JPH01287399A - 流動場における汚濁拡散防止方法 - Google Patents
流動場における汚濁拡散防止方法Info
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- JPH01287399A JPH01287399A JP63116339A JP11633988A JPH01287399A JP H01287399 A JPH01287399 A JP H01287399A JP 63116339 A JP63116339 A JP 63116339A JP 11633988 A JP11633988 A JP 11633988A JP H01287399 A JPH01287399 A JP H01287399A
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Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、海洋土木工事等において発生する汚濁が流水
に乗って周囲に拡散するのを防ぐ流動場における汚濁拡
散防止方法に関する。
に乗って周囲に拡散するのを防ぐ流動場における汚濁拡
散防止方法に関する。
（従来の技術）
従来、海洋や湖沼における土木工事に際して発生する汚
濁の拡散防止対策としては、汚濁発生地点を囲うように
不透過性の汚濁拡散防止膜を設置し、汚濁水が周囲に流
出するのを防止せんとしたものがある。
濁の拡散防止対策としては、汚濁発生地点を囲うように
不透過性の汚濁拡散防止膜を設置し、汚濁水が周囲に流
出するのを防止せんとしたものがある。
（発明が解決しようとする課題）
このような従来の汚濁拡散防止方法は、流水のほとんど
ない水域では充分な効果が発揮されるが、流水の早い水
域では膜体の下部が下流側に流され汚濁が膜外に流出し
易くなるため、充分な効果が望めない、また浮体、膜体
、アンカー及び結束ロープ等の部材は大きな流体力に耐
え得るものが必要となり高価なものとなる等の問題があ
った。
ない水域では充分な効果が発揮されるが、流水の早い水
域では膜体の下部が下流側に流され汚濁が膜外に流出し
易くなるため、充分な効果が望めない、また浮体、膜体
、アンカー及び結束ロープ等の部材は大きな流体力に耐
え得るものが必要となり高価なものとなる等の問題があ
った。
本発明はこのような従来の問題にかんがみ、流れのある
水域においても汚濁拡散が防止でき、しかも経済的な汚
濁拡散防止方法の提供を目的としたものである。
水域においても汚濁拡散が防止でき、しかも経済的な汚
濁拡散防止方法の提供を目的としたものである。
（課題を達成するための手段）
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成する
ための本発明の特徴は、水中工事現場等の汚濁発生源の
下流側に、通水性を有する流水撹乱用の水流抵抗膜を張
設し、該水流抵抗膜を通過する汚濁水中に凝集剤を注入
することにある。
ための本発明の特徴は、水中工事現場等の汚濁発生源の
下流側に、通水性を有する流水撹乱用の水流抵抗膜を張
設し、該水流抵抗膜を通過する汚濁水中に凝集剤を注入
することにある。
（作用）
本発明の流動場における汚濁拡散防止方法では、水中に
張設した水流抵抗膜を汚濁水流が通過すると、その下流
側に無数の渦が発生する。この上流側にて凝集剤を汚濁
水中に注入すると、水流抵抗膜通過後の渦によって凝集
剤と水が撹拌混合され、その結果、汚濁水中に浮遊して
いる汚濁物質はフロックを形成して水底に沈澱し、汚濁
水は清澄化される。
張設した水流抵抗膜を汚濁水流が通過すると、その下流
側に無数の渦が発生する。この上流側にて凝集剤を汚濁
水中に注入すると、水流抵抗膜通過後の渦によって凝集
剤と水が撹拌混合され、その結果、汚濁水中に浮遊して
いる汚濁物質はフロックを形成して水底に沈澱し、汚濁
水は清澄化される。
〈実施例）
次に本発明の実施例を図面について説明する。
この方法は、水流抵抗膜１と、凝集剤供給装置２とを使
用する６流水抵抗膜１は多数の通水窓３．３・・・・・
・を表裏に貫通開口させた膜体からなり、第２図に示す
ようにロー１４を格子状に編み上げたネット状のものや
、不透水性シート５に通水窓３．３・・・・・・を開口
させたシート状のものを使用する。
用する６流水抵抗膜１は多数の通水窓３．３・・・・・
・を表裏に貫通開口させた膜体からなり、第２図に示す
ようにロー１４を格子状に編み上げたネット状のものや
、不透水性シート５に通水窓３．３・・・・・・を開口
させたシート状のものを使用する。
この流水抵抗膜１を汚濁発生源の下流側に水面から水底
までの間に張設する。張設に際しては、第１図に示すよ
うに水面６上に浮体７を浮べ、その下に膜１を垂下し、
その膜１の下端をロー１８によりアンカー９につないで
略垂直に設置する。
までの間に張設する。張設に際しては、第１図に示すよ
うに水面６上に浮体７を浮べ、その下に膜１を垂下し、
その膜１の下端をロー１８によりアンカー９につないで
略垂直に設置する。
一方、凝集剤供給装置２は膜１の上流側、即ち、汚濁発
生源側に設置された多数の凝集剤噴出ノズル１０．１０
・・・・・・を有し、各ノズル１０．１０・・・・・・
は水面に浮上させた凝集剤タンク１１から垂下させた送
液管１２を通じてポンプにより凝集剤が供給されるよう
にしている。
生源側に設置された多数の凝集剤噴出ノズル１０．１０
・・・・・・を有し、各ノズル１０．１０・・・・・・
は水面に浮上させた凝集剤タンク１１から垂下させた送
液管１２を通じてポンプにより凝集剤が供給されるよう
にしている。
このように流水抵抗膜１及び凝集剤供給装置２を設置し
、汚濁発生源から汚濁が生じた場合に凝集剤供給装置２
より凝集剤を流水中に注出する。
、汚濁発生源から汚濁が生じた場合に凝集剤供給装置２
より凝集剤を流水中に注出する。
流水抵抗膜１の下流側には、第４図に示すように通水窓
３を通過する水流により多数の渦１３．１３・・・・・
・が発生して流水が撹乱状態になっており、ここを凝集
剤を含んだ汚濁水が通過することにより、凝集剤と汚濁
物質は水中にて混合撹拌されることとなる。その結果、
汚濁物質に凝集剤が付着してフロックを形成し、水底に
沈澱される。
３を通過する水流により多数の渦１３．１３・・・・・
・が発生して流水が撹乱状態になっており、ここを凝集
剤を含んだ汚濁水が通過することにより、凝集剤と汚濁
物質は水中にて混合撹拌されることとなる。その結果、
汚濁物質に凝集剤が付着してフロックを形成し、水底に
沈澱される。
なお、上述の実施例では流水抵抗膜１及び凝集剤供給装
置２を汚濁発生源の下流側に設けているが、海洋におい
て実施する場合は潮流の変化があるため、汚濁発生源を
囲むように設置し、潮流に応じて汚濁が流れ出る側の凝
集剤供給装置より凝集剤を注出させる。
置２を汚濁発生源の下流側に設けているが、海洋におい
て実施する場合は潮流の変化があるため、汚濁発生源を
囲むように設置し、潮流に応じて汚濁が流れ出る側の凝
集剤供給装置より凝集剤を注出させる。
（発明の効果）
上述したように本発明の流動場における汚濁拡散防止方
法は、従来のように汚濁流の流水を止めてその流出を阻
止するものではなく、汚濁流を通過させ、その際の渦を
利用するものであるため、流水の早い流動場においても
汚濁の拡散を効果的に防ぐことができることとなったも
のである。また本発明は、流水中に撹乱が生じる程度の
抵抗として膜体を張設するものであるため、その膜体及
びこれを留めておくためのロープやアンカーに大きな耐
力を要せず、設備の設置が容易になり低コストに施工し
得るものである。
法は、従来のように汚濁流の流水を止めてその流出を阻
止するものではなく、汚濁流を通過させ、その際の渦を
利用するものであるため、流水の早い流動場においても
汚濁の拡散を効果的に防ぐことができることとなったも
のである。また本発明は、流水中に撹乱が生じる程度の
抵抗として膜体を張設するものであるため、その膜体及
びこれを留めておくためのロープやアンカーに大きな耐
力を要せず、設備の設置が容易になり低コストに施工し
得るものである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は本発明方
法に使用する装置の設置状態を示す側面図、第２図は流
水抵抗膜の一例の正面図、第３図は同曲の例の正面図、
第４図は作用を示す説明図である。 １・・・・・・水流抵抗膜、２・・・・・・凝集剤供給
装置、３・・・・・・通水窓、４・・・・・・ロープ、
５・・・・・・シート、６・・・・・・水面、７・・・
・・・浮体、８・・・・・・ロープ、９・・・・・・ア
ンカー、１０・・・・・・凝集剤噴出ノズル、１１・・
・・・・凝集剤タンク、１２・・・・・・送液管、１３
・・・・・・渦。
法に使用する装置の設置状態を示す側面図、第２図は流
水抵抗膜の一例の正面図、第３図は同曲の例の正面図、
第４図は作用を示す説明図である。 １・・・・・・水流抵抗膜、２・・・・・・凝集剤供給
装置、３・・・・・・通水窓、４・・・・・・ロープ、
５・・・・・・シート、６・・・・・・水面、７・・・
・・・浮体、８・・・・・・ロープ、９・・・・・・ア
ンカー、１０・・・・・・凝集剤噴出ノズル、１１・・
・・・・凝集剤タンク、１２・・・・・・送液管、１３
・・・・・・渦。
Claims (1)
- 水中工事現場等の汚濁発生源の下流側に、通水性を有
する流水撹乱用の水流抵抗膜を張設し、該水流抵抗膜を
通過する汚濁水中に凝集剤を注入することを特徴として
なる流動場における汚濁拡散防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63116339A JPH01287399A (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 流動場における汚濁拡散防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63116339A JPH01287399A (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 流動場における汚濁拡散防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01287399A true JPH01287399A (ja) | 1989-11-20 |
Family
ID=14684500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63116339A Pending JPH01287399A (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 流動場における汚濁拡散防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01287399A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006272257A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Maezawa Ind Inc | フロキュレータ |
| KR101142862B1 (ko) * | 2010-01-14 | 2012-05-15 | (주)범한엔지니어링 종합건축사 사무소 | 와류발생장치를 부착한 수직형 응집기 |
| PL423117A1 (pl) * | 2017-10-09 | 2019-04-23 | Univ Przyrodniczy W Poznaniu | Aplikator koagulantu |
-
1988
- 1988-05-13 JP JP63116339A patent/JPH01287399A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006272257A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Maezawa Ind Inc | フロキュレータ |
| JP4516468B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2010-08-04 | 前澤工業株式会社 | フロキュレータ |
| KR101142862B1 (ko) * | 2010-01-14 | 2012-05-15 | (주)범한엔지니어링 종합건축사 사무소 | 와류발생장치를 부착한 수직형 응집기 |
| PL423117A1 (pl) * | 2017-10-09 | 2019-04-23 | Univ Przyrodniczy W Poznaniu | Aplikator koagulantu |
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