコマンド拡張子
上で指定されると、そのフォーマットを記載した描画形
態記述情報を参照し、画像データの展開前に、あらかじ
め描画しておくという方法により、実現している。
この場合、あるフォーマットの描画については、そのコ
ードデータ本来の解釈描画処理とは別の処理モジュール
が必要な場合もあるが、順次下位のモジュールをコール
して実行することにより行なわれるようになっている。
上記したように、フロッピーディスクから読み取った図
面データ等のコードデータを光ディスクに登録する場合
に、予め設定されている描画形態記述情報も同時に登録
しておくようにしたので、光ディスクから検索した図面
データ等のコードデータを描画展開して表示したり印字
したりする際に、描画形態記述情報に応じて印字する色
、印字する線の太さ等の描画形態を考慮した処理を行う
ことができる。
なお、前記実施例では、描画形態記述情報の設定が図面
データを作成したCAD側で行なう場合について説明し
たが、これに限らず、ファイリング装置側で行なうよう
にしても良い。
[発明の効果コ 以上詳述したように、この発明によれば、ベクトルコー
ドの図面データをイメージデータに変換する描画処理が
行なわれる際に、描画する色、描画する線の太さ等の描
画形態を考慮した処理を行なうことができる電子ファイ
リング装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図はソフ
トウェアの構造を説明するための図、第2図は全体の構
成を概略的に示すブロック図、第3図はフロッピーディ
スクリートライト処理モジュールの概略的構成を説明す
るための図、第4図はファイル名−覧テーブルの構成例
を説明するための図、第5図はデータ全体の構成を示す
図、第6図はメインヘッダ部の構成を示す図、第7図は
イメージデータヘッダの構成を示す図、第8図はFD−
括データヘッダの構成を示す図、第9図はファイルデー
タヘッダの構成を示す図、第10図はメインメモリにお
けるモジュール管理データ、ヘッダ管理データ等を説明
するだめの図、第11図、第12図、第13図、第15
図、第16図はFD登録処理における表示例を説明する
ための図、第14図はFD登録処理を説明するためのフ
ローチャート、第17図は検索処理を説明するためのフ
ローチャート、第18図、第19図、第20図、第21
図は検索処理における表示例を説明するための図、第2
2図は描画処理を説明するためのフローチャート、第2
3図は描画処理モジュールの構成を示すブロック図、第
24図は展開要求のコマンドのフォーマット例を示す図
、第25図は描画形態記述情報を説明するための図、第
26図は描画モジュールメイン部のコマンドのフォーマ
ット例を示す図fである。 ]2・・・CPU、12a・・ベクトル・ラスク変換回
路、1.2 b・・・コード・イメージ変換回路、13
・・メインメモリ、13a・・・ファイリング処理モジ
ュール、13b・・画像入出力処理モジュール、13c
・・・フロッピーデイスクリードライト処理モジュール
、13d・・光デイスクリードライト処理モジュール、
13e・・・表示制御モジュール、13f・・・磁気デ
ィスク処理モジュール、13g・・・描画処理モジュー
ル、14・・・ページメモリ、19・・・光ディスク(
記憶媒体)、20・・・スキャナ、22・・・光デイス
ク装置、23・・・キーボード、24・・・CRTデイ
スプレィ装置、24a・・・表示画面、27・・・磁気
ディスク装置、27a・・磁気ディスク、28・・・磁
気ディスク装置、28a・・・フロッピーディスク、2
9・・・マウス、50a・・・FD登録処理モジュール
、50b・・・FD入力処理モジュール、50C・・F
D検索処理モジュール、50d・・・FD出力処理モジ
ュール、60.70・・ファイル名表示エリア。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 γ二;;−7−−\ 第17 図(a) 第17  図(b) 第22  図(b) 第22図(a) 第22  図(c )     −486−第22図(
d) 第24図 第25図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 図面データが記憶されている磁気記憶媒体から図面デー
    タを読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた図面データに対して描画
    処理を行なう第1の処理手段と、 この第1の処理手段で処理された描画データを光記憶媒
    体に記憶する第2の処理手段と、 この第2の処理手段により得られた描画データを上記光
    記憶媒体に記憶した際、その図面データの描画に用いら
    れる描画形態記述情報を上記磁気記憶媒体から読出して
    上記光記憶媒体に記憶する第3の処理手段と、 を具備したことを特徴とする電子ファイリング装置。
JP63121278A 1988-05-18 1988-05-18 電子ファイリング装置 Pending JPH01291370A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63121278A JPH01291370A (ja) 1988-05-18 1988-05-18 電子ファイリング装置

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