JPH01288241A - 放射線治療装置 - Google Patents

放射線治療装置

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JPH01288241A
JPH01288241A JP63116931A JP11693188A JPH01288241A JP H01288241 A JPH01288241 A JP H01288241A JP 63116931 A JP63116931 A JP 63116931A JP 11693188 A JP11693188 A JP 11693188A JP H01288241 A JPH01288241 A JP H01288241A
Authority
JP
Japan
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radiation
ray
detector
target
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP63116931A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kikuchi
宏 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、放射線治療装置による断層撮影装置、つま
り放射線治療の分野において治療に用いるX線と同じ線
質のX線を用いて断層撮影を行う技術に関するものであ
る。
[従来の技術] 第3図は従来のX線断層撮影装置(以下、X線CTと略
す)を示す正面図である。このX線CTにおいて、電子
銃21はX線発生器22と共に図示のように容器内に収
容されかつケーブルによって高電圧印加装置23へ接続
されている。X線発生器22は、X線を等方に発生する
のでその周囲が遮蔽されており、またその前方に絞り装
置24が設けられている。この絞り装置24は、X線発
生器22からX線CTの仮想の回転中心25の方向に発
生されたX線を扇状に絞って扇状X線26とする6回転
中心25には、撮影したい画像の中心が来るように患者
等の被撮影物(図示しない)をのせた治療台の天板27
が予め位置決めされている。回転中心25を挟んでX線
発生器22とは反対側に、被撮影物を透過したX線26
を検出するためのX線検出器28が配置されている。な
お、X線検出器28は、最近では情報量を多くしかつ撮
影時間を短くするために、図示のように多数の検出素子
を配列した構造になっている。X線発生器22およびX
線検出器28を回転させるために回転駆動装置2つが設
けられており、またその回転位置は回転位置検出器30
によって検出される。
この回転位置検出器30はX線検出器28と共に図示の
ようにケーブルによってデータ処理システム31へ接続
されている。なお、X!icTの回転部は、架台32に
取り付けられる。
従来のX1iCTは上述したように構成されており、高
電圧印加装置23が通常、100KV程度の高電圧を発
生して電子銃21に印加すると、この電子銃21は電子
ビームを発生してX線発生器22に衝突させる。そうす
ると、X線発生器22は、最高エネルギーが高電圧印加
装置23の電圧値に相当するX線を発生する。このX線
は絞り装置24によって扇状に絞られ、扇状X&126
となって放射される。この扇状X線26が回転中心25
に在る被撮影物を透過してX線検出器28に到達すると
、このX線検出器28は透過減衰したX線の強度を検出
する。断層画像を作るためには、被撮影物の周囲からX
線を照射し、その減衰様子を検出しなければならないの
で、回転中心25を挟んで対向した状態でX線発生器2
2とX線検出器28を上述したように回転駆動装置2つ
で回転させ、その位置を回転位置検出器3oで検出する
この回転位置検出器30のデータはX線検出器28のデ
ータと共にデータ処理システム31に送られる。データ
処理システム31は、これらの情報により被撮影物のX
線吸収係数値の分布として画像を構成し、CRT(図示
しない)に表示する。
なお、画像を作るアルゴリズムとしては投影再構成法等
がある。
[発明が解決しようとする課題] 従来のX1ICTでは、用いるX線のエネルギーが10
0KV程度と低いのでX線吸収係数の臓器による差異も
よく検出され、断層像として鮮明な画像が得られるが、
放射線治療に用いるX線はエネルギーが非常に高く、X
線CTで得られてX線吸収係数とは全く異なった吸収の
され方をする。
このため、高エネルギーの放射線吸収係数を他のデータ
から類推し、X線CTのX線吸収係数分布を高エネルギ
ー放射線に1き換えて演算し、放射線治療を行っている
が、高エネルギー放射線による放射線の吸収係数分布を
実際に観測できたことはかってないという問題点があっ
た。
この発明は、上述したような問題点を解決するためにな
されたもので、放射線治療装置にX線CTで用いたX線
検出器のような検出器を装備して回転させ、X線CTと
同様な情報を得ることにより治療に用いる放射線による
吸収係数の分布の像を構成して実際の治療用放射線の分
布を知る断層撮影装置としての放射線治療装置を得るこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る放射線治療装置は、アイソセンタを中心
として回転する放射線線源と、この放射線線源に対して
アイソセンタを挟んで対向した位!に設置された放射線
検出器とを備え、放射線線源と放射線検出器を常に対向
するように回転させるものである。
[作用] この発明においては、治療用放射線と同じ放射線を用い
て放射線の吸収係数の分布画像を構成することにより断
層像を得て、放射線治療を受ける患者が治療の直前に治
療の体位で画像を確認でき、更に回転照射の場合には治
療しながら治療終了後に画像により治療の確認ができる
[実施IN] 以下、この発明の一実施例を添付図面について説明する
。第1A図、第1B図はこの発明に係る放射線治療装置
例えば医療用ライナックの一実施例を示すそれぞれ側面
図、正面図である。第1Aおよび18図の放射線治療装
置は床1に設置された固定架台2を備え、この固定架台
2には回転架台3が回転自在に取り付けられている。ま
た、固定架台2には、回転架台3を回転させるために、
第3図に示した回転駆動装置2つと同様な回転駆動装置
29Aおよび第3図に示した回転位置検出器30に対応
しかつ回転架台3の回転角度をモニタする回転角度検出
器も設けられている。回転架台3には、治療用放射線例
えば治療用X線を発生するためのターゲット5が設けら
れている0回転架台3の下面には、ターゲット5から発
生された治療用放射線の照射野を平面の2方向で決定す
るブロック6aおよび6bを収容した筐体6が設けられ
ている。治療台の天板27の上には被照射体例えば患者
7が乗せられている。天板27は支柱8によって床1に
支えられる0回転架台3に取り付けられたアーム9の先
端には、治療用放射線を受ける被照射#、7の透過放射
線26Aを検出するための治療用放射線検出器28Aが
支持されている。第3図に示した回転中心25に対応す
る、放射線治療装置のアイソセンタ25Aは、回転架台
3の回転中心軸10と、ターゲット5と治療用放射線検
出器28Aを結ぶ線との交点にある。
第2図は、第3図に示したデー、夕処理システムに対応
しかつこの発明で使用されるデータ処理システムを示す
ブロック図である。データ処理システム31Aは、回転
角度検出器4から回転架台3の回転角度に関するデータ
が読み込まれると共に治療用放射線検出器28Aで検出
された複数の放射線強度データが読み込まれると所要の
放射線強度データを選別するマルチプレクサ51を備え
る。
このマルチプレクサ51はアナグローディジタル変換器
(以下、ADCと略す、)52を介して高速メモリ53
およびアレイプロセッサ54へ接続されている。このア
レイプロセッサ54はバス55によって中央処理装置f
(以下、CPUと略す、)56へ接続されている。この
CPU56には主メモリ57も接続されている。バス5
5はコントローラ58を介して画像デイスプレィ59へ
接続されている。また、バス55には、画像デイスプレ
ィ59上の画像を扱うためのキーボード等のハンドラ6
0、コンソール用のCRT61.磁気ディスク装置(以
下、DISKと略す、)62、磁気テープ装置(以下、
MTと略す、)63、フロッピディスク装置(以下、F
DDと略す、)64もそれぞれ接続されている。
この発明の放射線治療装置は上述したように構成されて
おり、治療用放射線としてX線または電子線を用いるが
、被照射体7を透過する能力はX線の方が高いのでX線
について説明する。放射線治療装置としての医療用ライ
ナックに用いられるX線のエネルギーは、X@CTに比
べて非常に高く、公称4MeV 以上が多い。よく使わ
れる公称エネルギーは4,6,10,12,15.18
MeV笠である。この理由は、100KV程度では癌に
対する打撃が十分に与えられないためである。従って、
高エネルギーxilAで治療することになる。
ところが、X線のエネルギーが異なれば、物質の吸収係
数は異なって来るなめ、100KV″c構成した画像の
通りには治療用X線は吸収されない。
そこで、この発明は、第1図に示したように放射線治療
装置に治療用放射線検出器28Aを装備させ、治療用X
線によって断層像を構成するのである。
第1Aおよび18図に示したアイソセンタ25Aの周囲
を、回転中心軸10を中心として360°以上回転でき
る回転架台3は回転駆動装置29Aによって回転させら
れその回転角度は回転角度検出器4によってモニタされ
て第2図のデータ処理システム31Aに送られる。被照
射体7は天板27の上に設定され、すなわち位置決めさ
れ、ターゲット5の発生したX線が照射野決定用ブロッ
ク6a 、6bによって決められた照射舒内のX線26
Aとなって被照射体7に照射される。
被照射体7が患者であれば、このようにして治療が行わ
れるのである。
ここで、回転架台3に、ターゲット5とは回転中心軸1
0を挟んで反対の方向にアーム9を設け、このアーム9
の先端に治療用放射線検出器28Aを取り付ける。治療
用放射線従って治療用X線26Aがターゲット5から錐
状に放射されているので、たとえ回転させられても常に
同じ断面を通過して来るX線を検出できるように、ター
ゲット5とアイソセンタ25Aを結んだ平面上に治療用
放射線検出器28Aを設定すべくアーム9を調節する。
このようにして治療用放射線検出器28Aは常に被照射
体7を透過して来るX線を検出する。
回転架台3が回転すると、第1B図に示したようにター
ゲット5と治療用放射線検出器28Aは同じ方向に回転
し、同じX線を回転により異なって減衰した値が検出さ
れる。こうして1回転すれば断層撮影が可能となる。
撮影は治療ではないので、極力少ない線量で撮影するの
がよい。一般に、1回の治療では、200〜300cG
yを照射し、治療完了までに1000〜4000cGy
を照射するので、撮影用には1゜cGy程度までを認め
るとすると、X線CTの1スライスあたりの被曝1〜2
cGy程度(マルチスライスでその10倍程度)と同等
であるので、撮影は可能である。
検出された透過X線のデータと回転角度のデータとはデ
ータ処理システム31Aに取り込まれ、再構成アルゴリ
ズム例えば投影再構成法等により治療用X線による吸収
係数の分布として画像化される。第2図のデータ処理シ
ステム31Aにおいて、回転角度検出器4と治療用放射
線検出器28Aの検出値はマルチプレクサ51によりI
JIIのセットデータとして読み込まれ、この値をAD
C52により計算機で扱えるディジタルデータに変換す
る。これが回転架台3の1回転の間繰り返されるが、デ
ータを高速処理するために高速メモリ53に貯め込み、
アレイプロセッサ54により高速演算処理する。この結
果、断層面内の位置と吸収係数の値が割り出され、吸収
係数分布を描くことが可能になる。この演算結果はバス
55を通してCPU56の指令によりD I SK62
に格納され、また主メモリ57内で表示処理される。吸
収係数分布としての断層像は画像デイスプレィ59にコ
ントローラ58を通して表示され、またハンドラ60で
これを見るオペレータが適宜画像を取り扱う、コンソー
ル用CRT61はデータ処理システム31Aの立ち上げ
や画像処理のメニュー等に用いられる6MT63は他の
装置と画像データを受は渡しする時に有効に用いられ、
またFDD64は画像の記憶にも用いられる。
画像再構成時間は近年の技術では数秒でできるので、治
療を受ける患者に治療直前にこの撮影を行えば、治療を
受けるのと全く同じ体位で断層像が撮れるので、治療を
正しく行うことができる。
なお、X線CTからライナックへ別の天板に患者が移る
と、臓器の位置が変わり期待した治療にならないことも
ある。
上述した実施例では治療前の撮影を行って治療部位の確
認を行っているが、回転照射治療により照射中同じデー
タを取得すれば治療を行った実績の確認も可能である。
また、この実施例ではX線を線源としたが、透過能力の
十分な放射線であれば良く、今後治療に用いられると期
待される中性子線でもよく、更に現在よく使われている
コバルト6oでもよい。
この発明の実施例ではアーム9は固定と記述したが、撮
影しない時は回転架台3に収納するがアーム7の長さを
短くたたみ、第1A図のように出張りがなくなる可動の
構造であってもよい。
ライナックには治療用放射線検出器28Aの近傍に治療
用X線を遮蔽するための対向板があるものもある。この
場合には治療用放射線検出器28Aを対向板に取りつけ
ることにより同様な使用法とすることができる。
[発明の効果] 以上、詳述したように、この発明は、治療用放射線を発
生するターゲットと、このターゲットに対してその回転
中心の反対側に配置された治療用放射線検出器とを備え
、治療用放射線による断層撮影を可能にしたので、治療
用放射線がどのように吸収されるかを正しく判別でき、
また治療装置と同じ装置で撮影するので患者の体位、臓
器位置が治療と同じ状態で撮影でき、ひいては精度の高
い治療が可能となり放射線の吸収のされ方も明確に判る
。また、回転照射においては終了した治療の放射線吸収
の結果も実績として確認することができ、より精度の高
い治療が可能となる結果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図はこの発明の一実施例を示すそれぞ
れ側面図、正面図、第2図はこの発明で使用されるデー
タ処理システムのブロック図、第3図は従来のX線CT
を示す正面図である。 図において、5はターゲット、26Aは治療用放射線、
28Aは治療用放射線検出器、31Aはデータ処理シス
テムである。 尚、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 第2図 手続補正書 昭和63年12月22日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アイソセンタを中心に回転することのできる放射線治療
    装置であって、治療用放射線を発生するターゲットと、
    このターゲットに対してその回転中心の反対側に配置さ
    れた治療用放射線検出器とを備え、前記アイソセンタで
    あるターゲット回転中心を中心とした位置に設置された
    被照射体に前記治療用放射線を照射しながら前記ターゲ
    ットと前記治療用放射線検出器を対向して回転させるこ
    とにより前記被照射体を透過した放射線を検出して前記
    被照射体の断層像を撮影できることを特徴とする放射線
    治療装置。
JP63116931A 1988-05-16 1988-05-16 放射線治療装置 Pending JPH01288241A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63116931A JPH01288241A (ja) 1988-05-16 1988-05-16 放射線治療装置

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JP63116931A JPH01288241A (ja) 1988-05-16 1988-05-16 放射線治療装置

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JPH01288241A true JPH01288241A (ja) 1989-11-20

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ID=14699240

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JP (1) JPH01288241A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006501933A (ja) * 2002-10-05 2006-01-19 ヴァリアン メディカル システムズ テクノロジーズ インコーポレイテッド 放射線治療用イメージング装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006501933A (ja) * 2002-10-05 2006-01-19 ヴァリアン メディカル システムズ テクノロジーズ インコーポレイテッド 放射線治療用イメージング装置
US7657304B2 (en) 2002-10-05 2010-02-02 Varian Medical Systems, Inc. Imaging device for radiation treatment applications

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