JPH0128700Y2 - - Google Patents

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JPH0128700Y2
JPH0128700Y2 JP10654082U JP10654082U JPH0128700Y2 JP H0128700 Y2 JPH0128700 Y2 JP H0128700Y2 JP 10654082 U JP10654082 U JP 10654082U JP 10654082 U JP10654082 U JP 10654082U JP H0128700 Y2 JPH0128700 Y2 JP H0128700Y2
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JP
Japan
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case
protective cover
rear side
side walls
main body
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JP10654082U
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JPS5911478U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、刃物研ぎ機などの各種の小型電気
機器において、これの本体ケースに付設される摺
動式保護カバーの取付構造に改良を加えたもので
ある。
小型電気機器は使用者あるいは使用環境が前も
つて特定されておらず、ともすると誤操作される
虞れがあるため、不使用時にケース周面を覆う保
護カバーの取付けが望まれる。
例えば、包丁などを研ぐための刃物研ぎ機は台
所などの水滴の掛り易い場所で使用されたり、保
管されることが多いため、ややもすると水滴が本
体ケースの上面に設けた刃物差込み案内溝からケ
ース内部に入つたり、スイツチに水滴が掛つたり
してモータなどの電気系統に故障を生じることが
少なくない。そのため、本体ケースの外周の必要
箇所を不使用時に保護カバーで覆う形態を採つて
いる。しかし、本体ケース側に保護カバーを摺動
案内する摺動溝を一体にプラスチツク成形しよう
とすると、金型成形時にアンダーカツトを生じる
ことが避けられず、金型構造の複雑化を招いてい
た。
この考案は、かかる着実に着目して本体ケース
を構成する上下ケースの突き合せ構造に改良を加
え、上下の各ケースをアンダーカツト部なしでプ
ラスチツク成形し、これら上下ケースの突き合せ
部位に保護カバーの摺動案内溝を形成成するよう
にしたものである。
以下、その詳細を図面に基づき説明する。
図面は包丁研ぎ機を例示しており、第1図及び
第2図において、上ケース1および下ケース2を
蓋合せ状にねじ結合して図上右側に研磨室3を、
左側に電池室4をそれぞれ設けた本体ケース5を
左右横長箱状に構成し、研磨室3にモータ6で回
転駆動される荒研ぎ用および仕上げ用の砥石7,
7が、電池室4にモータ6へ電力を供給する電池
8とモータ6の作動時期を規制する押しボタンス
イツチ9がそれぞれ収納配置されている。
第3図において、荒研ぎ用および仕上げ用の砥
石7,7は両者とも略円板状であつて、その両側
面10,10は中央付近から周面11に向けてテ
ーパー面12が形成されており、各中心孔13に
はモータ6の左右に突出する回転軸14,14の
軸端がそれぞれ嵌入固定されている。
モータ6はその回転軸14を左右向きにしてホ
ルダー15に嵌め込み固定する。このホルダー1
5は研磨室3の上壁23の内面側に摺動案内機構
16を介して左右方向に移動自在に吊り下げ支持
し、支持壁17の中央から突設した案内軸18を
2枚の板ばね19,19間に位置させて左右から
中央の基準位置に向けて常に移動するよう付勢し
てある。いま砥石7の側面10に沿わせて刃物を
差し込むと、砥石7は板ばね19に抗して左また
は右に変移し、研磨すべき刃22に砥石7が一定
圧力で接触する。
本体ケース5の上壁23側には、各砥石7,7
の左右側面10,10に対応して刃物差込み案内
溝24,24を左右に開設してあり、左右のそれ
ぞれの案内溝24,24が交差する前面位置に、
刃22の受け駒25を着脱自在に嵌め込み、第7
図に示す如く案内溝24に刃物20の刃22を下
に向けて挿入すると、刃物20の側面21が案内
溝24に支持されて砥石7との接触角度が規制さ
れ、刃22が受け駒25に支持されて砥石7との
接触高さを規制している。
第3図および第6図において、モータ6に電力
を供給する一方の配線26は、電池室4の一方の
電極28へ、他方の配線27は押しボタンスイツ
チ9を介して電池室4の他方の電極29へ夫々繋
がれており、押しボタンスイツチ9のオンオフ動
作と連繋して電池室4内の電池8からモータ6へ
の通電が規制される。
第3図において、押しボタンスイツチ9の構造
は、上ケース1の前側壁30で電池室4と研磨室
3との境界近傍に略矩形状のスイツチ孔31を設
け、該スイツチ孔31にスイツチ片32を嵌め込
み、該スイツチ片32の裏面側に板ばねからなる
スイツチ板33を接当配備し、該スイツチ板33
でスイツチ片32を外方へ向けて押圧付勢する一
方、スイツチ板33の対向位置に配設した電極2
9から凸状の接触端子34を突設し、スイツチ片
32を押すとスイツチ板33が彎曲して接触端子
34に接触して回路を閉じるものとなつている。
第2図において、下ケース2には研磨室3に配
設した砥石7の周面11と対向する部位に開口5
5を有し、該開口55を閉じる開閉蓋56を備え
ており、研磨時に発生する粉塵53を開閉蓋56
上に堆積させて該蓋56の取り外しだけで粉塵5
3の除去を可能としている。本体ケース5の両側
壁30,30には左右長手方向に保護カバー37
が摺動自在に嵌る摺動溝36,36が形成されて
いる。
第7図および第8図において、上ケース1およ
び下ケース2の互いに突き合される前側壁30,
35どうしの突き合せ端、および後側壁30,3
0どうしの突き合せ端のそれぞれを各壁厚の略半
分づつを欠き取る相じやくり型に形成し、上ケー
ス1の前後側壁30,30の内面側を欠き取つた
部分の上下方向深さHは下ケース2の前後側壁3
5,35の外側を欠き取つた部分の上下方向深さ
hよりも小さくする。しかるときは上下ケース
1,2を突き合せると、前後壁30,35どうし
及び後側壁30,35どうしの各外側に面してそ
の突き合せラインに沿う摺動溝36,36が形成
される。
第2図に示す如く下ケース2においてこの前後
側壁35,35の薄肉部35a,35aの左右方
向略中央部に切欠き部S,Sを形成するととも
に、その切欠き部S内に垂直軸41を一体に形成
し、該垂直軸41に回転ローラ40を可回転に挿
通する。
第2図および第7図において、保護カバー37
はその左右および下方が開口する断面が略コ字状
の半透明体であつて、その下方開口縁38,38
の各内側に線状突部39,39を対向状に形成
し、該突部39,39を摺動溝36,36に嵌め
ることにより、刃物差込み案内溝24を閉じる右
方向への前進位置Aと開放する左方向への後退位
置Bとの間にわたつて指先でスライド操作自在で
ある。また、保護カバー37の前後の各突部39
に左右の各端部近くにおいて凹み42をそれぞれ
対向状に向け、前記回転ローラ40と凹み42と
の接当により保護カバー37を左右のスライド位
置で節度的に位置決めするものとなつている。保
護カバー37にはこれが左側の後退位置Bにある
時にスイツチ片32と重なる部分に矩形のスイツ
チ操作口43を明けてある。この操作口43の左
右側縁44,45は左側縁45が右側縁44より
も緩い内向き傾斜面に形成されていて、案内溝2
4を開放した後退時に第6図に示す如く左手の掌
46で保護カバー37の上面をつかんで本体ケー
ス5を固定したあと、親指47を操作口43内に
押し込むと、その左側縁45の角が邪魔になるこ
となくスイツチをオンでき、これで砥石7が回転
駆動される。保護カバー37の上面37aの右端
に前後向きリブ50を、側面37bに複数本のリ
ブ51をそれぞれ設け、指先による保護カバー3
7のスライド操作が容易に行えるようにしてあ
る。また、本体ケース5の周面と保護カバー37
の内周間には全面に亘つて間隙52を形成するこ
とにより、研磨時に発生する砥粉が保護カバー3
7と本体ケース5間に噛んでケース表面が傷付く
のを防止している。
なお前記摺動溝36を形成するに際し、第9図
に示す如く上ケース1の前後側壁30,30の突
き合せ端の各外面側を、また下ケース2の前後側
壁35,35の各内面側をそれぞれ欠き取る相じ
やくり型にし、上ケース1の欠き取り部分の上下
方向深さHは下ケース2の欠き取り部分の上下方
向深さhよりも大にしてもよい。
また、前記突部39は線状になつている必要は
なく、突起であつてもよいし、保護カバー37は
本体ケース5の上端部分をのみ覆うものであつて
もよい。
以上説明したように、この考案によれば、本体
ケース5を構成するプラスチツク製の上下ケース
1,2の分割ラインを利用して保護カバー37の
摺動溝36を形成するものとした。したがつて、
その上下ケース1,2を突き合せると同時に保護
カバー37を摺動させるための摺動溝36が容易
に得られ、また上下ケース1,2には摺動溝36
を形成するためにアンダーカツト部分を設ける必
要がなくなるので、その分だけ上下ケース1,2
の金型成形が簡単になり、安価に製造できる。と
くに実施例で示したように、上下ケース1,2の
互いに突き合される側壁30,35の突き合せ端
が、該壁厚の略半分づつをその上下方向深さH,
hを相違させて欠き取る相じやくり型に形成され
るものとした場合は上下ケース1,2を位置ずれ
なく突き合せるに有利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る刃物研ぎ機を例示してお
り、第1図は全体斜視図、第2図は上下ケースの
組立て状況を示す分解斜視図、第3図はモータの
取付け状況を示す分解斜視図、第4図は保護カバ
ーを開いた状態を示す正面図、第5図は保護カバ
ーを閉じた状態を示す正面図、第6図は使用状態
を示す平面図、第7図は第6図における−線
に沿う断面図、第8図は第7図における要部の拡
大断面図、第9図は第8図に相応して示す他の変
形実施図である。 1……上ケース、2……下ケース、3……研磨
室、4……電池室、5……本体ケース、6……モ
ータ、7……砥石、8……電池、9……押しボタ
ンスイツチ、20……刃物、24……刃物案内
溝、30……上ケースの前後の側壁、35……下
ケースの前後の側壁、36……摺動溝、37……
保護カバー、37a……保護カバーの上面板、3
7b……保護カバーの側面板、39……突部、5
5……開口部、56……開閉蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プラスチツク製の上下ケース1,2を突き合
    せ状に結合してなる本体ケース5に、上面板3
    7aから前後に側面板37b,37bを下向き
    に連出した保護カバー37が摺動自在に装着さ
    れた小型電気機器において、上ケース1と下ケ
    ース2の前後側壁30,35の突き合せ端間
    に、外側に面して突き合せラインに沿う断面略
    コ字形状の摺動溝36,36を構成し、保護カ
    バー37の前後側面板37b,37bの内面か
    ら突設の突部39,39が該摺動溝36,36
    に摺動自在に嵌合するものとしたことを特徴と
    する小型電気機器。 (2) 上ケース1と下ケース2の前後側壁30,3
    5の突き合せ端が、これら壁厚の略半分づつを
    その上下方向深さを相違させて欠き取つた相じ
    やくり型に形成して突き合されている実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の小型電気機器。
JP10654082U 1982-07-13 1982-07-13 小型電気機器 Granted JPS5911478U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10654082U JPS5911478U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 小型電気機器

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JP10654082U JPS5911478U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 小型電気機器

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Publication Number Publication Date
JPS5911478U JPS5911478U (ja) 1984-01-24
JPH0128700Y2 true JPH0128700Y2 (ja) 1989-08-31

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JP10654082U Granted JPS5911478U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 小型電気機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2206978A4 (en) * 2007-09-28 2014-10-22 Toshiba Carrier Corp EXTERNAL UNIT FOR AIR CONDITIONING

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JPS5911478U (ja) 1984-01-24

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