JPH01288334A - 紫外線照射接着装置 - Google Patents
紫外線照射接着装置Info
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- JPH01288334A JPH01288334A JP11473588A JP11473588A JPH01288334A JP H01288334 A JPH01288334 A JP H01288334A JP 11473588 A JP11473588 A JP 11473588A JP 11473588 A JP11473588 A JP 11473588A JP H01288334 A JPH01288334 A JP H01288334A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/08—Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor
- B01J19/12—Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor employing electromagnetic waves
- B01J19/122—Incoherent waves
- B01J19/123—Ultraviolet light
Landscapes
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- Organic Chemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、紫外線照射によって光硬化性接着剤を硬化さ
せ、少な（とも２つの部品を接合させる紫外線照射接着
装置に係り、特に硬化反応速度の促進を図るための不活
性ガス導入構造を伴う搬送ベルト下方よりの紫外線照射
構造に関する。
せ、少な（とも２つの部品を接合させる紫外線照射接着
装置に係り、特に硬化反応速度の促進を図るための不活
性ガス導入構造を伴う搬送ベルト下方よりの紫外線照射
構造に関する。
紫外線照射による接着は、接着される部品が置かれてい
る雰囲気に左右される。即ち、紫外線照射時に酸素が雰
囲気中に存在すると、硬化反応の開始が阻害されるので
、反応に要する時間が長くなる。
る雰囲気に左右される。即ち、紫外線照射時に酸素が雰
囲気中に存在すると、硬化反応の開始が阻害されるので
、反応に要する時間が長くなる。
このような問題点を解消するものとして、例えば特開昭
５９−１３６３７１号公報（以下公知例１という）、特
公昭５７−１３３３４号公報（以下公知例２という）、
特公昭５７−４９２６２号公報（以下公知例３という）
及び特開昭６２−１５２７６号公報（以下公知例４とい
う）に開示するように紫外線照射室内に不活性ガスを導
入し、部品を大気中の酸素から遮断することにより、硬
化反応の促進を図ったものが知られている。
５９−１３６３７１号公報（以下公知例１という）、特
公昭５７−１３３３４号公報（以下公知例２という）、
特公昭５７−４９２６２号公報（以下公知例３という）
及び特開昭６２−１５２７６号公報（以下公知例４とい
う）に開示するように紫外線照射室内に不活性ガスを導
入し、部品を大気中の酸素から遮断することにより、硬
化反応の促進を図ったものが知られている。
紫外線照射室内に不活性ガスを導入し、部品を大気中の
酸素から遮断することにより、硬化反応の促進を図った
ものが知られている。
酸素から遮断することにより、硬化反応の促進を図った
ものが知られている。
公知例１には、紫外線照射室に不活性ガスを供給し、室
全体を不活性ガス雰囲気にする第１実施例と、部品接合
部のみに不活性ガスを供給する第２実施例とが開示され
ている。公知例２は、紫外線照射室全体を不活性ガス雰
囲気にしている。公知例３は不活性ガス雰囲気の紫外線
照射部と空気雰囲気の紫外線照射部とを並列状態に設け
ている。
全体を不活性ガス雰囲気にする第１実施例と、部品接合
部のみに不活性ガスを供給する第２実施例とが開示され
ている。公知例２は、紫外線照射室全体を不活性ガス雰
囲気にしている。公知例３は不活性ガス雰囲気の紫外線
照射部と空気雰囲気の紫外線照射部とを並列状態に設け
ている。
即ち、公知例３も前記公知例１の第１実施例及び公知例
２と同様に一方の紫外線照射部は室全体を不活性ガス雰
囲気にしている。公知例４は内室の内部に網目状の搬送
ベルトを配し、該内室全体を不活性ガス雰囲気とし、部
品接合部の雰囲気置換を容易にしている。
２と同様に一方の紫外線照射部は室全体を不活性ガス雰
囲気にしている。公知例４は内室の内部に網目状の搬送
ベルトを配し、該内室全体を不活性ガス雰囲気とし、部
品接合部の雰囲気置換を容易にしている。
公知例１の第１実施例、公知例２．３は、いずれも紫外
線照射室全体を不活性ガス雰囲気にする”ので、部品に
付着した酸素の除去効率は悪い。この点、公知例１の第
２実施例は、不活性ガスを接合部に直接吹き付けている
ので、部品に付着した酸素を効率良く除去することがで
きる。
線照射室全体を不活性ガス雰囲気にする”ので、部品に
付着した酸素の除去効率は悪い。この点、公知例１の第
２実施例は、不活性ガスを接合部に直接吹き付けている
ので、部品に付着した酸素を効率良く除去することがで
きる。
しかし、公知例１の第２実施例は、部品の上方より単に
不活性ガスを吹き付けているのみであるので、例えば搬
送ベルト上に部品の凹部が対向するようなものは、凹部
の酸素は除去された（、硬化反応速度が遅いという問題
点を有する。
不活性ガスを吹き付けているのみであるので、例えば搬
送ベルト上に部品の凹部が対向するようなものは、凹部
の酸素は除去された（、硬化反応速度が遅いという問題
点を有する。
前記したように、搬送ベルト上に凹部が対向する部品と
しては、例えば第３図に示すように、腕時計ケース１が
あげられる。即ち、胴本体２とガラス６とを光硬化性接
着剤４で接合する場合、腕時計ケース１の外側は前記し
た公知例１〜３の方法によっても酸素を除去することが
できるので、光硬化性接着剤４の外端部４ａは短時間に
硬化する。しかし、腕時計ケース１の内側は搬送ベルト
とで密封空間を形成し、酸素は除去されない。このため
、光硬化性接着剤４の内端部４ｂは空気に接した状態に
あるので、長時間の紫外線照射の後でも未硬化又は半硬
化の状態にとどまるという問題点を有していた。この問
題を解決するために公知例４に於ては内室内に配した搬
送ベルトを網目状とし、該ベルトの上面に乗って搬送さ
れる部品接合部に向って搬送ベルト下面より上面へ不活
性ガスを噴出するノズルを配し、前記部品接合部の凹部
の酸素を速やかに除去し、紫外線による硬化反応速度を
高めた。しかし前記部品接合部が下方に向って凹形状を
有し、且つ上方より照射する紫外線に対し暗影部を成す
不透明部材である場合は繰り返し照射を行っても未硬化
又は半硬化にとどまる問題点を有していた。
しては、例えば第３図に示すように、腕時計ケース１が
あげられる。即ち、胴本体２とガラス６とを光硬化性接
着剤４で接合する場合、腕時計ケース１の外側は前記し
た公知例１〜３の方法によっても酸素を除去することが
できるので、光硬化性接着剤４の外端部４ａは短時間に
硬化する。しかし、腕時計ケース１の内側は搬送ベルト
とで密封空間を形成し、酸素は除去されない。このため
、光硬化性接着剤４の内端部４ｂは空気に接した状態に
あるので、長時間の紫外線照射の後でも未硬化又は半硬
化の状態にとどまるという問題点を有していた。この問
題を解決するために公知例４に於ては内室内に配した搬
送ベルトを網目状とし、該ベルトの上面に乗って搬送さ
れる部品接合部に向って搬送ベルト下面より上面へ不活
性ガスを噴出するノズルを配し、前記部品接合部の凹部
の酸素を速やかに除去し、紫外線による硬化反応速度を
高めた。しかし前記部品接合部が下方に向って凹形状を
有し、且つ上方より照射する紫外線に対し暗影部を成す
不透明部材である場合は繰り返し照射を行っても未硬化
又は半硬化にとどまる問題点を有していた。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、短時
間にしかも速かに光硬化性接着剤の硬化を行なうことが
出来る紫外線照射接着装置を提供することにある。
間にしかも速かに光硬化性接着剤の硬化を行なうことが
出来る紫外線照射接着装置を提供することにある。
上記従来技術の問題点を解消するため本発明は、内部に
紫外線ランプが配設された外室と、該外室に紫外線透過
板を介して隣設され内部に搬送ベルトが配設された内室
とよりなる紫外線照射接着装置に於て、前記搬送ベルト
は透光性および通気性を有し、前記搬送ベルトの下面に
紫外線ランプ、紫外線ファイバースポットなどの紫外線
の光源を配設し、更に、前記内室内に不活性ガスを供給
するノズルが配設されていることを特徴としている。
紫外線ランプが配設された外室と、該外室に紫外線透過
板を介して隣設され内部に搬送ベルトが配設された内室
とよりなる紫外線照射接着装置に於て、前記搬送ベルト
は透光性および通気性を有し、前記搬送ベルトの下面に
紫外線ランプ、紫外線ファイバースポットなどの紫外線
の光源を配設し、更に、前記内室内に不活性ガスを供給
するノズルが配設されていることを特徴としている。
以下、本発明の一実施例を第１図乃至第３図により説明
する。外室１０のほぼ中央部には、内室１１が水平方向
に伸びて設けられており、内室１１の両側には空気通路
１２が形成されている。
する。外室１０のほぼ中央部には、内室１１が水平方向
に伸びて設けられており、内室１１の両側には空気通路
１２が形成されている。
内室１１には、左右に搬入アプローチ１１ａ及び搬出ア
プローチ１１ｂが形成されている。搬出アプローチ１１
ｂの開口は、搬送ベルト１６及びこの搬送ベルト１６上
に載置された部品が通過できる範囲に狭く形成されてい
る。搬入アプローチ１１ａの開口は、後記する紫外線ラ
ンプ３１の照度を測定するための照度計を内室１１内に
挿入できる大きさに形成されている。該内室１１の下面
には左右に開口した仕切板１５が固定されている。
プローチ１１ｂが形成されている。搬出アプローチ１１
ｂの開口は、搬送ベルト１６及びこの搬送ベルト１６上
に載置された部品が通過できる範囲に狭く形成されてい
る。搬入アプローチ１１ａの開口は、後記する紫外線ラ
ンプ３１の照度を測定するための照度計を内室１１内に
挿入できる大きさに形成されている。該内室１１の下面
には左右に開口した仕切板１５が固定されている。
前記搬送ベルト１３は透光性のある耐熱性樹脂で出来て
おりベルト全面が網目状に小孔が無数に明けられており
、往路が前記内室１１に、復路が内室１１と仕切板１５
との間に位置するように、外室１０の外側に配設された
駆動ドラム１６ｂ及び従動ドラム１６ａに掛は渡されて
いる。また、内室１１内の搬出アプローチ１１ｂ寄りに
は酸素濃度センサー２１が配設されている。更に前記内
室１１の搬入アプローチ１１ａにはベルト下部に入口ノ
ズル２２を設け、不活性ガスを噴射することにより、酸
素の流入を阻止する。前記内室１１内で搬送ベルト１３
の下面側には第１ノズル２３、第２ノズル２４及びパー
ジノズル２５がそれぞれ窒素ガス等の不活性ガスを上方
に向けて吹き出すように配設されており、前記第１ノズ
ル２３、第２ノズル２４は搬入アプローチ１１ａ側に設
けられている。前記入口ノズル２２は、圧力が約２Ｋｇ
／ｃｒＩ、流量が約ｚｇ／＝、第１ノズル２６は、圧力
が約ＩＫｇ／ｆｆｌ、流量が約３１ ／ ｙｔｉｎ 、
第２ノズル２４は、圧力が約ＩＫｇ Ｉｃｙ／ｉ、流量
が約４１７ｍ１Ｒ、パージノズル２５は、圧力が約３
Ｋｇ ／ｄ、流量が約１０．ｉｔ／ｍで不活性ガスを噴
出するようになっている。前記搬送ベルト１６の往路下
面には紫外線ファイバースポット５０が配設されており
その先端から紫外線が、前記搬送ベルト１３の往路下面
に向けて放射され、この紫外線は搬送ベルト１３が透光
性の故に搬送ベルト１３を透過し、従動ドラム１６ａ側
に配設された搬入シュート４４ａより供給され、搬送ベ
ルト１３の上に乗り搬送されて来た腕時計ケース１を裏
面より紫外線照射をするようになっている。上面からは
同時に上方に配設された紫外線ランプ６１により紫外線
照射されるようになっている。照射の終了した腕時計ケ
ース１をスムーズに排出するように駆動ドラム１６ｂに
搬出シュート４４ｂが配設されている。
おりベルト全面が網目状に小孔が無数に明けられており
、往路が前記内室１１に、復路が内室１１と仕切板１５
との間に位置するように、外室１０の外側に配設された
駆動ドラム１６ｂ及び従動ドラム１６ａに掛は渡されて
いる。また、内室１１内の搬出アプローチ１１ｂ寄りに
は酸素濃度センサー２１が配設されている。更に前記内
室１１の搬入アプローチ１１ａにはベルト下部に入口ノ
ズル２２を設け、不活性ガスを噴射することにより、酸
素の流入を阻止する。前記内室１１内で搬送ベルト１３
の下面側には第１ノズル２３、第２ノズル２４及びパー
ジノズル２５がそれぞれ窒素ガス等の不活性ガスを上方
に向けて吹き出すように配設されており、前記第１ノズ
ル２３、第２ノズル２４は搬入アプローチ１１ａ側に設
けられている。前記入口ノズル２２は、圧力が約２Ｋｇ
／ｃｒＩ、流量が約ｚｇ／＝、第１ノズル２６は、圧力
が約ＩＫｇ／ｆｆｌ、流量が約３１ ／ ｙｔｉｎ 、
第２ノズル２４は、圧力が約ＩＫｇ Ｉｃｙ／ｉ、流量
が約４１７ｍ１Ｒ、パージノズル２５は、圧力が約３
Ｋｇ ／ｄ、流量が約１０．ｉｔ／ｍで不活性ガスを噴
出するようになっている。前記搬送ベルト１６の往路下
面には紫外線ファイバースポット５０が配設されており
その先端から紫外線が、前記搬送ベルト１３の往路下面
に向けて放射され、この紫外線は搬送ベルト１３が透光
性の故に搬送ベルト１３を透過し、従動ドラム１６ａ側
に配設された搬入シュート４４ａより供給され、搬送ベ
ルト１３の上に乗り搬送されて来た腕時計ケース１を裏
面より紫外線照射をするようになっている。上面からは
同時に上方に配設された紫外線ランプ６１により紫外線
照射されるようになっている。照射の終了した腕時計ケ
ース１をスムーズに排出するように駆動ドラム１６ｂに
搬出シュート４４ｂが配設されている。
前記内室１１は上面に開口１１Ｃを有し、この開口１１
Ｃを覆うように内室１１の上面には石英ガラス、パイレ
ックスガラス等の紫外線透過板３０が着脱自在に取付け
られている。この紫外線透過板３０の上方の外室１０内
には、紫外線ランプ３１及び反射板３２が配設されてい
る。この紫外線ランプ３１及び反射板３２は、これらを
覆うようにして外室１０の外部に伸びた排気ダクト３６
に固定されている。排気ダクト３６の排気部には排気フ
ァン３３ａが配設されている。また外室１０の下方及び
外室１０の内室１１近傍には、空気吸入口１０ａが形成
され、この空気吸入口には吸入ファン３４が配設されて
いる。
Ｃを覆うように内室１１の上面には石英ガラス、パイレ
ックスガラス等の紫外線透過板３０が着脱自在に取付け
られている。この紫外線透過板３０の上方の外室１０内
には、紫外線ランプ３１及び反射板３２が配設されてい
る。この紫外線ランプ３１及び反射板３２は、これらを
覆うようにして外室１０の外部に伸びた排気ダクト３６
に固定されている。排気ダクト３６の排気部には排気フ
ァン３３ａが配設されている。また外室１０の下方及び
外室１０の内室１１近傍には、空気吸入口１０ａが形成
され、この空気吸入口には吸入ファン３４が配設されて
いる。
次に作用について説明する。１例として、第３図に示す
ように、胴本体２とガラス３とを光硬化性接着剤４で接
合する腕時計ケース１の場合について説明する。紫外線
照射接着装置を始動させると、ノズル２２〜２５より不
活性ガスが吹き出し、また紫外線ランプ６１が点灯する
と同時に排気部内の排気ファン３３ａ及び吸入ファン６
４が回り始める。ノズル２２〜２５より不活性ガスが吹
き出すと、内室１１内は不活性ガス雰囲気になる。
ように、胴本体２とガラス３とを光硬化性接着剤４で接
合する腕時計ケース１の場合について説明する。紫外線
照射接着装置を始動させると、ノズル２２〜２５より不
活性ガスが吹き出し、また紫外線ランプ６１が点灯する
と同時に排気部内の排気ファン３３ａ及び吸入ファン６
４が回り始める。ノズル２２〜２５より不活性ガスが吹
き出すと、内室１１内は不活性ガス雰囲気になる。
酸素濃度がある一定値以下になると、酸素濃度センサー
２１より信号が出力し、この信号によりパージノズル２
５からの不活性ガスの噴出が停止する。次いで排気ファ
ン３３ａ及び吸入ファン３４が回り始めると、空気吸入
口１０ａがら空気が外室１０内に吸い込まれる。この空
気は外室１０と内室１１間の空気通路１２を通り、排気
ダクト３３に導かれ、排気部より外部に排出され、この
空気の流れにより、内室１１と紫外線ランプ６１の不要
な熱は冷却される。
２１より信号が出力し、この信号によりパージノズル２
５からの不活性ガスの噴出が停止する。次いで排気ファ
ン３３ａ及び吸入ファン３４が回り始めると、空気吸入
口１０ａがら空気が外室１０内に吸い込まれる。この空
気は外室１０と内室１１間の空気通路１２を通り、排気
ダクト３３に導かれ、排気部より外部に排出され、この
空気の流れにより、内室１１と紫外線ランプ６１の不要
な熱は冷却される。
次いで、胴本体２上に光硬化性接着剤４を塗布した後、
この胴本体２上にガラス３を載置する。
この胴本体２上にガラス３を載置する。
ガラス乙の外周下面には不透明の印刷部３ａが施されて
いる。前記ガラス６が載置された腕時計ケース１が搬入
シュー）４４ａより搬送ベルト１６上に載置される。そ
して腕時計ケース１は、搬送ベルト１３によって搬入ア
プローチ１１ａから内室１１内を通って搬出アプローチ
１１ｂに搬送される。前記したように内室１１内は不活
性ガス雰囲気にあるので腕時計ケース１の上面に位置す
る光硬化性接着剤４の外端部４ａは完全に酸素が遮断さ
れた状態で紫外線ランプ６１の紫外線の照射を上方より
受け、また同時に、前記腕時計ケース１の下面に位置す
る光硬化性接着剤４の内端部４ｂは紫外線ファイバース
ポット５０の紫外線の照射を下方より受は迅速に硬化す
る。一方従来技術では紫外線が前記紫外線ランプ６１に
より上方から照射されるのみであるため、光硬化性接着
剤４の内端部４ｂはガラスの印刷部３ａの影となり硬化
が不充分となり、このまま腕時計として完成した場合、
保存中又は使用中に徐々に進む硬化反応と同時に発生す
る腐食性のガスが前記腕時計内部に密閉充満し、文字板
５の表面に施しである化粧用で耐食性の低い銀メツキ層
（図示せず）を選択的に腐食させ外観を著しく損ない前
記腕時計全体の商品価値を無にしてしまう極めて重大な
欠陥を発生させやすかった。この欠陥を防ぐため、前記
搬出アプローチ１１１）から腕時計ケース１が搬出され
た後、この腕時計ケース１の上下を逆にして、即ち光硬
化性接着剤４の内端部４ｂを上方に向けて、再度、前記
搬入アプローチ１１ａから内室１１内へ搬送ベルト１６
にて搬送し前記紫外線ランプ６１よりの紫外線を直接照
射させた。しかしこの方法は工程時間を無駄にするばか
りでな（、光硬化性接着剤４の本来の性質から硬化が充
分となり難（前記と同様の欠陥を有した。本発明によれ
ば前記紫外線ファイバースポット５０により初回に内端
部４ｂを上方からの前記紫外線ランプによる紫外線照射
と同時に直接紫外線照射することにより前記欠点が解消
した。
いる。前記ガラス６が載置された腕時計ケース１が搬入
シュー）４４ａより搬送ベルト１６上に載置される。そ
して腕時計ケース１は、搬送ベルト１３によって搬入ア
プローチ１１ａから内室１１内を通って搬出アプローチ
１１ｂに搬送される。前記したように内室１１内は不活
性ガス雰囲気にあるので腕時計ケース１の上面に位置す
る光硬化性接着剤４の外端部４ａは完全に酸素が遮断さ
れた状態で紫外線ランプ６１の紫外線の照射を上方より
受け、また同時に、前記腕時計ケース１の下面に位置す
る光硬化性接着剤４の内端部４ｂは紫外線ファイバース
ポット５０の紫外線の照射を下方より受は迅速に硬化す
る。一方従来技術では紫外線が前記紫外線ランプ６１に
より上方から照射されるのみであるため、光硬化性接着
剤４の内端部４ｂはガラスの印刷部３ａの影となり硬化
が不充分となり、このまま腕時計として完成した場合、
保存中又は使用中に徐々に進む硬化反応と同時に発生す
る腐食性のガスが前記腕時計内部に密閉充満し、文字板
５の表面に施しである化粧用で耐食性の低い銀メツキ層
（図示せず）を選択的に腐食させ外観を著しく損ない前
記腕時計全体の商品価値を無にしてしまう極めて重大な
欠陥を発生させやすかった。この欠陥を防ぐため、前記
搬出アプローチ１１１）から腕時計ケース１が搬出され
た後、この腕時計ケース１の上下を逆にして、即ち光硬
化性接着剤４の内端部４ｂを上方に向けて、再度、前記
搬入アプローチ１１ａから内室１１内へ搬送ベルト１６
にて搬送し前記紫外線ランプ６１よりの紫外線を直接照
射させた。しかしこの方法は工程時間を無駄にするばか
りでな（、光硬化性接着剤４の本来の性質から硬化が充
分となり難（前記と同様の欠陥を有した。本発明によれ
ば前記紫外線ファイバースポット５０により初回に内端
部４ｂを上方からの前記紫外線ランプによる紫外線照射
と同時に直接紫外線照射することにより前記欠点が解消
した。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、透光
性及び通気性のある耐熱性の樹脂から成る網目状の搬送
ベルトとこの搬送ベルトの下面に紫外線の光源および不
活性ガスを前記搬送ベルトの往路の下面より上面に向け
て噴出するノズルが配設されているので、印刷ガラスの
周辺印刷部の影となる部分にも直接紫外線が照射され、
光硬化性接着剤を短時間にしかも迅速に硬化させること
ができる。
性及び通気性のある耐熱性の樹脂から成る網目状の搬送
ベルトとこの搬送ベルトの下面に紫外線の光源および不
活性ガスを前記搬送ベルトの往路の下面より上面に向け
て噴出するノズルが配設されているので、印刷ガラスの
周辺印刷部の影となる部分にも直接紫外線が照射され、
光硬化性接着剤を短時間にしかも迅速に硬化させること
ができる。
第１図は本発明になる紫外線照射接着装置の一実施例を
示す縦断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３
図は接合される部品の一例を示す腕時計ケースの要部縦
断面図である。 １・・・・・・腕時計ケース、２・・・・・・側本体、
３・・・・・・ガラス、 ３ａ・・・・・・印
刷部、４・・・・・・光硬化性接着剤、４ａ・・・・・
・外端部、４ｂ・・・・・・内端部、 ５・旧・・文
字板、１０・・・・・・外室、 １０ａ・・・・・
・空気吸入口、１１・・・・・・内室、 １１ａ
・・・・・・搬入アプローチ、 １１ｂ・・・・・・搬出アプローチ、１１ｃ・・・・・
・開口、１２・・・・・・空気通路、 １３・・・・
・・搬送ベルト、１５・・・・・・仕切板、 １６
ａ・・・・・・従動ドラム、１６ｂ・・・・・・駆動ド
ラム、 ２１・・・・・・酸素濃度センサー、 ２２・・・・・・入口ノズル、２３・・・・・・第１ノ
ズル、２４・・・・・・第２ノズル、２５・・・・・・
パージノズル。 ６０・・・・・・紫外線透過板、３１・・・・・・紫外
線ランプ、３２・・・・・・反射板、 ６３・・・
・・・排気ダクト、３６ａ・・・・・・排気ファン、３
４・・・・・・吸入ファン、４４ａ・・・・・・搬入シ
ュー１”ｓ ４４ ｂ・・・・・・搬出シュート。 ２２回 ７３回
示す縦断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３
図は接合される部品の一例を示す腕時計ケースの要部縦
断面図である。 １・・・・・・腕時計ケース、２・・・・・・側本体、
３・・・・・・ガラス、 ３ａ・・・・・・印
刷部、４・・・・・・光硬化性接着剤、４ａ・・・・・
・外端部、４ｂ・・・・・・内端部、 ５・旧・・文
字板、１０・・・・・・外室、 １０ａ・・・・・
・空気吸入口、１１・・・・・・内室、 １１ａ
・・・・・・搬入アプローチ、 １１ｂ・・・・・・搬出アプローチ、１１ｃ・・・・・
・開口、１２・・・・・・空気通路、 １３・・・・
・・搬送ベルト、１５・・・・・・仕切板、 １６
ａ・・・・・・従動ドラム、１６ｂ・・・・・・駆動ド
ラム、 ２１・・・・・・酸素濃度センサー、 ２２・・・・・・入口ノズル、２３・・・・・・第１ノ
ズル、２４・・・・・・第２ノズル、２５・・・・・・
パージノズル。 ６０・・・・・・紫外線透過板、３１・・・・・・紫外
線ランプ、３２・・・・・・反射板、 ６３・・・
・・・排気ダクト、３６ａ・・・・・・排気ファン、３
４・・・・・・吸入ファン、４４ａ・・・・・・搬入シ
ュー１”ｓ ４４ ｂ・・・・・・搬出シュート。 ２２回 ７３回
Claims (2)
- （１）内部に紫外線ランプが配設された外室と、該外室
に紫外線透過板を介して隣設され内部に搬送ベルトが配
設された内室とよりなる紫外線照射接着装置に於て、前
記搬送ベルトは透光性および通気性を有し、前記搬送ベ
ルトの下面に紫外線の光源が配設され、更に、前記内室
内で不活性ガスを前記搬送ベルトの往路の下面より上面
に向けて噴出するノズルが配設されていることを特徴と
する紫外線照射接着装置。 - （２）搬送ベルトの下面に配設された紫外線の光源は紫
外線ランプ、紫外線ファイバースポットのうちの少くと
も一つから成ることを特徴とした請求項１記載の紫外線
照射接着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11473588A JPH01288334A (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 紫外線照射接着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11473588A JPH01288334A (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 紫外線照射接着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01288334A true JPH01288334A (ja) | 1989-11-20 |
Family
ID=14645330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11473588A Pending JPH01288334A (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 紫外線照射接着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01288334A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010013564A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Nippon Shokubai Co Ltd | 紫外線照射装置、ベルト重合機、及び、水溶性重合体の製造方法 |
| KR20150048806A (ko) * | 2012-08-31 | 2015-05-07 | 오엘리콘 썰피스 솔루션즈 아게, 츠르바크 | 기판 방사선 처리 시스템 |
-
1988
- 1988-05-13 JP JP11473588A patent/JPH01288334A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010013564A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Nippon Shokubai Co Ltd | 紫外線照射装置、ベルト重合機、及び、水溶性重合体の製造方法 |
| KR20150048806A (ko) * | 2012-08-31 | 2015-05-07 | 오엘리콘 썰피스 솔루션즈 아게, 츠르바크 | 기판 방사선 처리 시스템 |
| JP2015536809A (ja) * | 2012-08-31 | 2015-12-24 | エリコン サーフェス ソリューションズ アーゲー、 トリュープバッハ | 基板の照射処理装置 |
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