JPH01288613A - ダンパ軸受装置 - Google Patents

ダンパ軸受装置

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JPH01288613A
JPH01288613A JP11489988A JP11489988A JPH01288613A JP H01288613 A JPH01288613 A JP H01288613A JP 11489988 A JP11489988 A JP 11489988A JP 11489988 A JP11489988 A JP 11489988A JP H01288613 A JPH01288613 A JP H01288613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
bearing
bearing housing
damper
fluid film
Prior art date
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Pending
Application number
JP11489988A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Mitsui
三井 純一
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Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Tonen Corp
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Publication date
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Priority to US07/351,158 priority patent/US5029677A/en
Priority to DE68917370T priority patent/DE68917370T2/de
Priority to EP89304852A priority patent/EP0342882B1/en
Publication of JPH01288613A publication Critical patent/JPH01288613A/ja
Priority to US07/655,535 priority patent/US5076403A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、回転軸を有する機器の振動を低減するための
ダンパ軸受装置に関する。
[従来の技術] 回転軸を有する機器の振動を低減させるダンパ軸受装置
として、特開昭54−!118850号公報、特開昭5
7−1822号公報等に記載のものが提案されている。
上記従来のダンパ軸受装置は、「回転軸を支持する軸受
を、軸受ハウジングに支持し、軸受ハウジングと軸受と
の間に流体膜ダンパ部を設け、この流体膜ダンパ部の流
体膜間隙に油を供給することJにて構成されている。こ
のダンパ軸受装置は、回転軸から軸受ハウジングに向け
て伝達される振動を、流体膜ダンパ部の油膜のスクイズ
効果によって減衰させるものである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、流体膜ダンパ部の減衰係数Cは、油の粘性係
数用、流体膜間隙の軸方向長さり、流体膜間隙の厚みg
の関数である。
しかしながら、従来のダンパ軸受装置において、上記用
、L、gは各ダンパ軸受装置に固有で不変な値である。
したがって、組立てられたダンパ軸受装置の減衰係数C
は特定の値に固定されたものとなり、組立後には調整で
きない。このため、設計条件に対し誤差をもって製作さ
れたダンパ軸受装置は回転機器に付与すべき所期の振動
減衰効果を得ることができない。また、ある設計条件で
製作されたダンパ軸受装置は特定の振動系を構成する回
転機器においてのみ有用であるにすぎず、振動系の異な
る回転機器には適用できない。
本発明は、がt体膜ダンパ部の減衰係数等の減衰特性を
極めて容易に調整し、回転機器に対し最適な振動減衰効
果を付与し、回転機器の安定した運転状態を確保するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、回転軸を支持する軸受を、軸受ハウジングに
支持し、軸受ハウジングと軸受との間に、−11受ハウ
ジングに設けた流体供給路が連通する流体膜ダンパ部を
形成してなるダンパ軸受装着において、流体膜ダンパ部
に設けられる流体膜間隙の軸方向端領域を挟む、軸受ハ
ウジングの内周部と軸受の外周部のそれぞれに、相Uに
相対する電極を設け、かつ流体膜ダンパ部の流体膜間隙
にウインズロウ効果を有する電気粘性流体を供給して構
成されるようにしたものである。
[作用] 本発明の構成に必須である、ウインズロウ効果を有する
電気粘性流体についてまず説明する。
ウインズロウ効果は1947年−、M、 Winslo
wの米国特許第2417850号「電気的インパルスを
機械的力に変換する方法と手段」で初めて開示されたも
のであり、2つの電極間にある種の液体(分散媒)に粉
体(分散相)を懸濁させたもの、いわゆる電気粘性流体
を充填し、両電極間に電圧を加えると、外部電界の影響
により流体粘度を増大する結果となる。この粘度は外部
電界の大きさによって外部的に11ノ目卸できるばかり
でなく非富に応答性がよいという優れた効果が期待でき
る。」1記分散相としては微結晶セルロース、シリカゲ
ル、大豆カゼイン、マイカ等が知られており、分散媒と
してシリコーン油、塩化ジフェニル、セバシン酸ジプチ
ル等か知られており、それぞれの組合わせによって効果
は顕著となる。
しかして、本発明にあっては、流体膜ダンパ部に設けら
れる流体膜間隙の軸方向端領域を挟む、晴へ11受ハウ
ジングの内周部と一11受外周部のそれぞれに電極を設
け、かつ」1記流体膜間隙にウインズロウ効果を有する
電気粘性流体を供給することとしたから、」1記両電極
間に電圧を印加すれば、画電極に挟まれる電気粘性流体
の粘度が増加することとなる。
したがって、■流体膜ダンパ部における流体粘度を局部
的に(流体膜間隙の軸方向端領域にて)制御することと
なり、その減衰係数を調整することとなる。また、■上
記■により流体1f!i!間隙における流体粘度をその
軸方向端領域においてのみ制御することから、流体膜間
隙から排出される流体に対する絞り抵抗が調整されるこ
ととなり、流体膜ダンパ部の減衰特性に変化をともなう
こととなる。すなわち、上記■、■により、回転機器に
対し最適な振動減衰効果を刊年でき、回転機器の安定し
た運転状!尻を確保できる。このことは、回転機器の振
動状態が経時的に変化する振動系に本発明のダンパ軸受
装置を適用する時、軸受ハウジングと軸受との間に印加
する電圧の制御によって電気粘性流体の粘度を適宜制御
することにより、回転機器の経時的な振動状態の変化に
よく対応してその振動を効果的に減衰できることをも意
味する。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図の側面図である。
ダンパ軸受装置10は、回転軸11を支持するころがり
軸受12を、軸受ハウジング13に支持し、軸受ハウジ
ング13と軸受12の間に、軸受ハウジング13に設け
た流体供給路14が連通ずる流体膜ダンパ部15を形成
している。
流体膜ダンパ部15は、軸受ハウジング13の内周部と
軸受12の外周部の間に、リング状の流体膜間隙16を
形成している。
なお、ダンパ軸受装置10は、軸受12の外輪12Aに
一体化される弾性支持部材17を軸受ハウジング13に
固定し、これによって軸受12と軸受ハウジング13と
を同軸設定し、」二記流体膜間隙16がずれることのな
いようにdib受1受荷2持している。
しかして、ダンパー11受装置10は、流体膜ダンパ部
15に設けられる流体膜間隙16の一方の軸方向端領域
を挟む、軸受ハウジング13の内周端部と軸受12の外
周端部のそれぞれに、相互に相対するリング状の電極1
8.19を設けている。
また、流体膜間隙16の他方の軸方向端領域を挟む、軸
受ハウジング13の内周端部と軸受12の外周端部のそ
れぞれにも、相互に相対するリング状の電極18.19
を設けている。電極18と電極19の間には電圧源Vが
接続yれている。
なお、各電極18は軸受ハウジング13の内周両端部に
設けられるリング状の左右の電気絶縁体20のそれぞれ
に設けられ、各電極19は軸受12の外周部に−・体止
ごれている前記弾性支持部材17の外周両端部に設けら
れるリング状の左右の電気絶縁体21のそれぞれに設け
られている。
なお、各電気絶縁体20.21は、それぞれ左右に分割
されない単一体をなし、軸受ハウジング13の内周部と
軸受12の外周部のそれぞれにおける流体膜間隔16の
全幅相当範囲にわたって設けられるものであってもよい
さらにダンパ軸受装置10は、流体供給路14から供給
されるウインズロウ効果を有する電気粘性流体を、流体
膜ダンパ部15の流体膜間隙16に供給することとして
いる。
次に、上記実施例の作用について説明する。
流体供給路14から供給される電気粘性流体は、流体膜
ダンパ部15の流体膜間隙16に流体膜を形成し、回転
軸11から軸受12、軸受ハウジング13へと伝達され
る振動をスクイズ効果によって減衰させた後、流体膜間
隙16の軸方向両端領域から外部へ排出される。ところ
で、上記流体膜ダンパ部15の減衰係数Cは、油の粘性
係数ル、流体膜間隙16の軸方向長さし、流体膜間隙1
6の厚みgの関数である。
しかして、」−記実施例にあっては、流体膜ダンパ部1
5に設けられる流体膜間隙16の軸方向端領域を挟む、
軸受ハウジング13の内周部と軸受12の外周部のそれ
ぞれに電極18.19を設け、かつ」−配流体膜間隙1
6にウインズロウ効果を有する電気粘性流体を供給する
こととしたから、」二記両電極18.19の間に電圧を
印加すれば、両電極18.19に挟まれる電気粘性流体
の粘度が増加することとなる。
したがって、■流体11タダンパ部15における流体粘
度を局部的に(流体膜間隙16の軸方向端領域にて)制
御することとなり、その減衰係数Cを調整することとな
る。また、■」1記■によりがも体膜間隙16における
流体粘度をその軸方向端領域においてのみ制御すること
から、流体膜間隙16から排出される流体に対する絞り
抵抗が調整yれることとなり、流体膜ダンパ部15の減
衰特性に変化をともなうこととなる。すなわち、」−記
■、■により、回転機器に対し最適な振動減衰効果をイ
=J与でき、回転機器の安定した辻転状態を確保できる
。このことは、回転機器の振動状態が経時的に変化する
振動系に上記ダンパ軸受装置10を適用する時、両電極
18.19の間に印加する電圧の制御によって電気粘性
流体の粘度を適宜制御することにより、回転機器の経時
的な振動状態の変化によく対応してその振動を効果的に
減衰できることをも意味する。
なお、上記実施例にあっては、軸受ハウジング13と軸
受12のそれぞれに電気絶縁体20.21を介して電極
18.19を設けるようにしたから、両電極18.19
への電圧印加時に、軸受構成部品等に僅かでも電流が流
れることがない。
したがって、それら軸受構成部品等の電界腐食を防止し
、回転機器の安定した運転状態を確保できる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、流体膜ダンパ部の減衰係
数等の減衰特性を極めて容易に調整し、回転機器に対し
最適な振動減衰効果を付与し、回転機器の安定した運転
状態を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図の側面図である。 10・・・ダンパ1111受装置、 11・・・回転軸、 12・・・軸受、 13・・・軸受ハウジング、 14・・・流体供給路、 15・・・流体膜ダンパ部、 16・・・流体膜間隙、 18.19・・・電極。 代理人 弁理士  塩 川 修 冶

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転軸を支持する軸受を、軸受ハウジングに支持
    し、軸受ハウジングと軸受との間に、軸受ハウジングに
    設けた流体供給路が連通する流体膜ダンパ部を形成して
    なるダンパ軸受装置において、流体膜ダンパ部に設けら
    れる流体膜間隙の軸方向端領域を挟む、軸受ハウジング
    の内周部と軸受の外周部のそれぞれに、相互に相対する
    電極を設け、かつ流体膜ダンパ部の流体膜間隙にウイン
    ズロウ効果を有する電気粘性流体を供給して構成される
    ことを特徴とするダンパ軸受装置。
JP11489988A 1988-05-13 1988-05-13 ダンパ軸受装置 Pending JPH01288613A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11489988A JPH01288613A (ja) 1988-05-13 1988-05-13 ダンパ軸受装置
US07/351,158 US5029677A (en) 1988-05-13 1989-05-12 Damping system for vibrating body
DE68917370T DE68917370T2 (de) 1988-05-13 1989-05-12 Dämpfungsvorrichtung für eine rotierende Welle.
EP89304852A EP0342882B1 (en) 1988-05-13 1989-05-12 Damping system for a rotating shaft
US07/655,535 US5076403A (en) 1988-05-13 1991-02-14 Damping system for vibrating body

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11489988A JPH01288613A (ja) 1988-05-13 1988-05-13 ダンパ軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01288613A true JPH01288613A (ja) 1989-11-20

Family

ID=14649425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11489988A Pending JPH01288613A (ja) 1988-05-13 1988-05-13 ダンパ軸受装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH01288613A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020073049A (ko) * 2001-03-14 2002-09-19 현대자동차주식회사 댐퍼 풀리

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020073049A (ko) * 2001-03-14 2002-09-19 현대자동차주식회사 댐퍼 풀리

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